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<2002年6月23日(日)><br /><br /> 4泊5日の短い香港・桂林の旅行は、今日が最終日となりまさいた。今日一日は自由時間なので、ツアーメンバーそれぞれに時間を過ごしました。朝食も昨日より遅い時間にゆっくりと摂りました。昨日の夜で、オールドパーも残り少なくなりました。<br /><br /><香港のオペラハウス?><br /> メンバーの内に建築に詳しい方が見え、いろいろと教えて頂きました。次のようなことです。<br /><br /> 「香港の建築現場では、今でも仮足場に竹を使っています。どんな高層ビルでもそうです」<br /><br /> といった話を聞きながら、市内見物をしていますと、確かにどんなビル工事でも、例外なく竹で組んだ仮足場でした。小さな建物でも、日本では再使用可能な鉄製の仮足場を使っています。これと比べますと、近代ビルの工事にしては、かなり意外な風景でした。<br /><br /> 「ビクトリア・ハーバーには、シドニー湾のオペラハウスそっくりの建物があります」<br /><br /> と言う話は、昨日ビクトリアピークに登った時にお聞きしました。その話を聞いていましたので、早朝の散歩はビクトリア湾方面にしました。長く続いた屋根付の横断歩道橋を歩きますと、ホテルからは、さほど時間はかかりませんでした。今日も、朝から厳しい暑さでした。<br /> そのオペラハウスもどきは、昨日湾を背景に、山の頂上から後方からも見学していましたので、直ぐに分かりました。確かに貝殻、シェルを模した構造でした。一番違うのは、オペラハウスがシドニー湾の一番いい位置にあり、周りに競合する建物がない主役であるのに対し、こちらは、それなりに気をつけてみなければ見落としてしまうロケーションでした。この写真は少しアップして収めました。<br /><br /><サッカー・ワールドカップ><br /> 旅行期間中、約1ヶ月の日韓共同開催のサッカー・ワールドカップの最終戦に差し掛かった時期でしたので、時々テレビ観戦しました。テレビを見ながらメモしたベストフォーの国の中国語表記は次のようになっていました。<br /><br />?トルコ → 土耳其<br />?ブラジル → 巴西<br />?ドイツ → 徳国<br />?韓国 → 南韓<br /> <br /> トルコ、ブラジルはよく見かける漢字表記ですが、ドイツ、韓国に関しては少し意外な気もしました。外国語は基本的に音訳の国であり、表意表現に近いようです。アメリカも美国と表現されています。因みに、韓国でもアメリカは同じように美国と漢字表記し、ミグクに近い発音となっています。<br /> 確か日本では、旧ソビエトのレーニンを「礼仁」と表記していたのを、途中から「冷忍」と表記したと教えてもらった記憶があります。最初に教えて貰ったのは、私が中学生の時の社会科担任のYa先生の話でした。その後も、自分自身で何かの本で読んだ記憶も残っています。<br /> 韓国の南韓表記は、北韓とセットにすれば当たり前に思えますが、少し素っ気無い印象も受けます。<br /> 決勝戦は月末なので、日本に戻ってから観戦しました。日本と韓国の取り組みを素人評価してみますと、全体としては成功裏に終わったものの、韓国に相当に差をあけられたとの印象が強くあります。国際評価もそんなところでしょう。<br /> 3、4年前の韓国旅行の時に、「ワールドカップの時のボランティア活動のために、日本語の勉強をしています」と話された、亀浦(クポ)図書館の日本語講座の方たちには頭が下がる思いがしました。<br /><br /><香港の植物><br /> 朝の散歩の時に、街路樹などの植物につけられた名札を、いくつか手帳にメモをしました。樹木だけで、草花には名札がついていませんでした。<br /><br />?蒲葵(Chinese Fan-plam) <br />?石栗(Candenut Tree)<br />?垂葉榕(Chinese Banyan)<br />?白干層(Papar-bark Tree)<br />  <br /> などです。クイズ番組にも使えそうですが、パンダの餌のユーカリは、正解が?番です。名札には、学名も記されていました。<br /> 香港の中心街では、庭を持った個人邸宅が皆無のようなので、その分、街路樹や公園の樹木や草花が大切にされているように見受けました。<br /> 朝の散歩時間に撮った草花は、ハイビスカス、ブーゲンビリアなどの南国に相応しい花や、浜木綿(はまゆう)、日々草、百日草、コエビソウ、ベニヒモノキ等でした。<br /><br /><昼食と夕食><br /> 昼食はデパートのような見晴らしのいい場所で摂りました。少しばかり、中華料理の油に疲れてきたところなので、少しさっぱりした麺料理にしました。幾つかの種類のメニュ−からの選択でした。<br /> ホウさんの話によりますと、この辺りはライトアップ、電飾の中心地だと言います。特に賑やかなのは、旧正月かクリスマスなどの時でしょう。ビルの谷間に張り巡らしたライトが灯った様は、実に素晴らしいと言います。この時も食事の途中で雨が降り出し、やがて止んでしまいました。<br /> 食事と免税店、土産物店巡りだけで、この辺りの記憶はあいまいになってきました。しかし、1つだけ鮮明な記憶があります。大した事ではなかったですが、夕食の時のことです。かなり大きな店でした。店の店員の方の持分が決められていて、私の注文に関して、一寸したトラブルがありました。<br /> 最初に缶麦酒を1本頼み、次に追加した時のことでした。