2008/10/12 - 2008/10/14
185位(同エリア749件中)
SUR SHANGHAIさん
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いつもの年なら秋の紅葉の時期には帰国はしないSUR SHANGHAI。
今年はこの時期に日本に一時帰国すると前もって分かっていたところへ、旧友Kちゃんが会社を休めるからどこかで会おうかという話になった。
初めて会ったのは19××年の上海だったよねえ。
あの時は二人とも浦江飯店のドミトリーに泊まってて、たまたまベッドが隣だった…。
最後に会ったのいつだったっけ? え〜、もうそんなに経った?
今回は会えるかなあ。 会おうよ〜。
温泉? いいねえ、どこにする? ……とメールのやり取り。
SUR SHANGHAIの最初の希望は、岩手か宮城の鄙びた温泉。
これは残念ながら、6月14日に起きた岩手宮城内陸地震の後だっただけに却下。
Kちゃんのセンスにおまかせで決まったのは蔵王温泉。
宿の選択と手配はKちゃんにしてもらってSUR SHANGHAIは楽チン楽チン。
Kちゃん、お疲れ様でした〜。 m(_)m
いよいよJR仙台駅の観光案内所で待ち合わせて蔵王へと向かいます。
JR仙台駅でKちゃんと無事に落ち合ったSUR SHANGHAI。
そのあとの仙台から蔵王への玄関になるJR山形駅までは列車も高速バスもありました。
山形への直行なら、Kちゃんが調べてくれた仙台⇔山形の高速バスの方が便利なようです。時刻表はこちら。http://www.yamakobus.co.jp/jikokuhyou/ya-se.html
平日と土日祝日の別々の時刻表があるのでご注意を。
料金表、仙台駅前からの乗り場の地図も下の方に載っています。
ただ、この日は夕暮れの中途半端な時刻の待ち合わせだったので、二人はJR仙山線で行く事に。
JR仙山線の≪駅から時刻表≫のサイトはこちら。http://www.ekikara.jp/newdata/line/1301341.htm
JR山形駅⇔蔵王温泉は山交バスが出ています。その時刻表はこちら。http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/frame/fra_sheet022.html
暗くなってから着いた時にはバスはもう無かったので、二人はタクシーで移動。JR山形駅から蔵王温泉の宿まで小型タクシーだと6千円ちょっと程度。
長い前置きの後、この旅行記は翌日に蔵王の周辺を回るところからスタートします。
表紙の画像は、蔵王の鳥兜山展望台から近いドッコ沼の黄葉。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
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前日JR仙台駅で落ち合ってから、JR山形駅までの仙山線、そして蔵王温泉の宿までのタクシーではずっとしゃべりっぱなしだったKちゃんとSUR SHANGHAI。
もう何年も会っていなかったからね。(*^^*)(*^^*)
事前にKちゃんが連絡してあったとは言え、遅く着いた二人の食事を待っていてくれたおおみや旅館さん、ありがとうございました〜。
そのおおみや旅館さんの紹介はこの旅行記の最後の方ですることにして、一夜明けたこの日はまず蔵王のお釜へ向かいます。
JR山形駅から蔵王温泉を経由して蔵王刈田山頂(お釜)へは山交バスが出ています。表紙に出したものと同じその時刻表はこちら。http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/frame/fra_sheet022.html
ただし、蔵王温泉から先の終点蔵王刈田山頂への便は冬季は休業で、この旅行記を書いている08年11月上旬にはすでに運休になっています。
運行再開は09年の4月下旬のようです。山交バスの案内センターの電話は023−632−7272。
この日のSUR SHANGHAIとKちゃんは、途中でも停めてもらえるようにタクシーで行ってみます。
蔵王温泉街から往復2時間で、蔵王ハイライン有料道路の通行券520円を含めたお値段が1万2千円。 -
朝の9時に蔵王温泉を出て、蔵王刈田山頂(お釜)へと走ってもらったKちゃんとSUR SHANGHAI。
蔵王刈田山頂(お釜)近くにある刈田駐車場。
蔵王周辺の山並みが折り畳まれるように少しずつ霞んでいくこの日の景色。
暑すぎず寒すぎず、晴れ渡ってラッキー!!
