上野発の夜行列車で社員旅行

2008/12/12 - 2008/12/14

今年度の我が部署の社員旅行は上野発の夜行列車、寝台特急「北斗星」で行く北海道２泊３日！

他の部署の人からは物好きだなぁの声多しも、マニアとしては願ったり叶ったりの旅行です。

でも、私は幹事ではありません。

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄

上野駅地上ホーム。
３０年ほど前は次から次に夜行列車が出て行ったこの場所も、今の主役は高崎線と宇都宮線のＥ２３１系普通列車。何とも寂しい限りです。

なんて思っているうちに１８：５０に札幌行き寝台特急「北斗星１号」が入線してきました。

上野駅 駅

籠原、高崎、小金井、宇都宮といった近郊の行き先の中に札幌はやっぱりインパクト大！

寝台特急 北斗星 乗り物

現在の北斗星の編成はＪＲ東日本と北海道の車両の混成になっています。
北海道所有の車両にはエンブレム。カッコイ〜。

青森までの牽引機はEF８１形機関車。

新型機への置き換えも発表されましたが、北へ向かう夜行列車はやっぱり８１がカッコいい。

部屋は２人用Ｂ寝台のデュエット。

このデュエットには１階と２階がありますが、
２階の方がレイアウトがスッキリしていていいかも。

夕食はお弁当が配られましたが、それだけではなんだか味気ない。

で、上野駅にてＣＡＶＡとチーズを調達。
お蔭で食堂車にも負けない雰囲気になりました。

暫く、自室や他で部屋飲みをした後、パブタイムの食堂車で先に飲んでいた上司、先輩に合流。
ちょっとだけ雰囲気を堪能してみました。

散々飲んで１時ごろに就寝。
爆睡しているうちに青函トンネルを潜って北海道に上陸していました。
慌てて顔を洗ったりと、函館駅下車に備えます。

この日の予定は、山線を経由して札幌へ。
通常なら長万部まで北斗星に乗っていればいいのですが、持っている企画切符では函館以外の途中下車は不可とのこと。
仕方がないので函館で降り切符を買い直します。
せっかくだしＧ車で快適移動してみました。

函館観光組と札幌直行組とはここでお別れて単独行動です。

函館駅 駅

流石に在来線特急の中では上位にランクされるシートだけあって快適です。

東日本の特急にはない座り心地。

北斗 (特急北斗) 乗り物

八雲、森と停車してあっという間に長万部。

ここからは山線経由で札幌に向かいます。

長万部駅 駅

次の山線（函館本線）の普通列車は（９：０８）発の小樽行き。

１時間ほど待ち時間があるので、朝ゴハンでも食べようかと駅員さんに聞いてみるも、この時間ではどこの店も開店前とのこと。

まぁ、もともとカニめしを食べようかとも思っていたし、朝食は諦めて暫く辺りを散策することにしました。

駅を出ると、前方に海が…。
とりあえず行ってみることに。

１２月１３日の太陽が上っていきます。

駅に戻って朝食のかにめしを購入したり、置いてあるパンフレットを眺めて時間を潰す事２０分。

改札は１０分前かららしいですが、写真を撮りたかったので、ちょっと前にホームに入りました。

ホームには札幌方に室蘭行き、函館方には小樽行きが停車中。

これが小樽行きの普通列車。１５０形１両です。

一通り写真を撮り終わったタイミングでホームにいた運転手さんから「乗りますか？」と声をかけて頂いたので、ドアを開けてもらい一番乗りで早速、車内へ。

３時間半の長丁場。

長万部駅 駅

お腹も減ったし出発前に早速朝食。

売店で買ったカニめしです。
竹の子も入っていて食感がいい感じ。

弁当も食べ終わった頃、定刻の（９：０８）に長万部をいよいよ出発です。

乗車率は全てのボックスが埋まって、ロングシートにもチラホラといったところ。

良い席が取りたかったら改札前にホームに入るのが懸命のようです。特に１８切符のシーズンは。

一つ目の二股駅。

早速、北海道らしい貨車駅の登場です。

二股駅 駅

尻別川に沿って列車は進みます。

少しウトウトも列車旅の醍醐味？

沿線の中間点倶知安。
我が小樽行き普通列車はここで２０分ほど停車です。
ここで乗客の４割程度が入れ替わり、さらに１割増といった感じ。立ち客も出始めました。
そしてお客さんの中には欧米系、アジア系の外国人の姿もチラホラ。

