真っ暗なロシア・フィンランド・ラップランド8-エルミタージュ美術館1

2008/12/11 - 2008/12/11

12/11　1035よりエルミタージュ見学，なんと1600まで5時間30分，でも半分も見られなかった．豪華な宮殿の中の美術館，エカテリーナ2世をはじめ，よくこれだけ収集したものだ！財政逼迫，革命の起こったのもやむを得ないと感じる．まあ略奪して来たものではないのが，救いだが．しかし素晴らしかった．冬のため比較的すいていてゆっくりと鑑賞することができた．観光シーズンだとこうはいかないだろうな．ウフィツィやルーヴルを大混雑の中で見たことを思い出す．午前中は，フランドル，スペイン，イタリア，オランダ美術を1320までゆっくり鑑賞，１回の売店でビールとパンの食事

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: スカンジナビア航空

1035いよいよエルミタージュに入場する

中庭

入口だ

最初建物の様子がよくわからないので，古代エジプトの間に行った．聖なる木と羽根のある神　紀元前9世紀

同じく紀元前9世紀の羽根のある神

2階に主な展示がある　ヨルダン階段を上がる．

すごい装飾だ

まずフランドル美術から，
Jacques Blanchard 1600-1638 聖ヴェロニカ

作者不明（Gijsbrecht Lijtens?)16世紀後半―17世紀前半　冬の情景

Jan Brueghel　兄　1568-1625
Magiの敬慕　1600

David Teniers　Younger　
村の祭り　1648

Rubens　1577-1640
Roman Charity

Rubens
TarquinとLueretia

Perseus と　Andromeda　アンドロメダを怪物から救う．下に怪物

大地と水の結合　ネプチューン（海の神）とキュベレ（大地の女神）が手を取り合い，女神ヴィクトリアがそれを祝福

Van　Dyke　1599-1648
Henritta Maria　王妃　イングランド　チャールズ1世の王妃，カトリック教徒で清教徒革命の誘因になった人だ．

Jacob Jordaens 　1593-1678
豆の王様　
ネーデルランドの古い伝統で，1/6の三博士の祝日には豆入りのパイがだされ，豆入りのひと切れがあたった客人は豆の王様になる習慣があったと

本来は次に，オランダ美術に行くべきだったが，早めにスペイン美術がみたく，ラファエロ回廊を通り，スペインの部屋へ

Fransisco de Goya
1746-1828
Antonia Zarateの肖像　無名の女優

Diego　Velazquez　1599-1660
朝食　1617-18頃　庶民の朝食，光線の差し込みが印象的

El Greco　1540-1604
使徒ペトロとパウロ
1587-92

受胎告知

15世紀　不明の画家　キリストの埋葬

Vittore　Ghislandi 1655-1743
少年の肖像

Nicolas Tournier 1590-1637
リュート奏者

Marcantonio Franceschini　1648-1729
少女の頭像

いよいよイタリア美術
Carravaggio　Michelangelo Merisi 1571-1610
リュート奏者

Michelangelo　di Lodovico Buonarroti Simoni
1475-1564
うずくまる少年

Raffaelo santti
聖家族

Raffaello Santi 1483-1520
コネスタビレのマドンナ

マジョリカの間

再度ラファエロ回廊

Dosso Dossi 1489-1542
Sybil

Francesco Melzi　1498-1520
Flora

Da Vinciの間　ニコライ1世の書斎

Leonardo da Vinci, 1452-1519
ベヌアのマドンナ1478　初期の作品

リッタのマドンナ　1480年代初頭

豪華な部屋での鑑賞

Fra Beato Angelico 1395-1455
フィレンツェ　サンマルコ美術館をこの夏見たばかり
聖母子と4天使　

光っていい写真ではないが，聖母子と聖ドミニコと聖トマスアクイナス　1424-1430，
私はアンジェリコの絵は好きだ．修道士としての深い信仰と精神性が素朴なフレスコ画の中に感じられる

Giorgio da Castelfranco 1478-1510
風景の中の聖母子　ヴェネツィア派

Judith　1500年代

Jacopo Palma Vecchio　1480-1528　Giorgioneの弟子
寄贈者と聖母子

懺悔するマグダラのマリア　1560年代

Danae　1546-1553

キリストと姦婦

毛皮の少女
これでイタリア美術はおしまい

順番が逆になったがオランダ美術
Rembrandt Harmentz Van Rijin
1606-1669
放蕩息子の帰還1660年代末　不遇な晩年の作

アブラハムの献身　1635

老女像　1654

ユダヤ老人　1654

女神フローラに扮した妻サスキア

Danae

Carel van der Pluym 1625-1672
メガネを持った老人

Aert van der Neer 1603/4-1677
風車のある風景

小玉座の間をとおり1階へ，トイレと食事

1320　トイレと食事，ビールとパン，ピザパン，ドーナツ，サラダなど，値段は忘れたがそう安くはなかった．