最初の時は缶麦酒と引き換えに金を払いました。2本目は先に金を払ってしまったのが、拙かったようです。いつまでも2本目の缶ビールが来ないので、金を払った人の後姿を指差し、請求しましたら、別の人が直ぐに運んできてくれました。この人も金を請求するので、既に払ってある事を説明しましたが、中々うまくコミュニケーションが出来ませんでした。<br /> 店の責任者のような女性が出てきて、私を取り囲むように無銭飲食のような態度に出られました。最初は穏やかに対応していたものの、一寸ばかり、堪忍袋の緒が切れました。ガイドのホウさんを呼びに行かせて事情を説明しました。<br /> たかが缶ビール1本のことなので、余分に払ってしまえばそれまでのことですが、疑われた場合は例外です。疑いを晴らさなくては納まりません。ツアーメンバーの人達にもお断りして、事情を説明した上で、ホウさんに事態の収拾を頼みました。<br /> ホウさんが顔を出してから、直ぐに話は収束しました。しかし、本当の収束ではありませんでした。最初の人が1本分の缶ビール代を私に戻したからです。ホウさんに更に事情を説明して、そのお金を返しました。彼女にとっては、たかが1本のビールとはいかないお金でしょう。<br /> 完全分業制は、結構ややこしい。つい、もう1本追加のビールを頼んでしまいました。今度は、1本目と同じように現金引換えです。<br /><br /><ホウさんのお話><br /> 何(ホウ)さんのお話は、桂林のリンさんとは違った面で色々と面白かった。例えば車や電話のナンバーなどの話です。<br /><br /> 「景気が良かった頃は、いつも外食でした。しかし、香港でもバブルがはじけた後は、質素になりました」<br /><br /> 「香港のお金持ちは、物に投資する対象がなくなってからは、車や、電話番号のおめでたい数字や珍しい番号に金をかけています」<br /><br /> 「6年程前にシングルナイン(・・・・9)の車の番号が2億3千万円で落札されました。現在でも2億円くらいの価値はあるでしょう」<br /><br /> 「香港で一番おめでたい数字は8です。その8が4つ並んだ8888の車ナンバーなら、今でも6億円は下らないでしょう」<br /><br /> 「香港でのお金持ちは、車の種類ではなく、珍しいナンバープレート番号で判断できます」<br /><br /> 「車の番号だけでなく、携帯電話の番号もおめでたい番号や珍しい番号は、高額で取引されています」<br /><br /> 「香港では財産の保全に気を遣っています。厳禁や預金だけでなく、貴金属などを買ってリスク分散をしています」<br /><br /> 「香港でよく購入する貴金属は金、ゴールドではありません。白金、プラチナなどです」<br /><br /> と言った、如何にも香港ならではの話でした。<br /><br /><雷雨、帰国><br /> 帰国は予定より少し遅れました。空港上空に出現した雷雲のためです。激しい雷鳴と共に、雷光が走りました。その時間差はほとんどなく、ほぼ上空に雷雲が来ているようでした。その間、1時間弱、飛び立つ飛行機も、降り立つ飛行機もありませんでした。これで遅れるのなら、仕方がない事です。<br /> 途中、少し気流が悪い区域を通過しましたが、大したことはありませんでした。無事に名古屋空港へ到着しました。感心したのは女性乗務員による機内アナウンスでした。一言の言い訳もせずに、到着時間が遅れたことをお詫びする内容でした。<br /> 普通は、「悪天候のため、香港国際空港を飛び立つのが遅れ、乗客の皆様にご迷惑をおかけしました」と、アナウンスしたいところでしょうが、不可抗力の天候を含め、この言い訳が一切ありませんでした。<br /> 多分、女性乗務員の判断ではなく、標準的なこのキャセイパシフィックの運営方針だと思います。この対応に、つくづく感心させられました。機内サービスも行き届いていて、言葉だけを、とって付け加えたものではない事が良く理解できました。オーストラリアのカンタス航空などと並んで、安全航行の面での長年の実績を持った会社のようです。<br /><br /><br /> 黒雲は留まり雷鳴り止まず暫し異国の空を見上ぐる<br /><br /> 貝殻に似たる建物海に見るオペラハウスの香港にあり<br /><br /><br /><おわりに><br /> 4泊5日の短い旅行でしたが、十分に楽しむ事が出来ました。訪れた観光地を率直に評価してみます。最初は桂林です。今回の旅行の最大、唯一の目的地と言ってよかったですが、十分のその価値がありました。今度は季節を変えて、春先や秋にも訪れてみたい魅力的な景勝地です。中国茶の先生の話では、「桂林近郊には湖、山河など多くの景勝地があるので、そちらへ回ると良いですよ」とのアドバイスでした。<br /> 一方、香港は経過地として短時間立ち寄るのはいいものの、長時間滞在するには物足りなさを感じました。以前、香港の買い物ツアーが人気でしたが、それ以外の魅力には乏しく感じます。<br /> 例えば、韓国のソウルと比較しますと、時間、魅力の点で香港を凌いでいるようです。ソウルには買い物のほかに、エステ、グルメなど、女性好みのコースが揃っていて、人気が高くなっていることが良く理解できます。<br /> 今回も、ツアーメンバーの方に恵まれ、楽しい旅行を経験する事が出来ました。往きの飛行機から隣席で話を楽しまさせていただいたYaさんをはじめ、全てのツアーメンバーの方々、ガイドのリンさん、ホウさん、快適な空の旅を提供していただいた航空会社の皆さん、泊ったホテルの皆さん、その他大勢の皆さん、素晴らしい旅を本当にありがとうございました。 (本文完)

