2011/04/13 - 2011/04/13
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昨年に続いて、京都に桜を観に行った。
例年なら、4月10日過ぎは、染井吉野が終わり、紅枝垂れ桜などの遅咲きの桜を楽しむのだが、今年は寒い日が続き満開の染井吉野が見られた。
4日間、フリー切符で京都を足の向くまま歩き回ったが、どこも桜が満開で十分に花見を堪能した。
東北にも、満開の桜が訪れて元気に成れればと思う。
本編は、四日目 醍醐寺、伏見稲荷、東寺
醍醐寺
もう一度植樹した紅しだれ桜を見たくて、一日目に続いて訪れた。さすがに、桜はやや盛りを過ぎていたが、まだまだ沢山の人出で驚く。醍醐寺はやはり京都のさくらを代表する。
伏見稲荷大社
息子夫婦達が行った伏見稲荷が面白そうなので次に訪れた。お稲荷さんの総本営。稲荷山には信者から奉納された約一万基の朱塗りの鳥居が、よく写真に出てくる。1時間もかかる山の頂上まで、赤い鳥居がずっと続いているのには驚かされた。
東寺
最後に東寺。さくらと五重塔が良く似合う。講堂に有る立体曼荼羅の仏像が迫力満点。金堂の仏像も立派。京都駅からも歩いてこられる寺だが、今まで何故来なかったのか?
3時の新幹線で帰宅。
4日間、さくら三昧の旅だった。
一日目 (前半)醍醐寺、哲学の道、銀閣寺
(後半)平安神宮 紅しだれコンサート2011
二日目 (前半)宝ヶ池、京都府立植物園、半木の道
(後半)仁和寺、嵐山、円山公園、高台寺
三日目 (前半)大原 寂光院、三千院
(後半)高野川、インクライン、建仁寺
四日目 醍醐寺、伏見稲荷、東寺
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄
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-
再び醍醐寺へ
今回の旅行一日目に訪れた醍醐寺へ再び訪れる。
醍醐寺には、醍醐駅からコミュニュティバスも出ているが、歩いて10分足らずなので、絶対に歩いて行ったほうが良い。
駅からアル・プラザの階段を上がって、市営住宅街を醍醐寺に向かって西に歩いて行く。
この住宅街は、写真の様に車も通らず、散歩には絶好だ。 -
花も多く気持ちの良い道
醍醐寺に着く前に、桜を楽しめる。 -
西大門から伽藍へ
三日前(日曜日)の喧騒は嘘の様に静かな境内を行く。
9時の開門からすぐだったせいも有るが。 -
ひっそりと
醍醐の花見行列は、今年は無かったのだが、紅白の幕は金堂まで続いていた。 -
植樹した桜は
三日前と変わらず、僅かしか開花していなかった。
来年に期待する。 -
五重塔と桜
やはり、1枚だけ。
まだまだ、桜は見られた。 -
桜吹雪
桜も散り始めていて、桜吹雪となった。 -
桜吹雪 霊宝館前の通り
10時近くに成って、人も増えてきた。
散っていく桜が愛しい。 -
アップで
-
サヨナラ醍醐寺
また来年まで。
この後、2日目に息子夫婦が行ってお勧めの伏見稲荷、東寺を訪れる。 -
伏見稲荷へ
お稲荷さんの総本営。
醍醐から地下鉄で六地蔵に出て、JR奈良線で伏見稲荷へ。
伏見稲荷は、711年に、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受けて稲荷山に神を祀ったことに始まる秦氏にゆかり深い神社であり、今年で1300年だそうだ。平城京は昨年1300年祭で賑わったが、伏見稲荷も歴史がある。 -
桜門
建物は天正17年(1589年)豊臣秀吉によって造営された。
この後、朱塗りの建造物が続く。 -
本殿を通って
応仁2年(1468)の兵火により、焼失したが、明応8年(1499)に再建した。
これも、朱塗りの豪華な本殿だ。 -
千本鳥居
いままで写真で何度か見たこの紅い鳥居の回廊。
いゃ、凄い。鳥居は信者から奉納される。鳥居を奉納する習わしは江戸時代に始まるそうだ。 -
鳥居の裏側に
奉納者や日付が書いてある。
ちなみに、いくら位掛かるかと言うと、1300年記念奉納では、6号から10号まで5段階柱の太さで初穂料が違い
6号(18cm) 383,000円 から
8号(24cm) 708,000円
10号(30cm) 1,302,000円
貴方もどうですか。 -
鳥居の数
その数1万本と言うから凄い。
紅いトンネルを歩いて行く。 -
千本鳥居の出口
千本鳥居は、特に鳥居の間隔が短く陽の光がほとんど入らず、見事な朱塗りを表現している。 -
稲荷山参拝
伏見稲荷は、稲荷山全体に無数の祠がある。参道は、これまた赤い鳥居が延々と続き驚かされる。 -
階段を登って
