2008/08/24 - 2008/08/25
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春風さん
春風の友人たちを紹介しましょう。
浴衣で佇んでいるのが、
京都在住歴まもなく2年になる、夏野さん(仮名です)。
そして柱の前に座っているのは、秋花さん(仮名です)。
三人で処暑の京都を楽しみました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
-
三人旅の京都で行きたい所は?
もちろん、甘味処です!
桂にある「中村軒」へやってまいりました。御菓子司 中村軒 グルメ・レストラン
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本日は、甘味処でお昼ごはん!という企画。
お庭が望める座敷でいただきます。 -
うなぎ茶漬け♪
山椒の風味が利いて美味ー -
さて、お待ちかね。デザートです。
あれもこれも、
ちょっとづつ食べてみたいのはみな同じ。
ひとつづつ取ってみんなで分けましょ。
夏野さんは、わらびもち。
ぷるんっぷるんっです!
もちが見えなくなるほどの
きな粉がまたおいしいの。 -
秋花さんは、かき氷。
さくさくふわっと。
抹茶蜜が付いてきます。 -
春風は、葛もち「かつら女」
黒蜜とキナコをつけて食べます。
つるりんっぷにゅっ。 -
さあ、腹ごしらえも済んだことだし、
出かけますかー
今日の目的地は大徳寺です。大徳寺 寺・神社・教会
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大徳寺といえば禅寺。
茶道とも縁が深く、
侘び
寂び
の世界でございます。 -
大徳寺にはたくさんの塔頭(たっちゅう)があります。
そのひとつ瑞峯院に行ってみました。 -
石灯籠
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瑞峯院(ずいほういん)
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独坐庭(どくざてい)
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蓬莱山
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波
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石橋
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飛石
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濡縁
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閑眠庭(かんみんてい)
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灯篭
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井戸
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鬼瓦
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次に訪れたのは龍源院です。
龍源院 寺・神社・教会
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滹沱庭(こだてい)
「阿吽の庭」 -
阿(あ)から、
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波紋が広がり。。。
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吽(うん)へ至る
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東滴壺(とうてきこ)
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龍源院(りょうげんいん)
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一枝坦(いっしだん)
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「ええっと、あれが、亀島?」
「鶴島ってどれ?あっ、あれかな?」
「うんうん、鶴に見えるような気がする」
無我の境地にはほど遠い私達です。。。 -
方丈より石庭「一枝担」を望む
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龍の襖絵
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龍吟庭(りょうぎんてい)
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龍吟庭の杉苔
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屋根瓦には「龍」の文字が
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大徳寺のすぐ前に
老舗料亭「和久傳」の紫野店があります。
今日の夕食は、夏野さんが
ここ紫野和久傳 大徳寺店に予約してくれました。紫野和久傳 堺町店 グルメ・レストラン
-
和久傳と言えば京の有名な老舗料亭で
わたくしごときが簡単に行ける店ではないのですが、 -
ここ紫野店はカウンター席のみで、
気軽にお得に本格的な料理がいただけます。 -
メニューはコースの
典座料理(てんぞりょうり)。 -
--お品書--
梅酢
先付(玉蜀黍の蒸物、甘酢茗荷、桑の葉煮)
豆腐とアロエの梅肉ソース
椎茸と生姜道明寺の冬瓜餡
ぜんまい煮物の胡桃がけ
賀茂茄子の山椒焼
蓮根と青瓜の酢の物
胡瓜と干し椎茸の素揚げ
御飯・吸物(麩・海藻)・漬物
西湖(蓮根菓子)
薄茶 -
今は夏の料理なので
温かい物は少ないのですが、
焼物は目の前で焼いて供されます。 -
賀茂茄子
焼いてます! -
ひとつひとつのお料理を
ゆっくりと味わいながら
静かな時間が過ぎてゆきます。。。 -
土の釜で炊かれた御飯
-
見た目は簡素ですが
とっても贅沢なお食事でした。 -
デザートは、和久傳の「西湖」
れんこんの菓子です。
これだけは東京でも買って食べたことあります! -
さて、食事が済んでから
帰りの新幹線まで少し時間があります。
お土産を買いに、
京都出身のひとから薦められた漬物屋さん、
千枚漬「村上重本店」へ行きました。 -
千枚漬の季節にはまだ少し早く、
いろいろな漬物を少しずつ買ってみました。
私が気に入ったのは、
「京高瀬」
胡瓜・茄子・茗荷の
さっぱりとした青紫蘇の風味。 -
今回の旅は、旅行会社を通じてホテルを手配したので、
荷物の配送サービスが利用できました。
出発の朝、ホテルで荷物を預け、夜、京都駅で受け取れる
という便利なもの。その受取窓口は午後8時まで。
八坂神社からのバスが遅れて8時ぎりぎりに駆け込みー
しかし、係員のおじさんは、
「今日はもうこの荷物しか残ってないよ?
