2008/03/29 - 2008/03/31
1903位(同エリア6028件中)
前日光さん
若草山は、別名三笠山。
むか〜し、職場の同僚が歴史好きで、「時々奈良に
行っては若草山に登り、ボ〜と過ごすのが好きなん
ですよ〜」と言っていたことがありました。
しかし、その頃は当方子育ての真っ最中!
ボ〜とする時間なんぞ一分たりともなく、羨ましくも
悔しくもあったその山に、今、やっと登る機会を得た
のです。
甘く見ていたせいか、はたまた日ごろの運動不足のせいか、
私にとってはけっこうきつかったのですが、子どももたく
さん登っているのに、途中で音を上げるわけにもいかず、
やっと辿り着いた山頂は(といっても、一つ目の山だけ
ですが)東大寺を見下ろし、奈良市街を一望できる所
でもありました。
おかげで、その日の歩数は二万歩以上となりました。
-
彼方に見ゆるは若草山。
樹木が無いのは、1月の山焼きのせいなん
ですね。 -
東大寺大仏殿を眺めながら、山に登ることに
しました。 -
大仏殿のアップ。
どこにいても、目立ちますねぇ(^o^) -
桜に押されていますが、椿もしっかり咲いて
います。 -
若草山の方にも、鹿がいました。
合図を送ってみましたが、どうやら話す気は
ないようです。
この鹿は、若そうでした。 -
入り口で150円を払って、登り始めました。
桜は二分咲きといったところでしょうか? -
午後のせいか、空も雲が多くなってきました。
桜はまだ蕾が目立ちますね。 -
やっと一重目の頂上に辿り着きました。
若草山は、笠を三つ重ねたような姿から、
「三笠山」とも呼ばれています。
ここからは、大仏殿や奈良市街を一望できます。 -
あまのはら ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも
という阿倍仲麻呂の歌は、この山のことかと
思っていたら、お隣の春日大社の背後の
「御蓋山(みかさやま)」のことだった
んですね。
ちょっとそちらの山にも登ってみたいと
思いました。 -
登って来たときには、暑いと思ったのですが、
頂上を吹き渡る風は冷たく、寒くなってきた
ので、二重目、三重目は時間的・体力的に
無理と思い、諦めて下りました。
中腹の、芝で一面に覆われた所でもうひと
休み。拡大していただきますと、大仏殿の
屋根が見えます。 -
ますます雲が多くなってきました。
時刻は午後4時11分。
明日の天気は、予報では雨なのですが、
どうやら当たり!かな? -
山を下りた所に、また鹿が数頭いました。
この鹿は、今回出会った鹿の中で、最も
鹿男中の鹿に近いオーラを持っていました。
売っている「鹿せんべい」ではなく、私たちが
食べていた普通のせんべいをおいしそうに
食べたからです。
けっこういつまでも、後を付いてきました。
(ええ、そうですよ。せんべいをやったから
です。わかってますって!) -
「おい、もっとくれないのかい?もう少し
くれたら口をきいてやってもいいんだけどねぇ」
と、言っているようにも見えました。 -
若草山についての説明図です。
この図を見ると、一重目から三重目までの形が
本当に、あのどら焼きの「三笠山」に似ていま
すよねぇ。
なるほど〜と納得の図! -
この後、のどが渇いたので、近くの店で抹茶と
葛切りをいただき、手向山八幡宮近くの、
老夫婦が営む「古梅園」にて、「にぎり墨」
という、制作者の指の形が残っている墨を
購入。
この店は、漱石の時代からあるらしく
古梅園の袋に、漱石の次のような句が
ありました。
墨の香や 奈良の都の
古梅園 -
東大寺二月堂に向かう途中にて、また鹿と遭遇。
この崩れかかった塀の感じが好き! -
二月堂の「お水取り」は、ぜひ一度は見てみた
いと思っています。
特に僧侶たちの「声明」を、聞いてみたい。 -
堂西局の舞台から見下ろした風景。
-
北の方に目を転じると、食堂(じきどう)、
参籠宿所に至る階段の屋根が美しい機能美
を見せ、その向こうの桜が、満開でない所
がまた良いと思います。 -
二月堂南局。
-
二月堂北局から大仏殿の屋根を望んだもの。
-
二月堂北局にあった、あまりきれいでない
水に浮かんだ椿。 -
二月堂北局外陣に描かれていた絵。
価値の高いものではないようです。 -
同上。
-
二月堂西局を見上げたもの。
この時、既に五時23分。
西日に照らされています。 -
屋根を支える部分が、美しかったので。
-
二月堂から大仏殿の裏側に出る道は、ここを
まっすぐに進みます。
この道が、すっかり気に入ってしまいました! -
ほら。
同じ趣味と見える男性が、三脚を構えている姿
が見えなくなった所でパチリ。 -
振り返って、またパチリ。
いいなぁ、この雰囲気。
こういうの、大好き! -
この建物は「大湯屋」か?
