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2008年9月下旬の8日間、ロンドンとコッツウォルズをまわる旅に出ました。<br /><br />6日目。<br />3日間借りていた車をHeathrow空港に戻す日。<br /><br />Bibury村から離れがたく、ホテルをチェックアウトした後も、Arlingtonrowなどの周辺をぶらぶら歩き。お昼すぎまでBibury村で過ごしました。<br /><br />車を返したあとは、今回の旅のホテルで1番の変わり種、Yotelという、現代イギリス版カプセルホテルに宿泊します。

ロンドン&コッツウォルズ6日間の旅  -Heathrow空港に帰る~2008秋(7)

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2008/09/21 - 2008/09/28

423位(同エリア1044件中)

sally

sallyさん

2008年9月下旬の8日間、ロンドンとコッツウォルズをまわる旅に出ました。

6日目。
3日間借りていた車をHeathrow空港に戻す日。

Bibury村から離れがたく、ホテルをチェックアウトした後も、Arlingtonrowなどの周辺をぶらぶら歩き。お昼すぎまでBibury村で過ごしました。

車を返したあとは、今回の旅のホテルで1番の変わり種、Yotelという、現代イギリス版カプセルホテルに宿泊します。

同行者
友人
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
ヴァージン アトランティック航空
  • <br />ホテルをチェックアウトしてBibury村を、散策。<br /><br />アーリントンロウの裏側の丘を、ずっと登ってひとまわりすると<br />昨夜、食事をしたCathrine Wheelの横に出てきた。<br /><br />小さくて静かで美しい村。<br /><br />こんな空間に自分が含まれてるのが、なんだか不思議だった。<br /><br /><br />


    ホテルをチェックアウトしてBibury村を、散策。

    アーリントンロウの裏側の丘を、ずっと登ってひとまわりすると
    昨夜、食事をしたCathrine Wheelの横に出てきた。

    小さくて静かで美しい村。

    こんな空間に自分が含まれてるのが、なんだか不思議だった。


  • ゆっくり小道を歩いていくと、ここに住んでいると思われる女性が、目だけでニコっと挨拶してくれた。<br /><br />

    ゆっくり小道を歩いていくと、ここに住んでいると思われる女性が、目だけでニコっと挨拶してくれた。

  • こちらがSwan Hotel。<br />(Bibury村には、ここか私達の泊まったBibury Court Hotelしかないようだ。)<br /><br />窓拭きをしているおじさんは、地元の知り合いなのか「気をつけろよ」とか「精が出るな」くらいのことを言われている。そのたび、何か冗談を返している。<br /><br />のどが乾いたので、ここでお茶をする。<br />

    こちらがSwan Hotel。
    (Bibury村には、ここか私達の泊まったBibury Court Hotelしかないようだ。)

    窓拭きをしているおじさんは、地元の知り合いなのか「気をつけろよ」とか「精が出るな」くらいのことを言われている。そのたび、何か冗談を返している。

    のどが乾いたので、ここでお茶をする。

  • <br />Swan Hotelでお茶をし、ホテルの目の前を流れるコルン川で鴨の親子をあやした後は、川沿いすぐのBibury Trout Farmを覗く。きれいな川の水を利用した鱒養殖場。<br /><br />『ここの鱒は間違いなさそう、鱒養殖場なんだから』<br />友人と見解が一致して、ランチ決定。<br /><br />Jacket Potateと Fried Troutを頂く。<br />なにしろ当然、鱒が新鮮で、味付けがこの上なくシンプル。本当に美味しかった。<br /><br /><br />


    Swan Hotelでお茶をし、ホテルの目の前を流れるコルン川で鴨の親子をあやした後は、川沿いすぐのBibury Trout Farmを覗く。きれいな川の水を利用した鱒養殖場。

