韓国旅行　Vol.2　水原（スウォン）へ

2012/11/01 - 2012/11/03

韓国旅行二日目です。
今日は妹の希望で水原まで行きます。

世界遺産の水原華城（スウォンファソン）と正祖の墓に行きます。

最初、タクシーで行くか、一日ツアーに行こうかと思いましたが、
ゆっくりと自分達のペースで見て回りたいので、電車とバスで行くことにしました。

エリア 水原(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

韓国二日目です。
昨日、ホテルで水原行きの指定席を予約してもらいました。
ソウル駅からムグンファ号に乗車して、水原まで向かいます。

ソウル駅はさすがに大きくて綺麗です。
売店で飲み物とお菓子を少々買いまして、トイレに行って・・
公衆トイレは入ったところにトイレットペーパーがあるので、必要な分だけとってから個室に入りますよ。
韓国のトイレは、紙を流せないので不便です。そういう習慣がないので、うっかり流してしまったこともありますが・・
大きなホテルなどは流せるところもあります。

トイレは日本が最高です！！

ムグンファ号です。

韓国は改札がないんですよ・・・
チケットは買いましたが・・・見せることもなくそのまま乗車します・・
ただで乗ってしまう人はいないのかしらとびっくりですよ。
たまに車掌が回ってくるから、そしたらチケットその場で買うのかしら？

どうなんでしょうね〜

ムグンファ号は座席も広く、中々快適です！！

ソウルからMRT（地下鉄）だと１時間。ムグンファ号だと４０分位で、一番早いですね〜


列車もいいですよね〜

車窓から見る漢江の景色がすごくよかったです（*^_^*）

水原着いたら、駅を出て左に行くと観光案内所があります。
そこで色々と情報をゲットして、駅前のバス停からバスに乗りました。
１２００ウォンです。
細かいお金を持っていないと、おつりが１００ウォン硬貨でしか返ってこないから、小銭でたくさんになってしまうから気をつけてください。

たくさんバスやMRTに乗るならば、日本のSuicaやPasumoのようなT-Moneyカードを使うと便利です。

華城行宮のバス停を降りるとすぐです。

丁度、入口の前で武芸２４公演が始まるところだったので、
正面に待機して待ちました。

この武芸公演は入口の外で行われるので、チケットを買わなくても見ることが出来ます。

朝鮮時代の衣装を着た人達がたくさん出てきました。

韓国語、英語、中国語、日本語で武芸の前に説明がアナウンスされます。

聞いていると、一番日本語の案内が短いような・・(^_^;

弓矢、槍、その他色々と披露されます。

日本の殺陣とは同じようなものもありますが、動作が全く違いますね〜

私、この時点では韓流ドラマを全く見てなかったから、こういう武芸も初めて見ました。
くるくる回るんですね。

中国と地続きだから、格好も武芸も何となく似ているのかなぁ・・

言語の文法は日本と同じなんですけどね・・
不思議ですね。

竹とか藁とか並べて出てきました・・

大きな剣でバサバサっと切り抜けます！！

拍手です！！

終わった後は一礼して・・

記念撮影大会です！！

私はあんまり興味がなかったから、控えめに撮ってもらいましたが(*^_^*)
妹はたくさん一緒に撮っていましたよ〜

公演が終わり、チケットを買って入場しました。

入ってすぐのところに、チャングムさんとミン・ジョンホさんの等身大パネルがありました。
チャングムの誓いの主役コンビのです。
私、見てなかったから、写真を撮りもしなかったけど・・

帰ってきてから、少し見たんですよね〜あと、トンイも見て・・
その王様役の人だったんですね〜

写真を撮っておけば良かったなと後で後悔しましたよ・・

水原華城は朝鮮第２２代正祖(チョンジョ)が父親のサド世子の霊を慰めるために、風水で最高の地に築城したそうです。
父、サド世子の墓がこの地にあるので、度々水原に滞在したと聞いています。