山頂をぐるっと回れる。階段が続くので、所々休み茶屋があるので休んで自分のペースで登ると良い。 -
所々に祠がある
コンコン様も -
三ノ峰(下之社神蹟)
白菊大神と崇められている。 -
小さな紅い鳥居
信者からの小さな紅い鳥居が沢山奉納されていた。 -
狐さん
狛犬の代わりか -
二ノ峰(中之社神蹟)
ここは青木大神と崇められている。
ここまで40分、登りばかり。 -
一ノ峰(上之社神蹟)
稲荷山の最高峰(標高233メートル)。
下から45分。ようやく頂上みたいだ。
桜にもようやく会えた。 -
下りは眺望が
京都市内が見渡される。 -
新池(熊鷹社)
ほぼ下まで降りる。下りは早くて10分あまりでここまで。
この池は、こだまヶ池とも云い、行方不明人の居場所を、手を打つとこだまが教えてくれる。
ここにも、桜がキレイ。 -
絵狐で
絵馬ならぬ絵狐で願掛けする。
12時前に下山完了する。1時間あまりの駆け足の伏見稲荷だったが、期待していた紅い鳥居は想像以上の数で驚かされた。 -
東寺の前でお好み焼き
伏見稲荷から、バスを乗り継いで東寺へ。
「あ.うん亭」でお好み焼きを食べる。うん、美味しかった。
お店は少々油で汚れていたが。 -
いよいよ最後の訪問地 東寺
堀がある南大門から訪れる。
ランドマークの五重塔が見える。 -
南大門から
東寺は「お大師様の寺」。
平安京遷都後まもない延暦15年(796年)、藤原伊勢人が建立した後、弘仁14年(823年)、弘法大師空海が、嵯峨天皇から東寺を賜った。
私の地元では、「お大師様」と言うと、川崎大師を指す。
日本全国に「お大師様」は有る。 -
「そうだ 京都、行こう」の不二桜
JR東海の今年の春のキャンペーンは東寺だ。
「どういうわけだろう。今年は一本の桜とじっくり向き合う春にしたかった。」 -
不二桜(八重紅枝垂れ桜)と五重塔
その八重紅枝垂れ桜と五重塔のツーショット。
この不二桜は、弘法大師唐からの貴重1200年を記念して、平成18年に移植された。まだ、若い桜で、今後100年、200年と咲き続けて欲しいものだ。 -
イチオシ
やはり五重塔
東寺の五重塔は高さ54.8メートルで木造塔としては日本一の高さを誇る。何度も焼失して、現在の塔は徳川家光の寄進で寛永21年(1644年に建てられたものである。
ここでも、桜と五重塔は良くマッチしている。 -
少し引いて1枚
-
トイカメラでも1枚
-
池を入れて
瓢箪池と。 -
五重塔を中心に
-
東寺 講堂
桜と五重塔以外も、東寺は見所が多い。
講堂は、835年建立、1492年に再建されたもの。
立体曼荼羅が見もの。 -
立体曼荼羅(写真は東寺パンフレットより)は東京で展示
堂内には、立体曼荼羅で有名な、五菩薩,五大明王、梵天、帝釈天などの仏像が安置されている。弘法大師の密教の教えを表現している。
この立体曼荼羅は、今年(2011年)の7月20日〜9月25日に、東京国立博物館で「空海と密教美術」展で、展示される。
また東京で会えそうで嬉しい。 -
金堂にも入る
796年建立。現在のは、1603年に再建した。
薬師三尊、十二神将などが安置されている。 -
大師堂(西院御影堂)にも
弘法大師の住房だったが、1379年に焼失、翌年に再建された。入母屋造りの礼堂、切妻の中門、総檜の屋根など。
堂内には、不動明王と大師像が祀られている。
司馬遼太郎は、京都を案内するときは「東寺の御影堂の前で待ちましょう」とした。
東寺はやはり弘法大師のお寺。 -
毘沙門堂
御影堂の南側にある。兜跋毘沙門天を安置するために建てられた。京都の都七福神(毘沙門天)である。
この後、公開していた宝物館にも入り、東寺の寺宝など見る。東寺の美しい写真が印象的だった。 -
観智院
北大門を出た右側にある。1359年に創建された。観智院は東寺のみならず真言宗全体の勧学院と位置づけられ、多くの学僧を輩出している。
写真の「五大の庭」だけ見学する。 -
北総門からサヨナラ
興味深かった東寺とお別れして、京都駅を目指す。
これで、4日間の京都のさくら紀行は終わりで、京都の春をたっぷりと楽しむことが出来た。 -
帰路に富士山
京都駅から楽しい思い出をいっぱい詰めて、3時発の「のぞみ」で、N夫妻と落ち合い帰路へ。
途中、往路では見られなかった富士山がはっきり見えてラッキーだった。
これで、全5編の旅行記は終わりです。
旅行記のスタートはこちらです。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10558909/
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