このあと、お釜が見える場所の近くまで行ってもらっていざ見学に。 -
「お客さんたち、今日はお天気がよくてよかったねえ。いつものお釜はこんなにきれいに見えないんだよ。」という運転手さん。
実はSUR SHANGHAIは、高校時代にも一度このお釜には来た事がある。
あの時もきれいに晴れて、くっきりした景色だったっけ。だから、曇ってよく見えないという日が想像できない。
KちゃんとSUR SHANGHAIが立っているのは蔵王刈田岳(1758m)。
お釜と呼ばれる火口湖を抱いているように見えるのが五色岳(1670m)。
五色湖とも呼ばれるお釜は直径330m、外周1080m、水深は約30mと標識に出ていました。
強い酸性の水のため、生物は生息できないのだとか。
これまでに26回も噴火したとは思えない今の静まり返ったその姿。最近の噴火は明治28年だったのだそう。
そのうちにまた目を覚ます事があるのかな。 -
そのお釜の左手に連なっているのは熊野岳(1840.5m)
歩道が付いているんですが、この前日から脚の故障が出たSUR SHANGHAIは残念ながら上れません。
せっかくの再会旅行なのに〜!! (ToT)
平らな所を歩くのもしんどいので、Kちゃんには一人であのお釜をもっと間近で見てきてもらいます。
このあともKちゃんにはいろいろと気を使わせてしまったね。
ごめんね、そしてありがとう。 -
タクシーの運転手さんに二人の写真を撮ってもらう。
「こんなでかいカメラ、どうやって使うの〜。」
「シャッター・ボタンを半押しにしたら、あとはそのまま押してくださ〜い。」
で、パチリ。 ありがとうございました〜。
久々のツーショットだね。(*^^*)(*^^*) -
蔵王刈田岳から見たお釜。
SUR SHANGHAIは脚の故障で、下りていくのも断念。
水深約30mのこのお釜の水は、表面から10数mの深さで2℃まで下がるのだそうですが、それより深くなると逆に温度が上がるという世界でも珍しい特殊双温水層を持っているんだそうです。
運転手さんの話では、昔はここで泳ぐ人もいたのだとか。今は残念と言うか当然と言うか水泳禁止です。 -
蔵王刈田岳から見たお釜と五色岳。
その後に青く連なる山並みも見えるこの日のお天気!
「昨日はお天気が悪かったんですよ〜。本当にお客さんたちラッキーだね。」と運転手さん。
SUR SHANGHAIが高校時代に来た時には、この五色岳の縁に沿って歩いていた人たちも見たような気がするけど…。
今はそれも禁止と言う話。 -
お釜から連なっている熊野岳(1840.5m)はなだらかに見える。
左寄りにぽつんと見えているのが頂上の小屋か記念碑なのかな、と想像してみる。
脚の故障さえなかったら、あそこまで行ってみたかったな。
熊野岳への歩道からはお釜が見下ろせるようなので、足腰に問題の無い方は行ってみては? -
お釜から駐車場方向へ向かう歩道で立ち止まる。
赤い実が付いた木はナナカマド?
