2008/12/17 - 2008/12/17
460位(同エリア853件中)
がりさん
ちょっとしたハプニングとなりながら、訪れたのは那智でした。
世界遺産の熊野古道・大門坂を上り、那智大社、そして那智の滝へ!
ほんとに見事な景色で、素晴らしかったです。
那智の海岸では貝殻探しをしました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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-
きのくに線は古座川を渡ります。
明石家さんまさんの生まれた町だって知ってました? -
相変わらず海は荒れてる。
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海沿いを走る、すごく眺めの良い路線でした。
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鯨で有名な太地。
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勝浦は温泉やマグロで知られています。
ここもこのまま通過します。 -
…と、那智駅で降りるはずだったのですが、自分の思いの中に深く入っていたようで、気がついたら駅を越しちゃってました。
これはハプニングです!
慌てて時刻表を広げて検討した結果、一旦終点の新宮まで行き、また同じ列車で戻ってくる、というアホな行程をとることにしました。
しかし、こういうハプニングが旅を面白くしてくれるんです。 -
というわけで、新宮駅。
15分ほど時間があったので、駅の外へ出てみることにしました。 -
新宮駅です。
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新宮も思いのほか、小さな町でした。
かなり駅前は閑散としています。 -
駅前にあった「鳩ぽっぽ」の碑。
鼠先輩とは無関係(笑)。 -
駅から近い、徐福公園へ行ってみました。
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かつて不老不死の薬を求めて、この地に辿り着いたといわれる徐福。
新宮の知る人ぞ知るスポットという感じです。 -
鯉が泳いでました。
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那智の火祭の写真。
毎年7月に行われます。 -
熊野名物のめはり寿司を売ってました。
高菜で包んだお寿司です。 -
再び列車に乗って、来たルートを戻ります。
途中、絶景ともいえる岩間から海を望むポイントがありました。 -
今度は気をつけて降りました(笑)。
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那智駅は予想に反して、とても小さな無人駅でした。
これでは乗り過ごしちゃっても仕方ないかなと思いました。
那智大社を模した駅舎のようです。 -
駅の横には交流センターという地元の野菜とか売ってるところと温泉施設がありました。
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駅前は実に寂しげ。
お土産屋さんも閉まってました。 -
那智山へ向かうバスの時刻までまだかなりあったので、駅から近い熊野三所大神社へ行ってみました。
まさに熊野!といった雰囲気が漂います。 -
大きくて長生きな楠の木がありました。
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参拝するところが3ヶ所。
熊野の3つの神を祀ってるってことなのかな? -
その隣の補陀洛山寺へ。
ここは世界遺産に登録されているお寺です。 -
内部も見させて頂きました。
仏像がありましたよ。 -
小さなお寺でしたが、静謐さの漂う良いところでした。
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かつてこの寺の住職達は、海の彼方の浄土を目指して船に乗り旅立っていきました。
そのときの渡海船が再現されています。
鳥居で囲んだ不思議な船です。 -
お寺の前のこの道も一応は「熊野古道」なんだそうです。
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まだ時間があったので、交流センターの中をうろうろ。
地元の人が野菜とか買いに来てました。 -
梅干もたくさん売ってます。
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熊野の名産である色川茶。
飲んでみたかったな〜…。 -
やっとバスが来ました。
勝浦発のバスらしく、すでに何組かの観光客が乗ってました。 -
10分ほどで、大門坂に着きました。
ここからは歩いて上へと進みます! -
大門坂の入口です。
巡礼者の気分になりました。 -
しばらくは住宅街や畑のなかを進みます。
僕の後ろを、観光に来た老夫婦が歩いていました。 -
かつて南方熊楠が3年間滞在した大阪屋旅館の跡。
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こちらは新宮藩の関所跡。
ブランコには乗れるみたい? -
ここが聖域への入口。
風景も一変します。 -
この衣装がとてもよく合う雰囲気です。
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夫婦杉です。
ここから石畳の坂道がはじまります。 -
静寂な林の中を上っていきます。
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多富気王子です。
熊野九十九王子最後の王子社。 -
思わずゆっくり歩いてしまうような、素敵な道です。
平日で人も少なく、快適に歩けました。 -
この地が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されたのは4年前のこと。
世界でも珍しい「道」の世界遺産なんです。 -
同じ「道」の世界遺産に、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラへつづく巡礼の道があります。
この道もまた、僕がいつか歩いてみたい道です。 -
町石が今の場所を教えてくれます。
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予想外に長い上り坂でけっこう疲れました(汗)。
でも爽快感はあります。 -
やっと上まで着いた〜!
でもまだこの先、階段がありました。 -
ここからはあんまり風情無いですが。
土産屋さんとかが増えてきます。 -
那智黒石を売ってました。
ほんとに綺麗で滑らかな石です。 -
こちらは碁石。
かなりすごい値段がします。 -
日本サッカー協会のヤタガラス。
那智大社のヤタガラスをモチーフにしています。
これは日本に初めてサッカーを紹介した人物が、この地の出身だからなんだそうです。 -
実方院跡。
かつて上皇や法皇の宿泊所でした。 -
やっと熊野那智大社に到着です。
思ったより小さい神社でしたが、朱色の映える美しい神社でした。 -
お酒を奉納。
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2009年は丑をよろしく!
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雨も止んでくれて良かったです。
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あったまる〜。
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隣の青岸渡寺へ。
創建は4世紀なんだって!
神仏習合があったのか、那智大社とほんとに隣同士です。 -
箒で掃除をしていたおばさんが、簡単な説明をしてくれました。
歴史のあるお寺のようです。 -
さすがに世界遺産の碑は新しくて綺麗です。
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そして有名なのが、この景色。
三重塔と那智の滝を望む完璧な絶景です!
