処暑の京都[2]嵐の嵯峨野---トロッコ列車～化野念仏寺 千灯供養

2008/08/23 - 2008/08/23

朝からいちにち嵐山散策です。
今日の天候は、
曇りのち雨、ときどき、豪雨。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩

トロッコ嵯峨駅

トロッコ嵯峨駅 駅

駅前にはSLが

トロッコ嵯峨−トロッコ亀岡

混雑時は前売りを買っておいた方がいいとのこと
JR西日本の窓口で売っているそうですが、
JR東日本では買えません。
旅行会社を通じて入手しました。

トロッコ列車がやってきました。
列車を牽引する機関車、DE10

「トロッコ」とは屋根のない貨車のこと。

駅には昔のトロッコが展示してあり、
現在のトロッコ列車は貨車を改造したもの、
とのことですが、
これは立派に屋根も窓も座席もあり、
昔のトロッコの面影はなさそうです。

ほぼ満席でした。

次は〜
トロッコ嵐山駅〜

ああ、このへん、
さっき歩いたトコだねえ。
なんて言ってたら突然真っ暗に。

・・・トンネル・・・

景色、見えないよ？

おお、渓谷が見えてきました。
流れ速そう。。。

保津川下りの船が見えます。
この雨の中では
びしょ濡れになりそうです。

あおもみぢ

車窓風景です。

トロッコ保津峡駅

「酒呑童子」が乗ってきました。
なんかごちゃごちゃしゃべってると思ったら、
一生懸命、笑わせようとしてる
鬼なのに....
出逢ったら笑ってやってください。

見事な景観が続きます。

雨が止むと、川の水が
驚くほど澄んでいるのがわかります。

赤い電車の窓から

トロッコ亀岡駅に到着です。
このまま同じ列車で帰るように
往復切符を取りました。

レトロな木製の椅子が
良い雰囲気です。

列車はいくつものトンネルを抜けつつ
渓谷のすぐ近くを走ります。

あれが一番大きな石で、、、
車掌さんの観光案内もあります。

観光案内する車掌さん

時々、雨の勢いがひどくなります。
最近多いゲリラ豪雨ですね。

この雨に翌日まで祟られるとは、
このときは思いもしませんでした。

雨を避けて早めの夕食とまいりましょう。
トロッコ嵯峨駅のすぐそば、
嵐山豆腐「葵」

彩々揚げ出し 1890円

らんざん湯豆腐　1890円

お腹もいっぱいになったし、
さて、これから念仏寺へと向かいます。
道端に手製の灯籠や行灯が並び、
道案内をしてくれます。

和紙と和蝋燭は雨に強い
ということを知りました。。。

日本の古都にふさわしい
しっとり落ち着いた夜の灯でした。

愛宕古道街道灯し
あたご・ふるみち・かいどう・ともし

化野念仏寺
千灯供養

あだし野念仏寺 寺・神社・教会

この地に葬られた無縁仏の墓として
夥しい数の石仏・石塔が並ぶ
「西院の河原」

各人が
思い思いの石仏の前に
ろうそくを灯して
手を合わせます。

人の世は
思へばなべて
あだしのの
よもぎがもとの
ひとつ白露

藤原良経

愛宕神社
一の鳥居

かがり火が消えていました。
すごい雨だったもの。

帰り道。
ようやく雨も小降りになりました。
このあたりは伝統的建造物群保存地区
になっています。

夜道は真っ暗で少々不安。。。

帰りはバスで中心地のホテルまで戻りました。