背後にみごとな白木蓮が見えていました。 -
西日に映える白木蓮
-
今度は、桜の枝越しの白木蓮。
シツコイ・・・ -
桜のアップ。
やはり、蕾がけっこう見えますね。
時刻は五時半を回っています。 -
さすがに、人も少なくなった参道。
この時、自転車に乗ったおばさんに向かって
複数の鹿が殺到。
このおばさんは、鹿によく餌をやっている
地元の人らしい。
この人ならきっと、鹿と会話ができるに
違いない!
残念ながら、動くものを撮るのが苦手な私、
鹿と人間の交流を撮りそびれてしまいました! -
中門近くの池の柳?の緑が美しかったので
パチリ。 -
若草山では、見下ろすことのできた大仏殿を
振り返ってみましたが、やっぱり大きい!
今回は大仏様のご尊顔を拝する機会を逸しま
したが、次回はぜひ・・・ -
これは、「依水園」左手に立つ「寧楽美術館」
近くのお茶処「ときわ」から、若草山を振り
返って見たものです。 -
国道369号に出ると、奈良県庁に沈む夕日が
見えました。
時刻は6時1分。 -
再び興福寺に出て、東金堂と五重塔。
いつ見てもキマッテいますね! -
6時3分、南円堂に沈む夕日
はるばる奈良に来て、よかったなぁ〜(^o^) -
6時4分、急速に陽は沈みます。
-
ホテルに戻り、夕食は近くのどこかの店に
しようと、また昼間歩いた桜咲く公園の辺
りを彷徨っていると、若女将がちょうど顔
を出した居酒屋がありました。
奈良市三条町606−2
「きなせぇ」
? 0742−26−6700
目が合ったとき、感じがよかったので
入ってみることにしました。
最初に出てきた「つきだし」は、蛸の
和え物。 -
刺身盛り合わせ。
おいしかったです。 -
何か煮物か汁物をと言ったら、登場したのが
「のっぺい汁」
そういえばこの店は、ほとんど新潟のお酒
ばかり置いてありました。
経営者は新潟の人なのでしょう。
で、こののっぺい汁はもちろんおいしかった
ですよ〜 -
新潟のお酒は、しょっちゅう飲んでいるので、
奈良のお酒「春鹿」の超辛を頼みました。
淡泊で好みの味でした。 -
野菜の盛り合わせ
ドレッシングがなくて、野菜だけでもいい
くらいでした。
どうしてもお酒を飲むと、のどが渇いて
しまうんです。 -
焼き魚。
何だったか、忘れてしまいました。
なにしろ、ほろ酔い気分でしたので。
しかし、シャッターは押していたようです。 -
これは、新潟栃尾名物の、とても大きくて
分厚い油揚げです。
実は先日、テレビで見たばかり。
二人で、充分な大きさでした。
上にかかっているネギと酢醤油が、お酒と
よく合っていて大満足。
この夜は「コンフォートホテル奈良」に
宿泊。
このホテルは2月にオープンしたばかりという
新しくて清潔で、しかもお値段は二人でなんと
8,400円というお手頃価格でした。
奈良旅行の定宿にしたいと思ったくらいです。
続く
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この旅行記へのコメント (11)
-
- キートス・メルシーさん 2009/05/17 20:59:00
- あをによっし!
- こんにちは。
さっそく遊びに来ました。
去年の秋に明日香地方には行ったのですが、奈良市内へはいけなかったんで
楽しく読ませていただきました。
鹿男ファンならはずせない場所ばかりですねー。
番組が放映中は、ロケ地ガイドブックが配布されたとか。
他にもミーハーな人がいるんだと安心したのを覚えています。
キートス・メルシー
- 前日光さん からの返信 2009/05/17 23:46:22
- RE: あをによっし!
- こんばんは!
