2007/03/11 - 2007/03/18
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ciao66さん
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イスタンブール歴史散歩もあと2日となりました。今日は、ヴァプルという小さな船に乗って金角湾の奥の方に行きます。
ヴァプルは、イスタンブール市民が日常バス代わりに使う連絡船なのですが、なかなか雰囲気が有り、快適なのです。やはり、イスタンブールは海に囲まれた街ということも有り、このヴァプル意外に便利でもあるのです。
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
-
写真は朝、Marmara Guest Houseの食堂で出逢った韓国人のお二人です。
「イスタンブールではルメリ・ヒサーリが一番良かった。でも城壁dangerous!」と言っています。トルコ全体では「パムッカレ」だそうです。私のことを「日本人なのに一人旅で珍しい。」と、まあ若者ではないので珍しいでしょう。エリフお嬢さんも加わって来ます、壊れたデジカメの話はいつものネタですが、昨日のイズニックでの超親切トルコ人アフメットさんの体験談で、皆さん「へぇ〜」と話は盛り上がったのでした。
さて、今日も素晴らしい出会いが有るのですが、この時点では私、勿論知る由も有りません。 -
8時20分頃ホテル傍のタクシー乗り場から、「ハリチ、フェリーボート」とお願いして車に乗りました。金角湾は「ハリチ」と地元では言います。Golden Horn の英語名は多分通じないでしょう。ヴァプル乗り場にもGolden Hornの表示は有りません。ハリチだけです。
ヴァプルは現地語で連絡船ですが、これは逆に英語のフェリーボートで通じました。
タクシーは、昨日と逆方向に海沿いの道を猛烈なスピードでエミノニュ桟橋へ向います。
ガラタ橋の南西端付近がハリチ行き乗り場です。10分くらいで到着。
橋の手前で、(ドライバー)“ボガジ!降りるか?”と。念の為聞いたのでしょう。(私)“ボガジ no!ハリチ、ハリチ”・・「もっと行って」と・・・ボスポラスに行く人は多いのですがハリチに乗る観光客は少ないのでしょう。
タクシーを降りてすぐ傍ですが、道路から入る入り口が、、ちょっと解りにくく、2〜3人に聞きました。
ヴァプル乗り場にはジェトン(=コイン型乗車券)を入れて、入ります。 -
8時50分。船が来ました!ここで下船する人が舳先に乗っています。
-
ここは船の舳先です。向こうのクレーン上がっている場所は次の船着場、新市街地のカスムパシャ。見えている橋はアタテュルク橋です。この下を潜ります。
船は朝の金角湾をゆっくり進みます。両サイドが海からいきなり丘になってますのでとてもいい眺めです。
景色がゆっくり流れて行き、リラックスした静かな時間が流れていきます。贅沢なひとときです。 -
見えてきたのがカスムパシャの船着場。ここは、2日目に書きましたあのファーティフ(メフメット2世征服王)が山越えさせた船を金角湾に乗り入れた場所です!(ガラタ塔から遠望した場所がここ)
「声も無く立ちつくす人々の視線の向こうに、赤地に白の半月の旗をかかげた船が、次々とすべりこんできたのである。まるで、滑り台をおりてくる玩具の船のようだった。」・・・・1453年の出来事です。「コンスタンティノープルの陥落」から。 -
だんだん明るくなってきました。快晴です。
見えてきたのは下船予定のフェネル船着場です。
わずか15分ほどの「ミニツアー」のヴァプル、渋滞は「無」、騒音も「無」、眺めもとっても良くて気持ちのいい乗り物でした。 -
下船の準備をしていると、私に声を掛ける人が居ます。
オランダ人のヨーストさん夫人のイネカさんでした!雨のトプカプ宮殿以来、2度目の出会いです。お互いにっこり。
(このときはまだ勘違いで“ポーランド”と思っていましたが)
カラキョイからこの船に乗っていたようです。
(photo by Joost Dijkstra)・・・この写真はヨーストさんが送ってきたものです。
彼らの目的は、フェネル付近のビザンティン時代のキリスト教会巡り、私と目的地が同じなので、では一緒に行こうということになりました。 -
まずはブルガリア教会です。
(私)こっちに見えてますよ!
金角湾沿いの美しい環境に建っています。
で、3人で一緒に行きます。(photo by Joost )
ヨーストさん、私が知らない間にしっかり写真とっていました(笑) -
写っていないヨーストさん、この方です。(photo by Ineka)
撮った場所は、私も見覚えの有る場所、アナドルカヴァーウの城砦下のレストランみたいです。 -
聖ステファン教会が正式名称のブルガリアン教会です。この建物「鋼鉄製」です!とっても珍しいのです。・・・これは私の写真、以下撮影者の説明なしは私のです。
-
イネカさんの説明によると、ブルガリア人は急いで造らないといけなかったので鉄製になったとか・・・・で、
「コンコン」・・・・叩くジャスチャーをイネカさんにお願いしたら、名演技です。 -
祭壇はこんな感じ。(photo by Joost )
・・・モバイルフォンカメラでは暗い所はお手上げでした。
・・・この後暫く、3人の道中が続きます。お楽しみに!
(この旅行記はペンギンの足跡?http://ciao66.exblog.jp/d2007-04-16
のダイジェスト版です。 ちょっと詳しい内容のこちらもどうぞご覧下さい。) -
ちょっと地図情報の少ない、フェネル地区ですが、道案内の参考にグーグル・アースのフェネル地図です。
オレンジがフェネル桟橋。黄色はブルガリア教会。青はパトリックハネシ。赤はモンゴルのマリア教会です。
私は、パトリックハネシの位置が解らず、道を間違えましたのでオレンジのルートから外れています。丘の上では道が解りにくいので、先に黄色か、青を行ってから、赤に行ったほうが良いと思われます。
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