2006/08/13 - 2006/08/13
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コクリコさん
日本の美術館でギュスターヴ・モローの絵を観た時は「こういう絵って好みじゃない」と思った。
数年前、久しぶりにパリに行った時、夫に「ギュスターヴ・モロー美術館は良いから一度は観る価値がある」と言われ、「ギュスターヴ・モローみたいな絵って苦手」と言った私。
「絵の好みは別にしてもモローの住まいを改築した美術館そのものが良いからさ」と嫌がる私を無理矢理連れて行く夫。
このようにして渋々行ったコクリコですが、一歩入ったとたんにその魔力にノックアウトされました。
2006年夏「また、ギュターヴ・モロー美術館に行くのかよ」と言う夫を今度は私が引っ張って行ってしまいました。
?嫌よ嫌よも好きのうち?
私たちが習った美術史ではギュスターヴ・モロー(1828〜1898年)が活躍した時代はマネ、モネ、ルノワ−ル、ゴッホ、などの「印象派」の時代。彫刻家ロダンも同世代だが美術の授業ではモローは取り上げられていない。
また、国立美術学校教授だったモローの教え子にマチス、ルオー、マルケ等がいる。
このような新しい個性的な芸術家たちが活躍し、古い画風から新しい画風へと芽吹いていた時代に、特殊な画風を貫いた"孤高の画家"ギュスターヴ・モロー。
教師としては、教え子たちから素晴らしい教師と言われていたけれども、画家としてはほとんど忘れ去られていたが、1961年ルーヴル美術館で「モロー展」が開催されて、やっと人々に知れ渡るようになったようです。
日本では三島由紀夫や澁澤龍彦などの耽美的な美術愛好家がいち早く注目。1964年の上野の西洋博物館の「モロー展」以降、何回も展覧会が開かれ、本国フランスよりモローファンが多いとの話しもあるようです。
去年、我が家に2週間ホームステイしていたフランス人の大学生は「ギュスターヴ・モロー美術館」を知らなかった(^^;)
☆表紙の絵は【一角獣】です。クリュニ−中世美術館の【一角獣と貴婦人】のタピスリーとともに私の永遠のテーマです。
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フランス国旗がたてられている建物がギュスターヴ・モロー美術館。
パリ9区、国旗がなければそのまま通り過ぎてしまいそうな閑静な住宅街にその美術館はあります。
メトロTrinite d'Estienne d'Orves下車。
近くにはサン・トリニテ教会があります。
入館料は4ユーロですが、私たちが行った8月13日は日曜日だったので3ユーロでした。
火曜日が休館日。 -
入口の階段を上がって2階に生前モローが過ごしていた部屋が展示室されています。
モローが亡くなるまでの最後の40年を過ごしたアトリエ兼自宅が没後、遺言により国にコレクションとともにすべて寄贈され、美術館として改築されました。 -
寝室だったか居間だったか忘れましたが、モローのプライベートルーム。
写真や東洋(日本のも)の陶磁器などが所狭しと置かれていました。 -
ここはToiletなのですが、モローが生きていた頃も使われたのではないかと思えるような古めかしさ。
ホントに使ったんじゃないか? -
手洗いも、蛇口も19世紀のままのよう。
いかにも古い形と蛇口の怪獣。
私も手を洗わせていただきまーす。 -
3階の展示室に入ります。
壁一面にぎっしり貼られた絵の展示の仕方は19世紀当時の流行。
コクリコのシャンティ旅行記のコンデ美術館の展示も同じでした。
コンデ美術館は広い城の中に展示されていましたがモロー美術館はモローが住んだ館内。
狭い展示室ぎっしりと飾られた絵が迫ってきそうな迫力です。
その絵も神話や聖書を題材にしたものばかり。
一足踏み入れた途端「こんな感じ好きかもしれない」と一目惚れした展示空間でした。
モローの絵はここで見なくては! -
正面に飾られた絵は、
左【戦いの間 歌をうたうティルテー】
中央【求婚者たち】
トロイ戦争で10年、帰国するまで10年、20年家をあけていたオデュセウスが家に帰ると、妻ペネロペに求婚している男たちがいた。
ペネロペに求婚する男たちを次々と弓矢で殺りくするオデュセウス。その場面が描かれている絵ですが、肝腎のオデュセウスは右奥の入口に立っている男。真ん中には勝利の女神アテナ。殺されている男たちの美しいこと!
