スイス写真集【428】イギリス人が主役を演じたアルピニズム

2006/08/01 - 2006/08/01

2006年8月1日（火・独立記念日）

神々しく聳え立つアルプスの山々に登ろうと、処女峰の初登頂を競った「アルピニズム」は、19世紀の中ごろにピークを迎えた。

主な舞台はスイスのアルプスであり、主役はイギリス人だった。
スイスの主峰３９座のうち、３１座がイギリス人により初登頂された。

そのクライマックスが、１８６５年、エドワード・ウィンパーによる、マッターホルン制覇である。

ウィンパーは、イタリア側からの登頂に６回失敗し、初めて試みた第７回目のスイス側からの登頂に成功する。

そのときの基地がツェルマットであり、ツェルマットにあるホテル・モンテ・ローザが出発点だった。

ツェルマットは、鉄道と歩みを揃えながら、開発された。
駅前から街を貫通するメインストリートは、まさしくその名通り「バーンホーフ・シュトラーセ」（駅通り）である。

駅通りを真直ぐに進んで、教会の周辺にたくさんある遭難者の墓碑にも、イギリス人の名前が目立って多い。
ただしウィンパーの墓は、フランスのシャモニーにある。

写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載してあります。

翌日8月2日には、絶好の好天に恵まれ、ゴルネルグラートやスネガなどの展望台に登り、マッターホルンやモンテローザなどアルプスの代表的な山の景色を堪能しました。

その写真は、
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。

エリア ツェルマット(スイス)

ツェルマットから見た
マッターホルン

対岸から見た
教会の尖塔

日本（タイ）料理店も
建国記念日の装い

新しい墓碑が並ぶ
墓地

空が晴れてきた

墓碑の銘文

フランス語の
墓碑もある

妙高高原とツェルマットの
友好記念碑

公園に湧く泉

花一杯の墓地

この旅行記へのコメント （1）

• とらいもんさん 2007/10/15 06:16:52

  つえるまっと

  おはようございます
  拝読いたしました！