日本人の宗教観をあらわした景色だといえます。 -
ここからは下りとなります。
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とても楽しそうです。
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お滝道を下ります。
鎌倉時代の石段ということで、歴史の重みを感じました。 -
那智の滝へ向かう飛瀧神社への入口です。
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ここでは滝は神様です。
滝へ向かって拝むことになります。 -
それにしても、見事な滝でした。
日本三名瀑に数えられ、直瀑としては日本一の落差を誇る滝です。 -
300円を払って、さらに奥の拝所へ。
小さな御守がもらえます♪ -
100円で、延命長寿の水を飲みました。
すっきりとした、美味しい水です〜。 -
ここが拝所。
滝の間近です。 -
ここは世界遺産であると同時に、吉野熊野国立公園でもあります。
文化的景観の典型例といえます。 -
観光に来てた娘さんとお父さんお母さんの家族の写真を撮ってあげました。
滝をバックに、絵になります。 -
もう午後2時も過ぎたというのに、まだ昼食を食べてない!
どこかで食事をとることにしました。 -
入ったのは実方院跡にある清涼亭というお店。
平日ということもあったのか、ここ以外はどこも閉まってる店ばかりでした(汗)。 -
頂いたのは、お滝うどん。
関西風な感じで、とても美味しかったです。
これ一杯でじゅうぶん幸せになれます。 -
葛餅を試食でくれました。
これまた、とっても美味でした。 -
店内にジュピターやアメイジング・グレースといった音楽が流れてました。
どうやら、このCDの音楽みたいです。
かなり癒されました。 -
バスで那智駅まで戻ります。
結局お土産は何にも買いませんでした(笑)。 -
でもせっかくなので、駅横の交流センターで那智の黒飴を買いました。
のどに優しい味でした。 -
列車の時刻までまだあったので、駅裏の海岸に出てみました。
海水浴場なので、夏には賑わうのかもしれません。 -
記念に持って帰ろうと、綺麗な貝殻を探しました。
でもこれがなかなか見つからない。
ようやく小さいけれど綺麗な貝殻を見つけました☆ -
さて、伊勢を目指して普通列車の旅はつづきます。
夜の紀勢本線の旅には不思議な感動がありました。
次の旅行記その10で!
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この旅行記へのコメント (4)
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- kannakaori1002さん 2010/09/28 14:12:30
- 旅行のコースや利用交通機関など
- 2日間の予定で勝浦から那智の滝、熊野古道、本宮などを回ってきたいと
思っています。
同じコースかと思い旅行に行かれたコースや交通機関を教えていただければ
幸いです。
大阪からの出発で10月中頃のよていです。
よろしくお願いします。
- がりさん からの返信 2010/09/28 23:28:10
- RE: 旅行のコースや利用交通機関など
- kannakaori1002さん、はじめまして。
那智の旅行記を読んでいただき、ありがとうございます〜。
> 2日間の予定で勝浦から那智の滝、熊野古道、本宮などを回ってきたいと
> 思っています。
> 同じコースかと思い旅行に行かれたコースや交通機関を教えていただければ
> 幸いです。
> 大阪からの出発で10月中頃のよていです。
10月に世界遺産の熊野古道へ行かれるのですね。
僕が旅したのは那智地域だけですので、参考になるかどうかわかりませんが、いちおうコースと交通機関を書きますね。
大阪→和歌山→<紀勢本線>→那智駅→<徒歩>→補陀洛山寺→<徒歩>→那智駅前→<路線バス>→大門坂バス停→<徒歩>→大門坂(熊野古道)→<徒歩>→熊野那智大社・青岸渡寺→<徒歩>→那智の滝→<徒歩>→那智山バス停→<路線バス>→那智駅
僕は大阪から普通列車を乗り継いで行きましたが、一般的には特急列車で行くのが早くて良いでしょう。
熊野本宮大社は紀伊田辺駅か新宮駅からバスで行くことになりますが、勝浦や那智からはかなり離れているのでアクセス的にはちょっと大変…。
また熊野古道はいくつもの地域に広がってるので、どこを歩きたいのかにもよりますが、いちばん有名なのはコースに書いた大門坂です。
大門坂は古道の雰囲気がよく残っていますし、那智の滝とセットで効率よく回れるのでおすすめです。
大門坂→那智大社→那智の滝と歩いても1時間強くらいです。
※大門坂・那智山行きのバス時刻表(那智駅からだけでなく勝浦駅からも乗れます)
http://www.kumakou.co.jp/bus/jikoku_item_9.html
僕に書けるのはこれくらい…、少しでもお役にたてれば幸いです。
熊野・那智の旅、楽しんできてくださいね!
-
- 吉備津彦さん 2009/01/20 20:40:57
- 初めまして
- 迫力満点の夫婦杉ですね。
私は別ルートを歩いたのかこの杉は見ていません。
観たかったです。
- がりさん からの返信 2009/01/22 16:32:18
- 大門坂ですね
- 吉備津彦さん、はじめまして。
メッセージありがとうございます。
夫婦杉は那智大社へ至る熊野古道・大門坂の入口に聳えています。
辺りは杉の森で静寂に包まれ、神秘的な雰囲気のところです。
この坂を歩いて(かなり疲れますが)那智の滝へ到着したときは、感動もより大きくなると思うので、ぜひ次はこの道を歩いてみてくださいね!
熊野はパワースポットのように感じました。
次は本宮大社のほうへも行ってみたいです。
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