ポルトガル２　　朝の散歩、リスボンのサンタ・ジェスタのエレベーター

2009/02/27 - 2009/03/06

リスボンの街はいくつもの丘と谷に広がっています。
リベルダーデ通り、オウロ通りなどの繁華街、メインストリートは谷の底にあたります。
そこから丘の上の地域に行くためには、長い坂や階段を上る必要があります。
しかしこのエレベーターやケーブルカーに乗ればずっと楽です。
朝の散歩のついでに寄ってみます。

夜のエレベーターはこちらをご覧下さい。
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http://4travel.jp/traveler/bnbnbn/album/10316577/
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/lrg/15/56/51/lrg_15565178.jpg?20090311231045

エリア リスボン(ポルトガル)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

朝の散歩の途中サンタ・ジェスタのエレベーターに寄ります。
たまたま画面右下に時計が写っていました。７：２０を指しています。

エレベータの乗り口は、この下右側にあります。

正面、鉄の細工です。
鋳造だと思いますが、重々しい美しさがあります。

乗り口です。

手前と奥の２基あります。

エレベーターの内部です。
かなり広く、木製の内装がクラシックです。

画面右に磁気カードの読み取りセンサーのポールが立っています。
このセンサー、市電・ケーブルカーなども共通で、閉まっているゲートをカードで開けるわけではありません。一方リスボンの地下鉄は閉まっているゲートを、カードをセンサーにタッチさせることで開ける機械式改札口です。日本と同じです。

これです。
地下鉄駅などの自動券売機で24h買えます。
ガイドブックなどに紹介されている青い地に黄色い文字のデザインのカードは新たには販売されていないようです。
ガイドブックなどに１日券と記載されている場合がありますが、正確には２４時間券です。従って夕方や夜に購入しても不利とは限りません。
地下鉄の自動改札では、乗車時24h以内なら、下車時24hを過ぎていても問題ありませんでした。（ただし駅員にその旨確認したわけではありません）

裏には使える交通機関のシンボルマークが印刷されています。
カイス・ド・ソドレからテージョ川対岸の巨大キリスト像があるクリスト・レイなどに渡るフェリーにも使えます。

係員が操作します。
ポルトガルでは駅員、市電運転手などに沢山の女性が就業していました。
率として日本よりずっと高いと思います。

展望台からの眺めです。

こちらはサン・ジョルジェ城です。

エレベーターの展望台から渡り廊下のような通路を歩くと、右側はカルモ教会です。

カルモ教会前の小広場。

ついでに朝の散歩で歩いたリスボンの街を紹介します。

リスボンはほとんどの道が、坂か階段です。
丘と谷というより、尾根と谷に広がる街です。

同じ階段を上から見ています。

杖を使用している高齢者を非常に沢山見ます。
日本よりはるかに高率と思います。
かつて交通機関が未整備だったころ、重い荷物を持って、長い坂や階段を上り下りしたことが原因のひとつなのでしょうか。

地下鉄の入口です。

比較的交通渋滞が少ないのは、市電ケーブルカー、地下鉄、バス等の公共交通機関が発達しており、かつ市民がよく利用することで、自動車の台数が抑制されていること。
また階段や細い道が多く、駐車スペースも限られているので、自動車が使いにくいことも、自動車台数を抑制する方向に働いているかも知れません。