2008/12/20 - 2009/12/20
543位(同エリア1399件中)
まゆままさん
淡路島後半・・淡路島は瓦の産地としても長い歴史を持っているそうで、とくに銀色のいぶし瓦は日本の生産地の大半を占めているそう。
私にとっては瓦もやきものつながりで気になる存在。
後半はその瓦を使ったモニュメントのある公園や世界各地の瓦なども展示されているという南あわじ市産業文化センター(が、展示館は改装中だった;)、そして築100年の民家を改装したという不思議な雰囲気のギャラリーBANYAへ。
最後に夕食を兼ねて洲本にある大正時代の赤煉瓦倉庫を修復したレストランへ訪れた。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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後半の最初に、瓦づくしの「甍公園」へ。
この「青海波ピラミッド」は7万枚の瓦を使用し、淡路の山なみをイメージして、著名な写真家であり「カワラマン」である山田脩二氏が製作したそう。
山田脩二?どこかで聞いたことがある、と調べてみたらこの前行った常滑のINAXライブミュージアムで昭和38〜39年の常滑の風景の写真展を開催されてた方だった。
建築写真家(カメラマン)として活躍した後に、淡路島の瓦生産地で瓦師(カワラマン)に転身。
カメラマンから一字違いのカワラマンへ転身したという面白い経歴の方だった。 -
近くで見るといろんな積まれ方をした瓦が面白い。
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ところどころに入れられたカラーの瓦がアクセントに。
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トイレ棟は建物全体を本葺瓦で葺いて覆い、のり面部分もいぶし桟瓦を引掛桟瓦葺工法で施工し、遊歩道の壁には、 敷き瓦を貼り、トイレ棟下の壁には、のし瓦を積み重ね、遠くから見ると、瓦の丘、又は波打つ瓦の古墳に見えるよう設計してあるという。
田園地帯の中にポツリとある瓦のモニュメントだがしっくりと馴染んでいる。 -
のし瓦が積み重ねられた壁。
遊歩道には瓦をリサイクルした煉瓦「淡路クレイブリック」が使用されているそう。 -
この辺りには敷き瓦と瓦のモザイクがうめこまれている。
瓦づくしの公園・・かなり興味をそそられた。 -
そして南あわじ市産業文化センターへやってきた。
展示場では地元の淡路瓦だけでなく、タイやシンガポールなど世界各地の瓦や資料を展示し、瓦産業の歩みを分かりやすく紹介されているらしい・・
が、私たちが訪れた時、なんと展示棟が改装中で入れなかったのだ・・残念! -
改装中だった展示棟
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瓦を使ったオブジェ
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屋根や遊歩道、ベンチなどいたるところに瓦がふんだんに使われている。
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そして洲本にあるギャラリーを目指した。
車で走行中、魅力的な橋を発見!
渡り終えてから車を無理やり止めてもらって、駆け寄ってみる。
三原川にかかる御原橋「瓦橋」 -
欄干に古代瓦や鬼瓦が所狭しと貼り付けられていた。
後で知ったがこの瓦橋もカワラマン山田脩二氏の作品だった・・ -
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そして洲本にある現代アートのギャラリー、「ギャルリBANYA」へ訪れた。
ここは現代美術家の前川さんという方がばん小屋と呼んでいた築100年の私邸の長屋を改装し、ギャラリーとして作品展示されているところ。 -
屋敷の周りには東、南、西の庭があって、四季折々の草花が咲くようだ。
ここはEAST GARDEN。 -
ご近所の方も来られていて、春先のお庭はとてもきれいなのだと言われていた。
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白いベンチに並ぶメトロノーム。
これもアート。 -
玄関入り口前にあるSOUTH GARDEN。
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そしてここが入り口。
表札も手作りのようだ。
現代美術家でもあるご主人の前川さんが案内してくださった。 -
入り口では彫刻家の息子さんが作られたという木彫りのヤギのオブジェが迎えてくれる。
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このテーブル、椅子も息子さんの作品。
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そしてヤギの向かいの壁にはこんな素敵なオブジェが。
これは前川さんが作られたものだそうで、廃材を利用して作られたとても繊細な作品だ。 -
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デザイン違いで三つ並べて掛けられていた。
これもこの細い針金の特徴を生かした壊れそうなくらい危うい作品。 -
これもそれぞれのパーツが廃材で出来ている。
この顔の部分の鉄は、見つけた時、顔に使える!っとビビッとひらめいたんだろうなあ〜
尻尾はハンドルで出来てるし・・すごく面白い!
