2007/04/30 - 2007/04/30
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atsuuuさん
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奥駈2日目。
昨日は、思いがけず歩行時間が短くなってまったんで、今日からが本格的な修行みたいなもん。
でも、昨日の倍もほんとに歩けるんかな。。。
【予定】
小笹宿〜弥山小屋:(総歩行時間)7時間20分 ←休憩含まない
【結果】
小笹宿〜弥山小屋:(総歩行時間)6時間30分 ←休憩含む
-
・朝焼け
【AM5:00】
起床、、、山の朝は早い。。。
でも、死ぬほど早く床についたから、朝の弱い俺でもそれほど問題はなし。
結局、寝たり起きたりを繰り返して、睡眠時間は合わせて6時間くらいやったやろか。
そのくらい寝れれば、今日1日は何とか乗り切れそう。
それよりも、今日も天気がいいみたいで良かった♪ -
・残雪
【AM5:30】
朝食(カロメとウィダー)を摂り、身支度を整えると早速出発。
しばらく行くと、残雪を発見。
こんなとこにこんな時期でも、まだ雪が残ってるんやね〜。 -
・奥駈道
今日はこんな道を行く。
昨日までの道は、大峯山寺とかもあったんでそこそこ道っぽかってんけど、今日からは本格的な山道になるみたい。 -
・女人結界門
今日も結界門を発見。
山上ヶ岳を下りてきたんで、どーやらここで女人結界が終わるっぽい。 -
・大普賢岳
【AM6:45】
急斜面を登りきり、頂上に到達!
周囲の雄大な山々を眺めながら、5分ほど休憩。。。 -
・大普賢岳からの眺め
うっすらもやが掛かって、ちょっと幻想的。。。 -
・大普賢岳からの眺め
こっちは稜線がきれいに見えてる。
いい眺めやね。 -
・大普賢岳からの眺め
ほんと、新緑の緑が映えるね〜。
景色が良いのはいいよね。 -
・奥駈道
大普賢岳からは、こんな崖沿いの尾根を歩いて行く。 -
・奥駈道
こんな鎖を伝って行くところも。 -
・奥駈道
こんなところを降りたりも。 -
・奥駈道
更には、こんなところを降りたりも。 -
・第60行所:稚子泊
大峯奥駈道は、ご存知のとおり修行場となっており、古道に沿って75箇所もの「靡(なびき)」と呼ばれる修行場(行所)が設けられている。
ここは、その60番目の行所。 -
・七曜岳
【AM7:55】
稚子泊を登ったところにあって、ここも59番目の行所。
俺らは逆峯を行ってるから、行所の番号は1つずつ減っていく。
ここで、10分ほどまた休憩。
元ゲラーのアナ曰く、休憩は1時間ごとくらいに1回取るぐらいがいいんやと。 -
・七曜岳からの眺め
-
・奥駈道
気を締め直して、再出発!
