2007/03/21 - 2007/03/21
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まみさん
3月21日は初めてデジカメを買った一周記念日です。
あのときは、桜の時期を狙って、この祝日にデジカメを買いに行くことを決めていました。
1年たった今日は、ちょっと遠出しなければなかなか撮る機会のない早春の花を撮りに行こうと決めました。
そのターゲットとなったのがカタクリです。
カタクリの開花時期は3月下旬から4月下旬。
まだ少し早いかもしれないと思いました。
でも、カタクリが見られる名所に行けば、満開とまでいわずとも、1番乗りに咲いている花があるにちがいありません。
カタクリの名所というと、まず目についたのが、東部鉄道が宣伝している小川町と秩父の佐野です。
しかし、花を写真を撮る日と決めた祝日とはいえ、やはりいつもより寝坊したいもの。
そんな私にとって、佐野は遠すぎます。
また、平日いつもデスクワークにいそしむ私にとって、山歩きやハイキングまでして撮りに行きたい気はしないもの。
そうでなくてももともとインドア派な私にとって、カタクリ群生地が最寄り駅から地元の本数の少なそうなバスでアクセスするか、あるいはハイキングコースとなっている小川町は、あまり気が進みませんでした。
それなら、東京都内のカタクリの見られる公園に絞ってみれば、駅から近いところがあるにちがいありません。
そうして目をつけたのが向島百花園でした。
向島百花園では、ちょうど3月下旬にカタクリの見頃を迎えるようです。
というわけで、1ヶ月近く前に、この祝日には向島百花園にカタクリの花を撮りに行くことに決めていました。
ところがそのほんの3〜4日前に、行き先を急遽、小川町のカタクリの里に変更しました。
小川町の駅からカタクリ群生地最寄りまで出ているバスの本数は、昼間なら1時間に3本あると気がついたからです。
つい数年前まで自宅の最寄り駅から東京に出るのに1時間に2〜3本の電車に甘んじていた私です。
1時間にバスが3本も出るならば十分ではないかと思い直したのです。
となると、よく考えてみたら自宅からのアクセスは向島百花園より小川町の方がずっと近いのです。
なによりも、小川町に行けば、自生しているカタクリを見ることができます。
そうして出かけた小川町のカタクリの里。
予想通りまだ時期は少し早く、このあたりの名物らしい斜面一面がカタクリの花で薄紫に染まる───という光景は見られませんでしたが、きれいに花びらが反り返ったカタクリの花は思ったよりたくさん見ることができて、写真に撮るには十分でした。
そうはいっても、小川町の3つのカタクリの群生地のうち、最初に訪れた西光寺の裏は、カタクリの花は見頃にはまだまだでした。
他の2ヶ所もこの様子だとしたら、1時間かけてやってきた甲斐はあるだろうか、と危ぶんでしまいました。
それは行く前からひそかに懸念していたため、西光寺の境内に着いたときから、満足できるカタクリに出会うまでの途上、カタクリ以外の花の写真もせっせと撮りました。
同行した母は、「カタクリを撮りにきたんじゃないの?」とあきれていましたが───。
そんな西光寺で撮った写真をプロローグとして集めたのが、この旅行記です。
裏のカタクリ群生地で撮った写真も一緒です。
また、写真の枚数配分の都合上、先にエピローグも載せてしまうことにしました。
埼玉伝統工芸館のおみやげコーナーで撮った写真です。
カタクリの花を求めて2時間の散策を終えて、駅に戻るバスを待つ間、バス停は伝統工芸館の真ん前でしたので、おみやげコーナーで少し時間をつぶしました。
小川町は和紙の町なのです。すてきな和紙工芸品がたくさんありました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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-
プロローグの「西光寺」編
西光寺の鐘楼としだれ桜
うーん、満開まで、もうちょっとでしょうね。 -
西光寺の鐘楼と名無しのごんべぇの木
-
西光寺の名無しのごんべぇの木の花
背の高い木でしたので、望遠にしてもこれがせいいっぱいのアップでした。
桜のように見えるのですが……随分、花が密集していますね。
桜はたくさん種類がありますし、桜の仲間ということで、ウメもモモもアンズもあるので、これはどれか分かりませんぬ(泣)。 -
西光寺境内のしだれ桜
鐘楼のところで撮った木とは別の木です。
こちらも満開まではもう少しというかんじでしょうか。 -
西光寺境内のしだれ桜のアップ
薄桃色で、花はこぶりで、可愛らしいですね@
背景の枝の様子で、桜は桜でもしだれ桜!───と特徴を出したかったのですが……これだと、そう主張しないと、よく分からないかも(泣)。 -
西光寺境内のレンギョウの木
鮮やかなり!
