古都奈良を行く

2008/06/14 - 2008/06/15

週末に名古屋から東名阪そして亀山から名阪国道を経て、らくらく奈良へ。名阪国道は料金がかからないのに高速並み（でも時速制限が60キロ）で、天理まで出ています。

最初は明日香村を目指すのですが、その途中にある長谷寺にまず参拝。その後、聖林寺や飛鳥寺に参拝して、奈良市内を通って、今日の宿となるレイクフォレストリゾートへと向かいます。

レイクフォレストリゾートは奈良県に面した京都府にあり、かなりの山奥にある巨大ゴルフコースです。ネットで検索して、直前だったので、どこか適当なところが空いているのかと結局、ここになりました。やはり辺鄙なところにあるので、その分、こちらも助かりました。

ここはしばらく北海道フェアなるものをやっていて、ブッフェディナーをそれにしたのですが、結局、その出てきた食事には少しがっくり。お部屋も傷が多少あったけれど、値段がかなりお徳だったので、ここは文句なしでしょう。

次の日、この辺の円成寺（前にも来たけれど、名園があるので）に再来。その後、花ショウブの時期だったので、その近くにある花菖蒲園に行ってから、柳生宗厳が一刀のもとに斬ったという伝説がある一刀石や芳徳寺へ。

最後に奈良市内に行って、国立博物館で催されている展示会に行って、京都のお友だちのところへ。

エリア 桜井・三輪・山の辺の道(奈良)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

長谷寺へ

この寺は何度も火災にあったというけれど、観音信仰の力によって不死鳥のように蘇ったとのこと

まるでチベットのお寺のような華やかさです

非常に印象の残る文字。これは「大悲閣」と書かれています。

向こうの山間には五重の搭が

床下もかなり綿密に設計されています。

本堂の中にかかってある絵。

本堂の中に置いてある椅子。すべてがアンティックです。

本堂からちょっと離れたところにあるお地蔵さん群

やっぱりこの光景は見捨てがたいものがあります。

坂を登って、少し分かりにくいところにある聖林寺。十一面観音像が離れにある収蔵庫にただ一体安置されています。

ここから三輪山が右に見えて、桜井市外から奈良盆地を見渡せる絶景のところにあります。

ここで明日香に飛んで行きます。飛鳥寺内にある日本最古の丈六の仏像−安居院釈迦如来座像（飛鳥大仏）。中に入ると、説明してくれるガイドさんがいて、写真を撮っても良いよと仰るので、遠慮なく一枚撮らさせていただきました。

またまた飛んで、次の日。柳生花菖蒲園へ。この菖蒲は潮来と呼ばれます。

凄いカメラを持ったおじさんたちでこの菖蒲園はいっぱいでした。

アジサイも咲き始めています。

柳生のバス停から山道を登っていって、10数分で出てくるのがこの一刀石。これは御神体の岩の奥にあります。

花崗岩の岩がどうやって真っ二つに？

柳生宗厳が天狗と思って斬りつけたのがこの岩だということでした。

天の石立神社。一刀石の手前にあります。

ここは柳生家の修練の場だということです。

御神体岩。人間の手が加わったとしか思えない平面になっています。

もうひとつの御神体のようです。

一刀石にしろ、天石立神社にしろ、暗いところにあるので、女性はひとりで行かないようにしてください。

茶畑があちらこちらに見られます

最後は奈良の大極堂のセットメニュー。くずきり餅はなんとも言えない味です。