2002夏、中国旅行記3(15):6月23日(1)香港・香港の花、海岸散策

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2002/06/19 - 2002/06/23

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

<2002年6月23日(日)>

4泊5日の短い香港・桂林の旅行は、今日が最終日となりまさいた。今日一日は自由時間なので、ツアーメンバーそれぞれに時間を過ごしました。朝食も昨日より遅い時間にゆっくりと摂りました。昨日の夜で、オールドパーも残り少なくなりました。

<香港のオペラハウス?>
 メンバーの内に建築に詳しい方が見え、いろいろと教えて頂きました。次のようなことです。

 「香港の建築現場では、今でも仮足場に竹を使っています。どんな高層ビルでもそうです」

 といった話を聞きながら、市内見物をしていますと、確かにどんなビル工事でも、例外なく竹で組んだ仮足場でした。小さな建物でも、日本では再使用可能な鉄製の仮足場を使っています。これと比べますと、近代ビルの工事にしては、かなり意外な風景でした。

 「ビクトリア・ハーバーには、シドニー湾のオペラハウスそっくりの建物があります」

 と言う話は、昨日ビクトリアピークに登った時にお聞きしました。その話を聞いていましたので、早朝の散歩はビクトリア湾方面にしました。長く続いた屋根付の横断歩道橋を歩きますと、ホテルからは、さほど時間はかかりませんでした。今日も、朝から厳しい暑さでした。
 そのオペラハウスもどきは、昨日湾を背景に、山の頂上から後方からも見学していましたので、直ぐに分かりました。確かに貝殻、シェルを模した構造でした。一番違うのは、オペラハウスがシドニー湾の一番いい位置にあり、周りに競合する建物がない主役であるのに対し、こちらは、それなりに気をつけてみなければ見落としてしまうロケーションでした。この写真は少しアップして収めました。