これと違うの?
どこで預けたの?え?ホテル?それは八条口だよ」
駅の荷物受取口は2か所あって、反対側とのこと。
。。。走りました。
しかし、窓口にはすでにシャッターが閉められ、
誰もいない。
時刻は8時5分。 -
建物の裏に回り、関係者以外お断りらしいところを
ずんずん入っていくと、警備員のおじさんがいました!
「すみませーん、荷物受取に来たんですけど遅れちゃって」
事情を説明すると
「8時までなんだけどねー」などと言いながらも
奥から荷物を取ってきてくれました。
予定外の仕事をさせちゃてごめんなさい。
ありがとうございました。 -
改札で夏野さんと別れ
秋花さんとふたりで走って
新幹線の発車予定時刻3分前にホームに到着。
間に合ったぁー。
しかし。
あれ?ひとつ前の電車がまだホームにいるよ?
列車遅れてる?
そこでアナウンスがあり、異変に初めて気が付いた。
「ただいま大雨のため、東海道新幹線は
小田原〜熱海間で運転を見合わせております」
「再開の見通しは立っていません」 -
京都で今夜の宿を手配して東京へは明日帰るか。
今から急いで関空に行けば最終の飛行機に間に合うか。
夜行バスなら運行しているだろうか。
一瞬さまざまな可能性が思い浮かんだのだが。。。
そこへ私たちが乗る列車がホームに滑り込んできた。
この列車は運休にならないのね?
つまり、この列車にさえ乗っていれば遅れても
東京駅まで連れてってくれる、ということ?
ええ、こうなったら列車と運命を共にしましょ。
即座に駅ホームの売店に向かい、
非常食代わりのお菓子と飲物を確保!
これで、明日の昼頃まで電車の中でも大丈夫。
売店はまもなく閉店時刻だったので
早い判断が賢明でした。 -
列車は3時間遅れで京都駅を出発。
今から順調に走っても、
もう東京で終電には間に合わない時刻。
電車のない時刻に駅に着いても困るよね。
むしろ明日の朝、
始発が動き出してから着くのがいいな。
「飛行機の座席より楽だよねー」
「これなら十分眠れるよ」
すっかり夜行列車気分の私達。
ガイドブックの記事に突っ込み入れて笑い転げたりしてー。
いいのかしら、こんなにはしゃいで。 -
「天候は回復しておらず、運転は再開されておりません」
「京都から名古屋の間に7本の列車が止まっております」
「京都駅を出発しても途中駅で止まることがあります」
アナウンスできちんと状況を知らせてもらえるのは
ありがたい。
こういう点は、昔よりかなり改善された気がします。 -
そして米原で停車。
ずいぶん長い間停車です。
これが、平日のビジネスマンばかりだと
明日の仕事を気にして険悪な雰囲気になりそうですが
夏休みの日曜日、観光客らしい人が多く、
「ま〜しかたないよね〜」という空気がただよっています。 -
お天気のせいだもの、まあ、しょうがない。
お夜食にお饅頭食べましょ。
中村軒の「すだち饅頭」です。
饅頭の皮にすだちの皮が練りこんであって、
すだちの風味がさわやか。
中には、しっとりと上品な漉し餡。 -
雨です。
雨が降っている地域に入ってきました。
昨日、嵯峨野で降られた、
あの雨雲に追いついたのね。。。
東海道新幹線は雨と風に弱いんですよね。
遅延や運休のニュースはよく聞きますが
実際に遭ったのは初めてです。 -
飴です。
車内は空調が利いていて快適ですが、
乾燥気味でのどが痛くなったので〜
飴タイムー!
京都で買った「聖護院大根のど飴」です。
味は...
う〜ん。
なんだか薬っぽいですねー。 -
数時間遅れの最終新幹線に乗ってきた乗客が
乗り継ぎできるよう、名古屋発いくつかの在来線で、
午前2時台に臨時の終電を走らせていました。
車内販売は12時前に飲物とおつまみ、
早朝3時ごろサンドイッチの販売が回ってきました。
売子のお姉さんも大変だなあ。 -
午前4時半、東京に到着ー。
約5時間遅れ。長い旅でした。
まもなく始発列車が出る時刻です。
おはよー。ただいまー。
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