2007/05/02 - 2007/05/16
524位(同エリア1800件中)
小心者さん
旅行中お世話になった長距離バスについて書いておきます。
トルコの長距離バスは乗り心地が良く、飛行機よりも快適だと思いました。私の利用した路線は以下の通りです。
イスタンブール→ギョレメ(夜行)
ギョレメ→デニズリ(夜行)
デニズリ→セルチュク(日中4時間位)
セルチュク→イスタンブール(夜行)
イスタンブール→ギョレメ(夜行)
ギョレメ→イスタンブール(夜行)
たまたまなのか、どの路線でも日本人には一度も会わず、英語もほとんど通じません。とても心細いです。
でも私は、『心細さ』は一人旅の醍醐味だと思っているので、いつも微妙にテンションが上がりました。
更に、私は昔から『夜行』という言葉に酔いしれる癖がありまして・・・。
私にとって、夜行バスは何ともいえない旅情を感じさせてくれるものでした。慣れてくれば意外と眠れます。
数時間おきにドライブインで休憩がありますが、出発時刻が分からないので、トイレを済ませるとそそくさと座席に戻りました。
が、大抵30分くらい停車していたように思います。
トイレはほとんどが有料で、50クルシュ程度。出てきてから係の人に支払います。清潔なところが多かったです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
-
20:30イスタンブールのエセンレルオトガルを出発。料金はギョレメまで40YTLです。アジア側のオトガルまではとんでもなく渋滞していました。
座席は一番前です。運転席は一段低くなっているためとても見晴らしがいいのですが、運転手さんがものすごいヘビースモーカーで、副流煙を吸い放題でした・・・。
何度目かのトイレ休憩のときに、丁度夜明けを迎えました。 -
ドライブインの様子です。お手洗いの他にも、チャイを飲んだり軽食を摂ったり出来ます。
時々、一度に何台ものバスが入って、お手洗いが満員になることがありました。
そんなときはバスに置いていかれないか、かなり心配でした。 -
いくつかの塩湖を眺め、遠くに雪を頂いた山を望みます。
景色が美しくて、寝ていられなくなってしまいました。 -
ギョレメに到着し、インフォメーションで今日の宿を探します。とても多くのペンションがあるようです。
目星をつけていた『TRAVELLER'S Cave Pension』に決め、迎えに来てもらいました。
ツインのシングルユース。1泊朝食付き25YTLです。部屋はひんやりとしていますが、やけに落ち着きます。
食堂でスタッフの方からツアーについての説明を受けます。ツアーの詳細が日本語で書かれたゲストブックもあり、内容がよく分かります。
今日の夕方にローズバレーツアー、明日か明後日のどちらかでグリーンツアー(ウフララ渓谷や地下都市を回るツアー)に参加してみようと考え、とりあえずローズバレーツアーの予約をしました。 -
約1.5kmの距離にあるという『ギョレメ屋外博物館』に歩いて行ってみることにしました。
1.5kmなんて余裕だと思って出発したものの、ものすごい暑さです。しかも想像の3倍ほど遠い(と思える)。
この炎天下、他に歩いている人はおらず、自分の無謀さが悔やまれます。
やっとの思いでどうにかたどり着き、手前のお店の木陰のベンチでグッタリ。
30分ほど休憩して、少しやる気が出たので見学に向かいました。 -
ところどころに教会跡があり、保存状態のよいフレスコ画を見ることができます。
-
保存状態がよく、驚くほど美しいです。
これらの壁画も12〜13世紀頃のものなのでしょうか。 -
屋外博物館内にあるカランルク・キリセ(暗闇の教会)です。
ここへの入場は別料金です。
フラッシュ撮影禁止なので暗い写真しか撮れません。 -
屋外博物館を出て、少しギョレメ方面へ戻ったところにあるトカル・キリセです。
ここの入場料は屋外博物館の入場料に含まれているので、入場券を見せると入れます。
少し分かりづらいですが、美しいマリア様の壁画です。 -
お昼を過ぎて少しだけ出来た陰で休みながら、徒歩でギョレメへ戻ります。
