1998/05/20 - 1998/05/25
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旅人のくまさんさん
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<1998年5月21日(木)曇>
<ロンドン・ナショナルギャラリー見学>
ムソルグスキーの作曲に「展覧会の絵」というのがあります。絵画の印象をピアノ曲に纏め、その後器楽編成にされた、ポピュラーで魅力的な作品です。畏れ多くも、美術館巡りではこの展覧会の絵に擬えて、自分なりの「短歌による展覧会の絵」を企てていました。その最初の美術館が、ナショナルギャラリーでした。 解説書によれば、「イタリアンゴシックやフランス近代絵画、オランダの名画など約2万点を擁する世界最大級の美術館」とありました。
まさに,その解説通りの規模と質でした。収蔵作品のあまりの素晴らしさに、「短歌による、、」などという目論見は見事外れてしまいました。名作を目の当たりにしますと、とても短歌を詠むなどという冷静さにはなれません。ただただ圧倒、感激、絶句と言ったところです。こんな言葉をもう3つ4つ並べれば、開高健風の文章になってしまいそうです。
そんな理由で、ここに収めたスケッチ風短歌は、冷静になった翌日の朝早く、前日の印象を書き留めたものです。観賞中には、作家と作品名だけをノートにメモしておきました。
他に印象深かったのは、シスレー、ピサロ、スーラ、モネ、ドガ、ドーミエ等、枚挙にいとまがないほどでした。5人で示し合わせての鑑賞でしたので、初回は1時間と30分ほどでナショナルギャラリーとはお別れをしました。名作の山と、何十という部屋の要所、要所にガイドやガードマンが配置されていながら、何と入場料は無料です。文化に対する見識の違いは、とても日本と比較して論じる気にはなりません。
<マダムタッソー見学>
今日は、この後も5人組で「マダムタッソー」に見学に行きました。日本人では、千代の富士や吉田茂が蝋人形として飾られている観光スポットです。ところで、5人組とはKoさん、Sさん、Aさん、Krさんと私を含めた女性1名、男性4名のことです。ここへの移動は、ブラックキャブを呼び止めました。丁度5人乗りで都合がよい大きさでした。ただし、後ろ向きに座る二人は、余り乗り心地がいいものではありません。市内の短距離用に違いありません。
マダムタッソーは、大人から子供まで飽きさせない展示や、からくりが、さすがに見応えがありました。入場までに相当待たされましたが、その甲斐がありました。入場者は、あちこちで、有名人の蝋人形と並んで写真を撮っていました。フィルム会社が見れば、泣いて喜ぶような光景でした。さすがに、こういう雰囲気では、短歌を詠む気にはなれませんでした。
マダムタッソーが、今日の観光の最後でした。陽が落ち始めると肌寒さを感じるほどになりました。ロンドンでは、厚手のオーバーコートを着た人と、半袖、タンクトップまで混在していて、なんとも不思議な季節感でした。コートは、時として降り始める雨に対するものとも思えました。しかし、それにしては、レインコートには見えない、結構厚手の生地のロングコートも見かけました。
<中華街での夕食>
ホテルでは、夕食を2日続けて食べる気にはなりませんでした。それで、夜は5人組でチャイナタウンへ出かけました。タクシーに行先を交渉する時、いい経験をしました。下手な英語では、「できるだけ簡単に表現するに限る」ということです。
HI*の現地ガイドさんが、初日に教えてくれたアドバイスを、直に体験させられました。ストレートに「チャイナタウン オッケー?」とでも言っておけば良かったと反省しました。
「ここから近くのチャイナタウンのチャイニーズレストランへ行ってくれますか?」
等と聞いたものですすから、少し、ややこしくなりました。
結局はこのタクシーに乗せてもらいましたが、後で考えてみますと、「ピカデリーサーカス近くのチャイナタウン」と言えば、何のことはありませんでした。一番反省させられたのは、チャイナタウンの住所を、正確には知らなかったことと、チャイナタウンが1か所だけと言うことを知らなかったことでした。
料理注文の品定めを、5人組のSさんにお願いしたのが強みでした。例えば、天心の盛り合わせに含まれる料理の種類を確認してもらった上で、単品の注文を付け加えてもらいました。値段相応に天心類は美味しかったし、ラオチュウ(老酒)とマオタイチュウも美味でした。殊に中国料理には、老酒がよく合いました。中国では大衆料理と言われるギョウザもまあまあでした。
ルノワールの踊り子の二つの作品を見て
タンバリン カスタネットの踊子は二人向いて微笑み合り
ルノワールの「傘」を見て
黒き傘黒きドレスよ殊更に顔の白さを浮き立せたり
ミレーの「収穫」を見て
収穫はただ一つだけ見んものを余に多き名作のあり
セザンヌの「水浴」を見て
黒き調べの三角構図不意に現れ驚き見たり
レンブラントの一連の作品を見て
石を以て造れる部屋は薄暗く光と影の織成す極み
ターナーのいくつかの作品を見て
荒る海見ては北斎重ねつつ際立つ構図に天才見たり
ロンドン市内を移動中にて
整然と続きおりたる街並に古きを守る心意気あり
幾度かブラックキャブにて移動せる向て座る旅の路連れ
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- 大韓航空
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バッキンガム宮殿前の衛兵交代儀式です。人垣が出来て、大変な人出でした。
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立派な髭を蓄えた騎馬兵です。女性の騎馬兵も一行に混じっていました。
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同行のメンバー、14名中9名半です。実は左手だけの人は幹事のFjさんです。
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数々の歴史的な出来事を背負ったロンドン塔の1つがバックです。
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ナショナルギャラリーをバックに、5人組中4名です。カメラマンはKrさんです。
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ロンドンナショナルギャラリーの帰りのスナップです。オープンカフェーです。
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マダムタッソーのダイアナ元妃です。衝撃的な死の後も、大きな国民的人気を保っています。
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マダムタッソーでは、ナポレオンさんと記念写真を撮りました。
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ウェリントンの銅像の足元です、4頭のライオンの内の1頭がこちらを向いています。
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ビックベン(大きな時計のことです)の愛称を持つ国会議事堂を背景です。
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