もうちょっと早かったら赤く色づいた葉も見られたんだろうな。
遠くの朝日連峰の青と赤い実の取り合わせが爽やかな秋の日。 -
「あの青く尖って見えるのが大朝日岳ですよ。」と運転手さん。
あ、ちょうど手前の尖った山のその向こうだあ。
青く連なる朝日連峰の大朝日岳は標高1870mだそうです。 -
蔵王温泉に下りて行く道で停まってもらったSUR SHANGHAI。
色付いた木々の向こうに見えるのは上山市街地? -
秋の日の陽だまり。
これから厳しい冬が来るとは思えない暖かい色。 -
蔵王温泉街の周辺には、蔵王ロープウェイ(蔵王山麓駅−樹氷高原駅−地蔵山頂駅)、蔵王中央ロープウェイ(温泉駅−鳥兜駅)、蔵王スカイケーブル(上の台駅−中央高原駅)があると聞いていたし、今日は絶好のお天気なのでどれか一つに乗ってみることに。
運転手さんによると、この時(08年10月中旬)には地蔵山(1661m)の紅葉はもう見ごろが過ぎたらしく、蔵王中央ロープウェイと中央第一ペアリフトを使っていくドッコ沼を勧められたKちゃんとSUR SHANGHAI。
あ、その前にここでもちょっと記念撮影! と一時下車。
蔵王の澄んだ空気と紅葉。きれいな秋の日!! -
これは、蔵王温泉の樹氷通りに面した蔵王中央ロープウェイの乗り場(温泉駅)。
ここでタクシーの運転手さんとお別れ。
山形の柔らかい訛りのある言葉と笑い顔が印象的な運転手さん、ありがとうございました〜。(*^^*)(*^^*)
さっそくロープウェイのチケット窓口へ。
SUR SHANGHAIたちが泊まったおおみや旅館さんには広告チラシが置いてあって、蔵王中央ロープウェイ+蔵王スカイケーブルの特別割引料金が出ていました。
この時は通常1200円が1000円。
ほかの旅館やホテルにも置いてあると思うので、乗ろうと思っている方は要チェック。チケットを買う時にはその広告もお忘れなく。
注:蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅と蔵王スカイケーブルの中央高原駅の間にある中央第一ペアリフトは、特別料金対象ではなく、別料金(片道250円、往復400円)でした。
蔵王中央ロープウェイのサイトは http://www.zaochuoropeway.co.jp
運行時刻表や運賃表(中央第一ペアリフトを含む)、マウンテンバイクのレンタル情報などが載っています。 -
これは、蔵王中央ロープウェイの説明プレート。
竣工は昭和47年だったんだ〜。
わ、レトロな字体!
日本ケーブル株式會社の會の字が古めかしい。
英語でも説明が出ているし。
この画像で文字がはっきり見えない時には、画像をクリックして元画像でご覧ください。 -
蔵王中央ロープウェイの乗り場(温泉駅)から鳥兜駅のある鳥兜山(1387m)を見上げるとずいぶん遠い感じ。
この温泉駅との高低差は524m、ロープウェイの延長は1787m(上の画像のプレートには1788mと出ています)なのだそう。
ここを片道7分で上り下りするんだって。
さあ、どんな景色が見られるのか!
KちゃんとSUR SHANGHAIはゴンドラの中へ。 -
秋晴れの中、KちゃんとSUR SHANGHAIを乗せた蔵王中央ケーブルカーのゴンドラは鳥兜駅を目指す。
このゴンドラは101人が一度に乗れる大きさ。
この日は混雑しなくてよかったね。
進行方向の窓そばに陣取って、鳥兜山の秋景色が近づくのを見守る。
鳥兜駅から下りてくるゴンドラの色も秋の色だね。 -
蔵王中央ロープウェイのゴンドラから見上げた鳥兜駅のある鳥兜山(1387m)。
この最後の数百mは、乗っていたお客さん全員から「わ〜〜〜〜!!」と歓声が挙がった景色。
この10月中旬の山頂近くは、もう紅葉の見ごろがちょっとだけ過ぎた感じ。
それでも秋空を背景にした鳥兜山は十分きれい! -
蔵王中央ロープウェイで上り詰めた鳥兜山(1387m)の展望台。
鳥兜駅を出るとその展望台への標識があって、≪すぐそこ≫と書いてあったのがこの日は脚に故障のあるSUR SHANGHAIにはありがたかった。
普段何でもない時には平気でも、こういう時は標識に≪××まで○○m≫とか書いてあるとうれしい。
こういう標識がもっと増えてくれたらいいのにな。
で、これは鳥兜山の展望台から見下ろした蔵王温泉街。
その向こうに見えるのは上山市街地。
青く連なる山並みは、右手が朝日連峰。尖った大朝日岳がここからも見えています。
左手の山並みは飯豊(いいで)連峰や吾妻連峰へと続いています。
こういう景色が見られてラッキー!