本来なら残酷な場面なのに大理石の彫刻のようなアテナときらびやかな求婚者たち。オデュセウスは全くの脇役なのが面白い。
写真が小さくて何が描かれているかわからないのが残念です。
右【アルゴ−船乗員の帰還】 -
左の窓際には数千点におよぶデッサンや水彩画を展示するための回転式家具(モローの遺言によって造られた)があり、見学者たちは、調べたい絵を坐ってひとつひとつ見ることができるようになっています。
こんなアカデミックな雰囲気が気に入っています。
私もいっぱしの「趣味=美術鑑賞です」の仲間入りしたような気分で過ごしました。いい気分〜☆ -
絵を写してみました。
これがオランジュリーやルーヴル美術館と違い、写真が非常に撮りにくい。
壁の高い所に展示されてある絵を撮るのも難しい。
見学者で混んでいるわけではないけれど、狭い美術館なので、私が写真を撮るために絵を独占するのも申し訳ないのであわてて撮ってしまう・・・失敗作が多い。
この日も雨が降っていたので室内が薄ぐらい・・・ブレた写真多し。
以上、張り切って行ったわりにはあまり写真はありませんm(_ _)m
さて、左の大きな写真は先も書きましたが【アルゴー船乗員の帰還】
トロイ戦争の100年位前、紀元前1300年頃のお話。王位につくための『黄金の羊毛』を探すために50人ほどの勇士たちとアルゴー号に乗り航海したテッサリアのイアソン。王女メディアの助けを借りて黄金の羊毛を手に入れ帰還。いろいろお話がありますが、船にヘラクレスも乗っていて途中下船。すごいメンバーが揃っていました。モロー描く船員たちはクリスマスツリーにぶらさがっている飾りのように見えます・・・美男飾り。
右上【ミューズの散歩】
ゼウスの娘の9人姉妹のミューズたちが散歩している絵ですが、散歩しているのだかなんだか不思議な絵。
右下【約束の地でサンダルを脱ぐモーセ】
これは旧約聖書を題材にした絵。旧約聖書をちゃんと読んでいないからよくわからないけれど、有名な逸話なんだと思う。
なぜサンダルを脱いだのか・・・神の山で「モーセよ、足から履物を脱ぎなさい。あなたの立っている場所は神の土地なのだから」と言われたらしい。
色々解釈はあるようだけどモローはモーセに角を描いています。なぜモーセだけ真っ白なんだろう?気になってしまう(^^;)
まっモーセは80歳過ぎてから活躍し出すのだからヨボヨボでも仕方ないかな。頼りなげな白山羊みたいなモーセの姿に目が釘付け(^^) -
光ってしまって写りが悪くてすみません。
大作【テスピウスの娘たち】
真ん中に坐っているのがギリシャ神話の英雄ヘラクレス。
ヘラクレスは一晩でテスピウスの50人の娘たちと交わり、それぞれに子をもうけたと言う。
えーと、一晩で50人というと、1人当たり・・・うーん、絶句・・・さすが赤子の時、毒蛇を掴み殺したヘラクレスにしかできない神業ですなあ。
裸で待機している娘たちと、真ん中で「考える人」みたいなポーズをしているヘラクレスが面白い。
テスピウスの御殿の装飾のひとつひとつがまた緻密で華麗なのです。 -
左奥【メッサリーナ】
メッサリーナは神話でも聖書の中でもない実在の女性。古代ローマのすさまじい悪女。
ローマ皇帝アウグストゥスから4代目のクラウディウス帝の3度目の妃。15歳で皇帝に嫁いだメッサリーナは情慾と残忍さを持ち、貴族の男たちだけでなく夜毎街に出て下層階級の男たちと情事を重ねていたという。彼女に逆らう者はことごとく殺され、その数は元老院議員35人、騎士が300人にも及んだということです。最後は夫クラウディウスを殺して恋人と結婚を企んだことがバレ処刑されたそうですが、死に至るまでの淫蕩はすさまじいものがあります。
