2009/03/26 - 2009/03/26
172位(同エリア243件中)
まみさん
今年も来ることができました、小川町のカタクリの自生地。
3度目です。
でもカタクリは、花を咲かせるまで7年もかかるスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)。
スプリング・エフェメラルとは春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす植物のことです。
でも、カタクリは、花を咲かせるまでどうして7年あるいは8年もかかるのか、ずっとピンと来ませんでしたが、最近、分かりました。
最初の6〜7年間は、まだ寒さの厳しい早春にだけ葉っぱを地上に伸ばし、毎年少しずつ短い期間に太陽の光の栄養を根っこに蓄え、そうして7年8年たってやっと、花を咲かせられるくらいに貯まるからなのですね。
だから、今日、見ることができたカタクリは、少なくとも7年前に土に根をつけ、命が始まったのです。
7年目にやっと、会うことができました。
どの子もみんな、はじめまして@
今回は、花びらがあんまり反り返っていなくて、お星さまみたいな子が多かったけどネ。
※これまでの小川町カタクリめぐりの旅行記
2007年3月21日
「小川町のカタクリの里を訪ねて(1)プロローグ(西光寺)とエピローグ(埼玉伝統工芸館みやげコーナー)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10133745/
「小川町のカタクリの里を訪ねて(2)まだまだプレリュード(カタクリ以外の野山の花)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10133756/
「小川町のカタクリの里を訪ねて(3)クライマックス(本命のカタクリの花)(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10133787/
2008年4月3日
「今年も小川町のカタクリを求めて(1)念願の満開のカタクリ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10231097/
「今年も小川町のカタクリを求めて(2)カタクリ以外の魅力」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10231268/
※今回の旅行記の構成
□(1)西光寺のしだれ桜から始まって
■(2)7年目のコンニチワ、カタクリさん
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まずは西光寺の裏にて
ところどころ古い石碑が点在する中を、紫のカタクリも点々@ -
ううーん、キミ、ほんとにカタクリ?
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折り鶴ポーズ?
西光寺の裏は、あまり日が当たらないのか、小川町にある3つのカタクリの群生の中では一番花が少ないです。
まあ、ここまではプロローグ@ -
西光寺の裏から、今日のハイライトの「カタクリとニリンソウの里」へ向かう
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四角い小判が落ちてるのかと思ったら!
ちなみに、まわりの葉っぱはイチゴっぽいですね。 -
「カタクリとニリンソウの里」の日当たりのよい斜面のカタクリ
やっぱりここは数が段違い!
でも、昨日天気が悪かったせいか、花びらのそり具合がちょっと弱いかな。
こちらの写真と比べると良く分かります。
一昨年はきれいにくるんと反り返った花が多かったです。
「小川町のカタクリの里を訪ねて(3)クライマックス(本命のカタクリの花)(完)」(2007年3月21日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10133787/ -
斜面を転がるように咲くカタクリたち
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見上げる先には大勢のカタクリがお出迎え
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小川町散歩マップで現在位置を確認
西光寺の裏の山は、見晴らしの丘公園につながっていたんですね。 -
優雅に舞うようなカタクリの花たち
花に比してちょいとどぎつい存在感のある葉っぱもファインダーの中に一緒に入れるようにしてみました。
もちろん、背景の群生も意識的に入れるようにしていますヨ。 -
付き人を従えたお嬢様
今回の撮影テーマというか狙いは、群生の中のカタクリであることや、林の中に咲いているというロケーションを強調することとしました。
さて、成功しているでしょうか。 -
お辞儀する姿をスローモーションで捉えたよう
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青空の下のカタクリたち
花びらに茎や花びらの影が写ってしまうけれど、やっぱり晴天に撮るのがイイ@ -
仲間と距離をおいて、1人静かにたたずむ
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窓辺で読書?
いっそ、はみ出んばかりに捉えるのもイイかも@ -
紫の里の物語
残念ながらだんだんと日が翳ってきてしまいました。
ただし、翳り始めはまだ花色はなんとかきれいに撮れますし、花びらに影が写らないのは、なるほど曇りで撮る利点かもしれません。 -
カタクリを撮るのはなかなか苦行@
私も撮影中は似たようなかんじです。
ただ、こんなに立派なカメラは持っていません。 -
ちゅーっと伸びたメシベの先で手探り中
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みんなで大騒ぎ@
花びらの反り返り具合がいまひとつで、こうやって見るとお星さまかヒトデみたいです@ -
やっぱり光に透ける半透明な姿がイイ@
いったんこの斜面を離れていたのですが、晴れてくるきざしが見えて、再び戻ってきました。 -
地面を紫に染めるカタクリの群生
曇りのときに撮ったのと同じ写真を、晴れてきたので再び撮り直しました。
晴れている方が花が白っぽくなるかなーと思ったのですが、やはり花色は太陽の光が当たった方がきれいに見えます。
こういう暗色系の色合いは特に。 -
人が訪れることができない、妖精の地
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あるいは、まるで紫の雫が斜面を流れているよう
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アイドルのブロマイドのように
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理想的な花びらの反り具合……いや、反り過ぎ?
4つに割れたメシベの先も、花びらの内側のぎざぎざも見事!
実はこの花はくたっと地面に倒れていた花です。
左手で支えて撮っちゃいました。 -
星のようなヒトデのような後ろ姿
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団体さんがやって来ました!
というわけで、退散。
もう十分時間をかけて撮りましたし、また日も翳ってきたから。
この写真では、斜面を埋めるカタクリの群生ぶりにもご注目あれ。 -
八坂神社の方へ向かう道すがらの斜面
ここもカタクリびっしりなのですが、この写真ではあまり目立ちませんねー。 -
「カタクリとニリンソウの里」の終点近く(八坂神社側)、林の中でけなげに咲く姿を
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無事に花が咲いた7年目の努力の結実に感謝して、静かに黙祷を捧げる
静かな林の中で、あたりに人もなく、カメラを構えて花を見つめていると、実際に自分のまわりから音が消えたような錯覚すらしました。
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