画像をクリックして元画像で見てみると、蔵王温泉街の右手に盃湖、左手に鴫の谷地沼もはっきり見えます。 -
おっと、画像が斜めになったけど、一つ一つの場所を指差して説明しているおじさんの雰囲気がいいなあ。
鳥兜山の展望台には画像のような地図も出ているので、そこに出ている山を見つけてみるのも楽しみ。
例えば…、 -
…鳥兜山の展望台から見て右手の二つの峰の間に月山が描いてあったのでその方向を見ると…、見えました!
青く丸い頭を持った月山(1984m)が。
この画像のさらに右には鳥海山も見えるのだそうですが、その方向には雲がかかってました。
でも、これで十分!の眺め (*^^*)(*^^*) -
鳥兜山の展望台から、今度はドッコ沼方向へ向かう中央第一ペアリフトへ移動。
その道から見た蔵王の秋景色。
この周辺にはハイキングコースもいろいろあるし、今日は歩くには絶好のお天気。
ただ、上の方で書いたように、この日のSUR SHANGHAIは脚に故障が出ているので断念。
ひょこひょこと中央第一ペアリフトへ。 -
蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅から徒歩で2,3分。
一番上の画像が中央第一ペアリフトの乗り場。
これに乗ってドッコ沼へ行ってみます。
蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅と蔵王スカイケーブルの中央高原駅の間にある中央第一ペアリフトは片道250円、往復400円でした。
下記の蔵王中央ロープウェイのサイトに中央第一ペアリフトの運行時刻表や運賃表も載っています。http://www.zaochuoropeway.co.jp
Kちゃんと一緒に乗ったSUR SHANGHAI。
下りは前につんのめりそうな錯覚に陥るので、深く腰掛けるのが正解。
あとで戻って来る時、「降りる時にはちょっとスピードを落としてくださいね。」と係員さんに言ってくれたKちゃん、ありがとう。(*^^*) -
中央第一ペアリフトを降り、下りの坂道のすぐ先にドッコ沼がありました。
ここは蔵王中央高原散策コースにも入っている場所で、新緑や紅葉の頃は特に美しいのだそう。
足腰に支障の無い方はここから先の歩道散策にも行ってみては?
ドッコ沼の静かな水の面に落ちる秋の色。
ドッコ沼のドッコと言うのは仏具の独鈷(どっこ)。
その昔、或る法師がここを通りかかった時に龍が現れ、独鈷を沼に投げ入れて龍を鎮めたので、この名が付いたのだそう。
この日は穏やかに晴れて、沼の周囲には紅葉狩りやハイキングに訪れている人が大勢。 -
秋のドッコ沼を飾る最後の彩り。
これからは冷たい雪と氷の季節になるのが信じられない暖かい色。 -
もう葉が落ち尽くした木の枝の間からドッコ沼を見る。
対岸を散策する人影も混じる小さい風景。 -
ドッコ沼沿いの歩道に立って見上げた秋。
ここの紅葉もちょっとだけ見ごろを過ぎちゃったかな。
今日あたりが今年の紅葉狩りの最後になるかも。
う〜ん、きれいだあ。
上ばかり見上げてヒョコヒョコ歩くSUR SHANGHAIに、Kちゃんはちょっと呆れ顔。 -
ドッコ沼の秋の色。
こんな色のセーターがあったらいいのにね。 -
ドッコ沼の秋の木漏れ日。
こんないいお天気の日に蔵王にいたなんて信じられないね。
帰ってきたら、もう昔の事みたい。 -
ドッコ沼からは蔵王スカイケーブルの中央高原駅まで歩いていって、あとは蔵王温泉街の上の台駅に下りて来られるんですが、SUR SHANGHAIの脚の調子を気遣ってくれたKちゃんは、また中央第一ペアリフトと蔵王中央ロープウェイで麓に行ったほうがいいかも、と提案。
いつもはどんどん歩けるSUR SHANGHAIも、この日は精彩を欠く…。(^^ゞ
