白夜の北欧へ一人旅 Part3

2006/07/14 - 2006/07/14

一度は見てみたいものの中のひとつに、白夜がありました。沈まない太陽、放物線を描く太陽。今年こそは見に行ってみよう。

そんな気持ちから決めた、ノルウェー行き。北欧への憧れ、ガイドブックで見たフィヨルドの素晴らしさ。そんなことから、白夜といえばノルウェーに見に行こう、と。

トロムソ2日目。果たして今日は白夜の放物線を拝めるだろうか・・・

エリア トロムソ(ノルウェー)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: スカンジナビア航空

朝起きて、カーテンを開ける。明るく感じただけに期待したけど・・・昨日よりはマシなものの、低い雲が立ち込めている。少しでも良い方向に転がってくれるのを祈るしかないなぁ。

ちょっと肩を落としつつ、朝食。しっかり朝食は取っておかないと！食費が大変だし！

港までお散歩すると、ちょうど大きな船から人々が降りてきます。荷物が無いところをみると、一時停泊なんでしょう。こんな船でのんびり旅行なんて、なんてうらやましい！

トロムソ橋を歩いて渡ります。これは橋の上から見た、先ほどの船。

橋を降りたところにある、北極教会。

三角形の建物に、ステンドグラスが美しいです。

北極教会の裏にはロープウェイがあって、山の頂上までいけます。でも、空はたまに雲の切れ間があるけど、この天気ではロープウェイに乗っても楽しくなさそう。もし夜になって晴れてきたら、そのときに乗れるし・・・と、乗るのはやめることにしました。正直、1700円もするのに2回乗ることになったらちょっと・・・というのもあって・・・

小さな街、しかも天気が悪いとあっては、やることがなくなってしまいました。さてどうしよう・・・そうだ、博物館好きとしては、博物館に行くしかない！ちょうど教会近くからバスが出てるし！

というわけで、急遽トロムソ博物館にやってきました。観光案内所で地図をもらってて、よかった！

この博物館が、意外なほど当たりでした。
大学がやっているだけあって、非常に展示物のクオリティが高い。北極圏の動物、北極の探検、捕鯨に関してなどなど・・・英語が併記されているので、どの展示物も楽しむことができる。

剥製のペンギン。下が発泡スチロール剥き出しなのは、ご愛嬌。

北極探検隊(？)の食料箱です。

サーメの暮らしの展示も。

こんなコート置き場があるのが寒い地域ならではですね。冬は分厚いコートをここに置いて、見学に行くのでしょう！

博物館を出て、まだまだ時間も早かったので、海が見えるであろう方向にお散歩です。

と、こんな光景が！
トロムソの中心部は湾の中なので、海を見てもそれほど感動は無かったのですが・・・

海にポツポツと浮かぶ小島と、たまに照らされる日の光。残念なこと続きだったトロムソですが、やっと、「来てよかったな」と思える場所にたどり着きました。

街中に戻ってきました。
北欧雑貨を求めてショッピングモールなども覗いてみたのですが、とてもじゃないけど手が出ない・・・

お昼を食べていなかったので、アイスをいただくことに。500円でこの量なら、うれしいです。

ホテルに帰って、あまり人が帰ってきていないうちに、とりあえずシャワー。調子よくお湯を浴びていると・・・なんと、水が流れていかない！掃除が行き届いてなくて、髪の毛で詰まってました。。
まさか排水溝の掃除をやる羽目になるとは・・・(苦笑)

そして、気を取り直して夕飯。といっても、インスタントのマッシュポテト？に、昨日と同じヨーグルト。
結局この日も太陽はまともに顔を出してはくれませんでした・・・本当に、悔しい！！