2002/06/19 - 2002/06/23
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旅人のくまさんさん
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<2002年6月19日(水)>
<朝食は国内線で>
香港まではキャセイ航空CX533便、10時丁度の出発なので、2時間前の8時に「ルックJT*」受付前集合を指定されました。家から空港までは1時間半弱の距離なので多少早い時間です。しかし、6時半頃に出発すれば間に合います。前日までに準備を済ませておけば、普段とあまり変わらない朝の時間です。
乗った地下鉄は6時32分平針発岩倉行きでした。これですと西春まで乗り換えなしです。上小田井で乗り換えたとしても、結構名鉄の便数があり、便利です。
順調に名古屋空港に到着しましたので、8時の集合時間までには十分に余裕がありました。空港内の店などを覗いて8時の受付時間を待ちました。JT*受付での手続きは簡単でした。名前を言って、パスポートを出しただけで済みました。搭乗券の引換券や受領サインも無しでした。
出発まで2時間ありましたので、シャトルバスで国内線ターミナルに移動しました。こちらの方が安くて、美味しい店が多いからです。国内線ターミナルは結構混雑していました。今がワールドサッカーの最盛期であり、国内を移動するサポーターによるものらしいようです。いつもの店はセルフサービスの大衆食堂です。ガラス棚に並んだ品々は、麦酒のツマミに最適なヤッコ、枝豆、しめ鯖、とろろ芋などが並んでいます。ついこちらを主体に選択してしまいました。中生ビールを水代わりに注文しました。機内での食事を考えて、食べ物、飲み物も控えめにしておきました。
<常滑沖の新国際空港>
名古屋空港を飛び立ったキャセイ航空機は小牧市から名古屋市を横断して名古屋港、伊勢湾へのコースを飛びました。梅雨時なのに、名古屋市を空から散歩したような好天に恵まれました。
機内で隣の席に座られたのは、同じツアーを単身で申し込まれた西区のYaさんと言う方でした。ほかに4組のご夫婦連れを含めて、10名が今回のツアーの総勢です。このことは後で知りました。
Yaさんとは飛び立って直ぐに話が弾み、香港、桂林でもとくにご一緒させて戴く機会が多きありました。名古屋港近くのベースボールのような形の埋立地が見えた時、
「ここは魚釣りの名所です。私もよく釣りに言ったところです」
と教えて頂きました。
更に南下しますと、知多半島が見えてきました。半島までの距離のせいかも知れませんが、思った以上に小さく見えました。一寸驚きでした。半島全体の形が肉眼で見渡す事が出来ました。その中間より少し北の辺り、常滑沖には新国際空港の埋立地も確認する事が出来ました。
新聞記事などによりますと、順調に工事が進んでいるようです。しかし、個人的な立場では、今の名古屋空港に比べると、相当にアクセスが不便になりそうです。西区にお住まいなので、Yaさんの方が影響がはるかに大きいようです。空港の開設と併せて、各種アクセスの早期整備も進んで欲しいものです。
<香港到着>
順調なフライトでした。昼間のフライトなので、名古屋上空から紀伊半島くらいを眼下にすることができました。海上に出てからは、梅雨前線の雲に覆われてしまいました。次に見えてきたのは、台湾でした。
2時間半ほどフライした後、左手に大きな陸地が見えてきましたが、それが台湾である事が、咄嗟には分かりませんでした。「中国大陸近くをフライとするのでは?」との先入観がありましたので、「中国大陸のどの辺り?」との思いに惑わされたためです。
後で地図を調べますと、サツマイモの形をした台湾が一番西に出っ張っている台南県近くを通過したようでした。港近くに大きな都市、台南市があり、複雑に海岸線が入り組んでいました。機上から見た港風景は、「複雑に入り組んだ海岸線と、かなり大きな港町」と言った印象でした。
台湾南端付近から香港までは近い距離です。30分程のフライトでした。香港も中国大陸では南部に位置し、ベトナムまでも大した距離はありません。機が高度を下げると、海上には大小の島々が見えてきました。どちらかと言えば、ビル群だけを想像する香港は、意外と多くの島があり、人が住んでいない島も多いようです。
所々厚い雲もありましたが、白いぽっかりと浮かんだ雲の方が多く見えました。どうやら、天候には恵まれたようです。ビル群を眼下に見た後、機体は長い橋を左手に見て、着陸態勢に入りました。
<香港国際空港>
香港の地名をよく理解できていませんが、従来の空港は、九龍(カオルン)半島にありました。今度の新しい空港は、市街地から離れて、蘭頭(ランタオ)島の方へ移転しています。東南アジアにおけるハブ空港に位置付けられているようです、かなり大規模な国際空港です。空港内の移動に無人電車を使用している事でも、その大きさが推し量れます。
規模が大きいだけに、当然ながら到着便も多く、入国審査では大分並ばされました。香港への入出国審査と、桂林へ移動する時は、中国本土への入出国審査が必要となります。日本人からみた香港は、1997年の中国への返還以来、何も変わっていないと言った方が当たっています。
私達を出迎えてくれたのは、働き盛りのガイドさん、何(ホウ)さんでした。日本人顔負けの達者な日本語を操る人でした。つい、5年程前の上海・西安旅行の時の上海のガイドさんを思い浮かべてしまいました。
<一国二制度>
1997年7月1日に、香港がイギリスの統治下から中国に復帰して約5年が経過しました。しかし、イギリスの総統が居なくなった外は、表面的には従前と何も変化がないようです。中国として、1国2制度を表明し、50年間は香港では旧制度(?)を維持するとしているからです。