次に会う時には万全の態勢で臨むからね、Kちゃん。
で、これは蔵王中央ロープウェイの下りの風景。
蔵王温泉街が足元に見えてきた。 -
蔵王中央ロープウェイで下界の温泉駅に戻ってきたKちゃんとSUR SHANGHAI。
そこから二人の宿になった高湯通りまではそんなに遠くないのに、SUR SHANGHAIの脚が…。
バスもないし、なんとここでもタクシーを頼んでしまった。
黙って立っていると別にどこも悪くなさそうに見えるだけに、運転手さんも何でそんな近い所に行くのにタクシーを?と怪訝そう。(^^ゞ
説明役に回ってくれたKちゃんもお疲れ様。
で、これは樹氷通りから分かれて入っていく高湯通り沿いの共同浴場の一つ、下湯共同浴場。
そのほかにも川原湯、上湯の共同浴場があるんですが、その詳しい説明はもうちょっと下のコメント欄ですることにして、最初はこの下湯共同浴場の脇にある無料足湯に足を入れてみた二人。ここの足湯はちょっとぬるい感じだったね。 -
さあ、ちょっと遅めのお昼にしようか。
高湯通りにある数軒の食堂を外から物色。
最後に入ったのは、高湯通りと樹氷通りの角にあったきくち食堂さん。
壁にかかるお品書きの中のジンギスカンにも惹かれたけど、その隣の≪(山形ならでわの味)冷やし肉そば 770円≫に二人とも軍配が上がった。
さて、冷やし肉そば初体験。どきどき…。
そこに出てきた冷やし肉そば。
冷たい汁に入ったそばと、具は鶏肉、かまぼこ、刻みネギと三つ葉。
だしが牛だったのがちょっと意外。
でも、脂っぽくなくておいしかったよね。(*^^*)(*^^*) -
さて、ちょっと上の方のコメントで前振りをした蔵王温泉街・高湯通りの共同浴場。
そのうちの下湯共同浴場、それに上湯共同浴場は高湯通りに直接面していて、通りかかるとすぐ目に入ります。
この画像の川原湯共同浴場は、ちょっとだけ高湯通りから外れた場所にあるので、観光案内所で地図をもらうといいですよ。
どこも男女別になっていて、料金は各200円。外に出ている料金箱に自分で入れます。タオルなどは持参。
年中無休。朝6時半から夜10時まで。(時間は変動あり)
KちゃんとSUR SHANGHAIは、湯船のすのこの下から源泉が湧き出しているというこの川原湯共同浴場にトライ。
脱衣所も浴槽がある内部もこぢんまりで、数人入るといっぱいと言う感じの鄙びたお風呂。
服を入れる棚はロッカー式ではないほか、洗い場や普通のお湯のシャワーはありませんでした。
この川原湯共同浴場のお湯はとても熱かったので、ご用心。蔵王温泉が硫黄と酸性が強い温泉だと言うのが熱さとともに実感できました。
上湯と下湯の方はこれほど熱くないそうですよ。
蔵王温泉は硫黄と酸性が強い温泉。
皮膚や粘膜が過敏な人は入浴後には普通のお湯のシャワーを浴びるのがいいそうです。
銀のアクセサリーは変色するので、外してからどうぞ。
SUR SHANGHAIは、足の銀色のネールカラーがゴールドに変わってびっくりしました。 -
蔵王温泉街、高湯通りの一番奥の方にあるのが上湯共同浴場(左の木造の建物)。
一番奥と言っても、山交バスターミナルや蔵王温泉観光案内所がある樹氷通りから数百m。
白い建物は、今回Kちゃんが手配してくれたおおみや旅館さん。もう少し詳しい内容は下の方のコメントに出します。
所在地:蔵王温泉46 チェックイン14:00、チェックアウト:10:00
おおみや旅館さんに帰って食事やお風呂の前に、今度は上湯共同浴場の裏にある無料の足湯へ。 -
蔵王温泉街、上湯共同浴場の裏手にある無料の足湯。
下湯共同浴場の横にあった足湯はちょっとぬるい位だったのが、ここはちょっと熱かった。
足を入れて数秒漬けていられるかどうか。
あっちっち…。