    『ここの鱒は間違いなさそう、鱒養殖場なんだから』
    友人と見解が一致して、ランチ決定。

    Jacket Potateと Fried Troutを頂く。
    なにしろ当然、鱒が新鮮で、味付けがこの上なくシンプル。本当に美味しかった。


  • <br />Bibury村に中心部があるとすれば、このスワンホテル、有名な一連の羊小屋”アーリントンロー”、そして昨日のパブ。それきり。ただ歩くだけなら20分もいらないかも、な小さな小さなエリア。<br /><br />宿泊するひと自体は少ないようで観光客もまばらなのだけれど、<br />大型バスのツアー客が、たまにドッと押し寄せて30分後に立ち去るというのが数回続く。<br /><br />そうしたバスが来ると、にわかに賑やかになるけれど、バスがいってしまうと、またとても静か。<br /><br />「帰りたくないなぁ」。<br /><br />思わずつぶやいてしまった。


    Bibury村に中心部があるとすれば、このスワンホテル、有名な一連の羊小屋”アーリントンロー”、そして昨日のパブ。それきり。ただ歩くだけなら20分もいらないかも、な小さな小さなエリア。

    宿泊するひと自体は少ないようで観光客もまばらなのだけれど、
    大型バスのツアー客が、たまにドッと押し寄せて30分後に立ち去るというのが数回続く。

    そうしたバスが来ると、にわかに賑やかになるけれど、バスがいってしまうと、またとても静か。

    「帰りたくないなぁ」。

    思わずつぶやいてしまった。

  • サーブ(SAAB)さんとも、そろそろお別れ。<br /><br />このサーブさんは静かな佇まいだけれど、気の効くやつでシートベルトをサボると、バックミラー上部に着用サインが出て警告音が鳴る。<br />その音が飛行機のそれとまるで同じで、<br /><br />「ポぉーん」という所がなかなかニクい。<br /><br />そういえば、SAABって航空機を作ってた(作ってる?)会社だったかな。<br />

    サーブ(SAAB)さんとも、そろそろお別れ。

    このサーブさんは静かな佇まいだけれど、気の効くやつでシートベルトをサボると、バックミラー上部に着用サインが出て警告音が鳴る。
    その音が飛行機のそれとまるで同じで、

    「ポぉーん」という所がなかなかニクい。

    そういえば、SAABって航空機を作ってた(作ってる?)会社だったかな。

  • <br />ドライブしていて、行き交う車を見るのも楽しかった。<br /><br />さすがはヨーロッパ。欧州各国の車が走っている。同じメーカーが2台続かない。<br /><br />VW・BMW・メルセデスのドイツ御三家はよく見かけた。<br />イギリス車は、ダークグリーンのJaguarがやっぱり素敵。(今はインドの会社だけれども)<br /><br />これまでランドローバーやジャガーの緑色は、暗いな〜と思っていたけど、ここに来て見てみれば、なるほど、英国の空の色にはピッタリ。<br />こういうことネと心から納得。<br /><br />車は生まれた国の空にマッチするのね。<br /><br />


    ドライブしていて、行き交う車を見るのも楽しかった。

    さすがはヨーロッパ。欧州各国の車が走っている。同じメーカーが2台続かない。

    VW・BMW・メルセデスのドイツ御三家はよく見かけた。
    イギリス車は、ダークグリーンのJaguarがやっぱり素敵。(今はインドの会社だけれども)

    これまでランドローバーやジャガーの緑色は、暗いな〜と思っていたけど、ここに来て見てみれば、なるほど、英国の空の色にはピッタリ。
    こういうことネと心から納得。

    車は生まれた国の空にマッチするのね。

  • BiburyからCirenseter経由、高速道路M4へ。<br />M4からの景色。<br /><br />旅行中、ずっと天気がよかった。<br />

    BiburyからCirenseter経由、高速道路M4へ。
    M4からの景色。

    旅行中、ずっと天気がよかった。

  • 空港周辺までは、順調にもどってきた。<br /><br />だが、ターミナルビルは、すぐそこに見えているのに、なかなか高速道路から降りられない。もともとの空港まわりの交通量過多に加え、夕方のラッシュ、さらに交通事故があったよう、そして、例のラウンドアバウトの悪夢。<br /><br />完全にハマってしまった。空港周りは、ラウンドアバウトだらけで、ナビのGPSが追いついていけない。どこで出るのかわからない。<br /><br />そして、まわりが暗くなるにしたがって、「これは一生降りられないんじゃないか」と、超ネガティブな気分・・・。<br /><br />「や、明日の10時までに車を返せばよいのだ、一生降りられない高速なんて知らないぞ」と、自分を奮い立たせる。<br />