いきなり、急斜面をハシゴで下る。 -
・崖下
こりゃー、落ちたらタダゴトでは済まんやろな〜。
でも、ほんとに崖すれすれのとこに道あるし、山ほど荷物背負ったゲラーさんとかもふつーにおるし、やっぱ今までに落ちてまった人とかもおるんやろーな。。。 -
・行者環(ぎょうじゃがえり)小屋
【AM9:10】
本日の中間地点に到着。
ここは、すっげーキレイな小屋やった。
小屋の中に水道もあるし(飲むことはできんみたいやったけど・・・)、2部屋あって、1つは2階もあったし。
かなりの人数が泊まれるもんやと思われる。
昨日泊まった小笹の宿とは大違い。。。 -
・小屋の中
当然、毛布も置いてあった。
こんな小屋やったら、夜も快適に過ごせるやろな〜。 -
・奥駈道
本日の中間点ってことで、行者環小屋で20分ほど休憩し、再出発。
しばらく行くと倒木があってんけど、道のところだけ切り取られてた・・・。
このくらいわざわざ切り取らんでも、乗り越えて行けばいいんじゃね?とか思ったり。
このくらい乗り越えられへんなんて人は、ここにはおそらく来てないっしょ? -
・廃小屋
途中で発見。
この小屋で一晩過ごすんはちょっと、、、窓も無くなってるし・・・。
大雨とかになったら、雨露を凌げるだけましやって思いはするかもしれんけどね。。。 -
・聖宝ノ宿跡
【AM11:45】
本日の最低標高の1472m地点を過ぎ、目的地の弥山はもうすぐそこ。
ただ、ここからが本日最大の難所で、900m進む間に350mも登るってゆうおかしなところ。
既に5時間以上も歩いて来たこの身体で、待ち構えるそんな急登に耐えれるやろーか・・・。
(ちなみにこの写真は、俺の腕が悪いのではなく、像自体が元から斜めになっていた) -
・奥駈道
この傾斜は、ほんとに殺人的やった。。。
この弥山への登りは、日帰りで山歩きに来る人も多いとこらしく、キレイな階段が設置されててんけど、上りの階段ってのが、これがもうほんとに辛いの何のって。
階段って、一見楽そうに見えるねんけど、自分の歩幅じゃない一定の歩幅でずっと登り続けなあかんから、想像以上に辛くて、ほんとに泣きそうやった。(T_T) -
・残雪
すぐ横に雪があったりもしてんけど、特に何の感情もわかず・・・。
ほんとにほんとにきつくて、下しか向くことができず、アナはこの残雪に気付いてもないくらいやった。 -
・弥山(みせん)
【PM13:00】
そして、よーやく弥山到着。
最後はほんとにバテバテになってんけど、コースタイム7時間20分のところを、休憩入れて6時間30分で歩ききったってのはちょっと凄くね?
ほんと、よくがんばったよ。。。
それにしても、今日1日で、1700m→1472m→1895mのアップダウンは、ほんとにきつかった・・・。 -
・弥山小屋
ここはしっかりした山小屋で、MAXで250人も泊まれるてゆう凄い大きなところやった。
ただし、この日はまだ開山前やったんで、宿泊客は俺ら入れて12人だけしかおらんかったけど。。。 -
・弥山小屋
ちなみに、料金は以下のとおり。
素泊まり:5500円
夕食付き:7000円
2食付き:8000円
お弁当:+800円(宿泊した人のみ)
仕方がないとは思うねんけど、観光料金と同じく、山料金ってのも高いね〜。 -
・天河弁財天奥宮入口
しばらく休憩した後、荷物を置いて、目の前の天河弁財天奥宮へ。
ここにも皇太子が来たんや、へぇ〜。
ちなみにその時は、弥山小屋にも泊まったらしい。 -
・天河弁財天奥宮
弥山の頂上にある。
ちなみに、周りの景色は樹が邪魔で全く見えません。 -
・天河弁財天奥宮の前
なぜかハゲの木になっていた。
何が原因なんやろ?? -
・夕食
【PM17:00】
小屋の前で会ったベテランゲラーっぽいおばちゃんから、この小屋の夕食はすっげーすっげー質素やってしつこいくらいにゆわれてんけど、思ったよりも全然そーでもなく。
既製品を盛っただけなんやろーけど、山の上やと考えたら妥当な感じ?で、そこそこ美味しかった。 -
・本日の寝床
【PM18:45】
あー、それにしても疲れた・・・。
やっぱり、布団で寝れるってのはいーね♪
昨日から、歩いている間ずっと思っててんけど、山歩きってのはどちらかとゆーと、体力よりも脚の筋力を必要とするんかも(初心者やから歩き方が悪いだけ?)。
そして、初めてこんなにも山道を歩いた代償は大きく、脚の指に今までに見たこともないくらいのマメ(指の半分くらい・・・)ができていた。。。
で、こんな苦労をして2日歩いてみて分かったことは、山歩きってのは自分との戦いやってこと。
気持ちが折れたら、その時点で負け。
だから、山歩きが修行になるんかな〜。
でも、まだ俺には、そんな山歩きを敢えて大好きになるゲラーさん達の気持ちはちょっとも分かりまへん。。。
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