Kちゃんは健気ににっこり。顔を隠しちゃってゴメン。 -
KちゃんとSUR SHANGHAIのお風呂巡りはまだ続きます。
ここは、大露天風呂に上っていく車道の脇にある≪源七 露天の湯≫。ここは日帰り専門の入浴施設で、画像のように大き目の駐車場もありました。
所在地:蔵王温泉荒敷862−1
営業時間は変動があるようですが、朝6時から夜9時半。水曜日の午前中はお休みだそうです。
TEL:023 693 0268
この画像で見えている山の斜面の木立が露天風呂に続いていていい風情でした。
内湯、洗い場、普通のお湯のシャワーも片隅にあったのが○。入浴料金450円也。
タオルや石鹸、シャンプーは有料らしいので持参がいいですよ。服を入れる棚はロッカーではありませんでした。 -
≪源七 露天の湯≫からおおみや旅館さんに帰る道筋。
Kちゃんが、「夕日がきれいな場所って出てるよ。」
あ、本当だ。
ちょうど夕日が山の向こうに消えて行く。
蔵王温泉街が闇の中に沈み始めた。
この日ももう終わったんだね。 -
KちゃんとSUR SHANGHAIが泊まったおおみや旅館さんがある高湯通りのどん詰まりには、酢川温泉神社への階段や、そのお隣には高見屋旅館さんもある蔵王温泉街。
闇が落ちてくる前の空の青がきれい。 -
KちゃんとSUR SHANGHAIが泊まったおおみや旅館さんのお部屋。
「蔵王山懐膳」プラン(2泊1名27,300円)のお部屋はこんな感じ。晩ご飯の後で敷かれていた布団は重すぎず軽すぎずでよかったです。
最初の日のお部屋が3階で、脚に故障のあったSUR SHANGHAIには階段の上り下りが辛かったので、2泊目はKちゃんが気を利かして2階に移してもらいました。
Kちゃんもおおみや旅館さんもSUR SHANGHAIに優しくて恐縮。
おおみや旅館さんのサイトはこちら。いろいろとあるプランの詳細も載っています。http://www.oomiyaryokan.jp/ -
おおみや旅館さんのお部屋に出されていた蔵王名物の稲花餅(いがもち)。
これは、もち米+うるち米で作った一口大のお餅の中に漉し餡を入れたもの。上に黄色く染めた米粒を稲穂に見立てて散らしてありました。
この画像のように、笹の葉に二つか三つ乗せて出すのだそうです。
ひょいとつまめる大きさで、いくらでも食べられそう。
樹氷通りの山交バスターミナルや蔵王温泉観光案内所の周りに稲花餅(いがもち)を売っているお店が何軒もありました。ただ、硬くなりやすいそうなので、お持ち帰りの時にはご注意を。 -
大正ロマン風というキャッチコピーどおり、館内には竹久夢二の美人画があちこちに飾ってあってレトロな雰囲気。
これは1階のロビー周辺。
チェックイン時にコーヒーの無料券をいただいたので、朝ご飯の後はこのロビーでゆっくり座れました。
この旅行記の上の方で書いた蔵王中央ケーブルカーなどの特別料金宣伝チラシなども置いてあるので要チェック。
この画像の右手はフロントと売店、赤い暖簾がかかっているのが浴場入り口。
右側の方は三種類の湯船があって広さもありましたが、左側の方は湯船が一つだけでちょっと狭い感じ。男女別は入れ替わるので、二泊するとどちらもお試しできますよ。 -
おおみや旅館さんで出していただいたお料理の数々。
晩ご飯のほうは画像に写っている以外にもまだ出てきました。
山形名物の芋煮、そば、もってのほかと呼ばれる薄紫色の食用菊の和え物などなど。
普段の食事だとこんなに品数は作ったりしないからやっぱりうれしい。
こうして旅行記に書いてると、もうずっと前のことに思えてくる…。
この2泊旅行であれやこれや話したね。(*^^*)(*^^*)
仙台で別れたあとの列車で涙が出そうになったって聞いて、こっちまで泣きそうになっちゃったよ!