春の訪れを感じさせます。
実はこれがレンギョウと分かったのは、家に帰って花の本をひっくり返してからでした@
近所でもよく見かけてはいたのですが、名前を知らないままでした。
今日、ここ西光寺で撮らなくてもよいといえばよいのですが……デジカメを買ってこの1年の間に撮った花のリストはまだ入っていなかったので、西光寺境内の花の写真の種類を増やすために撮っておきました@ -
西光寺境内のレンギョウのアップ
レンギョウ(別名イタチグサ)
「中国原産で、日本へは江戸時代に渡来したらしく、貝原益権に「花譜」(1694年)にも載っています。鮮黄色の花を葉が出る前にたくさん咲かせ、弓状に長くのびる枝は地面に着くと発根します。新芽とともに下向きに花を開くシナレンギョウや大形で花の色が濃いチョウセンレンギョウなども庭木として広く栽培されています。英名はゴールデンベル。欧州でも春を告げる花です。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より)
ということは、これはシナレンギョウなのでしょうね。
でも、この花は上向きです@
というか、そういう花を選んだのは私ですね(笑)。 -
西光寺境内のレンギョウの花ののアップ
今度は花を正面から覗き込むようなアングルで撮ってみました。
横から見るのとは、印象がガラッと変わりました。花びらがきれいに十字を描いています。 -
西光寺の鐘楼を脇から眺めて
この鐘楼は正面から撮ったり、さきほどのようにしだれ桜や名無しのごんべぇの木と一緒に上部だけ撮ったりしましたが、横からのこのアングルの方が、ずっとステキに見えます。
……ちなみに、撮影者の私の位置は、公衆トイレの前@@ -
西光寺の裏のカタクリ群生地へ向かう
ロープで道が示唆されているので、ああ、ここがそうだな、とすぐ分かりました。
でも、この入口のところの掲示板に、西光寺でのカタクリまつりのお知らせのポスターが貼ってありました@
西光寺のカタクラまつりは、この週末、3月25日(日)です。 -
まだ花びらが反り返っていないカタクリの花
西光寺の裏のカタクリ群生地は、時期尚早でした。
ほとんど咲いていなくて、がっかり。
咲いている花のほとんどが、このように花びらが下向きでした。
反り返りかかってはいますけどね。 -
反り返っていないカタクリの花2つ
これはこれで可愛いとはいえ……。 -
花びらが開きかけの、傘のようなカタクリの花
待っててね〜、もうすぐよ〜と言われているようです@ -
下からのぞいたカタクリの花
これ、実は液晶を見ないで、花の下にカメラだけ突っ込むようにして撮ったのです。
地面に這いつくばっても、花を下から覗くことはできませんでしたから。
カメラのオートフォーカスがどこで焦点を合わせたか、どんなアングルになっているか、すら分からず状態でシャッターを切りました。
なのでたくさん失敗しました。
でも、わたし的にはあとちょっと!という写真ばかりでしたので、意地になってそれなりに満足できる写真が撮れるまで踏ん張りました@ -
やっと見つけた、カタクリらしいカタクリの花@
ただ、背景がどうしても煩くなってしまいます。
コンパクトカメラなので、絞りとかの調整ができないですし。
(できたらできたで、逆にマニュアル操作が増えることになるので失敗写真も増えそうですが……) -
またまた見つけた、花びらがきちんと反り返ったカタクリの花@
一本見つけると、どんどん見つかりました。咲いているところは固まっているのですね。
きっと開花するための環境が似るからでしょう。 -
エピローグの「埼玉伝統工芸館おみやげコーナー」編
和紙を梳いている看板人形とおみやげコーナーの建物
かなり大きな人形でした@
駅に戻るバスが来るまで15分くらいでしたので(14時台は2本きりなので、その次になるとさらに30分後)、伝統工芸館には寄れず、おみやげコーナーだけ急いで回りました。 -
和紙工芸品のみみずくミニタペストリー
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美しい紙人形の女の子
-
和紙人形のしおりかと思ったら、壁飾り@
-
ちりめんのちっちゃなニワトリとヒヨコたち
ニワトリの胸のところに注目!
