2008/04/22 - 2008/04/22
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WT信さん
見上げると新緑の木々のトンネルを潜るように教会の入口が覗き、緑の梢の上に、純白のマリア像、白色のファサードの上には淡い草色の尖塔が伸びている。
大浦天主堂は1864年、フランス人神父によって創建された日本最古の木像ゴシック建築で、教会の建物では日本唯一の国宝。1879年増築され、外壁を煉瓦造にあらため、完全にゴシック風の建物になった。
この建物は、西坂の二十六聖人殉教地の方向に向けて建てられており、正式名称は「日本二十六聖殉教者聖堂」。
内部はヨーロッパの大聖堂の模型を見るような、華奢で美しく、しかし正にゴシック風の天井と綺麗なステンドグラスを支える窓枠。
最初の教会が建った時、フランス人神父が密かに期待していた、いわゆる隠れキリシタンの人々が現れ、祭壇の聖母子像を拝み、自分らはキリシタンである旨を神父に告げた。
教会の入口に建つ美しきマリア像は、喜んだ神父の母国への報告によりフランスから送られた。
祭壇の聖母子像は、爾来「信徒発見のマリア像」と言われている。
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