2008/01/24 - 2008/01/28
297位(同エリア329件中)
瑞樹さん
山中温泉のこおろぎ橋の見える宿をチェックアウトして、ゆげ街道を満喫中。
決めていなかったけれど、お昼は山中温泉で摂ろうかな?
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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ゆげ街道をちょっと戻って、長谷部神社へ行きます。
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山中温泉のマンホール。文字は有っているけれど、絵は逆様に見える。
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やっぱり、古い町には丸いポストが似合う。
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白い景色の中に、ピンクの花を見つけると、何だか嬉しいです。
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長谷部神社までは、曲がった階段を上っていきます。
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この神社には、山中温泉を再建したと伝えられる平安・鎌倉時代前期の武士・長谷部信連が祀られています。
通称長兵衛尉。 -
創建は1872年(明治5年)。
平家物語に因れば、数々の武勇により16歳にして左衛門尉という天皇の御そばへ上がれるまでの位となります。
しかし、承治4年(1180年)信連の仕えていた高倉の宮以仁王を旗頭に、平家を討伐しようとしていた源頼政の策略が事前に発覚し、平家は数百の兵を持って高倉の御所へ押し寄せました。
以仁王は前夜のうちに御所を離れ難を逃れましたが、信連は一人残り御所を守りました。 -
兵十余人を殺傷しますが、生け捕りにされ、平宗盛の厳しい詮議を受けましたが、光長廃下の5、6人に対し、刃傷に及んだ理由についての申し開きはしたものの、以仁王の行方などについては、頑として口を割りませんでした
死をも恐れず忠義を誓うその姿に、平氏方に感銘を与え、清盛も一命を助け禁獄したと云います。
途中にはこんな川が。珍しいですね。 -
本殿の隣には、目にも鮮やかな朱塗りの鳥居。
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神社に猫はつきものですが…奥へ奥へと行ったようです。
さっすが雪国の猫は違いますな。 -
長谷部神社の階段を慎重に下りてきました。雪の階段は、下りるほうが難しい。
さて下りるとゆげ地蔵さんに出逢いました。
なんと、こどもおみくじ・大人おみくじ・恋みくじ全て30円! -
すぐ隣が「萬吉屋(よろづよしや)」さん。
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こちらは山中の名水仕込の油揚げが有名。
試食を頂きましたが、厚揚げみたいで脇役ではなくちゃんと一品になる味です。
が、私の旅はまだ続くので、生ものは買えません。ということで山中温泉の温泉玉子(山中塗りのスプーンと伯方の塩付き)と、こぼうずの漬物を買いました。
温玉、おいしい♪こぼうずは未だ頂いておりません〜。 -
こちらは「お酒倶楽部くぼで」さん。
こんなに雪じゃなければ、大吟醸ソフト食べるのにな〜。 -
更に進むと、「山中片岡鶴太郎工藝館」。
この建物は、昭和6年山中温泉で起こった大火の後に漆器商「山岡商山堂」の本社屋として建てられた、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りの建物。現在は文化庁の登録有形文化財に指定されています。 -
こちらは恩栄寺さん。とても立派な本堂に惹き付けられました。
この辺りで、車に乗った観光客に「ロイヤルホテルは何処ですか?」と訊かれました。
「私も観光客なので…」と云いました。云った後で「あ、河鹿荘のことか」と思い出しました。 -
てくてく歩いて、菊の湯に到着〜。
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先ずは山中座に入ってみたいと思います。
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中にはこんな人力車が展示されていました。
春や秋なら、こういう人力車に乗ってゆげ街道を巡るのも、良いかも。…道が広ければね。 -
その直ぐ脇に赤い階段があります。
上っていくと… -
わぁぁ。
正に檜舞台。こちらは山中漆器の技術が結集された建物です。