来年もまた会いたいね。
そうそう、教えてもらった湿布薬で脚がだいぶよくなったから、次に会う時には大丈夫! (^^)v
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この旅行記へのコメント (6)
-
- まみさん 2009/01/22 07:53:08
- 心がトリップしました@
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは!
秋の蔵王、堪能させてもらいました。
秋の木漏れ日がなつかしいです!
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/01/22 17:22:23
- RE: 心がトリップしました@
- こんにちは、ご訪問ありがとうございます。(*^^*)
久々に友人にも会えた蔵王への旅でした。日本の紅葉も温泉も食事も同時に楽しめて一石四鳥くらいになりました。
明日から留守になります。
その前に、ここ数日間訪問してくれたトラベラーさんたちを巡回し始めたんですが、ページ表示に時間がかかりすぎるので途中で諦めてしまいました。
出先で様子を見て、出来たらそちらからお邪魔しますね。
そうそう、同じ書き込みが二つあったので、もうひとつの方は消しておきました。
では、またそのうちに。
-
- ゆっこさん 2008/11/14 20:22:07
- おじゃまします♪
- 先日、旅行記ガイドのトップページで、
こちらの旅行記の表紙と場所を見て、おじゃましたんです(^^)
光降り注ぐ木々、すごく綺麗ですね!
紅葉や山並みも、写真を拝見しているだけで清々しい気持ちになりました。
山形は母の故郷で、子供のころは毎年夏休みに
行っていたものですから、蔵王が懐かしくてたまりません。
女2人旅も話に花が咲いて楽しそう♪(^0^)
SUR SHANGHAIさんは中国にお住まいなんですね。
そちらの旅行記もこれからゆっくり拝見させて頂きます。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/11/15 16:22:14
- RE: おじゃまします♪
- こちらへも来てくださってありがとうございます。(*^^*)
秋の紅葉の時期に日本に帰る事はあまり無いので、久々に紅葉狩り&温泉も兼ねて友人にも会え、一石で五,六鳥くらい落としたような気分になりました。
住んでいた頃はあまり気に留めなかった秋の風景と風情、たまに見るととても新鮮です。
お母さんのふるさとが山形なんですね。とてもいい所だと思いましたよ。
-
- たらよろさん 2008/11/11 15:56:10
- 日本じゃあないですか!!
- こんにちは〜〜
今頃はどこにいらっしゃるのかしら??
寒いところ?暑いところ?なんて想像を巡らしちゃいます。
ところで、秋の日本に帰国されてたんですね。
この時期の蔵王はもうすっかり山々の色が変わって
赤や黄色やオレンジや・・・とっても美しいです。
そして最後のほうのお饅頭。。。
稲花餅っていうのですか!!
とっても美味しそう。お餅が柔らかそうでかぶりつきたくなっちゃいます!
また遊びに来させていただきますね〜〜
たらよろ
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/11/13 12:00:19
- RE: 日本じゃあないですか!!
- > こんにちは〜〜
> 今頃はどこにいらっしゃるのかしら??
> 寒いところ?暑いところ?なんて想像を巡らしちゃいます。
> ところで、秋の日本に帰国されてたんですね。
> この時期の蔵王はもうすっかり山々の色が変わって
> 赤や黄色やオレンジや・・・とっても美しいです。
> そして最後のほうのお饅頭。。。
> 稲花餅っていうのですか!!
> とっても美味しそう。お餅が柔らかそうでかぶりつきたくなっちゃいます!
>
> また遊びに来させていただきますね〜〜
>
> たらよろ
ご訪問ありがとう。(*^^*)
この蔵王再会旅行記は、一緒に行った友人のために先にアップしました。
ちょうど私が用事で日本に一時帰国する予定だった時に友人も休みが取れたので何年か振りに会ってきたんですよ〜〜〜。(*^^*)文句なしに楽しめました。
追伸: ここしばらくネット環境がおかしくて、ページがサクサク表示できる時とできない時の差が大きいです。
他のトラベラーさんのページに行けても、旅行記は表示中が延々と続いて画像が×になったり。
自分の編集ページで編集はできるんですが、その旅行記の確認もできないことがある状況です。
すぐにご訪問できないかもしれませんが、調子を見てお伺いします。
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