※発車間際に乗っても座れる可能性は少なそうなので、入線（到着）時間に合わせてホームに行ったほうが懸命です。

倶知安駅 駅

小樽から来た列車は雪まみれ。

余市でさらにお客さんを拾い、小樽に着くころには通勤列車並みの混雑に。

倶知安から１両増結すればいいのに。。
経営が厳しい北海道じゃ難しいか。。

JR小樽駅 駅

小樽駅の待合室で札幌周り（通常の北斗星ルート）の上司、先輩ら３人と合流し、歩いて寿司屋通りへ。

昼食を食べるお店を物色します。

プラプラして、鮨玄と言うお店に入りました。

カウンター７、６席とテーブル席３つの小さなお店で、板前さんと若い女性の２人で切り盛りしていました。

１時半ごろでお客さんは２組ほどいましたが、空いていたテーブル席に腰を下ろすことが出来ました。

まずはビールと刺し盛、つまみを数品をオーダー。
烏賊の松前漬や塩辛、海苔くらげなんて物を頼みましたが、全てが美味しく、大当たりでした。
その後も熱燗片手に美味しい肴に舌鼓。
途中海鮮丼も挟みつつ、２時間半ほど堪能させて頂きました。

おたる鮨玄 グルメ・レストラン

お寿司も食べて、〆はカニ汁。

も～、最高！！！

駅までの帰り道は旧国鉄手宮線跡を散策しつつ。

小樽駅で偶然にもＣ１１クリスマストレインに遭遇！！

JR小樽駅 駅

今日のお宿はＪＲタワーホテル日航。

部屋からの夜景は南向き。
さすがにいい眺め。
でも札幌まで来て東急とは。。

反対側の駅を見下ろせる方がよかったなぁ。

ＪＲタワーホテル日航札幌 宿・ホテル

夕食は観光客らしく、
苗穂にあるサッポロビールでジンギスカン！

臭みも余りない美味しいお肉が食べ放題！
そしてビールも飲み放題！

サッポロビール園 ジンギスカンホール グルメ・レストラン

朝の札幌市内。

昨夜は10時頃にホテルに帰ってきて、スパを利用してみました。
高層階にあって夜景を見ながらゆったり疲れを癒せます。オススメです。

ＪＲタワーホテル日航札幌 宿・ホテル

朝食を食べた後はチェックアウトまで、暫しお散歩。

地下鉄ですすきのまで行き、市電に乗ってみることに。

十数年ぶりの乗車です。

逆コの字の札幌市電。
切れた部分を繋げての環状化も検討されているようですが、実現するのでしょうか？

車庫の前を通ります。奥にササラ電車がチラッと見えます。

市電散歩から急いでホテルに戻り、チェックアウト。

帰りの飛行機は（１６：３０）のＡＮＡなので、それまで昨日同様に寿司屋で飲んだくれることに。

先輩がすすきのでと言うので、今度はブラブラ歩いて向かいます。

途中、ベタな観光をしつつ…。

札幌市時計台 名所・史跡

【テレビ塔】

大通公園 公園・植物園

【大通り公園】

大通公園 公園・植物園

【すすきの交番】

歌舞伎町、道頓堀とＢＩＧ３制覇！
制覇と言ってもお世話になったわけではありません。

入ったお店はすすきのの交差点近くの東寿し。

結構有名店らしいですね。

東寿し グルメ・レストラン

店員さんの対応も良いし、ネタも握り方もちょうどいい。

ほろ酔い気分で札幌駅へ。

札幌駅 駅

札幌～空港までは快速エアポート。

スーパーカムイからのを選んだら運良く７８９系がやってきました。
朝に購入してあったＵシートに座り快適移動。
＋３００円のささやかな幸せ。。

快速エアポート 乗り物

噂には聞いてましたが、凄い行列。

私は白い恋人で十分です。

新千歳空港 空港

この旅行記へのコメント （2）

• 北斗星大好きさん 2009/01/03 22:00:49

  もしかして・・・

  どうも始めまして！
  私もこの日の下り北斗星に乗車していた者です。
  もしかして・・・ロビー室での大宴会の？
  （「本日の主役」タスキには大爆笑でした。
  途中出演の台湾若者2名にもビックリしました。）
  
  札幌まで、とても楽しい時間を過ごせました。
  ありがとうございました。

  堺筋急行さん からの返信 2009/01/04 23:39:08

  RE: もしかして・・・

  北斗星大好きさん、こんばんは。
  
  同じ列車に乗って居られた方からのコメントとは、驚きました。
  
  でも、ロビーの一団とは別なんです。
  （幹事からうるさくするのが目に見えているので、ロビーをあまり使うなとの指示だったもので。）
  
  新幹線や飛行機とは違うゆっくりした旅はいいですよね。
  
  この先、北海道新幹線開業もありますが、
  いつまでも走り続けて欲しいものです。