通貨も本土では人民元を使用しているのに対し、従前と同じ香港ドルを使用しています。空港内の銀行で香港ドルへの両替をしておきました。この後、香港に戻ってくるものの、少な目の両替にしました。後でガイドさんから聞いた話では、香港ドルと人民元との互換性は無いと言います。それぞれに見当をつけて両替しないと、残分の処分に困ってしまうことになります。
香港に隣接した地域には、中国では上海と並んで急発展を遂げる深センがあるものの、経済的な格差はまだまだ大きいようです。中国本土の平均給与が1万から2万円程度であるのに対し、香港では15万円程度のようです。正確な比較ではないが、概ねこんなオーダーのようです。
これほどの差がある地域がフリーに往復できるようになりましたら、途端に経済摩擦、社会混乱が起きる事が目に見えているようです。
香港が変わっていないと言う面では、ガイドさんの話を聞いていても、意識の面でも全く従前と変わっていないようです。
<空港内での食事>
桂林へは夕食の後に出かけるスケジュールとなっていましたので、1時間以上を、空港内で時間つぶしをする事になった。空港ターミナルを出て、繁華街へ出るには1時間以上かかり、往復する時間も無いので、やむを得ません。
ガイドのホウさんの話では、空港の外には何も無いと言う。それで、Yaさんと空港内のウィンドーショッピングなどで時間を潰しました。一寸勿体無い時間でしたが、香港からまた別の国に入国する事を考えれば、必要な時間なのでしょう。
食事は空港内の中国料理店、美心閣でした。待ち合わせの車展示場の直ぐ上の階にありました。間仕切りはしてあるものの、店としての天井の無い、吹き抜け構造になっていました。後で旅行メンバーの方の感想にもありましたが、大勢の旅行客が出入りする一角であり、少し衛生面での抵抗感がありました。
サービスの飲み物は、ソフトドリンクか、コップ一杯の麦酒でした。それで、躊躇せずにビールのボトルを追加注文しました。点心の料理は、可もなく不可も無しと言った感じでした。
<厳しい桂林の入国審査>
ガイドのホウさんは、桂林への出国手続きの事を丁寧に話していたようですが、余り真面目に聞いていませんでした。香港を出発する時に見当を付けていましたが、桂林への到着は。遅い時間になりそうです。
桂林への移動はドラゴンエアー機でした。160人乗りくらいの中型機でしたが、機体が新しく少しほっとしました。中国国内線では、老朽機による事故が多かったように記憶していたからです。
当初の計画では、17時55分香港発、19時20分桂林着の予定でしたが、手帳に記した時間では、19時25分香港発となっていました。1時間半ほど出発が遅れたことになります。大粒の雨が降っていましたので、雷雲が発生していたのかも知れません。
香港の出国審査も厳しかったですが、桂林の入国審査も同様でした。出国の時には荷物を3、4度レントゲン機に通されました。洗面用具の中に、めがね用の小さいドライバーが入っており、これを探し出すためでした。それを放棄してやっとパスになりました。使ったことのないドライバーなので、自分でも全く気がつかない品でしたし、何度も検査をパスした持ち物だったからです。
入国カードは香港のガイドさんが全部確認して「OK」サインを貰っていましたが、書き直しを指示されました。漢字での記入は認めないとの立場で、「英文カードに書き換えなさい」との指示でした。それくらいの書き換えは直ぐにできますので、問題なかったですが、納得し難い気持ちが残りました。
後でこのことを私なりに原因を分析してみました。その結果は、私の姓の一文字が読めずに、審査官がコンピューターインプットできないのが原因のようでした。
それならパスポートの英字表示からインプットすればよさそうなものですが、手っ取り早い、書き換えを指示したのでしょう。同じように漢字表記をした人でも、書き換えを指示されたのは、私一人だけでした。
桂林で出迎えてくれたのはリンさんと言う、人のよさそうなガイドさんでした。「日本語で『しのぐ』という字を書きます」と自己紹介されました。「凌」と言う字でしょうか。
<いつものオールドパー>
空港からホテルまでは車で1時間ほどかかり、ホテルにチェックインしたのは、23時を回っていました。翌日は7時の食事で顔を合わせることを約束しました。いよいよ漓江の川下りです。
海外旅行の旅の供はオールドパーと決めています。一番好きなスコッチウイスキーです。シングルモルトではないですが、ピートモスの香りが程よく効いたところが気に入っています。これを名古屋空港の免税店で買って、旅の供としています。供であり、友でもあります。
名古屋の洋酒専門店、スコッチを多く扱っているお店でオールドパーが好きだと話したことがあります。その時、店主が勧めてくれたのが、一段とピートモスが効いたシングルモルトでした。オールドパーのベースになっている品です。名前は忘れましたが、小さなグラスに何杯かお替りをしました。傍らに水のグラスを置いて、ストレートで飲んだ味が忘れられず、一層オールドパーが好きになりました。店の名前はバーリーです。このところ、オールドパーを飲む度に思い出します。暫く足を運んでいないのが残念です。
2、3日の旅行では余ってしまうことがありますが、4、5日の旅行では丁度いい量です。部屋に戻って、その日のことを思い出してメモをとったり、明日の旅行に思いを巡らしながら水割を呑むことにしています。ミネラルウォーターを冷蔵庫で冷やしておけば最高です。しかし、常温でも構いません。酒の肴も殊更必要とはしませんが、地元で見つけた美味しいツマミがあれば、言う事はありません。
一日を終て語らう友のあり今宵の我にオールドパーよ
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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島を通り過ぎた後は大陸が見えてきました。小高い山並みが続いていました。
