1999/04/27 - 1999/04/29
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旅人のくまさんさん
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<1999年4月28日>
今日はフルに時間が使えますので、ソウル市内から郊外まで、歩き回りました。天候も最高で、汗ばむ陽気でした。今回のハイライトはスウオンの城壁見学です。世界遺産に登録されたといいます。
この日の午後に、電車とバスを居乗り継いで見学しました。城壁を挟んで、内と外との行き来が大変なのに、よくぞ残ったものです。それも市街地を囲んで1周が全部保存されているから驚きでした。
ソウル市内は、最初にホテルから近い、戦争記念館を見学し、その後、景福宮まで地下鉄で行きました。更に、仁寺洞(インサドン)を経由して、明洞(ミョンドン)まではソウルタワーを目標に、歩いて移動しました。明洞は、昼食の全州ビビンバが目的です。
<戦争記念館>
梨泰院付近はまだ地下鉄が開通していません。地下鉄6号線が工事の真っ最中です。開通すれば、東は3号線の薬水(ヤクス)に繋がり、更に東へと伸びます。西は4号線の三角地(サンガッチ)へと接続される計画です。
こんな事情なので、イテウオンのホテルからは、歩いて戦争記念館まで行くことにしました。地下鉄のサンガッチ駅近くです。
工事中だけあって、道は悪かった。日本の工事現場では予想することができないほどの深い掘削部分の開口部があったりします。こんなところで怪我をしても、多分この国では、怪我をした方が分が悪いのでしょう。柔な日本とは大いに事情が異なるようです。
まだ、朝が早いので、途中で他の通行人とは出会わいませんでした。もとより、昼でも余り人が歩くような場所でもありませんでした。
そんな場所を越えて、30分ほどで戦争記念館に到着しました。米軍基地の返還跡地に立てられた記念館だと言います。大変な規模です。
時間の都合などで、建物の中までは見学しませんでした。前庭に展示された兵器類だけでも、十分に見る価値がある見学コースです。レーダーから爆撃機、輸送機、戦車、ミサイル、潜水艦、水陸両用車、ヘリコプター等など、数と規模に圧倒されます。模型ではなく、すべて本物です。
<景福宮(キョンボックン)>
天候がいいので、景福宮の中は記念写真を撮る新婚さんのカップルで混みあっていました。新婚さんにとって、写真撮影のメッカ中のメッカであるようです。
新婚さんのカップルの他、幼稚園児(こちらでもこう呼ぶのかな?)の団体にも多く出合いました。二人ずつ手を繋いで、行儀がなかなかいい。どこの国でも子供は可愛いものですが、韓国の子供はことのほか愛くるしい。そんな感じを自然に持ってしまいます。韓国贔屓になったせいばかりではなさそうです。
観光客を目当ての写真屋さんも、要所要所に陣取っていました。かつての韓国貴族の貸衣装まで身につけさせて、これ又韓国貴族衣装の娘さん方との記念撮影の店もありました。一行の何人かが、嫌々か、喜んでかは知りませんが、その勧めに乗っていました。数時間で仕上げてくれると言うので、その間、又キョンボックンの中を見学することにしました。
<仁寺洞(インサドン)>
仁寺洞へはキョンボックンから全洲会館へ向かう途中に立ち寄りました。骨董品の街です。一行の中のSzさんが、庭の置物用に重たい石臼を買ったり、皆それぞれに好みの店に入り込むので、結構な時間がかかりました。これも自由旅行のよさかもしれません。
この通りの横断幕に、商店街がインターネットのホームページを開設したと書かれていましたので、アドレスを手帳にメモしておきました。
日本へ帰ってから、早速チャレンジしましたら、直ぐにインサドンのホームページにアクセスする事ができました。インサドンの歴史から観光案内、更に最近韓国を訪れたイギリスのエリザベス女王の写真有りと、結構盛りだくさんの内容でした。
ただし、ハングル文字の部分は、印刷するときに全部文字化けして、読めなくなってしまうのが難点です。英文はいいですが、ハングルの場合は、文字認識でなく、図形に組み込まれた部分だけを、かろうじて読むことができます。これもその内、ハングルのインターネットソフトが手に入れば、解決するかも知れません。
<南大門市場(ナンデムン・シジャン)>
南大門市場は何度も見学しましたが、いつもながらこの一角の熱気、パワーには圧倒されます。今回の旅行メンバーの中でも、初めての市場見学の人は、ついつい買い物に夢中になってしまい、全員がなかなか揃って前に進むことができませんでした。ある程度は、予想はしていました。
<水原(スウォン)の城壁>
水原までは電車で向かいました。約1時間ほどです。私の場合、水原駅には初めて降り立ちました。Muさんは既に経験があると言っていました。
初見の場所に、皆さんを間違いなく案内することは、中々しんどい事に違いありません。プロのガイドさんでも苦労することでしょう。と言うより、リスクが多すぎて、そんな行程は組まないのかも知れません。
水原駅から更にバスに乗って水原城へと向かいました。4月の旅行のハイライトです。8名全員がこの小旅行に参加しました。ガイド役たる、Muさんの面目躍如でした。
<釜山カルビ>
夜は梨泰院の中程にある釜山カルビにしました。全員揃っての「大」宴会です。「肉は駄目」と言う人も参加されましたので、魚の鍋物も造って貰いました。
最初に注文を聞きに来てくれた若い女の人が働き者でした。実にてきぱきと、料理や飲み物を運んでくれました。美人ではない(失礼)ですが、愛想がいい方でした。
この店では、骨付きカルビを十分に堪能できましたし、キムチも美味かった。キムチもサンチュ(葉っぱ)も無くなりそうになると、直ぐに追加してくれました。メッチュもショジュも進んで、大いに満足しました。
料金も安く、全く申し分がありませんでした。愛想のいい若い娘さんは、日本語も十分に通じました。お礼に、帰り際にチップを渡して置きました。
景福宮にて
石山を雲越てゆく若緑
鵲の縄張告ぐる大樹萌ゆ
慶成殿傘も晴着も白一重
仁寺洞(インサドン)にて
骨董を探しつ春の風と行く
水原城にて
城壁にとり残されし菫かな
水潜る楼閣の上春深し
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