    空港周辺までは、順調にもどってきた。

    だが、ターミナルビルは、すぐそこに見えているのに、なかなか高速道路から降りられない。もともとの空港まわりの交通量過多に加え、夕方のラッシュ、さらに交通事故があったよう、そして、例のラウンドアバウトの悪夢。

    完全にハマってしまった。空港周りは、ラウンドアバウトだらけで、ナビのGPSが追いついていけない。どこで出るのかわからない。

    そして、まわりが暗くなるにしたがって、「これは一生降りられないんじゃないか」と、超ネガティブな気分・・・。

    「や、明日の10時までに車を返せばよいのだ、一生降りられない高速なんて知らないぞ」と、自分を奮い立たせる。

  • 奇跡的(と言いたくなる!)にもなんとか高速を降りることが出来て、レンタカーオフィスに辿り着いたものの、燃料を入れて返さなくていけないので、今度はガソリンスタンドを探す。<br /><br />しかし、もらった地図にあるガソリンスタンドが、なんとしても見つからない。<br /><br />仕方ないので、レンタカーオフィスの「Return-返却入り口」から入って、ひとを捕まえて、ガソリンスタンドの場所を聞く。<br /><br />40代ぐらいかな、その男性は、どうやらここのスタッフで仕事を終えて帰るところらしい。<br /><br />「バスに乗って帰るだけだから、一緒に乗ってそこまで案内するよ」というようなことを、言っている。<br />

    奇跡的(と言いたくなる!)にもなんとか高速を降りることが出来て、レンタカーオフィスに辿り着いたものの、燃料を入れて返さなくていけないので、今度はガソリンスタンドを探す。

    しかし、もらった地図にあるガソリンスタンドが、なんとしても見つからない。

    仕方ないので、レンタカーオフィスの「Return-返却入り口」から入って、ひとを捕まえて、ガソリンスタンドの場所を聞く。

    40代ぐらいかな、その男性は、どうやらここのスタッフで仕事を終えて帰るところらしい。

    「バスに乗って帰るだけだから、一緒に乗ってそこまで案内するよ」というようなことを、言っている。

  • <br />車に乗ってもらうが、いちよう、見知らぬ男性だから、と、ちょっと警戒する。<br /><br />ひとのことは言えないが、彼は英語が堪能でなく<br />「ポーランドから来て、英語がダメなんだ」という。<br /><br />「来月、ポーランドの家に帰れるんだ!」と、とても嬉しそうに話した。<br />さっきあったばかりの異邦人に話しちゃうくらい、楽しみなんだろうなと思うと切なくなった。<br /><br />そういえば、ポーランドがEUに入ってから労働層の外国への流出が止まらない、というのをドキュメンタリー番組で見た。両親はEU先進国へ出稼ぎに出て、子どもとはばらばらに暮らしている。そんなことを思いだした。<br /><br />「ガソリンスタンドはそこだよ、じゃ!」と、こちらのお礼もろくに聞いてくれず、彼は途中で降りて、走っていってしまった。<br /><br />写真は、24時間営業のEuropcar。<br /><br />借りたときには見かけなかったスタッフ達が、てきばきと働いていた。<br />昼間と夜間のスタッフは違うのか。<br />ひとが変わると、まるで違う会社みたいに見えた。<br /><br />


    車に乗ってもらうが、いちよう、見知らぬ男性だから、と、ちょっと警戒する。

    ひとのことは言えないが、彼は英語が堪能でなく
    「ポーランドから来て、英語がダメなんだ」という。

    「来月、ポーランドの家に帰れるんだ!」と、とても嬉しそうに話した。
    さっきあったばかりの異邦人に話しちゃうくらい、楽しみなんだろうなと思うと切なくなった。

    そういえば、ポーランドがEUに入ってから労働層の外国への流出が止まらない、というのをドキュメンタリー番組で見た。両親はEU先進国へ出稼ぎに出て、子どもとはばらばらに暮らしている。そんなことを思いだした。