さっそくのご訪問ありがとうございます。
で、さきほどキートスさんに初コメントしたのに、
恥ずかしい変換ミスしてました。
ここで訂正させていただきますね。
「全快」ではなくて、「前回」でした!(恥!)
> 去年の秋に明日香地方には行ったのですが、奈良市内へはいけなかったんで
> 楽しく読ませていただきました。
> 鹿男ファンならはずせない場所ばかりですねー。
そうなんです!鹿男!
もう、あの鹿がかわいくて。
絶対に鹿と話そうと思っての奈良行きでしたが、さすがに
まだ(^_-)話してはくれませんでしたね。
でも、そのうち、きっと。。。
> 他にもミーハーな人がいるんだと安心したのを覚えています。
ハイ!4トラ会員の方には、かなりのミーハーがいらっしゃって
心強い限りです。
私、4トラ仲から「文学ミーハー」というニックネームを頂戴
したのですが、少女漫画系(ただし、70年代頃の)に関しても
相当にイッチャッテル!と自分では思っています。
山岸涼子様の「日出づる処の天子」、萩尾望都のポーシリーズ、
マニアックな処では、神坂智子さんのアラビアのロレンス等、
比較的新しいものとしては(私にとって)樹なつみの「八雲立つ」
が好きで好きで。。。出雲が好きな理由の一つは、この「八雲立つ」
のせいでして。
おっと、自分のことばかり。失礼いたしました。
まぁ、こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。
前日光
-
- 旅猫さん 2008/04/19 15:08:43
- 記憶が無い。。。
- 前日光さん、こんにちは!
若草山、登った記憶が無いなぁ。
2月堂はしっかり覚えているのに。。。
訪れた時は、ちょうど桜が満開できれいでした。
塀の続く道、素敵ですね!
ここも歩いた記憶が無いような。
おかしいな〜(^^;
17年も前のことですからね(笑
またゆっくりと、奈良を歩いてみたくなりました。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2008/04/19 23:58:16
- RE: 記憶が無い。。。
- こんばんは!
若草山って、3重目まで登るとけっこうキツイと
思いますよ。
でも東大寺や奈良の町を眼下に見下ろすことができて、
いい気分になりますよ〜
二月堂から「左大仏殿道」とある所を、左に進まず、
まっすぐに行くと、あの素敵な雰囲気の道に出ます。
私も今回初めて気づいたんですよ。
奈良は、いいですよ〜
旅猫さんだったら、必ず好きになると思いますがね。
どこか垢抜けてない所があって、そこが好きなんですよ〜
それから仏像の顔が、どうやら私は渡来系の方に惹かれて
いるのかもしれません。
密教系よりも、中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像が好きで。
それに、なんといっても奈良は鹿がいるし(笑
-
- morino296さん 2008/04/15 19:16:08
- 若草山
- 前日光さん
こんにちは。
私は、鹿男を見ていなかったので、話が見えなくて残念です。
玉木くんが、重たい鹿の頭を被っていたのは知っていますが、
ストーリーは?
若草山、結構、登るのは大変なんですね。
中学生のときに、途中まで登ったような記憶がありますが、
随分前のことで、よく覚えていません。
ここまで登ると、ご褒美として、大仏殿や奈良市街地を一望できるのですね。
山登りもされて、結構歩かれましたね。
居酒屋「きなせぇ」、なかなか美味しいものが食べられそうですね。
前日光さんが、行かれる居酒屋は、いつも良いお店ですね。
嗅覚が凄いのでしょうか?
奈良のお酒「春鹿」も、美味しそうですね。
これだけ歩き回った後のお酒は、結構まわったのではないですか?
コンフォート、ツインは8400円ですか。
シングルの値段よりも、相当お得ですね。
ps.
奈良の鹿は、茨城の鹿島神宮から、贈られたものだそうですね。
今では、ルーツの鹿島神宮よりも有名になってしまい、
鹿の頭数も増えすぎて、難しい問題もあるようですね。
morino296
- 前日光さん からの返信 2008/04/15 22:39:38
- RE: 若草山
- morino296さん こんばんは!
いつもありがとうございます。
鹿男、ご覧になりませんでしたか!