梅ですよね。 -
和紙のひな人形飾り
もうひな祭りは過ぎたのですが……ひな祭りが過ぎても飾りたくなってしまいます@ -
和紙のひな人形飾り
カメラが手ぶれ危険信号を出していましたが……まあ、なんとか許容範囲でピントは合ったようです。
手のひらよりも小さいサイズでそれほど細かくないものを接写しているので、そうそうブレが目立たない被写体なので、ISO感度を上げてシャッタースピードを速くすることはなるべくしたくありませんでした(画質が犠牲になるので)。 -
和紙工芸品の角盆
1つ1つ絵柄が違いましたが、一番上にあったこの紫の模様が、そこはかとない色気があって気に入りました@ -
和紙工芸品の丸盆
よく見ると、可愛らしくて楽しい絵柄@ -
本日ゲットした物+おまけの勢揃い
埼玉伝統工芸館のおみやげコーナーで買ったのは、扇トレーと和紙工芸品ブローチ(兼ペンダント)2つです。ピンクとオレンジの楕円形のやつです。
右手と手前にあるのは、途中の河原(槻川)で拾ってきた石です。
ピカチュウの貯金箱はおまけ@
それを、ハンガリーで買ったカロチャ刺繍をテーブルクロスにしたテーブルに並べてみました。
ずいぶんにぎやかな画面になってしまいました@
パッと見て華やかだけれど、本当に撮りたいのがどれか分からない写真になってしまいました@ -
本日買ってきた扇トレーとブローチ兼ペンダント
あの紫の角盆はとても気に入ったのですが、大きさとしてはこの扇トレーが手頃でした。
扇の形もお洒落ですしね。
和紙工芸品ですが、水拭きもできるというのが良いです。
扇トレーは900円でした。
ブローチは450円でした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- nakamasananiwaさん 2008/12/06 02:23:37
- ちょっと お邪魔しました
- かたくりの花
大好きです♪
- まみさん からの返信 2008/12/06 22:23:45
- RE: ちょっと お邪魔しました
- nakamasananiwaさん、いらっしゃいませ@
投票とコメントありがとうございます。
すてきな花ですよね、カタクリ。
写真でしか知らなかったときは、そのかわった形に惹かれていましたが、実物の可憐さと、はでな葉っぱに魅せられました。
あと数カ月するとカタクリの季節です。
また来年もがんばってカタクリを撮りにいきたいです。
-
- さすらいおじさんさん 2007/03/28 19:06:16
- デジカメ1周年
- まみさん
デジカメ1周年、遠距離写真も花の至近距離での写真もピントがピッタリですね。
デジカメになって失敗しても気にせず何枚でも撮れるようになったことも嬉しいですね。
桜もきれいですね。
私も今年は満開になったらきれいな桜をデジカメで撮りに行こうと思っています。
- まみさん からの返信 2007/03/29 12:47:39
- RE: デジカメ1周年
- さすらいおじさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>デジカメになって失敗しても気にせず何枚でも撮れるようになったことも嬉しいですね。
はい、まったくそのとおりです。
フィルムカメラのときも花の写真を撮ったりしたのですが、意外に暗く写ってしまったりなど、出来が全く想像できなかったですから、いつも失望していました。旅行の写真も実はそうですね。撮った直後に確認できないから、頭の中で美化された思い出どおりのものが撮れていると誤解してしまうからでしょう。
ピントも、去年の桜のときはまだ接写のときは合ってませんでした。家でパソコンなどで大きく表示させてみて、ショックを受けたりしましたっけ。
さすらいおじさんのきれいな桜の写真を楽しみにしています。
-
- 義臣さん 2007/03/24 17:42:34
- かたくり
- 沢山の花を見せて頂きました。
私は佐野へと思って居るのですが予定が一杯で、
今年は無理そうで、
此方でタップリ、
有難う。
- まみさん からの返信 2007/03/27 20:25:08
- RE: かたくり
- 義臣さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
返事が遅くなってしまいました。
ここでたっぷりカタクリの花をどうぞ拝んでくださいまし@
私も、なかなかいけないところの写真を、義臣さんの写真で堪能させてもらっています。
良いヒントももらってます@
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