本来捨てられるようなものをリサイクルして新しい物を生み出す、という発想は大好きだ! -
主屋の玄関までのアプローチ。
庭に埋められた瓦なども全部ご自身で埋められ庭を作っていかれたのだそう。 -
この縁側にも息子さんの木彫の像が
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この鳥はご主人が作られたもの。
木と鉄でできていてとっても愛らしい。
この小鳥のオブジェはお庭にも何箇所か置かれていた。 -
玄関前に置かれていた息子さん作の木彫。
息子さんは現在関東の方で彫刻家として活躍されていて、近々作品集も出されるとのこと。 -
そして主屋の向かいにあるこのギャラリーは元牛小屋だったところを改装されたそう。
床は改築した学校から譲り受けたもの。 -
天井の太い梁が印象的。
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元牛小屋だったこの建物は二つに分かれていて、天井もそれぞれ違う。
二つに分かれた部屋の壁の一部を破って行き来できるようにされたそう。 -
奥様が作られたというステンドグラス。
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和紙で作られたご主人の作品と息子さん製作の椅子、そしてご主人自ら塗り込められたという白い漆喰の壁が美しく調和を保っている。
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この階段箪笥も息子さんの作品。
端材をそのまま繋ぎ合わせたような自然な風合いが美しい。
引き出しも前からちゃんと開くのだそう。 -
ご主人の紙による作品。
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そしてこちらはちょうど昨日に関東で彫刻家としてご活躍中の息子さんから送られてきたという木彫作品。
窓辺の特等席を飾っていた。 -
普段は抽象画を描かれているというご主人は旅先では風景画も描かれるそう。
独特な線だなあと思ったら、これは割り箸で描かれているとか。
割り箸の描きにくさがこの独特な線を生み出しているようだ。 -
息子さん製作の椅子。
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そしてこのギャラリーの片隅に設けられていた洗面台。
こちらの洗面台も手作りで作られたもの。
この色合いのきれいな青いタイルがなかなかなくて、やっとのことで手に入れられたタイルだそう・・
ほんとにきれいな、目の覚めるような青のタイル。
黄土色の洗面ボールとよく調和している。 -
このばん小屋の雰囲気とご主人、息子さんの作品が見事に調和した素敵な空間を味あわせていただいた。
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お庭にあった倉庫?
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庭にあった焼却炉?
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洲本には大正時代の赤煉瓦倉庫を修復したレストランがあると知り、この日の最後に晩ご飯に訪れることに。
訪れてみるとレストラン以外にも建物は全部で四棟にも分かれ、思ったより規模の大きな建物群だった。
明治42年から昭和50年頃まで鐘紡洲本工場だった施設を平成7年から13年にかけて再生した施設なのだそう。 -
日が暮れてしまって、写真が間に合わない〜と思ったが、ちょうどライトアップが始まり、明かりに照らされた煉瓦造の建物もなかなか素敵でよかったかも・・
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こちらの赤煉瓦倉庫はイベントスペースらしく、翌日のイベントの準備中だった。
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施設の一つにあった洲本市立図書館も赤煉瓦の外観を残してとても素敵に再生された図書館だった。
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煉瓦のアーチをくぐり図書館の入り口へ向かうまでのこの広々とした煉瓦が敷き詰められた広場がとてもゆったりと贅沢な空間に感じる・・
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図書館内も居心地よさそう。
近くなら入り浸りそう・・ -
洲本アルチザンスクエアは地場産業の振興や工芸やアートの紹介を目的とした施設。
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よく見るとペットボトルで作られたイルミネーション。
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そしてレストランとして再生された「淡路ごちそう御食国」へ。
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吹き抜けの天井と重厚な雰囲気の煉瓦の壁が残されていていい雰囲気。
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私は海鮮丼に。
旦那、子どもたちはバイキングを食べる!と言って元を取るくらい食べていた・・ -
レストランを裏から
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こうして淡路島のタイル、瓦、アート、建築を巡る旅を無事終え、帰途についた。
車で爆睡を繰り返したおかげか風邪気味だった私は最後には調子がよくなってしまった。
良い一日だった。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ツーリスト今中さん 2009/02/01 21:29:19
- なかなかですねぇ\(^o^)/
- 4年前に淡路島縦断しました!
去年暮れにもちょっとだけ行ったのですが
洲本の赤煉瓦建築群知らなかったなぁ(-_-;)
残念!
今度、淡路島に行く機会があったら
絶対に行きます<`〜´>
と言う事で迷わず一票!
- まゆままさん からの返信 2009/02/01 21:52:53
- RE: なかなかですねぇ\(^o^)/
- ツーリスト今中さん、こんばんは!
淡路島旅行記見ていただきありがとうございます。
洲本の赤煉瓦建築群、実は私も行くまではこんな規模の大きいものとは
知りませんでした。
赤煉瓦の建物の一つのレストラン「淡路ごちそう御食国」はガイドなどで
よく紹介されてますが、レストランの建物一件だけかと思っていたら、行ってびっくり
図書館やその他の施設まで赤煉瓦の大規模な施設で驚きました〜
特に図書館は美しく改装されていて、いいな〜と思いました。
機会がありましたらぜひ、どうぞ!
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- あんみつ姫さん 2009/01/20 11:44:52
- す、すごい、瓦のピラミッド…
- まゆままさん、こんにちは。
マジョリカタイルに続き、瓦も魅せていただきました。
冒頭からの瓦の波ピラミッド!