鏡板の松は、シルクスクリーン金蒔絵。木々は、漆の塗りと拭き取りを数回繰り返し、木目の美しさを生かす拭き漆仕上げが施されています。
凄い…!これは必見、山中温泉に来たら、これを見ずしては帰れませんよ! -
ロビーには、山中塗りの太鼓や
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山中塗りの電子ピアノが置いてあります。
この後ろの壁には、名誉座長である森光子さんの写真が飾られています。 -
さて次は足湯。こちらの足湯は無料です。
勿論隣には菊の湯がありますが、着替えが面倒なので、足湯にします。 -
無料なのに、足湯専用脱衣所があります。すのこが敷かれ、カーテンで仕切ることが出来ます。コインロッカーもあり、足拭き用にペーパータオル、そして下駄までも完備。至れり尽くせりです。
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一応屋根のあるこの笠の露(足湯)。でも雪が降っているので、風向きによって頭に雪がかかることも。
最初は熱い!と感じて赤くなった脚も、段々と気持ちよくなってきました。 -
途中で、地元の方も入ってこられました。
いや〜気持ちい〜。やっぱり足湯、露天風呂もですが、寒い季節に入るほうがありがたみが増しますね。 -
お昼はかがり吉祥亭のレストランで摂ろうと思って、入口を入ってみるも、土産物だけ眺めて出てきてしまいました。
どうしようかな〜と思ってゆげ街道を歩く私の前に、「こんば亭 橋爪庵」が目に入りました。 -
こちらは、生米より一人前ずつ羽釜で炊き上げる釜飯が有名なところみたいです。各テーブルに、こちらのお店が載った雑誌や本などが置かれています。
窓から見える庭も素敵。 -
天井にも、ちょっとした工夫が。
炊き上がるまでちょっと時間が掛かるので、その間には -
抹茶と小豆落雁が供されます。
店内はほぼ満席状態。席に案内されると「ここは釜飯が有名です」と云われるのですが、寒いせいか値段のせいか、そばやうどんを注文する人多し。
ここは釜飯屋なのになぁ。 -
炊き上がるのを待つ間、先に出てきたのは豪快な山わさび。
この山葵を釜飯をはじめ全てのものにつけて召し上がってください、とのこと。 -
待つこと20分。
来ました!私は冬季限定のカニ釜飯を頂きます。山菜懐石つきで2,700円。 -
上に卵が掛かっているのが珍しいですね。
さて頂くとしましょう。
米は加賀産のこしひかり、成る程粒が立っていて瑞々しさがあります。
奥山中の山葵を付けて、また一口。へぇぇ。こりゃ美味しい。山葵って、色々なものに合うんだなぁ。 -
結構量があって、女性のお客さんは結構おにぎりにして貰っている方が多いようでしたが、私はぺろり。
ふわ〜満腹。
御手洗いに行ったら、九谷焼の洗面所でした。 -
前のはこおろぎ橋、もうひとつのトイレはあやとりはしでした。
帰りに、抹茶と共に出された小豆落雁の「小梅もろこし」を頂きました。嬉しい。 -
満腹満腹。
さて、今日は又移動なのですが、旅館の方に聞いた山中温泉バスターミナル発の時間はとっくに過ぎてしまいました。
どうしようかな〜。
と思ってまたゆげ街道をふらふら。ここは「手作り仲間の小路」。 -
また食べちゃいました。
手焼せんべい・だんごの「ここや」です。ふっくらと炊いたコシヒカリだけで作られたおだんごです。
しょうゆと胡麻を頂きました。とても柔らかくてシンプルな味が美味しい。 -
食べ終わって、またふらふらと歩き出しました。
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途中で、再びお散歩号に乗りました。次の行き先は…
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山中漆器伝統産業会館。
お客さんは誰も居ませんでした。右奥にある素晴らしい漆器を、ゆっくりと観ることができました。
無料で、こんなに良いものを見られるなんて〜お得〜。 -
一角では職人さんが作業する姿も見えました。
こちらでは、沢山の作品が売られていますが、輸入材なのか日本のものなのかウレタン塗装なのか、値札にちゃんと書いてあるので安心です。 -
ひとしきり漆器を堪能した後は、バスも丁度良い時間にはないので、歩いてバスターミナルへ。
ここからは10分だと書いてあるけれど…雪の中をひとりで歩いていると、ちょっと不安になってきます。本当に10分かなぁ。 -
途中で、白鷺大橋が見えました。
雪が凄い! -
山中町社会教育文化会館(だったかな?)には、大獅子みこしが展示されていました。
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もうひとつ。
是非この神輿が練り歩く「こいこい祭」も観てみたいものです。
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