2006/08/01 - 2006/08/01
101位(同エリア108件中)
ソフィさん
2006年8月1日(火・独立記念日)
今朝グリンデルワルトを出て、カンデルシュテークにやってきたが、雨がしきりと降っている。
しかし濡れることがあまりいやでない、不思議な雨である。
カンデルシュテークからエシネンゼーに、リフトで登る。
リフトのことをフランス語では「テレ・シエージ」と言っていることを、ふと思い出す。
長距離を動く、椅子の意味だろう。
なかなか味のある、言葉である。
リフトに座ると、係りのおじさんが一人一人の客に毛布のひざ掛けを掛けてくれる。
上に届いてリフトから降りても、雨はやまない。
それでも仲間たちは、エシネンゼーを目指してハイキングに出かける。
私は1961年にここにやってきたことを思い出しながら、リフト終点の雨景色をしばらく味わうことにする。
この駅の前には牧場の柵があり、手で鍵を開けて入った。
周辺には、人ひとりいない。
牛がやってきて、親しそうに私を舐めた。
その印象が強烈で、美しい山や湖の光景は、記憶からやや後退している。
じっとしていると体が冷えてきたので、一人でリフトに乗って下り、リフト下の大きなホテルでお茶を飲むことにする。
今日でスイスに来て4日目だが、日本からやってきた私にとり、この国に何か不思議な落ち着きがあるように感じている。
それがどんなものか、なぜそれがあるのかについて、もう少し考えてみたい。
今日はちょうど、建国記念日でもある。
簡単に割り切ってみると、この国は他を頼らずに自分の力と責任で自分を守ろうとしている。
そのあたりに、安定感があるのではないだろうか。
四方を陸続きの隣国に接し、国際関係のストレスははるかに高いハンディを負いながらも…。
スイス写真集【403】より前の記事は「片瀬貴文さんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。
このブログの写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載します。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソフィさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
5