[2008年10月] 京都、あぶり餅を食べに大徳寺へ

2008/10/25 - 2008/10/25

仕事で関西方面に行ってきました。
寄り道で京都の観光へ。

セキュリティ管理の厳しい昨今、荷物はコインロッカーに突っ込みましたが仕事の資料は手に持って、観光客とは思えない姿。
今回はパソコンを持たずに済んで楽だわ〜と思いながら、すれ違った年配の男性の団体は、私よりも数倍重要な情報をその鞄に詰めていると思われるにもかかわらず無造作にコインロッカーに入れていました。
いいのか？それで？

思いつきの京都観光なのでデジカメは持参していなくて、携帯のカメラで撮りました。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

約５時間の京都観光をしました。

今日の目的は以前から気になっていた大徳寺へ。
京都駅からバスで約３０分、思ったよりも遠くにありました。

芳春院。
拝観謝絶ですが入り口だけでも…

大河ドラマ「利家とまつ」のお松の方の菩提寺だそうです。
今では松嶋菜々子の演じるお松の方のイメージですが、それ以前はビッグママのイメージを持っていました。
私の住む町を作ったお殿様のお母さんです。

こんなかわいいお地蔵様も。

この後行った大仙院のガイドさんに、拝観のできない建物でも座禅を申し込めば入ることができると教えてもらいました。
しかし、朝７時開始。早すぎ…
外国人の参加も多いそうです。

大仙院を拝観しました。

住職は本を出したりテレビに出演したりと、かなり有名人らしいです。
忙しい方ですが、たまたまお寺にいる日だったそうで、短冊など直筆で書いてもらえるとのことでした。(有料)

直筆を書いてもらうとはありがたすぎて、ちょっと恐れをなしてしまいました。私にはレプリカがちょうどいいかも。

帰り際に拝観客それぞれと一言二言の会話。
お笑いのおっちゃんのノリでした。

總見院。
秋の特別拝観を行っていました。

写真はその裏にある茶室です。
かなり規模の大きい茶室があります。

茶室前の庭です。美しい。

御堂の反対側は墓地になっています。
墓地の奥は織田信長を真ん中に子、孫、妻の墓が並んでいました。
その中で「七男信高」を目にした時に頭に浮かんだことは、フィギュアスケートの織田信成選手の先祖だ、と。
御子孫の今年の復活がなされますように、とお参りしてきました。

実はこのあぶり餅食べたさに大徳寺にやってきたのです。

今宮神社前の一和に入りました。
１５本で５００円、お茶付き。
きな粉をまぶした親指の先大の小さなお餅を炭火で炙って白味噌ダレにつけてあります。
おいしい！

お昼前の空腹時にお店に入ったので、もう一つ頼もうかと思ったほど。

今宮神社を一回りしている間に考えていたことは、お土産に持ち帰ろうかどうするか。
そして神社を出た時に持ち帰ろうと決めました。

持ち帰りはもう一軒のあぶり餅のお店、かざりやで頼みました。
写真は焼き上がるまでにかなり時間がかかったのでオマケでもらったものです。

満腹で気分が良くなって向かった先は高桐院です。
庭が美しいと聞いていたので、ゼヒ行きたかった所です。

早速、緑の美しさにびっくり。
何年か前に秋のＪＲ東海のポスターになっていた場所だったはず。
紅葉だったらと考えると…

紅葉の時には上も下も真っ赤になります。

紅葉だったら、気絶するな…

実際は息を呑む景色です。
携帯ではこれが精一杯。

しばらく縁側で一休み。

大徳寺金毛閣（三門）
利休切腹の要因になった門です。

時間切れと同時に携帯のバッテリー切れ。
そろそろ京都駅に戻ります。

京都駅に戻ると、イベントで舞妓さんが舞の披露をしていました。
この時ほど前日に充電を忘れた事を悔やんだことはありません。