タイ・ゴルフ紀行 ２００６ その２　ザ・ロイヤルＧＣ～

2006/02/12 - 2006/02/24

　年に１～２回、ゴルフクラブを担いで　ぶらりと出かけている海外ゴルフ旅行記の「２００６年タイ編その２」です。

　第３日目～６日目の様子を記しています。

　詳しくは　http://www.ztv.ne.jp/kyoiku/World-Golf-Report/Tahi2006-0-.htm　の旅行記をご覧ください。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー

第３日目。　午前５時４５分、目覚ましが鳴る前にパッチリと目覚めた。
　ポットのお湯でコーヒーを入れて、パンをかじり、ヨーグルトで流し込む。

←　まだ、外は暗い。

　午前６時４５分、少し早いけれど、フロントへ降りていって、タクシーを呼んでもらう。

　高速を飛ばして約４０分。それにしても、バンコクのタクシーの飛ばすこと…。昔、日本でもカミカゼタクシーといって、ぶっ飛ばすのがいたが、その類だろうか。

　市内から１時間ほどと聞いていたのだが、３０分で着いてしまった。ずいぶん走ったと思っても、タクシー代は３００Ｂｔ少々。章くん、チップとともに３５０Ｂｔを渡した。

　８時３０分のスタートだが、まだ７時３０分。とにかく受付へ行って、「８時３０分のイイダです。１人です。カート　プリーズ」と告げると、「ナンタラカンタラ〜」と言うので、解らないままに章くん、ポケットに突っ込んでいた５０００Ｂｔほどの紙幣をを差し出すと、その中から３０００Ｂｔを取り、何１００Ｂｔかのお釣りをくれた。

　お釣りと一緒にくれたカート代領収証を持ってキャディ溜まりに行くと、すでに章くんのバッグを手引きカートに積んでいる女の子がいる。「はい」とカードを渡すと、「あっ、カート」と言ってバッグを乗用カートに積み替えた。

　一緒に回るのは、鄭さんという上海から来た中国の人。英語はペラペラだから、カタカナ英語の章くんとはコミュニケーションが容易に（？）できる。


←　一緒に回った鄭さん。
　　右が、章くんのキャディのＪｅｎｓ

←　カラオケとお酒が大好きというジーンは、２３才の明るい女の子。カメラを向けると　ピースをした。

　ブルーティ６８０７Ｙ　パー７２.　コースレーティング７２．０。章くん、アウト４５。３パット４回。スコアはジーンがつけてくれている。
　インはがんばったつもりなのだが、１６番の短いミドルでトリプルの７。１７番２１８Ｙパー３をダボ。１８番４３２Ｙパー４をボギーとして９オーバーの４５。
　トータル「９０」で、タイのゴルフの初戦を終えた。

←　ゴルフ場に隣接している大豪邸。

　ホールアウトが２時。ロッカールームの受付に行って、バスタオルをもらいシャワーに入ったあと、レストランで食事をとる。エビと玉子の料理、タイ・ラーメン、炒飯の握り飯のようなものを食べ、コーラを飲んで、チップともで３００Ｂｔ。スタート前のコーヒー、途中の茶店、この食事など、全て現金清算だ。

　ホールアウトが２時。ロッカールームの受付に行って、バスタオルをもらいシャワーに入ったあと、レストランで食事をとる。
エビと玉子の料理、タイ・ラーメン、炒飯の握り飯のようなものを食べ、コーラを飲んで、チップともで３００Ｂｔ。スタート前のコーヒー、途中の茶店、この食事など、全て現金清算だ。

ホテルへ戻って休憩してから、ホテルの周辺を歩いてみた。ショッピングセンターをのぞいたり、スーパーマーケットへ入って、パン、果物、ヨーグルト、ミネラルウオーターなどを買った。今夜の食事はホテルの部屋で食べることにしよう。
　午後９時過ぎ、帰りがけに屋台の１軒でバナナの輪切りをクレープで巻いた食べ物を売っているのを見つけた。いよいよ、屋台デビューだ。

　部屋へ帰って、早速、かぶりつく。バナナの香りが口の中に広がり、クレープも口当たりがやさしくて結構食べやすい。甘党でお菓子好きの章くん、一気に平らげてしまった。う〜ん、満足…。正露丸を多い目に飲んでおいた。

　第４日目、　今朝も６時起床。朝は４５分もあれば、十分に出発までの準備ができることがわかった章くんは、６時の目覚ましの音をベッドで聞き、さらに６時５分にもう一度鳴るようにセットしておいたコールを聞いてから起き出した。
　シャワー、朝食、歯磨きを済ませて、７時前にフロントへ降りる。タクシーを呼んでもらって出発。今日のパンヤパークＧＣは、前回のタイ訪問のときにもプレーしたコースである。

　「…サ〜イ」「…タ〜イ」と語尾の上がるタイ語は、聞くものの耳にとてもやさしく響く。そのタイ語を駆使して、彼女たちは実によく喋りよく笑う。
　今日、章くんとラウンドするパートナーは、台湾出身の方で周さんと魯さんのお二人。カタコトの日本語を話される。金加工関係の会社を経営されているお仲間だとか、７０歳前後だろうか。
　コースは知っていたはずなのに、章くんのスコアは４４・４３の８７。キャディさんにタイ語を習いながら、３パット７ホールの楽しいゴルフだから、これぐらいのスコアでまずまずといったところか。

　ホールアウトしたのが午後１時前。シャワーへ入って着替え、軽く食事を取ろうとレストランへ上がっていくと、周さんと魯さんのお二人がみえて、手招きしていただいた。
　お二人はタイへ来られてから３０年…、息子さんたちは台湾にいるけれど、自分たち夫婦はタイに住んでいる、タイは外国人には住みやすいところだと話してみえた。
　「タイの人たちが自立する条件は何ですか」。そう聞いた章くんの問いに、周さんは「教育でしょう」と答えた。教育制度が整っていないから、若者に向上心がなく、また、その力も蓄えられない…と話された。この人たちは、タイの将来についても、心を砕いておられるのだ。

