2007/05/02 - 2007/05/02
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atsuuuさん
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奥駈4日目。
昨日1日、弥山小屋で立ち往生したことにより、予定が1日ズレ込んでしまった。
このまま1日遅れで南に進んでも、三山(熊野本宮大社、那智大社、速玉大社)や那智の滝にゆっくり行けんよーになってまう。
それに、今後も天気がどうなるか分からんし、もしまた運悪くこんな大雨になる日があったら、、、このまま何も考えずに南に下るのはリスクが高すぎる・・・。
ここならまだ、吉野の方に引き返すことはできる。
でも、ここまで来たんなら、どうしても南に行くことを諦めたくはない。
そんなことを考えながら、昨日、小屋にあったバスの時刻表を見ていたら、前鬼口から熊野へ行くバスが1日に1本だけあることを発見した(手書きで付け足した、めっちゃ怪しいもんやってんけど・・・)。
これ、いいやん!これに乗れば、1日押してまったスケジュールを取り戻すことができる!
てことで今日は、到着予定にしてた深仙小屋を大きく越えて、前鬼を下って小仲坊まで行くことにした。
【予定】
弥山小屋〜深仙小屋:(総歩行時間)6時間5分
⇒弥山小屋〜小仲坊:(総歩行時間)8時間25分 ←休憩含まない
【結果】
弥山小屋〜下北山温泉:(総歩行時間)12時間10分 ←休憩含む
-
・朝霧
【AM5:15】
朝起きると、何とか雨は止んでいた。
が、霧は更に凄かった、、、これは昨日以上かも・・・。
でもこれ以上、ここでじっとしている暇はない、ってことで、天気が回復することを祈りつつ、この朝霧の中を出発することにした。 -
・朝霧
早朝やったんで、小屋のオーナーに挨拶ができんかってんけど、2日間お世話になりました。m(_ _)m -
・朝霧
一応こっちが進行方向、のはず・・・。
道が全く見えまへん。。。 -
・鹿除け
弥山小屋から八経ヶ岳の方へ少し行ったところに、オオヤマレンゲの群生地がある。
6月頃に満開になって、その頃がここを訪れる人が1年で1番多くなる時らしい。
そんなオオヤマレンゲを、鹿に食べられちゃわないようにするために、こんな鹿除けの柵が立てられていた。
このドアをくぐって、先へと進む。 -
・八経ヶ岳
【AM5:35】
今回の行程中、最高峰である八経ヶ岳の頂上に到達。
この山は、近畿の最高峰でもあるらしい、へぇ〜。 -
・弥山(が見えるはずやった・・・)
天気が良ければ、目の前に弥山がど〜んと見えるはずやってんけど、ご覧のとおり。。。
ほんの目の前にあるはずやねんけどなぁ。 -
・奥駈道
道が全然見えません・・・。 -
・奥駈道
前方の景色も全く見えません。。。 -
・崖崩れ
そして、行く手を阻むかのように、いきなり崖崩れが登場!!
昨日の大雨でできたんか、それとも前からあったんか、とにかくかなりふつーに危なかった。 -
・崖下
これ、落ちたらきっと死んじゃうなぁ、、、とか思って、ひやひやしながら何とか渡った。 -
・崖崩れ2
ほんとに、今日のコースは崖崩れが多い。
そして、倒木も異様に多かったんで、今日のテーマは「崖と倒木と私〜♪」に決定。(笑) -
・崖崩れ3
中でも、一番危なかったんがこの崖崩れ。
ただでさえ足の踏み場がなくて、しかも昨日の大雨のせいで足場がめちゃめちゃ滑るし、それに何より俺の靴は裏がつるっつるやし・・・。(T_T)
この靴のおかげでほんと、あらゆる所で滑りまくった。
でも、これで大丈夫やと踏んだからこの靴で来たわけやし、実際大丈夫やったわけで。やから、次の機会がもしあったとしてもきっとこの靴で行くと思う。
でも、くれぐれも良いコはこんな真似はしないよーにしましょう。。。 -
・楊枝ノ宿小屋
【AM7:40】
途中、恐れていたとおり、ふつーに雨が降ってきた。
そのおかげで、まともに休むこともできず、2時間ぶっ通しでここまで歩き続けて来た。
中に入ると、おっちゃんが1人いて、もう少し天候が落ち着いてから出発しようと思ってるとのことやった。
このおっちゃんと話をしていたら、いつの間にか30分も経っていて、、、あんま休憩しすぎたらペースが狂って歩きにくくなるのに・・・、失敗した。。。 -
・奥駈道
その後も、周りの景色は何にも見えへんかった。
天気が良かったら、キレイな景色が見えたらしーねんけど、やれやれやね・・・。
でも、喉の弱い俺には、このコンディションは実はかなり良いもんやった。
日差しで体力が奪われることもないし、歩くことだけを考えたら、このくらいの天候の方が却って歩き易いんやないやろか。
キレイな景色が見えへんと、楽しさは半減しちゃうけどね。。。 -
・釈迦ヶ岳前の崖登り
俺 「ファイトォ〜〜〜」
アナ「いっぱぁ〜〜〜つ!!」
ふつーに崖やし、凄い風やし、そんな余裕かましてられるよーな所では全然なかってんけど。(爆)
でも、ただ黙々と歩き続けてるだけやと楽しいわけがないやん!?それを存分に楽しめるゲラーさんには、俺はまだまだなれそうもないんで。。。 -
・釈迦ヶ岳
【AM10:20】
ここへの登りは、地図にも「危険」やって書いてあるとおり、なかなかに険しかった。
途中、上のように、リポDごっこしたりもしとったけど。(笑) -
・釈迦ヶ岳からの眺め
あいかわらず、見えるのは白い景色だけ。
なわけで、楊枝ノ宿小屋では休みすぎたし、先を急がんとあかんしてことで、5分ほど休憩してすぐに出発した。 -
・熊の森
あちこちに木の皮をはがした跡がある所に出た。
どーやら、熊が食べたものらしい。
熊って雨でも行動すんの??
