トップ・オブ・ヨーロッパへの旅 vol.7 ～Geneve "Avec la voyage eternel"～

2007/09/15 - 2007/09/22

「人が旅をするのは、到着するためではなく旅行するためである」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――― ゲーテ


シャモニからバスで出発して１時間３０分、山を下り再びスイスへ入った。レマン湖畔の街、ジュネーヴ。旧市街には、世界の名だたる大銀行が軒を連ね、シックなスーツを着たビジネスマンが街を行き交う。そんなオトナな街、ジュネーヴ。街に着いたときはもう夕方であり、あまり市内の観光はできなかったが、ジュネーヴの街を照らす美しい夕焼けを湖畔にたたずみながらゆっくりと見上げていた。そしてこの旅のことを想い返していた。

日本を離れて１週間。アルプスの山々を、美しい古都を駆け回り続けた。そして当初の予定通り、すべての旅の目的を果たすことができた。その一方で予想外の苦労を強いられることもあった。そんな良き思い出を紡いでいったこの旅も明日終わる。それでも自分の中にはその実感はない。新たな旅の、新たな出会いの始まりへの希望である。一つの旅が終わっても、自分の旅は続いていく。終わりなき旅とともに。

ジュネーヴの夜、最後ということでとりあえずメシを食いまくり、やや腹痛気味。。。(笑）そして翌朝、冷めた街を染める朝焼けの中、ジュネーヴを離れてチューリッヒへ戻る。最終日にしてスイスの２大都市を東西に横断する、この旅の中で最長の移動。山、湖、町、あらゆる景色が自分の目に入ってきては離れてゆく。そんな一瞬の断片であるからこそ、その一つ一つが鮮やかに、美しく残っている。そして、チューリッヒに始まった旅は、チューリッヒに終わった。

帰りの飛行機の中で「え、来週からまた出勤？」「次はどこに行こっかな～」なんて考えながら眼下に見えるアルプスの山々に別れを告げる。そんな次の目的地は“海”！

DAS ENDE / LA FIN

エリア ジュネーブ(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

コルナヴァン駅前

駅前のノートルダム聖堂

レマン湖畔の旧市街

ルソー

ジュネーヴのシンボル、大噴水（ジェドー）

虹がかかって見えてキレイだった!

イギリス公園の岸辺で

イギリス公園の噴水

花時計

現在午後７時過ぎ。そろそろ夕方でした

白鳥の湖。。。

レマン湖とモンブラン橋

サン・ピエール大聖堂

塔の上まで登れませんでしたが・・・

おしゃれな旧市街

夕暮れのジュネーヴ

朝焼けのジュネーヴ

あれ・・・噴水止まってる・・・？

朝のジュネーヴ駅前

まちがいさがし


（コルナヴァン駅より）

２００７年世界遺産登録

「湖・アルプスに望むブドウ栽培地方ラヴォー」

車窓から眺めてました。

レマン湖沿いの最後にして最高の車窓

まるで海のように広くきれいなレマン湖

これでアルプスともお別れ

のどかな風景ともお別れ

ここで旅が始まり

ここで旅が終わる

Auf Wiedersehen!

Au revoir!