正祖って、英祖の孫です。英祖はドラマで言うトンイの子供ですね。
老論派の陰謀で父親は刑死させられたようです。
またまた、ドラマは見ていなかったですが、「イ・サン」は、正祖のことですね。
正祖は死語の諡で本当の名前はイ・サンです。
朝鮮王朝は李王朝ですよね。

景福宮や昌徳宮でも、たくさん見てきましたが・・・
同じような造りですね。

これは王様の部屋かしら？

当時の衣装を着た人形があったので、わかりやすいですね。
お祝いの席のようです。食べ物がたくさんあります。

お祝いを述べにきた役人でしょうか？

他の部屋にも色々とありました。
王様のお母さん、王后(テビ様)もいたり、物語風でおもしろかったですね。

王様です。
王様の衣装は決まっているんですよね。
っていうか、朝鮮時代は役職によって、衣装が決まっているから、同じ衣装を着た人達が一杯いますよね。
個性がないけど、一目で官位がわかっていいのでしょうか・・・

女官さん達の部屋ですね。
結構狭いのでびっくりしました。

韓国のお部屋って押し入れがないから、お布団がそのままたたんで置いてあります。
その他にも役人の部屋や、台所や、色々な部屋に当時の衣装つけた人形が展示してあるので、歴史を学べますね。

景福宮や昌徳宮にはなかったですね・・
当時の生活を知るのには、こちらの宮がいいかもしれないですね。

結構、広かったです・・
歩き疲れたので、外を歩いて、伝統茶が飲めるお店で休憩しました。
その後、八達門から山の方に登って(結構な山道というか階段で疲れましたが・・)
華城列車に乗りました。

列車に乗って、華城の回りをぐるりと行きます。
歩かないから楽ちんでいいですね〜

すすきの後ろに城郭が見えます。

下を見下ろしながら山の上からずっと降りてきて見ているので、建物の様子や城郭がよくわかります。

しかし、この列車は小回りがきくというか・・・
公園の中もスイスイ・・

長安門ですね・・・城郭の北の正門で韓国最大の城門だということです。

城壁が続きます。
列車は歩道も乗り上げて動くんですよ。
すごい道です。

結構早く通り過ぎてしまうので、中々良い写真が撮れませんが・・・

ぐるりと城壁の回りを駆け抜けていきます。

華虹門に到着です。
ここが途中下車駅になります。

列車は東将台まで行けるのですが、ここで降りてランチタイムです。

降りて少し歩くと目的のお店が近いんです。

水原はカルビの発祥の地なのです。
有名な「ヨンボカルビ」のお店でカルビ定食を頂きました。
副菜もたくさん出てきて食べきれなかったです。
韓国は残していい文化なのだそうで、食べきれないものは残しました。

ホント、美味しかったです。
マシッソヨ〜

食べた後は、華虹門から北暗門を抜けて歩いていきます。
列車は楽だけど、歩くのもいいですね。

お腹も一杯だし、いい運動です。

歴史を感じながら歩きます。

見晴らしもいいです。
もっとも、城ですから、よく見渡すことも出来て当然ですよね。

上の方から見た城壁と街です。

ずっと見学して歩いていると、同じ城でも日本の城とは違う趣ですね。

それでも、城は日本でも天守閣など、見た目も美しく荘厳ですが、そこはやはり要塞です。
日本の城も矢を射る穴が城壁に開いていたり、石を落とすところがあったりと守りが堅固に出来ています。
韓国の城もやはり要塞です。
そこは同じような機能があります。

美しさの中にも堅固な要塞としての本来の目的の建物です。

でも、見てて飽きない美しい、堅固な城だと感じました。

練武台まで歩くと、そこには案内所や展示場などがありました。
また、売店や弓を打てるところもあります。

やってみたい気持ちにもなりましたが、自信もなく断念しました(^_^;

此処の回りの城壁や門もまだまだありましたが、ちょっと足が疲れてしまい、この後、正祖の墓も行くので、水原華城はこの辺で・・・

いつか、又ゆっくりと歩きたいですね。