途中の岩陰にらくだを発見です。 -
ヘロヘロになってどうにかペンションに戻り、疲れのあまり少し仮眠を取りました。
17時からローズバレーツアーへ。参加者は誰もいなく、引率者と私と犬の3人で出発です。
生まれて初めて見る不思議な景色に圧倒されます。
思わず足を止めて「うわぁ」と歓声を上げてしまいます。 -
色んな花が咲き、色んな木の実のなる道を歩きます。
アップダウンが激しく、結構きついです。
気をつけないと滑り落ちそうな道も・・・。
体力的にはかなりつらかったのですが、景色の素晴らしさが足を動かしてくれました。
・・・そう言えば、昨夜バスで配られたチョコケーキを食べたきり水しかお腹に入れてないのでした。 -
まさに異世界、違う星に来たみたいな風景です。
こんな晴天の日に訪れたにもかかわらず、日の入り直前に雲が山際に湧いてきて、夕日を拝むことが出来ませんでした。
でもローズバレーはとても素敵なところでした。 -
夕日を拝めなかった図。
チャイを頂いてペンションに戻りました。
ここ『TRAVELLERS Cave Pension』は若い旅行者が多く、旅行者同士もスタッフも和気藹々として良い雰囲気です。
この夜、こちらで知り合った日本人女性Sさんに、フリーズドライのお粥を分けて頂きました。
これが体に染み渡るように抵抗無く胃に収まり、これを機にメキメキと体力が回復していきます。
Sさんにはどれほど感謝しても足りません。
しかし!
年甲斐も無くハードなハイキングをしたせいで、足の爪を負傷。激痛です。
厳重にテーピングして就寝しました。 -
カッパドキア2日目。
この日のペンションの朝食は、ほぼ完食しました。食べられることが泣けるほど嬉しかったです。
昨日のスケジュールが、老体にはあまりにもハードだったので、今日はゆっくり過ごすことに。
前述のSさんと一緒にウチヒサルに行きました。
写真は頂上からの眺めです。
今日も暑いので景色が霞んでいますが、360度まさに絶景です。
日陰に座ってのんびり遠くを眺めていると、心身ともにどんどん回復していくのが分かります。
私はやっぱり「ボーッ」とするのが大好きなのでした。 -
ウチヒサルを降りて、ここでSさんとは別行動の予定だったのですが・・・
道を尋ねたおじさんが、洞窟住居内を案内してくれると言うので付いて行くことにしました。 -
探検気分でワクワクします。
でも、お尻で滑らないと行けない部屋なんかもあって、体中砂だらけです。
・・・足の爪もちょっとヤバイです。 -
ふと見上げたところにこんな壁画?が。
この他にもいくつか見かけましたが、どれも思わず微笑んでしまうほどかわいい絵でした。
いつの時代に描かれたものなのでしょう? -
割と近くに見えるこの谷を是非とも歩いてみたいと思い、おじさんに「この道を降りればいいの?」と尋ねました(Sさんが)。
おじさんが「この道は危険なので別の道にしなさい」と言い、そこまで連れて行ってもらうことにしました。 -
しかし、これがとんでもなく恐ろしい道で!!
このキノコの傘のテッペンを渡っていくのです。落ちたら絶対タダでは済みそうにありません。
この道の方が安全って本当ですか、おじさん!?
冗談では無く、命がけです。
足が痛いだのと言ってられません。 -
親切なおじさんにお礼を言って別れ、Sさんと無事を喜び合いました。
ここからは平坦な道で、絶景の中をピクニックといった感じです。
しかし足が痛い・・・。 -
これからバザールへ行くというSさんと別れ、一旦ペンションに戻りました。
坂の途中から見下ろすギョレメの町はとても美しいです。
痛む足のテーピングを直し、部屋でしばらく休みます。
足の痛みがマシになったら、翌日のグリーンツアーに参加しようと思っていたのですが、予定外の強行で症状が悪化してしまいました。
他人様に迷惑をかけることになったら大変なので、ツアー参加を諦めることにしました。
足は痛むけれど体調はとても良くなったので、「保養に来たのだ」と自分に言い聞かせます。 -
お腹が空いたので夕食を食べに出かけました。
食欲があるということがとても嬉しい!
