2007/09/30 - 2007/10/04
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belleduneさん
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トプカピ宮殿を出ると、隣がアヤソフィアです。
現在内部の天井部分が修復中でしたが、素晴らしかったです。
警備のおじさんが親切に説明してくれました。「ここ、見た?」と大理石の模様が悪魔や龍に見えると教えてくれて、最後に無料の冊子を持ってきてくれました。
しかし、最後に「今日夕食を一緒に食べませんか?」とお決まりのように言われました。
トルコ料理は詳しくないので、食事は良いとしても、その後知り合いの絨毯屋とかキリムなど売りつけられても困るなぁと思い、丁重に断りました。
ラマザン中、日没以後日の出までは、たくさん食べるという習慣は返って体に良くないと思うのですが。
昼食後、アクビルなるものを買って、トラムヴァイに乗って、ガラタ塔へ向いました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
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西暦325年、コンスタンティヌス1世により教会の建築が始まり、360年コンスタンティヌス2世の時代に完成したが、何度かの火災の後、537年ユスティ二アヌスにより6年の歳月をかけてビザンツ様式の大聖堂が完成し、ギリシャ正教の大本山として崇められていた。
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1453年、コンスタンティノープルが陥落すると、メフメット2世により大聖堂はジャーミーに変えられ、ミラフープが建てられた。
1700年、内部の多数のモザイク画は漆喰で塗りつぶされてしまった。 -
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1931年アメリカ人の調査隊により壁の中のモザイク画が発見され、アヤソフィアはビザンツ時代の遺跡として再び脚光を浴びることになりました。
初代大統領アタチュルクは翌年ここを博物館として一般に公開することにしたそうです。 -
現在一部修復中。
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ユスティ二アヌス大帝に仕えたトゥラレスのアンテミオスとミレトスのイシドルスが建てたアヤソフィアは、その大胆な構想と不朽の均整のため数百年にわたって建築家達を魅了してきた。
天才と言われた建築家ミマール・シナンは、この建物から、光が燦燦と差し込む窓のある大きな壁面の澄明さを学んだ。 -
アヤソフィアの警備のおじさん
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マリアの手形と言われている柱。
柱の窪みに親指を入れて、後の4本指の指先で柱から離すことなく、ぐるりと円を描けたら願が叶うと言われている。
柱を保護するために取り付けた銅版もかなり磨り減っていた。 -
大理石の模様が色々なものに見えます。
これは、モハメッドだそうです。 -
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2階へのスロープは滑りやすいので、注意。
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黒地に金のカリグラフィーの円板は、アッラーやムハンマドと4人のカリフの名前が書かれ、ドームの内輪にはクルアーンの一節が見られる。
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2階部分
聖堂内のモザイクは損傷の激しいものが多いが、2階の回廊に比較的よい状態のものが残っている。 -
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スルタン・アフメット地区は露天が並んでいる
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トラムヴァィ(路面電車)
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エミノニュ
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4日滞在するので、このアクビル(賢いチケッットという意味)を買いました。
バスやトラムヴァィに乗る前に切符を買うのは結構面倒なのですが、これがあれば、電車が来ていてもサッと改札機を通って乗ることできます。
ロープウェイもこれでいけます。
デポジットが6トルコリラ。
返すと勿論デポジットは返してくれます。
無くなると、充填出来ますし、便利でした。 -
エミノニュの桟橋辺り
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ガラタ橋で釣りをする人が沢山いました。
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新市街のガラタ塔へ今から行きます。
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トラムヴァイをカラキョイで下ります。
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ガラタ塔は6世紀初頭に灯台として利用されていたものを14世紀にビザンツ帝国への監視塔に改造したと言われている。その後、牢獄や天文台などとして使用された。一度、火事で消失し、再建された。
シンボルとなっているトンガリ帽子の屋根は近年付け加えられたそうです。
エレベーターで上がり、さらに螺旋階段を歩いて上ると、地上53mの幅の狭いテラスからイスタンブールの街を360度眺めることが出来ます。
ビザンチン帝国時代、ガラタ地区はジェノヴァ商人だけの居住区で、ラテン区がヴェネツィア商人が主体であっても、フィレンツェ商人、アンコーナ人、南仏プロヴァンスやスペインのカタロニア商人も同居していたのに比べると、圧倒的な力を持っていたことが分かります。 -
カラキョイの駅から少し歩いた所にあるテュネルに乗ろうとしたら、もう廃止になっていたので、歩いていくことにしました。
ここから右折して、石段と坂道が始まります。 -
この石段を上っていくと、ガラタ塔です。
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ガラタ塔からトプカピ宮殿などがある方面の眺め
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ガラタ橋が見えます。金角湾には、この他にアタチュルク橋があります。
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カラキョイの駅から歩いて15分位でガラタ塔へ行けます。この坂が一番きつかった。傾斜30度はあるかもしれません。
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スルタン・アフメットに戻ってくると、清掃のおじさんが働いていました。
朝4時頃から清掃車が水を撒いて、ゴミをきれいにしていて、ちょっと煩かったのですが、このあたりは一番の観光スポットだからいつも綺麗にしているのでしょうか? -
夕暮れのブルー・モスク(スルタン・アフメット・ジャーミィ)
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アヤソフィアもライトアップされています
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この旅行記へのコメント (2)
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- まみさん 2016/07/22 12:17:48
- 工具かと思ったアクビル
- belleduneさん、こんにちは。
トルコはずーっと昔、1992年に、数少ないツアーで行った場所です。
自力で苦労して歩かなかったところと、フィルムカメラ時代で写真が多くないところは、記憶が薄れがちですね。
ブルーモスクは初めてのモスクだったので印象に残っているのですが、アヤソフィアはかなり忘れていました。
アクビルってどのように使うのでしょうか。
工具に見えてしまいました。
磁石みたいなところに何か充填されていて、ぽちっと当てるとか?
面白いです。
ロシアの紙カードよりずっとよいです@@
- belleduneさん からの返信 2016/07/22 15:47:07
- RE: 工具かと思ったアクビル
- 私がトルコ・イスタンブールヘ行ったのは、2007年ですから、もう9年になりますね。その間に、色んなシステムが新しくなったようです。イスタンブールカードが2008年から導入され、5回使用できるという旅行者向けらしい。使い切ったら、また新たに購入するので、日本のスイカ・カードのようにチャージできないそうです。アクビルは、頭の良い切符という意味らしい。長期滞在者向けで、使い方は同じです。ポチッとしたところをトラム、バスなどの乗り物内にある機械に当てるという簡単なシステムです。一々切符を買うのが面倒だし、ギリギリで滑り込む時にも便利ですからね。チャージはアクビルを売っているところで出来ます。誰が考えたんでしょうね。
今、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読み終えて、続編の「ローマ亡き後の地中海世界」を読んでいます。イスタンブールしか見ていませんが、この都市の歴史は面白いですね。トルコが落ち着いたら、またゆっくり行ってみたいです。
> belleduneさん、こんにちは。
>
> トルコはずーっと昔、1992年に、数少ないツアーで行った場所です。
> 自力で苦労して歩かなかったところと、フィルムカメラ時代で写真が多くないところは、記憶が薄れがちですね。
> ブルーモスクは初めてのモスクだったので印象に残っているのですが、アヤソフィアはかなり忘れていました。
>
> アクビルってどのように使うのでしょうか。
> 工具に見えてしまいました。
> 磁石みたいなところに何か充填されていて、ぽちっと当てるとか?
> 面白いです。
> ロシアの紙カードよりずっとよいです@@
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