モローは悪女をも題材にしました。
ファム・ファタール(宿命の女)、世紀の悪女もモローの関心を惹いてやまなかったのでしょう。
この絵は淫売宿で若い船頭を引き寄せているところを描いているそうです。
抱き着いている若者が生き生きと描かれているのに対し、メッサリーナは彫刻のように血が通っていないように見えます。一瞬、若者は大理石の彫像を抱いているのかと思ったくらいです。
真ん中【マギ】
聖書を題材にした絵画でお馴染みの【マギ】
星の導きによりイエスが生まれたことを知った東方の三博士が生まれたばかりのイエスに貢ぎ物を捧げるために遠征している絵です。
馬にのっている三博士はよく見えません。先導している白い天使たち(?)ばかりが不思議な雰囲気に浮き上がっています。
でも、良く目を凝らして見ると三博士たち美男子なんですよ。三賢王とも言われていますが、美しい若き王子のように見えます。美男のマギを見たのは初めてです(^o^)/
手前右【プロメテウス】
メッサリーナは実在のローマの女性、マギは新訳聖書、プロメテウスはギリシャ神話を題材にした絵です。
最高神ゼウスに怒りにふれ、山の頂上に縛り付けられ永遠に大鷲に肝臓をくいちぎられるプロメテウスが描かれています。 -
テスピウスの娘たちや、アルゴー号の船員たちや、年とった白山羊みたいなモーセをバックにインド人の館員。
同じアジア人のよしみか、私たちに非常に親切にしてくれました。 -
何回シャッターを押してもブレてしまった4階へ続く螺旋階段。
素敵でしょう!
voodooさんの旅行記『ギュスターヴ・モロー美術館』には、それはそれは素敵に撮れた写真がありますのでご覧くださいね。
実物はホントに素敵なんです♪ -
螺旋階段を上がると4階展示室。
ティラネイラを略奪するケンタウルスの絵が架かっていますが、モローの好きなテーマのひとつ。
ティラネイラの絵は何枚も描かれていますが、略奪されているティラネイラよりケンタウルスはなぜか美しく描かれています。略奪されるのが嫌そうな感じはしないなぁ〜妖しい世界に引き込まれそうp(..)q -
手前の展示室。
展示室の真ん中にモローの肖像画。
各展示室に各国語で絵の説明が書かれているパネルが何枚も置いてあります。
日本語版を手にとって真剣に説明を読むコクリコ。
全ての絵の解説はありませんが、主だった絵の解説が簡単に書かれています。 -
同じく手前の展示室。
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絵の引き出し。
取っ手を引くとモローの絵やスケッチが貼ってあるパネルが引き出せるようになっている。 -
【パシファエ】の絵2枚。
クレタのミノス王の王妃パシファエは、美の女神アフロディーテ(ヴイーナス)への礼拝を怠ったため、アフロディーテの怒りを買い牡牛に抗い難い欲望を感じてしまいます。
左の絵は、パシファエがミノス王に仕えていた発明家ダイダロスに牝牛の像を造らせ、その像の中に入って牡牛を待っている場面です。
パシファエの後ろで頭を抱え悩みこんでいるのがダイダロス。
「おっ、綺麗な牝牛がいるぞ」とやってくる牡牛。
右の絵は、まんまと牡牛をだまし交わるパシファエ。
その結果生まれてくるのが頭が牛、胴体が人間の怪物ミノタウロスが生まれてしまうのです。
女神を怒らすと恐い。
王妃と牡牛が交わるという異常なお話ですが、モローの手にかかると、なんと甘美な世界なんでしょう。
左のポーズをとって待っているパシファエの滑稽な姿、右の牡牛に抱きつく恍惚としたパシファエの表情