これは『ラフマジュン』というトルコ風薄焼きピザです。
別添えのサラダを載せてレモンを絞っていただきます。
空腹のあまり、半分食べてしまってから写真を撮ろうと思いつきました。食べかけで失礼します。 -
ペンション裏手の丘からの眺めが美しいとのことなので、サンセットに合わせて行ってみました。
私はつくづく一人でボンヤリするのが好きなので、誰も居ないスポットでぽつねんと景色を眺めます。
こんな風景を毎日眺められたら素敵だろうな、と素直に感動します。
ツアーに参加出来なくなったのは残念だけど、自分のペースで自分の見たいものを好きなだけ見る、というのが自分に一番合ったスタイルだと感じます。
無理なくそういう気持ちになれることがありがたいです。 -
夕日を眺めてペンションに戻りました。
明日のイスタンブール行きの夜行バスを予約してもらい、今夜ギョレメを発つSさんを見送りました。
今日は早めに就寝です。
足のテーピングは抜かりなく!
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旅行記グループ
'07 トルコ
この旅行記へのコメント (4)
-
- スタリモストさん 2007/12/09 10:42:16
- ひとり旅の醍醐味
- はじめまして。スタリモストと申します。
『心細さはひとり旅の醍醐味』 なんて素敵な言葉なんだろう!と感激しました。過去の旅を思い出す時、楽しかったことだけじゃなくて悲しい思いやくやしさ、途方に暮れた時の心細さなどがしみじみと浮かんできて自分がいとおしくなることがあります。マイナスの体験だって旅の大切な一場面ですよね。人生と同じように…
ドキドキハラハラしながらも旅を楽しんでおられる様子が伝わってきます。
あなたは決して『小心者』ではない、と思うのは私だけではないはず。
私もひとり旅に出たくなりました。
- 小心者さん からの返信 2007/12/10 23:49:58
- RE: ひとり旅の醍醐味
- スタリモストさん、はじめまして!
掲示板への書き込み、ありがとうございます。
ルーマニアの旅行記を拝見いたしました。
地図にない村を目指す旅。ワクワクしてしまいました。また観光名所よりも何気ない場所が心に残る、というのも本当に同感です!
私はまだほんの初心者なのですが、私も旅している自分をとても愛おしく感じます。ホテルの狭い部屋でぼんやり窓の外を眺めているときや、食堂の片隅でぽつねんと座っているときなんかに特に。
初心者にしては生意気な言葉かもしれませんが、やっぱり私にとって『心細さ』はひとり旅の醍醐味だと強く感じます。
また旅行記ゆっくり拝見させていただきますね!
今後ともよろしくお願いいたします。
-
- ciao66さん 2007/06/16 09:37:11
- きのこのテッペン
- きのこのテッペンを歩くというのはなかなか凄いですね。どうやって降りたのだろうと・・・
そして、自分のペースで自分の見たいものを好きなだけ見るのがいい、と書かれているのは同感ですね。パックツアーではそうはいかない。
いい道案内人に出会えてトルコらしいいい旅になりましたネ。
続編に期待しています!
- 小心者さん からの返信 2007/06/17 22:12:13
- RE: きのこのテッペン
- ciao66さん、こんにちは!
拙い旅行記をご覧いただき、ありがとうございます。
きのこのテッペンは本当に怖かったです。
キノコの傘の少し窪んだ部分を滑り降りるのですが
降り立つスペースが非常に狭く、その先が断崖なので、
勢い余ると恐ろしいことになります。
まず、おじさんが大地に降り立ち、
次にSさんが滑っておじさんに受け止めてもらう、
最後に運動能力の低い私が滑って、先の2人に受け止めてもらう、
という実に情けない状態でした。
本当に冗談ではなく、命懸けでした。
でも得がたい経験ですよね。
一見、とても無駄の多い私の旅ですが、
これからもマイペースで旅を続けていきたいと思います。
また色々と参考にさせてくださいね!
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