今出くわしたら逃げる自信ないで、、、あー怖〜。。。 -
・熊の森
う〜ん、この爪の力。
考えるだけでも恐ろしや。 -
・深仙小屋の隣にあったお堂
一瞬、これが深仙小屋なんかと思った。 -
・深仙小屋
【AM11:00】
こっちがほんとの深仙小屋。
いやこれは、、、初日泊まった小笹の宿といい勝負やな。。。 -
・深仙小屋の中
いやいや、これはひどかった・・・。
小笹の宿がかなりキレイに思えたくらい。
ほんとやったら、ここで1泊する予定やったんよな。。。 -
・熊注意看板
深仙小屋の中にあった。
さっき、木の皮をむいた跡とかもあったし、やっぱり出るんやな・・・。
でも、頻繁に山に入る猟師さんでも、最近では遭遇するんはかなり稀になってるらしーから、もしそんな1回の入山で絶滅危惧種に遭遇しよーもんなら、それって逆に凄いのでは!?とか思ったりなんかして。。。 -
・太古の辻
【AM11:45】
深仙小屋で30分ほど昼食休憩を取り、再出発して15分ほどで到着。
ここでやっと奥駈の中間点らしい。 -
・晴れ間
太古の辻から小仲坊に至る前鬼と呼ばれるところは、1時間30分で一気に700m以上も下る。
下り始めてすぐ、遠くにはふつーに晴れ間が見え出した。
どーやら、ガスってるのは山の上の方だけみたいで、下界はふつーに晴れてるようや。 -
・崖崩れ
この辺りは、大規模な崖崩れの跡が山ほどあった。
そんな風景を写真に撮ってたら、なぜか後ろでアナが階段から転げ落ちてた。。。
かなり派手に落ちたからちょっと心配してんけど、大きな怪我はなかったんで何より。 -
・壊れた階段
崖崩れに呑まれて、壊れてしまった階段も。
そしてこの後、見事に道に迷った・・・。
いつの間にか、明らかに道なき道を行っていた。
多くの人がよく間違う所らしく、後で地図を確認したら、しっかりと「迷」マークがあるとこやった。。。
遥か遠くから、俺らを見つけて叫んでくれたおっちゃんには本当に感謝感謝。 -
・二つ岩
-
・山桜
ふと地面を見てみると、桜の花びらのようなものが。
見上げてみると、高いところに桜が咲いていた。 -
・山桜
アナ曰く、「山桜」やとゆーこと。
やっぱ、桜はキレイやね♪ -
・小仲坊
【PM13:40】
一瞬、遭難?しながらも何とか到着。
あー、よく歩いた〜。
それにしても、ここの下りは膝にきまくった。
精神的には上りの方が辛いねんけど、身体的には下りの方が辛いんかもね。 -
・小仲坊
ここで、衝撃の事実が発覚!!
弥山小屋で見た、前鬼口から熊野へ行くとゆう1日1本のバスは、何と去年の10月で廃止になっていた。
ま、まじすか・・・。
とゆうことは、ここから南に行くには、、、まさか、来た道を戻るってわけにもいかず。。。
とにかく、ここにおっても埒があかんてことで、とりあえず前鬼口(小仲坊から10km)まで行ってみることに。
確か前鬼口にも宿が数軒あるってどっかで見たはず、ってゆうアナのうろ覚えな記憶を信じて・・・。 -
・小仲坊にいた犬
近づいたら異様に吠えられまくった。
でも、かわいかった♪ -
・登山届箱
小仲坊を出発してすぐに発見。
何かがあった時の連絡用に、山に入る時はこれを記入してから入るんやとか。
でも、俺はこんなの書いた覚えはないぞ!? -
・前鬼川
小仲坊から前鬼口までは、前鬼川に沿って走るふつーの車道を行く。
ここまで下りてくると、天気もすっかり良くなったからか、景色がすっごくキレイに見えた。 -
・前鬼川
川の水もすっごいキレイやった。 -
・怪しい吊り橋
途中、怪しい吊り橋を発見。
あれ渡ったら、どこに行くんやろう。。。 -
・怪しい吊り橋の看板
どーやら、この吊り橋は過去の遺産みたい。
昔は製紙会社がこの辺で紙を作ってたんやね。 -
・前鬼トンネル
途中、3つ連なるトンネルが。 -
・前鬼トンネル
天井は岩がむき出しになっていて、自然の地形をそのまま利用してるみたいやった。 -
・名も無き滝
昨日の雨の影響からか、水量がとても多くて、かなりの迫力やった。 -
・不動七重の滝
こっちは有名な滝やったみたい。 -
・不動七重の滝
確かに、滝が7つ連なってた。
でも、さっきの名も無き滝の方が迫力はあったな〜。 -
・不動の湯
看板を見てみると、奥に見える黒いパイプから冷泉が出てくるとのこと。
今はもう出んよーになってるみたいやってんけど、昔は利用する人がおったんやろか??
