2006/04/02 - 2006/04/03
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TAKEおじさん
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京都醍醐寺から前の年に記念植樹した縁で、観桜会の招待状が届いた。久しぶりに、京都の桜とお寺を見て回るのも良いなと思い、今回の旅行と成った。この年は桜の季節には早かったが、数多くのお寺に回れたことが収穫だった。桜については、翌年に行った旅行記「京都 醍醐寺 大枝垂れ桜」を見てください。
この写真は、建仁寺の天井画「双龍図」です。素晴らしい絵です。
【日程】
1日目(4/2) 金閣寺、竜安寺、醍醐寺
2日目(4/3) 宝ヶ池、清水寺、高台寺、丸山公園、建仁寺、三十三間堂
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4月2日金閣寺、竜安寺、平野神社、醍醐寺
京都へ
朝早く、6時50分の新幹線で京都へ。カミさんは毎年の様に京都に行っているが、私は暫らくぶりなので楽しみであった。しかしながら、生憎の天気で京都は雨模様。雨の京都も良いかなとも思い、修学旅行以来の金閣寺を目指さした。京都駅で、2日間バス,地下鉄乗り放題の「京都観光二日乗車券」を購入して出発する。金閣寺行きのバスは、春休みと言うことも有り、長蛇の列でバスでは座れず立ちっぱなしだった。 -
雨に煙る鹿苑寺金閣寺
果たして、金閣寺は雨の中に佇んでいた。こうして、雨の中に見る金閣も負け惜しみでなくなかなかのものである。昔読んだ三島由紀夫の『金閣寺』では若い寺僧が自分の障害に対して金閣のあまりの美しさに嫉妬して放火したと有った。真偽の程は分からないがこの金閣を見ていると嫉妬する程の気持ちが分かるような気がする。 -
近くからも美しいが
金閣寺は近くから見ても美しいが、色が煌びやか過ぎるような。 -
やっぱり
雨の中でボンヤリ建っている金閣寺の方が好きだ。 -
竜安寺石庭
この後、竜安寺まで15分くらい歩いて行く。竜安寺も修学旅行以来の訪問で、懐かしく石庭を見る。縁側に暫らく佇んで15個の石を数えてみたりする。しばらく佇んでいた。 -
15個の石
15個の石を総て見渡せるポイントが有るらしい。15個数えるだけでも大変だが。
土塀の向こうに桜が見える。満開には少し早かったようだ。 -
竜安寺の裏側
石庭ばかりではない。苔生した庭も良いでしょう。 -
竜安寺鏡容池
寺の南側には広大な鏡容池(きょうようち)があり、周囲は回遊式庭園になっている。どこも雨に煙っている。 -
平野神社の桜
もう、12時を回っていたのでお昼ご飯にする。バス通りに出て、レストランで京料理??を食べていたら、韓国人の団体がお昼ご飯に大挙して入ってきた。驚いた事にキムチ持参で配膳も済まない内に物凄い勢いで食事が始まりそのパワーに圧倒された。そこから、近くの平野神社へ行ったが、こちらの桜はまだ少し早い様だった。 -
宝ヶ池公園に来たが
バス,地下鉄を乗り継いで京都国際会館に行き、宝ヶ池公園を散策しようと思った。ところが、途中まで歩いて行ったところで物凄い雨で退散を余儀なくされ、また明日にでも来ようと早々に諦める。 -
醍醐寺へ
再び、地下鉄に乗り醍醐寺を目指す。醍醐寺駅からバスで4時前に醍醐寺に着く。醍醐寺からは、昨年記念樹を植えたので観桜会に招待されたものである。桜がお出迎えしてくれる。 -
先ずは醍醐寺の大枝垂れ桜
今年の桜は遅く心配していたが、醍醐寺霊宝館の幅25メートルの大枝垂れ桜は満開を迎えていた。夜はライトアップされるのでどんなものか楽しみだ。 -
境内には桜が一杯
それまで時間が有ったので、境内をあちこち見て回る。全般的にやや早かったが、境内のあちらこちらに美しい桜が見られた。 -
植樹した桜は
昨年、植樹した桜はまだ花が咲いていなかった。 -
他にも
大きくて立派な枝垂れ桜が。 -
ライトアップされた大枝垂れ桜
夜になって、一斉に照明が当たり桜が夜の闇から衝撃的に浮かび上がってきた。周りでは一斉に『ウワッ〜』と歓声が上がる。それ程、幻想的で見事な桜であった。 -
大枝垂れ桜を
皆、感激して撮影している。
(翌年の旅行記『京都 醍醐寺 大枝垂れ桜』を見てください、こちらの方が写真が綺麗です) -
生憎の雨で
桜の下でゆっくり夜桜見物とは行かなかった。 -
それでも
