2007春、韓国紀行17(6/20)：5月2日(1)：青山島から、莞島(ワンド)経由で済州島(チェジュド)へ

2007/04/30 - 2007/05/05

1泊しての青山島(チョンサンドでの春のワルツのロケ地巡りを終え、莞島(ワンド)経由で済州島(チェジュド)に戻りました。この後、済州島では3泊の予定です。(ウィキペディア、各種の韓国旅行ガイド)

エリア その他の観光地(韓国)

• 同行者: その他
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー
• 航空会社: 大韓航空

泊まったホテルです。3階のオンドルの部屋でした。それぞれに1部屋でしたから、宿泊料金は、一人当たり3万ウォン程度だった記憶です。

９時20分の便でワンドに向かうこととしていましたから、朝はゆっくりできました。それで、朝の散歩に出発です。宿からみて、対岸になる岸壁です。

何度もカメラに収めた港の光景です。オフシーズンなのでしょうか、この日も人影はありませんでした。風もなく穏やかな朝でした。

昨日の夕方、貝採りの人の姿を見かけた岩場です。今は潮が満ちていました。勿論、潮干狩の人影はありません。

静かな入り江の光景です。泊まったホテルは、右側の山の麓辺りになります。こちら側は遠浅になっていますから、桟橋には向かないようです。

今朝の島内散策の目的地は、「春のワルツ」の舞台となった桟橋です。泊まった宿近くの港光景とは少し違っていました。道端に菜の花が咲いていました。

野草か、栽培された草花かは、俄かに判断がつきませんでした。青々と葉が茂って、伸びた花穂には、黄色と白の花が咲いていました。

目的の桟橋に到着しました。昨日の散策で、岡の上から遠望した桟橋です。石で出来た桟橋ですから、ロケに使われた場所に間違いありません。

桟橋付近から対岸の景色です。逆光ですから上手く写りませんでしたが、監督が映画の舞台に使いたくなる理由が理解できるロケーションでした。

桟橋です。「春のワルツ」の放映の初めの方で、主人公の少年が、何とかソウルまで父を追いかけようとやってきた小さな桟橋です。

桟橋の途中からの撮影です。大きな船の接岸は難しいようです。専ら島巡り観光や、釣り船の発着に利用されているのでしょう。

ドラマの中でも出てきた松林です。かなりの年代を経た枝振りのいい松が並んでいました。工事中の車両等が一寸目障りですが、やむを得ません。

桟橋見学を終えての帰途です。往きとは別の道を通ってきました。民家が入り組んだ村の中の小道でした。往きの道より高い通りへ出ました。

早い時間にバスが桟橋方面へ向けてやって来ました。通学には早過ぎる時間でした。バスから降りたのは、農協などへ向かう通勤の人達でした。

この日の朝食は、泊まった宿の1階にあった食堂にしました。隣の宿に泊まった皆さんも、先に食事をされていました。品数豊富なサービス品です。

スンドウブチゲはありませんでしたから、日本の味噌汁に似たテンジャンチゲを注文しました。食事を終えた後の店先です。ホヤもありました。

朝早く、汽笛を鳴らして別のフェリーが出航していきました。こちらは、私達が乗船する予定のワンド往きのフェリーです。９時20分発の予定でした。

フェリーの切符売り場です。桟橋に隣接した場所にありました。宿から歩いて30秒と言った感じです。ワンドと青山島間は、1日4、5便はあります。

定刻に青山島を出航しました。1泊だけの「春のワルツ」のロケ地巡りでした。日本からの交通の便が良くありませんから、日本人は私達だけでした。

桟橋から、何度かカメラに収めた白い灯台です。宿からは、向かって右側にありました。次に訪れる機会は無いかも知れません。お別れです。

往きと同じように1時間弱でワンドに到着しました。昨日とは打って変わって、絶好の天気に恵まれました。ワンドからは、済州島への戻りです。

ワンドのフェリーターミナルです。韓国本土と派して繋がっていて、陸路での移動ができます。この日も大勢の人が桟橋に集まってきました。

ターミナルビルの正面の観光案内地図です。「タトウヘ・ヘサン・ククリプコンウォン」と記されています。多島海海上国立公園と読むのでしょう。

先程の地図には、右下の位置に青山島、チョンサンドが記されていました。ターミナルビルの中は、学生さん達で大混雑です。

済州島へ向けての出航までは、1時間ほど時間がありましたから、付近を散策して写真を撮りました。昨日雨の中で撮った藤棚も、撮り直しです。

満開の藤の花のアップです。藤の花には、よくミツバチが集まってきますが、この藤棚にも、一生懸命に蜜を集めるミツバチがいました。

GWの旅行は、毎年綺麗な新緑と回り逢うことが出きます。フェリーターミナル前の広場にも新緑が溢れていました。赤い花は、咲き残った椿です。

青山島へ渡る時にも、大勢の学生さんたちと出会いましたが、この日も同じでした。韓国での修学旅行のシーズンのようでした。

済州島へ向かうフェリーは大型船でした。しかし、往きに乗ったフェリーと比べますと、一回り小型です。それでも、千人くらいは乗船できそうです。

フェリーは、ワンド始発でした。船上での光景です。船室内も、デッキも、フェリーターミナルで見かけた学生さん達の遊び場になりました。