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高層ビル群が下方に見えてきました。空港までもう少しです。新空港は市街地を避けて広大な埋立地に移転しています。
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空港島から本土への交通アクセスは3つあります。橋と地下道と海路です。これは橋の本土側部分です。
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こちらは空港島側の橋脚部分です。香港もシドニー湾ように、入り江、港の風景が魅力的です。100万ドルの夜景と並んで、昼も素晴らしい光景です。
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途中、少し雲が厚かったですが、新空港の上空は好天に恵まれました。赤茶けた部分は、もの凄いスピードで進んでいる埋立地部分のようです。
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緑の海の色です。ガイドさんに尋ねた結果は、「海草の色では?」という答えが返ってきました。しかし、余り納得できませんでした。
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新空港への着陸です。ガイドブックには1998年の開港とありました。まだ4年程度か経っていない国際空港です。
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前方のアーチ型の屋根は格納庫当たりかと思いましたが、近寄ってみましたら、旅客ターミナルビルの一部でした。
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搭乗機はキャセイパシフィック機でした。機内サービスも良く、快適な空の旅でした。安全飛行でも定評のある会社のようです。
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順調な飛行で香港国際空港に到着しました。日本を出る時は『雨季になっているのでは?』と心配しましたが、杞憂でした。
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新空港の構内移動は無人運転の電車です。時間は短いものの、空港ビルの大きさを実感できます。
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本物の植栽かどうかは確認できなかったですが、無人電車が走っていたフロアの一角で写しました。
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無人電車は、二重扉になっていて、電車自体の扉と、プラットホーム側にも扉がついています。どういう訳かプラットホーム側が先に閉まります。
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無人電車を降りた後、到着ロビーの階までは、長いエスカレータを使って移動しました。
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到着便の案内表示板です。さすがに国際空港だけあって、各国からの便が目白押しです。ちょうど表示の変わり目で、漢字と英字が半々です。
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この日、香港は夕食を摂るだけで桂林に向かう予定です。夕食までの暫らくの間、待ち合わせの場所となった新車の展示場です。
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美心閣の看板の店が夕食を摂ったところです。間仕切りをしただけで、天井部分はオープンになっていました。
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空港ビルは天井が高いので、開放感が溢れています。その空間を利用してオブジェも飾ってありました。
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全員揃ったところでお店へ、今日のメニューは点心料理です。グラス1杯だけのビールのサービスがありましたが、単なる火付けでしかありません。
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空港も見せも真新しく、テーブルは清潔感が漂っていました。しかし、天井がオープンなのには、少し抵抗感がありました。
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晴れ間が見えたかと思ったら、たちまち真っ黒い雲が覆いました。窓ガラスに大粒の雨が打ち付けてきました。
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なんだかぎっしりと書き込まれた絵画です。現代アートの分野でしょう。待合室の壁に懸かっていました。
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新国際空港のレイアウト図です。TとYを組み合わせたエプロンに8面の駐機ができます。それぞれの面が、4機から8機まで扱える構造です。
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