2006/08/01 - 2006/08/01
101位(同エリア108件中)
ソフィさん
2006年8月1日(独立記念日)
カンデルシュテークから、エシネンゼーに登るリフトに乗る。
霧は濃く、雨はしきりに降り続いているが、あまり気にならない。
一時間の雨量にすれば、3ミリ程度だろうか。
私は若いころ洪水予報の研究をしていて、自分で雨量を測ったことがあるので、大体の雨の強さの見当が付く。
リフトのおじさんが、ひざに毛布をかけてくれた。
とても暖かくて、快適である。
リフトに乗っていると、霞のかなたから森の木々が並んで近づき、そして遠ざかってゆく。
その幽玄さが、墨絵を思わせる。
その木はモミのようだが、あまり密に茂っていなくて、斜面のほとんどが牧草地に見える。
このような高さまで、斜面を牧草地に開拓した人間の力は、驚くばかりだ。
山の高みにまで棚田を作ったアジア人は凄いが、スイス人も負けてはいない。
牧場の開発は、畜産を盛んにしただけでなく、景観もすっかり美しく変えた。
スイス風景の美しさの一端は、彼らの開拓の成果である。
スイスに人の開拓力は、素晴らしい。
次々に変わる幽玄な景色にうっとりしている間に、リフトは終点にたどり着いた。
だが、雨は一向にやみそうもない。
それどころか、強さを増しているようにさえ思われる。
しかし一行十数名は、傘を指しながら、エシネンゼーへハイキングに出かけてゆく。
気温があまり低くなく15℃程度だろうか。
何よりも風のないことが、幸いである。
スイス写真集【403】より前の記事は「片瀬貴文さんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。
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