すごいですね〜。圧倒されます。
あんみつは近江八幡に行って瓦の組み合わせの美というものを
改めて感じた後、さらに、さらにすごいものはある…というのに感動です。
(瓦ミュージアムは行き損ねましたが)
南あわじ市産業文化センターの瓦展示棟は残念でした。
ここが、開いていたら、まゆままさんが、また、素晴らしいレポートをアップして下さっただろうな〜。
でも、瓦橋を見せていただいただけでも、すごい感動です。
(この橋は、まゆままさんを呼んでいたのでしょうか?)
車を止めてもらって、駆け寄ったところに、そんな気がしました。
- まゆままさん からの返信 2009/01/20 21:55:28
- RE: す、すごい、瓦のピラミッド…
- あんみつ姫さん、こんばんは!
瓦の方も見ていただきありがとうございます〜
近江八幡も素敵な瓦使いの建物が多く残されてますよね。
瓦の風合いはいいですよね。
やっぱり土ものが好きなので瓦にも自然と引き寄せられてしまいました。
この瓦のピラミッド、これを作ったのは偶然にもこの前行った
常滑のINAXのギャラリーで見た昔の常滑の風景を撮っておられた写真家の方だったんです。
興味を抱き、その方の書いた本「カメラマンからカワラマンへ」という本をついこの前読んだんですが、元は有名な建築写真家で自分の人生設計通り40代で高く評価されてた写真家から時給700円の瓦職人に転職されたとかで…
日本の伝統的な建築の素材である瓦をもっと普及させよう活動されてたようです。
この方のすすめで建築家の磯崎新も瓦を使用した建物を造ったとか。
もっとこの方の造られた瓦ものなども見てみたいなあ〜と思ってしまいました・・
思わぬところで常滑の旅が淡路の旅につながってました〜
南あわじ産業文化センターも今回見れなかったし、又淡路島へ行かなければいけないかもです〜
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- ホーミンさん 2009/01/18 20:13:35
- 素敵な所
- まゆままさま、こんばんは〜
ギャラリーBANYA、洲本の赤煉瓦建築群他にお邪魔しております。
淡路島にこのような素敵な所があったのですね?
瓦のピラミッドは壮観ですし、瓦橋は趣があって好きです。
まゆままさんは、素敵で面白いところをたくさんご存知ですね。見せてもらっていると、「ここにも行きたい、あそこにも行きたい」と思ってしまいます。
休日、明石大橋の通行料金はお安くなるとすーぽんさんに教えてもらいました。
ますます行きたい〜。
ホーミン
- まゆままさん からの返信 2009/01/18 21:34:08
- RE: 素敵な所
- ホーミンさん、こんばんは〜!
淡路島の旅行記、見ていただきありがとうございます〜
私も今回行く前にガーーッと調べて初めて知ったところばかりなんですが・・
自分の嗅覚頼りに自分好みのところをピックアップして訪れてしまいました〜
ほんとはこの間に一つくらい子供用に公園でも入れたかったのですが・・
時間もなく、この瓦ピラミッドのある甍公園で我慢?してもらいました;
瓦橋は偶然見つけて、旦那に、車止めてーーっ!
と叫んで子ども共々ブーイングの嵐に遭いましたが・・
こんな凝った橋はそうそうないですよね〜わざわざ止めて見に行ってよかったと思いました。
そうですよね!明石海峡大橋、休日安くなってるようです。
以前通っていた時とは半額くらいで行けて今回びっくりしました〜
ぜひホーミンさんも行かれてみてください〜
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- スーポンドイツさん 2009/01/15 07:57:51
- 今度行ってみよ〜♪
- 去年は3回淡路に渡りましたが、洲本は素通り(>_<)
すてきなギャラリーがあったのですね。芸術一家の手にかかると廃材利用でもこれだけのものが・・木彫というのにヤギのシャツにも質感があって面白いし、割り箸で描かれた絵もいいわぁ〜♪
実家では淡路産いぶし銀の瓦を使っていましたが、震災後薄っぺらいものに替えました。風格がなくなった感じです(~_~;)ひょっとしたらリサイクルされてレンガになったのかしらん。
すーぽん
- まゆままさん からの返信 2009/01/15 21:44:19
- RE: 今度行ってみよ〜♪
- スーポンドイツさん、こんばんは!
淡路島、タンデムで渡られてましたよね〜!
今回車で行ってみて、今更ながらあの距離を・・すごい!って思ってしまいました。
我が家は淡路島は香川へうどん旅の通過点として何度も渡っているのですが、観光らしきことをしたのは今回初めてで、タイル、瓦、アート、建築と
自分の気になるものがこんなに揃っていたとは!とうれしい発見でした。
ギャラリーも不思議ムード満載で楽しかったです。
特に廃物利用の精神がすばらしい〜って思ってしまいました。
割り箸画も素敵ですよね〜この他にも何枚か風景を描かれた絵がかけられてました。
淡路島には他にもいくつかギャラリーがあるようですね。
ご実家は淡路産の瓦でしたか。
瓦がレンガに再利用されてるっていうのも初めて知りました。
ご実家の瓦もほんとにどこかで生まれ変わってるかもしれませんね。
旅行記書く時に初めて知ったカメラマンからカワラマンへ転身した、という人も気になる存在です〜
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