    「ガソリンスタンドはそこだよ、じゃ!」と、こちらのお礼もろくに聞いてくれず、彼は途中で降りて、走っていってしまった。

    写真は、24時間営業のEuropcar。

    借りたときには見かけなかったスタッフ達が、てきばきと働いていた。
    昼間と夜間のスタッフは違うのか。
    ひとが変わると、まるで違う会社みたいに見えた。

  • 3日間の走行距離は、318mile おおよそ500Km。<br /><br />写真の速度計、外側がマイル表示で、内側がキロ表示なのはわかるでしょうか?<br />こういう表示はレンタカー特有のものなのか、SAABならではなのか、欧州車ならではなのか、とても便利だった。

    3日間の走行距離は、318mile おおよそ500Km。

    写真の速度計、外側がマイル表示で、内側がキロ表示なのはわかるでしょうか?
    こういう表示はレンタカー特有のものなのか、SAABならではなのか、欧州車ならではなのか、とても便利だった。

  • さて、レンタカーを返したら、来たとき同様、シャトルバスで空港へ戻る。<br />でも今度はTerminal4へ。Terminal4には、予約した今夜のホテルYotelがあるから。<br /><br />写真は、そのYotelの、あやしげな紫色の照明がおちる廊下。

    さて、レンタカーを返したら、来たとき同様、シャトルバスで空港へ戻る。
    でも今度はTerminal4へ。Terminal4には、予約した今夜のホテルYotelがあるから。

    写真は、そのYotelの、あやしげな紫色の照明がおちる廊下。

  • <br />廊下から覗き込んだ部屋は、こんな感じ。<br /><br />部屋に入ると、これまた廊下と同じく、紫の照明で<br />「人間って、光の色でこんなに不健康な気分になるものね」などと、どんよりした気持ちで、照明のスイッチを探す。<br /><br />何かのボタンを押したらパっと普通の白い蛍光色に変わった、ホッ。<br />照明は3パターンあったのだ。<br /><br />


    廊下から覗き込んだ部屋は、こんな感じ。

    部屋に入ると、これまた廊下と同じく、紫の照明で
    「人間って、光の色でこんなに不健康な気分になるものね」などと、どんよりした気持ちで、照明のスイッチを探す。

    何かのボタンを押したらパっと普通の白い蛍光色に変わった、ホッ。
    照明は3パターンあったのだ。

  • こちらが、3畳ほどのスペースに収まったSingle Cabinの室内。<br />最後の1泊は、疲れてることが予想されたので、友人とは別々に、シングル2つを予約しておいた。<br /><br />シャワーは固定。<br />スーツケースは工夫しないと開けられない。大きさによっては、全然開けられない場合も。<br />でも、とにかくスタイリッシュ。<br /><br />ミニマムな空間を楽しみたいホテル。<br /><br /><br /><br />1泊=59.00ポンド

    こちらが、3畳ほどのスペースに収まったSingle Cabinの室内。
    最後の1泊は、疲れてることが予想されたので、友人とは別々に、シングル2つを予約しておいた。

    シャワーは固定。
    スーツケースは工夫しないと開けられない。大きさによっては、全然開けられない場合も。
    でも、とにかくスタイリッシュ。

    ミニマムな空間を楽しみたいホテル。



    1泊=59.00ポンド

  • なかなか快適なベッド。<br />British Airlineのファーストクラスの座席をデザインしたひとが、このホテルを考案したらしい。<br /><br />廊下を行き来するひとの足音が、気にならなくはないが、夜行列車のコンパートメントみたいで 気分は悪くない。これからどこかに向かうみたいな気分で眠りに落ちる。<br /><br />明日は、いよいよ日本に帰る日だ。<br />

    なかなか快適なベッド。
    British Airlineのファーストクラスの座席をデザインしたひとが、このホテルを考案したらしい。

    廊下を行き来するひとの足音が、気にならなくはないが、夜行列車のコンパートメントみたいで 気分は悪くない。これからどこかに向かうみたいな気分で眠りに落ちる。

    明日は、いよいよ日本に帰る日だ。

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