・・・物語りの世界に引き込まれてしまいます。 -
【ユピテル(ゼウス、ジュピター)とセメレー】
モローはセメレーを題材にした絵も多く描いていますが、このゼウスとセメレの絵はパッと目を惹く大作です。
青い空、豪華な祭壇あるいは玉座。
柱の隅々、ゼウスの衣装、飾り、セメレーの髪飾りに至るまで緻密な筆遣いでこれでもかと絢爛豪華な世界を描いています。
これも女神を怒らせると恐いというお話。
ギリシャ神話の最高神ゼウスは美しい人間の娘セメレーと愛し合います。神は人間が愛し合う時は姿を現わしません。嫉妬したゼウスの妻ヘラはセメレ−をそそのかし「ゼウス様の素晴らしいお姿をひと目でも拝見したいわ。お願い姿を現してください。」と言わせてしまう。
天空の支配者ゼウスは真の姿「雷」と「稲妻」となって現れ、雷に撃たれたセメレーは即死。
この絵ではゼウスの膝の上で息を引取ったセメレ−の姿が描かれています。
写真では見難いですが、セメレ−は確と美しいゼウスの姿を見ています!
私のイメージのゼウスは中年の好色男なのですが、モローのゼウスは美しい青年に描かれています。
「あぁ、ゼウス様はこれほどに美しいお方!」と幸せに息を引取るセレネーでした。
この時セネレーから生まれたのがディオニソス(バッカス)です。 -
【聖セバスティヌス】
お馴染み、全身矢で射られて瀕死状態になったサン・セバスチャン(この時は聖カルトゥスの妻によって一命を取り留めたけれど後、殉教)
背景は弓を射かける人々や見物の大衆がぼんやり描かれていて、サン・セバスチャンだけが明るく浮き上がっています。
サン・セバスチャンはいつでもどこでも美しい青年として描かれていますが、モローの筆ではさらに女性と見違えるばかりのなよやかさです。
ゼウスまでもが美しく描かれているので、「おやっ?」と思ったのですが、やはりモローはホモセクシャルではないかと思われていた時期があったようです(私もそう思っていた^^)。
近年、結婚同然に暮らしていたアレクサンドリーヌという女性の存在がわかり、そうではないことがわかりました。
なにしろ美女より男性の方が艶かしく描かれているんですもの。 -
三階奥の展示室風景。
ピンク色の壁にぎっしり飾られている絵も良いけれど、手前に一角獣の絵を置いたり、展示方法が素敵。
正面の壁の真ん中に展示されている絵は【聖ゲオルギウスとドラゴン】
今回の旅で教会、聖堂でたびたびお目にかかったドラゴン退治するサン・ジョルジュです。
イタリアの画家カルバチオの絵の模写だそうですが、馬にまたがってドラゴン退治するサン・ジョルジュは初めて見ました。
サン・ジョルジュも常に若い美男子に描かれていますが、さらにモローの手にかかると男装の麗人のようです。
「ベルバラ」のオスカルのようではありませんか!→クレアさん、キートス・メルシーさん、けーしちょうさん(4トラ・ベルバラ隊の皆さん) -
3階奥の展示室風景2。
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【エウロペの誘拐】
また好色の最高神ゼウスが登場。
コクリコの『ル−ヴル美術館は愉しい』でもとりあげたエウロペなので詳しくは書きませんが。
エウロペの美しさに目をとめたゼウスは白い牛に変身。
エウロペが「マア!綺麗な牛だこと!」と気を許して牛にまたがったスキに海に入りクレタ島に連れて行くというお話です。
怖がって泣叫ぶエウロペをかまわず沖へと進んだゼウス・・・でもこの絵を見る限りではエウロペとゼウスはお互いを見つめながら嬉しそうに沖に向かっているではありませんか!