桜は美しい。 -
講堂で宴会
残念ながら、雨模様なので桜の園での宴会は無く、お寺の講堂で招待客の宴会が始まった。
8時にホテルに戻る。今日は、2万歩ほど歩いた。 -
4月3日 清水寺、高台寺、建仁寺他
宝ヶ池から比叡山
朝早く5時には眼が覚めてしまい、早めに近くの喫茶店でモーニングを摂る。今日は天気が良い。先ずは、昨日雨に祟られた宝ヶ池をリベンジする。9時過ぎには到着して、昨日は雨に霞んで全く見えなかった比叡山の山脈もはっきり見えた。京都国際会館を抜けて、宝ヶ池に到着する。池は静かな佇まいで、ゆっくりと散歩している老夫婦や、太極拳を静かにやっている人もちらほらと。ノンビリと長閑で良い。 -
宝ヶ池
池の周りをぶらぶらする。残念ながら、梅は終わって桜にはまだ早かった。秋の紅葉の頃が一番の見所に成るだろう。風光明媚の良いところに国際会館を造ったものだ。市内から近くにこんなに良い自然環境が有る、京都は山に囲まれた街だ。 -
清水寺の桜は
地下鉄を乗り継いで、清水寺に行く。ここの桜も残念ながら咲き始めたばかりで、全山燃ゆと言うわけには行かなかった。 -
太鼓を演っていた
清水の舞台?では、催し物をやっていて、太鼓を気持ちよく叩いていた。せっかくなので、清水寺の周りを散歩した。夜はライトアップされて幻想的に雰囲気を演出しているとの事。 -
清水の舞台を下から
下から見上げてみたが、桜がまだ早いので残念。1W後には満開で良い絵に成ると思うが。 -
三年坂
清水寺から、三年坂、二年坂、一年坂を下って高台寺に向かう。この狭い、石畳の坂道の両側にお店が並んでおり、なんとも言えない風情である。 -
さくらとマッチしている
さくらもこの狭い道に覆い被さるように情緒有る町並みを演出している。 -
京都だなぁ〜
たまらず、小さな茶屋でお団子、お茶でくつろぐ。あ〜、京都だなぁ〜と。この辺の界隈は一日舞妓さんの格好をした観光客も多く、遠くから見れば本当の舞妓さん?にも見えて目を楽しませてくれる。 -
高台寺に着く
秀吉とねねの寺、高台寺に着く。秀吉を弔って、ねねさんが作ったお寺だが、一通り拝観する。
外からも、桜が良く見える。 -
高台寺の庭園にさくら
お目当て枝垂れ桜は満開に成っていて美しい庭園とも相まって見事だった。枝垂れ桜は2本有り、新木と古木で色がだいぶ違う。 -
近くから
桜に呼ばれて近寄った。ここも夜はライトアップされて幻想的なさくらを演出している。 -
妖艶な丸山公園枝垂れ桜
高台寺の後、再び歩いて丸山公園に向かう。
丸山公園は八坂神社にかけて凄い人出で有った。公園には、桜の下に花見茶屋がしっかりと板敷きの席を作っており、ゴザなどの用意せずに桜の木の下で宴会が出来る。少々割高だったが、ニシンのソバにビールと焼き鳥で宴会?をする。しかしながら、桜はまだ早く2分咲き程度だったが、ま、花より団子と言うことで。ソメイヨシノは未だだったが、有名な丸山公園の枝垂れ桜は満開を迎えており妖艶な姿を現していた。観光客も一杯写真を撮っていた。 -
建仁寺の石庭 大雄苑
再び歩いて、建仁寺へ向かう。微妙に歩ける距離なのでどうしても歩いてしまうが、今日も2万歩は歩いている。建仁寺は日本最古の禅宗のお寺で、京都五山の第三位にも位する名刹である。俵屋宗達の風神雷神図に感激した後に石庭を見る。竜安寺も良いが建仁寺の石庭も負けず劣らず素晴らしい。 -
建仁寺「双龍図」 素晴らしい!
次は期待の「双龍図」。2002年に、開創800年を迎えた記念に、法堂の天井に小泉淳作画伯によって天井画「双龍図」が描かれた。2匹の龍が雲の合間を力強く翔ている「双龍図」で、これが素晴らしい天井画だった。大きさは縦15.7メートル、横11.4メートル(畳108畳分)で、巨大な二匹の龍が絡み合っている図は迫力満点。製作過程のビデオ映像も見る事が出来た。 -
三十三間堂 西側
バスで三十三間堂へ。これまた久しぶりに千手観音とご対面。ここでも、外人の観光客ばかり目に付いたが、観音様をスケッチしている外人が居た。圧倒的な観音様に息を飲む。写真を撮れないのが辛い。ノーフラッシュなら今の時代写真をOKしても良いと思うのだが。「通し矢」でも有名だが、宮本武蔵の「一乗寺の決闘」のシーンを思い出してしまう。この西側の廊下をダダッと走った。
京都駅には6時に戻り、8時のひかりで帰宅する。2日間、よく歩いた旅だった。
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