2008/01/24 - 2008/01/28
263位(同エリア328件中)
瑞樹さん
朝から金沢を存分に楽しみ、今度は温泉三昧と参ります。今夜は山中温泉へ泊まります♪
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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15時前に金沢21世紀美術館を出て、兼六園下へ歩いて行きます。
う〜ん又風雪が強くなってきたかな?
これから山中温泉までひとっ飛び。温泉特急バスに乗ル予定ですが、はっ、詳しいバス停の場所を確認していなかった。急いで北陸鉄道バスに電話したら、感じの良い応対で安心。 -
兼六園下のバス停と云っても、4箇所ありますから。結局、ここだろうなと思った場所でした。兼六園側にある屋根付きのバス停です。
15:04の山中⇔金沢快適エクスプレス号に乗車。
乗客は、私以外にひとりだけ。
バスはちょっと古めの観光バス、といった感じ。 -
小さな雪吊りの続く道路。
このバスは金沢から加賀温泉郷までを繋いでいるので、終点の山中温泉へ行くのにラクチンです。
途中ちょっと寝てしまいました。 -
目が覚めて外を見ると、景色が変わっています。
雪に覆われた建物の無い地面が多くなり、次第に木々も多くなってきました。 -
途中でひとり乗ってきましたが、また途中で降りていきました。どうやら地元の方だったようで、運転手さんとちょっと話していました。
結局終点まで乗っていたのは私だけでした。金曜日だからかな?
16:40に山中温泉のバスターミナルに到着。誰も居ません。
このバス、金沢市内からなら一律1,310円。ちょっと時間は掛かりますが、乗換なしで行けるし丁度良い時間に着くので、地元じゃない私には結構便利だと思いました。 -
事前に送迎を頼んでいたので、直ぐに旅館の方の迎えが到着。
今夜の宿は「みやこわすれの宿 こおろぎ楼」です。
ロビーでチェックイン、そして部屋に案内されました。 -
部屋は広くはありませんが(多分八畳くらい)、ひとりなので充分。
シンプルで清潔、床の間が素敵。 -
すぐに仲居さんがお茶を淹れてくれました。
加賀といえば加賀棒茶が有名ですが、わわっ、甘くて薫り高くてなんて美味しいお茶なんでしょう〜♪
そしてそして、このお饅頭も美味しい。もちもちとした蓬のような生地で、あっという間にペロリ。 -
さらに!
窓からはこおろぎ橋が見えます。窓の前には、ちゃんと椅子が用意されているのです。
わ〜…風情がありますねぇ。これが楽しみだったんです。あぁ、ここを選んで大正解!
こおろぎ橋は、大聖寺川にかかる橋で山中温泉のシンボル的存在。
同名のテレビドラマがあったそうですが、ご覧になった方いらっしゃいますか?
かつては行路が極めて危なかったので「行路危」の称を生じたとする説、また秋の夜に鳴くこおろぎにも由来するという説、「清ら木」から転じたとされる説があるそうです。
とても美しい橋。総檜造りです。 -
今回の宿を決めるに当たっての基準は
1.ひとりで泊まれる旅館であること(まだまだ少ないですね!)
2.なるべく小さい規模であること
3.温泉露天風呂があること
4.料理が美味しそうなこと
でした。それプラスこおろぎ橋が見えるなんて、奮発した甲斐がありました(何しろ往復の交通費が3,000円なので、泊まる処をちょっと贅沢しました)。
最近は浴衣を選べる宿が増えましたね。
こちらも5種類用意してありました。私はピンクをチョイス。羽織は二種類あります。
仲居さんが「お風呂のほうに小さいタオルはありますので、良かったら記念にお持ち帰りになってくださいね」と云った刺しゅう入りのタオル。
湯上りたびっくすもありました。 -
夕食は18:30頃にお願いして、それまでの間散策に出掛けることにします。
この辺りのホテルや旅館は皆そうした用意があるのでしょうが、長靴と傘を貸して貰いました。
長靴を履くなんて、何年振りでしょう! -
宿の人に見送られて外へ出ると、雪は殆ど降っていませんでした。
目の前を直ぐ右に歩いてこおろぎ橋を渡ります。 -
夜になると、ところどころライトアップされます。
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上のほうへ歩いていくと、加賀藩最高の武家書院である無限庵があります。
でももう17時過ぎなので、閉まっているでしょう。
ちょっと上り坂になっているこの道路、穴を開けたホースが横断。雪国の知恵ですね〜。 -
蓮如上人御旧跡寺の吉崎寺はここからも近いですね。
山中温泉は、芭蕉も愛した地です。 -
こおろぎ橋のところで3人組の観光客を見かけましたが、それ以外は車一台とすれ違っただけ。
静かな冬の夕方。 -
さてこれからは、あやとりはしまで行ってみようと思います。
木肌に雪の化粧。 -
鶴仙渓の自然遊歩道散策コースを歩くことにします。
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流石にもう遊歩道を歩いている人は、居ないみたい。
お陰で気ままにさくさく進めます。 -
幾人かの足跡の上を踏みしめながら歩いて行くと、小さな東屋に着きました。
ベンチの上に、雪がこんもり。
ここには「采石厳」と呼ばれる名勝が。 -
降り積もる雪の中を、そろそろと流れる清水。
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対岸には、河鹿荘ロイヤルホテルと思われる建物が見えました。
ホテルの裏は、ライトアップされていて凍て付く景色が輝いています。
あやとりはしは、もう直ぐかな? -
15分ほど歩いてきて、全く私一人だと思っていた道中。
しかし、靴の足跡に混じって可愛らしい足跡を発見!