<サッカー・ワールドカップ>
 旅行期間中、約1ヶ月の日韓共同開催のサッカー・ワールドカップの最終戦に差し掛かった時期でしたので、時々テレビ観戦しました。テレビを見ながらメモしたベストフォーの国の中国語表記は次のようになっていました。

?トルコ → 土耳其
?ブラジル → 巴西
?ドイツ → 徳国
?韓国 → 南韓
 
 トルコ、ブラジルはよく見かける漢字表記ですが、ドイツ、韓国に関しては少し意外な気もしました。外国語は基本的に音訳の国であり、表意表現に近いようです。アメリカも美国と表現されています。因みに、韓国でもアメリカは同じように美国と漢字表記し、ミグクに近い発音となっています。
 確か日本では、旧ソビエトのレーニンを「礼仁」と表記していたのを、途中から「冷忍」と表記したと教えてもらった記憶があります。最初に教えて貰ったのは、私が中学生の時の社会科担任のYa先生の話でした。その後も、自分自身で何かの本で読んだ記憶も残っています。
 韓国の南韓表記は、北韓とセットにすれば当たり前に思えますが、少し素っ気無い印象も受けます。
 決勝戦は月末なので、日本に戻ってから観戦しました。日本と韓国の取り組みを素人評価してみますと、全体としては成功裏に終わったものの、韓国に相当に差をあけられたとの印象が強くあります。国際評価もそんなところでしょう。
 3、4年前の韓国旅行の時に、「ワールドカップの時のボランティア活動のために、日本語の勉強をしています」と話された、亀浦(クポ)図書館の日本語講座の方たちには頭が下がる思いがしました。

<香港の植物>
 朝の散歩の時に、街路樹などの植物につけられた名札を、いくつか手帳にメモをしました。樹木だけで、草花には名札がついていませんでした。

?蒲葵(Chinese Fan-plam) 
?石栗(Candenut Tree)
?垂葉榕(Chinese Banyan)
?白干層(Papar-bark Tree)
  
 などです。クイズ番組にも使えそうですが、パンダの餌のユーカリは、正解が?番です。名札には、学名も記されていました。
 香港の中心街では、庭を持った個人邸宅が皆無のようなので、その分、街路樹や公園の樹木や草花が大切にされているように見受けました。
 朝の散歩時間に撮った草花は、ハイビスカス、ブーゲンビリアなどの南国に相応しい花や、浜木綿(はまゆう)、日々草、百日草、コエビソウ、ベニヒモノキ等でした。

<昼食と夕食>
 昼食はデパートのような見晴らしのいい場所で摂りました。少しばかり、中華料理の油に疲れてきたところなので、少しさっぱりした麺料理にしました。幾つかの種類のメニュ−からの選択でした。
 ホウさんの話によりますと、この辺りはライトアップ、電飾の中心地だと言います。特に賑やかなのは、旧正月かクリスマスなどの時でしょう。ビルの谷間に張り巡らしたライトが灯った様は、実に素晴らしいと言います。この時も食事の途中で雨が降り出し、やがて止んでしまいました。
 食事と免税店、土産物店巡りだけで、この辺りの記憶はあいまいになってきました。しかし、1つだけ鮮明な記憶があります。大した事ではなかったですが、夕食の時のことです。かなり大きな店でした。店の店員の方の持分が決められていて、私の注文に関して、一寸したトラブルがありました。
 最初に缶麦酒を1本頼み、次に追加した時のことでした。最初の時は缶麦酒と引き換えに金を払いました。2本目は先に金を払ってしまったのが、拙かったようです。いつまでも2本目の缶ビールが来ないので、金を払った人の後姿を指差し、請求しましたら、別の人が直ぐに運んできてくれました。この人も金を請求するので、既に払ってある事を説明しましたが、中々うまくコミュニケーションが出来ませんでした。
 店の責任者のような女性が出てきて、私を取り囲むように無銭飲食のような態度に出られました。最初は穏やかに対応していたものの、一寸ばかり、堪忍袋の緒が切れました。ガイドのホウさんを呼びに行かせて事情を説明しました。
 たかが缶ビール1本のことなので、余分に払ってしまえばそれまでのことですが、疑われた場合は例外です。疑いを晴らさなくては納まりません。ツアーメンバーの人達にもお断りして、事情を説明した上で、ホウさんに事態の収拾を頼みました。
 ホウさんが顔を出してから、直ぐに話は収束しました。しかし、本当の収束ではありませんでした。最初の人が1本分の缶ビール代を私に戻したからです。ホウさんに更に事情を説明して、そのお金を返しました。彼女にとっては、たかが1本のビールとはいかないお金でしょう。
 完全分業制は、結構ややこしい。つい、もう1本追加のビールを頼んでしまいました。今度は、1本目と同じように現金引換えです。