　ホテルへ戻って、簡単に食事。ホテルのテレビは、１０数局のチャンネルを受信している。そのうちの１８チャンネルに、日本のＮＨＫの海外向け放送が映っていた。

←　これは後日のお昼に見た放送だが、「おはよう日本〜ニュース１０」など、いつもＮＨＫの放送が流れている。

　第５日、今日のゴルフ場「ザ・ロイヤル・ジェイムズＳＣ」はメンバーシップ制で、会員の紹介以外の客は受け付けない。どうかなぁと思いつつ、昨日、ホテルから電話を入れてもらったら、「８時過ぎに来て下さい」と即座にＯＫであった。
　いつものように、午前７時にホテルを出発。５０分ほどで到着。コースはブルーティから７１５５Ｙ、パー７２、堂々たるチャンピオンコースである。
　小さな小窓から受付のおねえさんに料金を支払う。カートはなくて、今日は歩きだ。
　パートナーはチャムローン君という地元の２０代後半とおぼしき男の子。ロングホールは全て２打で届くロングヒッター、本格的にゴルフの練習をしているらしく、なかなかの腕前であった。

←　徒歩、手引きカートで付き合ってくれたキャディさん。タイのコースは平坦で、徒歩でのラウンドでも少しも疲れない。

　アウト、章くんは３ボギー１ダブルボギーで４１。３パット２回と、相変わらずパットが不安定だ。チャムローン君は１バーディ３ボギーの３８。
　インは８オーバーの４４。う〜ん、アウトよりもたくさん叩いてしまって残念だが、１月から、全然ラウンドしていない章くんだから、まぁこんなものか。チャムローン君は２バーディ３ボギーの３７。

　ホテルへ戻って、しばし休憩の章くんと夕食へ…。今日こそは、ショッピングセンター４階のレストランを制覇するぞ…と、決意を固めてホテルを出た。
　レストランでは、じっくりと客の仕草を観察する。みんな、金券売り場に並んで、まず金券を買っている。それを持って、お目当ての料理のカウンターへ行き、メニューの中から注文をする。
　表示されている品物の中から「なになに」と言って注文している様子なのだが、メニューをのぞくと、タイ語で書いてある。お手上げじゃないか。
　ン、写真を掲げている店があった。サンプルを並べ居ているところもある。これなら、章くんでも注文できそうだ。


←　サンプルを並べている店。一皿３５Ｂｔ。

←　この日の　章くんの食事。

　海鮮の炒め物３５Ｂｔ．
　具だくさん平うちうどん３０Ｂｔ．
　コーラ１５Ｂｔ．

　合計８０Ｂｔ（＝２４０円）で結構な食事だ。

第６日、　　５時４５分…、まだ、真っ暗である。フロントへ降りて、迎えを待つ。今日は土曜日で、ホテルから電話してもらったゴルフ場は空きがないという。
　ゴルフツアーの会社に頼んで、入れてもらった。その会社の迎えの車を待っているのだ。

　７時３０分、今日のコース、レイクウッドＧＣへ着いた。今日は札幌からの４人と一緒に５人で回る。

　一番右が章くんのキャディのウォーちゃん。

　章くんのパットのラインを一生懸命に読んで教えてくれるのだが、ほとんど合っていない。
　「サーイ（右へ曲がる）」とか言って、章くんがその通り打ち、ストレートに抜けていくと、「ゴメンナサイ」と謝る。
　章くんは、はなから信用していないから、もちろん怒ることもないが、彼女の読んだ通り打たないと、彼女のプライドにかかわるだろうと思って、言うように打ち、そして外す。

←　横をすれ違ったパーティ。３人の客に、それぞれ２人ずつのキャディをつけているので、合計９人のパーティだ。

　アウト、ボギー・パー・ボギー・パー・バーと来ていたのだが、６番あたりから笑ってしまって、ダボが続いてしまい、「４５」。インは、初めから笑ってしまって「５０」。
　せっかく一生懸命にラインを読んでくれたウォーちゃんに、申し訳ないスコアであった。彼女も笑いなかがら「ゴメンナサイ」を連発していたから、まあいいか。

この旅行記へのコメント （3）

• 池袋駅前支店さん 2007/05/07 18:34:03

  突然のメールで失礼致します。

  突然のメールで失礼致します。
  
  私は旅行会社　旅工房http://www.tabikobo.com/
  でwebを担当している斉藤と申しますが
  今回タイのツアーのページをつくるにあたって
  写真を探しておりました。
  
  akkiy363672さんの写真を拝見させていただきまして
  何枚か弊社ＨＰで使用させていただきたく
  メールさせていただきます。
  
  突然のお願いで恐縮ですが
  よろしくお願い致します。

  akkiy363672さん からの返信 2007/05/08 02:19:21

  RE: 突然のメールで失礼致します。

  旅工房 斉藤様
  
  　メールをいただき　ありがとうございました。
  
  　私のつたないタイの写真をご利用とのこと、了承いたしました。
  　お役に立てれば　光栄です。
  
  　素晴らしいタイツアーのページが完成されますよう
  　期待いたしております。
  
  　akkiy363672　

  池袋駅前支店さん からの返信 2007/05/08 09:08:06

  RE: RE: 突然のメールで失礼致します。

  ありがとうございます。
  
  一人でも多くの方に、タイへ行っていただけるような
  興味を持ってもらえるようなHPにしたいと思います。
  
  ありがとうございました。