もしやこれは…?! -
にゃんこでした!
うう〜足跡さえ可愛い♪
うちにも18歳になる元気なおばぁ猫が居ますが、彼女が小さい頃珍しく積もった雪の上を、脚をぶるぶる震わせながら出ていたのを懐かしく思い出しました。
私の前を、タッタッタっと軽やかに歩いて行く猫。
今では、寒くて長い時間は外に出ないうちの猫と比較して、流石雪国の猫は違いますね!
時折私を振り返りながら、一定の距離を保ち続けて、いつしか先を行ってしまいました。 -
にゃんこと分かれて少し進むと、小さくも華麗な滝が現れました。
これが不動滝かな? -
この遊歩道を歩き始めて、初めて飛び石に遭遇。
滑らないかな?と思いひとつずつ乗っかって行ったら、真ん中辺りで川にズボっと脚が落ちてしまいました。
でも長靴のお陰で濡れずに済みました。 -
ふと上を見ると、あっ、見えました!あやとりはしです。
勅使河原宏氏デザインだそうです。雪の中の赤い橋、面白いです。 -
あやとりはしを目指し階段を上り更に歩いていると、ちょっと広い所に出ました。
桜公園だったかな?きっと春には薄紅の花びらが舞って、幻想的なんでしょうね〜。
あぁ、春にも来てみたいな。 -
着きました!あやとりはし。
遊歩道を更に進むと黒谷橋があり、持っていたマップには徒歩10分と書いてあったけれど、どうもこの先は雪がもっと積もっているように見えたので、あやとりはしを渡ることにしました。 -
あやとりはしは、S字にカーブしています。
これが只のアーチ状の橋だったら、鶴仙渓の景観もちょっと頂けなかったかもね。
あやとりはしは、ちょっと上の鉄骨が低すぎるかな〜?私はもう少し開放感があったほうが好きです。 -
あやとりはしから、鶴仙渓。すごい!
未だ温泉に入っていないけれど、ここで既に山中温泉大好きになりました! -
あやとりはしを渡って、住宅街らしき通りを通って来ました。
ここへ来て、中国人らしき観光客一家と遭遇。
子供が作った雪だるまに「オハヨウゴザイマス」とおじさんが喋り掛けていました。
…と思ったけれど、もしかして私に云っていたのかな? -
石の積み上げてあるところから左に曲がると、綺麗な公衆トイレが。
温泉街に公衆トイレなんて、なかなか無い気がしますが…最近は普通ですか? -
大事にされていそうなお地蔵様。
道明地蔵様?いや、違うかも…民家の脇に佇んでいらっしゃいました。 -
片側一車線の道路へ出てきました。
ちょっと面白い建物があります。 -
ん〜散歩に出て良かった。
きっと昼間に見たら、この風景も写真に撮ろうとは思わなかっただろうな。 -
雪はすっかり止んでいました。
車も走っていなければ、道行く人もいません。 -
どうやらここは、ゆげ街道みたい。
新しいながらも、なかなか趣のある建物が多いです。今はもう閉まっている所が殆ど。
雪の中に下がる半鐘。 -
お店の並ぶ通りの突き当たりは、坂になっています。
ここを下ると、こおろぎ橋です。 -
坂を下りると、そこには榊があり線香の燃えた後が。
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岩不動様でした。
ひとつ、お参りさせて貰いましょう。
祠の中には岩から湧き出す清水があります。飲用出来るとの但し書きがあるので、寒いけれどちょっと頂きました。 -
こおろぎ橋に到着〜。
観ても渡っても、素敵な橋です。 -
宿へ戻って来ました。
さっきは目に入らなかったけれど、玄関先も綺麗な花が飾ってあります。
あぁ、良い散歩でした。
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