<ホウさんのお話>
 何(ホウ)さんのお話は、桂林のリンさんとは違った面で色々と面白かった。例えば車や電話のナンバーなどの話です。

 「景気が良かった頃は、いつも外食でした。しかし、香港でもバブルがはじけた後は、質素になりました」

 「香港のお金持ちは、物に投資する対象がなくなってからは、車や、電話番号のおめでたい数字や珍しい番号に金をかけています」

 「6年程前にシングルナイン(・・・・9)の車の番号が2億3千万円で落札されました。現在でも2億円くらいの価値はあるでしょう」

 「香港で一番おめでたい数字は8です。その8が4つ並んだ8888の車ナンバーなら、今でも6億円は下らないでしょう」

 「香港でのお金持ちは、車の種類ではなく、珍しいナンバープレート番号で判断できます」

 「車の番号だけでなく、携帯電話の番号もおめでたい番号や珍しい番号は、高額で取引されています」

 「香港では財産の保全に気を遣っています。厳禁や預金だけでなく、貴金属などを買ってリスク分散をしています」

 「香港でよく購入する貴金属は金、ゴールドではありません。白金、プラチナなどです」

 と言った、如何にも香港ならではの話でした。

<雷雨、帰国>
 帰国は予定より少し遅れました。空港上空に出現した雷雲のためです。激しい雷鳴と共に、雷光が走りました。その時間差はほとんどなく、ほぼ上空に雷雲が来ているようでした。その間、1時間弱、飛び立つ飛行機も、降り立つ飛行機もありませんでした。これで遅れるのなら、仕方がない事です。
 途中、少し気流が悪い区域を通過しましたが、大したことはありませんでした。無事に名古屋空港へ到着しました。感心したのは女性乗務員による機内アナウンスでした。一言の言い訳もせずに、到着時間が遅れたことをお詫びする内容でした。
 普通は、「悪天候のため、香港国際空港を飛び立つのが遅れ、乗客の皆様にご迷惑をおかけしました」と、アナウンスしたいところでしょうが、不可抗力の天候を含め、この言い訳が一切ありませんでした。
 多分、女性乗務員の判断ではなく、標準的なこのキャセイパシフィックの運営方針だと思います。この対応に、つくづく感心させられました。機内サービスも行き届いていて、言葉だけを、とって付け加えたものではない事が良く理解できました。オーストラリアのカンタス航空などと並んで、安全航行の面での長年の実績を持った会社のようです。


 黒雲は留まり雷鳴り止まず暫し異国の空を見上ぐる

 貝殻に似たる建物海に見るオペラハウスの香港にあり


<おわりに>
 4泊5日の短い旅行でしたが、十分に楽しむ事が出来ました。訪れた観光地を率直に評価してみます。最初は桂林です。今回の旅行の最大、唯一の目的地と言ってよかったですが、十分のその価値がありました。今度は季節を変えて、春先や秋にも訪れてみたい魅力的な景勝地です。中国茶の先生の話では、「桂林近郊には湖、山河など多くの景勝地があるので、そちらへ回ると良いですよ」とのアドバイスでした。
 一方、香港は経過地として短時間立ち寄るのはいいものの、長時間滞在するには物足りなさを感じました。以前、香港の買い物ツアーが人気でしたが、それ以外の魅力には乏しく感じます。
 例えば、韓国のソウルと比較しますと、時間、魅力の点で香港を凌いでいるようです。ソウルには買い物のほかに、エステ、グルメなど、女性好みのコースが揃っていて、人気が高くなっていることが良く理解できます。
 今回も、ツアーメンバーの方に恵まれ、楽しい旅行を経験する事が出来ました。往きの飛行機から隣席で話を楽しまさせていただいたYaさんをはじめ、全てのツアーメンバーの方々、ガイドのリンさん、ホウさん、快適な空の旅を提供していただいた航空会社の皆さん、泊ったホテルの皆さん、その他大勢の皆さん、素晴らしい旅を本当にありがとうございました。 (本文完)