とりあえず、風呂桶にタオルにやかんに鏡と、備品はかなり豊富に揃ってた。(笑) -
・下北山スポーツ公園きなりの郷
小仲坊から2時間半かけて行き着いた前鬼口には、アナのうろ覚えな記憶に反して、町など全くなく、閉まってる店が1軒とバス停がぽつんとあるだけやった。。。
たまたま店の横の自販機にジュースを補充してるにーちゃんがおったんで、一番近い町までどのくらいか聞いてみると、そこにでかでかと立っていた看板に書いてあるとおり、5.8km先に温泉と宿泊施設があるとゆうことやった。
もう南へ行くには、とかゆってる場合じゃない、、、今日の夜のことを考えんと、このままやとこのくそ寒い中、野宿なんてゆう最悪の事態になってしまう・・・。
そんな危機感を感じながら、前鬼口から歩道もない山あいの車道を更に行くこと1時間強、やっとのことでこの下北山温泉に行き着いた。。。 -
・下北山スポーツ公園きなりの郷
野球場やサッカー場、テニス場にキャンプ場なんかまであって、めちゃめちゃ巨大な施設みたいやった。
ここならきっと宿泊施設も大きいやろし、飛び込みでいきなり行っても泊めてもらえるやろう!! -
・きなりの郷宿舎
【PM17:25】
今日だけで12時間以上、約30kmも歩き続けて、ボロボロになりながらも何とかここまでたどり着くと、藁にもすがる思いでこの宿舎に駆け込んだ。 -
・宿舎ロビー
中に入ると、そこはまさに天国やった!!!
まず、料金は1泊朝食付で4500円とゆう格安価格で、内風呂の他に22時まで開いている温泉も併設されてあり、しかも明日の朝はわざわざ南へ行くバスが来るバス停まで車で送ってくれるとゆうことやった!!
ほんとに、フロントで出迎えてくれたおばちゃんが、俺には天使に見えたよ。。。(T_T)
でも、そのおばちゃんから「電話してもらえたら小仲坊さんくらいまでなら車で迎えに行ったのに。。。」ってゆう言葉を聞いた時には、ここまで張っていた気持ちも身体も全てがガラガラと音を立てて崩れ落ちた、、、死にそうになりながら小仲坊から車道を15km以上も歩いてきた俺らのこのがんばりは無駄やったんですか。。。
小仲坊のオーナーへ、、、俺らみたいな不幸な人間が二度と出ないように、小屋の前にあった公衆電話にデカデカとここの電話番号を貼っといてもらうことを希望します・・・。(T_T)(T_T)(T_T)
ただ、こんな無謀なルートを取るのは、俺ら以外にはおらんよーな気はするけどね。。。 -
・きなりの湯
そして、疲れた身体を癒すために、速攻で温泉へ。
山ではお風呂なんか入れないんで、この日は4日ぶりのお風呂。
やっぱり、日本人はお風呂に入らんとあかんっしょ。 -
・きなりの湯
12時間以上も歩いた身体には、熱い温泉がめちゃめちゃ気持ち良かった♪
何日もずっとお風呂に入らんなんて、、、やっぱり、俺はゲラーさんにはなれそうもありません。。。 -
・くまのビール
そして、風呂上がりには、地ビールで乾杯!
ビールが苦手な俺でも、今日の非常な1日と、今無事にここでゆっくりと手足を伸ばせてる幸せとを噛み締めると、疲れた身体に沁み渡る〜♪ -
・めはり寿司
和歌山の方のめはり寿司は高菜で巻いてあるのに対して、ここのは真菜ってゆうので巻いてあるんやって。
アナが今回の旅で食べたがっていた、めはり寿司、さんま寿司、もうで餅のうち、まずは1コ目をクリア♪ -
・三点焼肉定食
無事に夜を過ごせることになったってことで、夜食は奮発してこんなものを♪ -
・三点焼肉
上が鴨で、左が猪、右が鹿やてこと。
鴨はふつーに鴨、猪は豚みたいであっさり系、俺的には歯応えがしっかりしてた鹿が一番好みやったかな〜♪ -
・きなりの湯草だんご
食後には甘いものを。
やっぱり、ここでしか食べれんものをってことでこれに。
ふつーの草だんごやったけど、美味しかった。
ほんと、ここは天国や〜♪♪♪
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