それは残念です。
近頃まれに見るおもしろさ(くだらないといえば、言えなくも
ありませんが)で、感銘を受けるとか、人生観が変わったとか
そういうストーリーではないのですが、鹿が自ら選んだ人間
のみと話をするという奇想天外な展開と、登場人物たちが、
みんなどこか変で、思わず話に引き込まれてしまったようです。
鹿島神宮とも、もちろん関連させてありまして、玉木くんが
ご幼少のみぎり、彼のお母さんが、鹿島神宮で受けた勾玉を
彼に与えたという場面が最初に出てきています。
最初は、奈良が舞台であるということから見始め、次いで
栃木県立藤岡高校で撮影された剣道の試合の場面などがあって、
ますます県民の関心は高かったというわけです。
居酒屋「きなせぇ」、いい感じでしたよ。
春鹿もさっぱりとおいしかったです。
コンフォートホテル奈良のすぐ傍です。
ぜひ、訪ねてみてください。
経営者は、たぶん新潟県人だと思いますよ。
この奈良編は、まだまだ続きます。
またいらしてくださいね(^_^)v
-
- 義臣さん 2008/04/15 17:45:30
- 古梅園
- 前日光さん。
私は子供達を連れてきた時は必ず此処で
墨を買う懐かしいお店です。
次男は小さい時に初めてきて鹿に煎餅をせがまれて泣いてしまったことも
今では懐かしい思い出になってしまいました、
5月の宿は何処だろうな?
義臣
- 前日光さん からの返信 2008/04/15 22:20:31
- RE: 古梅園
- 奈良らしい落ち着いた雰囲気にピッタリの店構えですよね!
実は薬師寺で写経用のセットを購入しましたので、古梅園の
墨で写経をして、いつになるか分かりませんが、薬師寺に
送り返し、納めたいと思っています。
この後も続きがありますので、またご覧下さいね!
-
- momotaさん 2008/04/13 20:59:10
- 似てる〜〜〜(^◇^)
- 前日光さん、こんにちは。
面白い!完全に鹿男に洗脳された目線が最高に楽しい旅行記ですね。
私も母と毎週欠かさず見ていました。
初めのうちは意味分からずにただ奈良の風景が見られるからと見ていた
んですが、そのうちねずみの使い番はあいつに違いないだの真剣に話す
私達を見て周りに笑われる始末(~_~;)
このシカ絶対しゃべりますよ!!そっくりじゃないですか!
「せんせ〜い」って聞こえませんでしたか?
若草山は私も登ったことがありません。
母が一緒ではぜ〜〜〜ったい登ることはないでしょうがいつか機会が
あれば奈良を見下ろしてみたいです。
あの先生たちが高台から見下ろしているのはここなんですかね?
あの景色は合成かなぁって見てたんですけどね。
テーマのある旅は楽しさ倍増ですね(^o^)
- 前日光さん からの返信 2008/04/13 23:15:19
- RE: 似てる〜〜〜(^◇^)
- こんばんは〜
ご訪問&コメント&投票も?ありがとうございます!
動物はだいたい好きなのですが、中でも猫と鹿は、超が
いくつつくか分からないくらい好きですよ〜!
最初は奈良で鹿で玉木くんで・・・という興味で見ている
うちに、話の展開が度肝を抜かれる方向に向かっていくので
おもしろくて仕方なくなり、しかも剣道の試合の場面が、
なんと我が栃木県の、この4月で廃校になってしまった
県立藤岡高校という所で行われたということも大きいのです。
私も職場で、毎週見ていた後輩と、鹿の使い番が云々・・などと
話していたので、興味の無い筋からは、どう思われていたかわか
りません。
しかし、久しぶりにおもしろいドラマでしたね〜♪
若草山から見た奈良の町は、あのドラマにも度々登場していましたよ。
数年ぶりの奈良でしたが、やっぱりとても良かったです。
今度行くまでに、なんとかして鹿と会話する方法を身につけたいと
思っている私は、相当あの番組に毒されていますね!笑
- momotaさん からの返信 2008/04/13 23:38:47
- RE: 似てる〜〜〜(^◇^)
- 難しいですね〜、鹿が自分で選んだ人としか話さないんですから。。。
と、なるとやっぱり鹿せんべいで釣るしかないですかね(^m^)
栃木の藤岡高校で撮影したんですかぁ。自分になじみのあるところで
撮影されたとなるとまたたのしいですよね。
シカ好きって鹿を特定して好きなのも珍しいですねぇ。
鹿がいるところといえば奈良と宮島くらいしか思いつかないですけど
日本の寺社にとってもなじみますよね☆
奈良の鹿のくださいって首ふる姿がまたかわいいんですよね〜(^^♪
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