同行者
一人旅
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 公園はよく整備されていました。木々が茂っているのに、落ち葉も見当たりません。早朝から清掃されているのでしょう。

    公園はよく整備されていました。木々が茂っているのに、落ち葉も見当たりません。早朝から清掃されているのでしょう。

  • 日々草の花です。香港のように平均気温が高い地域では、ほとんど年中咲いているのではないかと想像しました。

    日々草の花です。香港のように平均気温が高い地域では、ほとんど年中咲いているのではないかと想像しました。

  • 公園の日陰では、ご年配の方が二人の方に太極拳を教えていました。朝から暑いので、公園でも人出は少ないようです。

    公園の日陰では、ご年配の方が二人の方に太極拳を教えていました。朝から暑いので、公園でも人出は少ないようです。

  • 道路をいくつか横断して歩道橋が海岸通へと続いていました。その下では大掛かりな都市計画工事が進んでいるようです。

    道路をいくつか横断して歩道橋が海岸通へと続いていました。その下では大掛かりな都市計画工事が進んでいるようです。

  • 歩道橋から海岸通へ下りるスロープの部分です。直ぐ横に海を眺めながら下って行きます。対岸には陸地の喫水すれすれにビル群が立並びます。

    歩道橋から海岸通へ下りるスロープの部分です。直ぐ横に海を眺めながら下って行きます。対岸には陸地の喫水すれすれにビル群が立並びます。

  • ウェルカム!の文字とともに、港付近の案内看板がありましった。この看板が取り付けられているのは、工事中の電車駅のように読み取れます。

    ウェルカム!の文字とともに、港付近の案内看板がありましった。この看板が取り付けられているのは、工事中の電車駅のように読み取れます。

  • 中央付近に見える建物は、オーストラリアのオペラハウスそっくりです。今回のメンバーの方から教えられて、これを眺めに海岸線まで来ました。

    中央付近に見える建物は、オーストラリアのオペラハウスそっくりです。今回のメンバーの方から教えられて、これを眺めに海岸線まで来ました。

  • スロープを下りた近くに桟橋がありました。このフェリーはそこを出発してきたようです。湾内を巡る観光遊覧フェリーでしょうか。

    スロープを下りた近くに桟橋がありました。このフェリーはそこを出発してきたようです。湾内を巡る観光遊覧フェリーでしょうか。

  • 後で別の木で名札を見つけました。『石栗(Caudenuts Tree)』と記されていました。

    後で別の木で名札を見つけました。『石栗(Caudenuts Tree)』と記されていました。

  • 浜木綿の花です。今が満開のようです。この花は名古屋でも自植えのものが花を咲かせているのを何度も見かけました。強健種のようです。

    浜木綿の花です。今が満開のようです。この花は名古屋でも自植えのものが花を咲かせているのを何度も見かけました。強健種のようです。

  • コエビソウの名前の薄赤色の花です。名古屋でもよく見かけます。蝦の姿に似たところから名がついたようです。

    コエビソウの名前の薄赤色の花です。名古屋でもよく見かけます。蝦の姿に似たところから名がついたようです。

  • この花の名前はわかりません。ハマナスに似ているようです。遠くから見たときは、槿(むくげ)ではないかとも思いました。

    この花の名前はわかりません。ハマナスに似ているようです。遠くから見たときは、槿(むくげ)ではないかとも思いました。

  • ベニヒモノキです。レッドテイルの名前もあります。随分昔に名古屋の東山植物園で見たのが最初だった記憶があります。最近は園芸品が販売されています。

    ベニヒモノキです。レッドテイルの名前もあります。随分昔に名古屋の東山植物園で見たのが最初だった記憶があります。最近は園芸品が販売されています。

  • 葉はタイサンボクか琵琶に似た厚手の木です。白地に少し黄色が入った小さな可愛らしい花を咲かせていました。

    葉はタイサンボクか琵琶に似た厚手の木です。白地に少し黄色が入った小さな可愛らしい花を咲かせていました。

  • 色んな木や草花が植え込まれた歩道上の植栽帯です。咲き終わった浜木綿や、少しだけブーゲンビリアが咲いていました。

    色んな木や草花が植え込まれた歩道上の植栽帯です。咲き終わった浜木綿や、少しだけブーゲンビリアが咲いていました。

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2002夏、中国旅行記3

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