2008/12/16 - 2008/12/17
343位(同エリア425件中)
がりさん
冷たい雨と風のなか、本州最南端の地を旅しました。
強い風雨に見舞われた橋杭岩はすごい迫力でした。
そして、最南端の潮岬へ。
そこにはただただ壮大な風景が広がっていました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
串本駅に着いたのは18時でした。
外はすっかり真っ暗です。 -
串本駅は本州最南端の駅です。
果ての地まで来たんだな〜と実感します。 -
本州で一番南の町は、とても小さい町でした。
-
すごく小さくて暗い町、というのが第一印象。
瞬いているのは、パチンコ屋の光だけ。
ちょっと覗くと、けっこう多くの人で賑わってました。 -
串本の三大名所。
橋杭岩と潮岬へは明日、行くことにしています。 -
駅前のビジネスホテル串本にチェックイン。
ほんとに駅前で、徒歩1分とかかりません。
5500円と良心的でした。 -
部屋も狭くなくて、良かったです。
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窓の外には串本の町並みが広がっていました。
どこからか、カラオケを歌う男性の声が聴こえてきます…。 -
明日はついに天気崩れるみたい。
潮岬まで行くのに、大丈夫かな〜。 -
外へ出て、夕食へ行きます。
ホテルの近くには居酒屋さんが何軒かありました。 -
串本沖でおきたトルコ軍艦の遭難事故をきっかけに、友好関係となった串本とトルコ。
不思議なつながりがあるものです。 -
串本の武道館へ行くと、子供達がたくさん集まっていました。
2階建ての小さな武道館です。 -
夕食に入ったのは、サンドリアという洋食屋さん。
串本ではけっこう有名なお店だそうです。 -
食べたのはイノブタ焼肉丼。
イノブタは串本の隣町のすさみ町で生まれた新種で、おいしくてヘルシーなのが特徴です。
絶品でした! -
クリスマスが似合う素敵なお店でした。
たぶん串本には、こういう雰囲気の店はここぐらいしかないんでしょう。
そんな素敵なお店で食事をしていると、こんな小さな町に今自分がいるということが、とても不思議に思えてきます。 -
帰りにローソンに寄って翌朝のおにぎりを買いました。
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ホテルの中にある温泉に入浴。
もちろん串本温泉は、本州で一番南の温泉です。
かなり硫黄の匂いのする、温泉らしい温泉でした。 -
明日も朝が早いので、寝ることにしました。
おやすみなさい!
Zzzzz…。 -
おはようございます…。
橋杭岩からの日の出が見たくて、夜明け前にチェックアウトしました。
が、冷たい雨が降っていて、とても日の出どころじゃなさそうです。 -
雨だけじゃなくて風も超強いです!!
傘が吹き飛ばされちゃいそうです。
串本は台風スポットとして有名ですが、ちょっとその感覚を味わった気分…。 -
橋杭岩までは歩いて20分くらいかかりました。
ほんとに雨と風がすごすぎ…!
今日は苛酷な旅の予感です。 -
海岸に出ました。
昨日の白浜の穏やかな海とはすべてが一変しています。
ほんとに海というのは天候によって大きく姿を変えるんですね。 -
くしもと大橋が見えました。
紀伊大島へつづく橋です。 -
そして橋杭岩です。
波が大きく砕け散って、すっごい迫力でした。
呑み込まれてしまいそうな、怖さを感じます。 -
だんだんと空が明るくなってきました。
晴れてたら、日の出が綺麗なんだろうな〜。 -
でもこれはこれで、大迫力という感じで良かったです。
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干物を売る店とかありました。
また歩いて、駅前へ戻ります。 -
駅前には、アメリカ商船レイディ・ワシントン号がありました。
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「本州最南端の串本駅」の碑。
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7時45分発の潮岬行きバスに乗ります。
車内は見事なくらい、乗客ゼロ。
冬の、平日の、雨と、風の、早朝に、本州最南端へ行く、などという変わった人は僕ぐらいなんでしょう(笑)。 -
途中で小学生達が乗ってきました。
登校にこのバスを利用してるようで、上野という停留所でみんな降りていきました。
この時間にこのバスが走っているのは、彼らのためなのかもしれないな、とふと思いました。
本州で一番南の小学生である、彼らの。 -
潮岬灯台前で降りました。
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景色が開けて、大海原が前面に広がりました。
さっきより風雨が弱まって、ちょっと穏やかになったかな。
ここが最南端だ〜! -
日本海のような海でした。
最南端の海は力強く、壮大です。 -
潮岬灯台です。
朝早すぎて、まだ開いてませんでした。 -
町の指定文化財となっている御綱柏。
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それにしても、人がいない。
本州最南端の地にいるのは、僕一人だけでした。 -
このはるか南には見果てぬ国があるんだな…、と感慨に耽る。
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波が打ち寄せ、引いては、打ち寄せ。
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串本沿岸海域はラムサール条約に登録されています。
世界最北のサンゴ群落が広がります。 -
行幸記念碑がありました。
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今自分は本州で一番南にいる人、ということになるのかな?
なんか妙な誇らしさを感じました。 -
いや、ワシのほうが南におるぞ。
ワッハッハッハ! -
来年は、さらに南へ行ってみよう!
そう心に誓って、潮岬をあとにしました。 -
望楼の芝というのが広がります。
再びのバスで町へ戻りました。
今度はおじいさんとかおばあさんとかでかなり混んでました。 -
バスを町役場前で降りました。
おじいさんもここで降りて、町役場に入っていきました。 -
僕がやって来たのは、芦雪による龍虎図で知られる無量寺。
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境内を散策しただけでしたが、なかなか良い感じのところでした。
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お地蔵さんがあったり。
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お菓子のデパート、っていい名前だなぁ。
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駅へ戻って、18きっぷに判をもらいました。
9時38分発の新宮行き普通列車に乗ります。 -
車内は超空いてました。
次に目指すは世界遺産の熊野古道、そして那智です!
次の旅行記その9で〜。
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