"男女の永遠に理解しあえぬ謎"がモローのテーマでもあるようです。
憎いのだか、好きなんだか、私には良くわからん官能の世界、愛憎の世界を宝石をちりばめてふんわり覆ったような世界に変えているように見えます。
ちなみに、エウロペが生んだ子の1人がクレタのミノス王で、ミノス王の妃が先ほど書いた牡牛に惚れ込んでしまったパシファエです。
牡牛ってナニカ女性を惹きつける魔力があるのでしょうかね? -
【プロメテウス】
ギリシャ神話の中でも最も有名なプロメテウス。
神々の火を奪い人間に与えた罪で、高山の頂上に磔にされ、毎日昼は大鷲に肝臓を食いちぎられるという刑に処せられます。プロメテウスは神なので永遠に死なない=永遠に肝臓を食いちぎられるという恐ろしい刑。
結局はヘラクレスがこの大鷲を殺し、プロメテウスとゼウスは和解し、神々の仲間に復帰できたということです。
プロメテウスの絵もモローが好んで描いた題材。
このカッと見開いたプロメテウスの目はどこを見ているんだろう。 -
3階奥の展示室風景3。
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【レダ】
またゼウスの登場です。
今度はゼウスは白鳥に姿を変えてレダに近づきます。
「なんて綺麗な白鳥!」とレダが気を許しているスキに情交を交わしてしまうゼウス。
そしてレダは2つ卵を産む。その一つからトロイ戦争の原因となった美女ヘレネが生まれたという説があります(欲情したゼウスに追い掛けられてガチョウに姿を変えてて逃げたネメシスを白鳥になったゼウスが捕らえ、その結果生まれたヘレネをレダが育てたという説もあり)。
こんな夫をもったヘラが嫉妬し怒るのは無理ないと思いますが(^^;)。
モローはレダをテーマにした絵も好んで描いています。
なぜ白鳥ゼウスは顎をレダの頭にのせているのかしら?愛情表現? -
【レダ】
もう1枚の「レダ」
これは2階の螺旋階段の後ろにあり良く撮れなかったので絵ハガキを写しました。
前のレダは清純な感じでしたが、こちらのレダは少し妖艶。
うっとり目を閉じています。
それにしても、白鳥ゼウスはまた顎をレダにのせています。モローはこの構図が気に入ったのでしょうか。
白鳥の羽、レダがまとう布が繊細なレースのように描かれていてとても綺麗。白鳥の背後には金色の光り。モローが愛する女性に贈った絵だそうです。 -
【妖精とグリフォン】
頭が鷲、ライオンの身体を持つ恐ろしい怪獣グリフォンが洞窟で妖精を守っている絵だそうです。
きらびやかな冠をつけた妖精の方が気が強そうに見えるけど・・・
2匹のグリフォンは大人しく可愛いペットみたい。
女は強く、男は美しく、怪獣は優しく・・・がモローの絵の特徴のように思えます(^^;) -
【出現】
ギュスターヴ・モローの絵と言えば『サロメ』
耽美、倦怠、宿命の女・・・モローの全てがひとつになった作品。
サロメはユダヤのヘロデ王の妃ヘロディアの連れ子。
ヘロデ王はキリストの到来を説く洗礼者(予言者)ヨハネを捕らえて投獄する。
ヨハネに近親結婚を非難され憎み、ヨハネを抹殺したいヘロディア。
ヘロディアは連れ子のサロメをヘロデ王の前で舞わせ、褒美にヨハネの首を所望するよう仕向ける。
「上手に舞ったらこの国以外のものでお前の欲しがるものは与えよう」と言うヘロデ王。上手に舞ったサロメに「何が欲しいか?」とヘロデ王。
「私はヨハネの首が欲しゅうございます」とサロメ。
この絵は斬り落とされたヨハネの首が再び浮かび上がりサロメの目の前に現れる。
その首を怯みながらも睨み返すサロメの姿が描かれています。対峙する男と女の恐いほどの緊張感にあふれた絵だと思います。
モローが何枚も描いたサロメシリーズの1枚です。
大きくない絵だし、写真がぼやけているので良く見えないのが残念です。
豪華な舞台を背景に、そのまま線の美しさを出すために輪郭線を敢えて消さず色を加えない技法を使っています。そのためますます神秘的な世界をかもしだしています。 -
【出現】の一部、洗礼者ヨハネの首
・・・ 私は神しか信じていない。手に触れるものも、目に見えるものも信じない。
目に見えないもの、ただ感じているものだけを信じている・・・ギュスターヴ・モロー -
【人類の生】
まるで祭壇画のようにギリシャ神話や聖書をもとにして人の歴史を朝・昼・晩、あるいは四季、または青年期、壮年期、老年期を暗示して描かれています。
voodooさんの旅行記に詳しく書かれています(*^^*) -
【人類の生】の真ん中の絵。
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【一角獣たち】
私の一番好きな絵。
クリュニー中世美術館の【一角獣と貴婦人】のタピスリーを思わせる美しい1枚。
クリュニ−美術館のタピスリーに描かれている【一角獣と貴婦人】は宗教的な色合いが濃く、清楚な貴婦人と一角獣でしたが、モローの描く一角獣と乙女たちはちょっと官能的。
一角獣は汚れなき清純な乙女だけにしかとらえることができないと言われています。
穏やかな風景の中で愉し気に戯れる一角獣たちと乙女たちの姿が夢見ているようです。
一糸まとわぬ乙女も装飾品だけは豪華、立っている乙女の衣装の華麗さはモローならでは(^^)>
私は一角獣たちの表情と後ろに控えている二人の乙女が好き。
手前にいる派手な乙女よりずっと清純な感じでとても良いなぁ。 -
【一角獣たち】部分
コメントを書いていたら、無性にギュスターヴ・モロー美術館にまた身を置きたくなってしまいました。 -
美術館を出て小雨の中サン・トリニテ(トリニテ=三位一体)教会に寄ってみました。
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蝋燭を1本祭壇に捧げました。
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この旅行記へのコメント (29)
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- 夏への扉さん 2013/10/03 22:23:59
- しっかり読ませてもらいました
- コクリコさん、さすがに気合の入った旅行記ですね。
私はモローはほとんど知らなかったけれど、新聞で展覧会を知り、展覧会のHPを見て、行こうかな〜と思いました。
9月30日午後有給調整の休み入れてあったので、地下鉄ウォーキングしようかと思っていたのですが、
それがちょうど大江戸線・汐留から再スタート。
モローとルオー展の会場は汐留ミュージアム。しかも月曜なのに休館日でない!
好条件が重なって、もう見に行く運命だったのだわ。(笑)
実物の迫力は、すごくって堪能してきました。
会場のビデオで、ギュスターヴ・モロー美術館見て素敵だなと思ったのですが、
コクリコさんの、この旅行記を見て、ますます行きたくなりました。
いつか好条件が重なって、行けるかな?
汐留ミュージーアムは小さいので、点数は少ないですが
モローとルオーの関係も詳しく解説してあるし、
コクリコさんのこの旅行記のように、絵の背景や書かれた経緯等の
丁寧な解説が付いているので時間かかりました。
次は、ターナー展に行きます。
なつ
- コクリコさん からの返信 2013/10/04 11:41:56
- RE: しっかり読ませてもらいました
- 夏さん、
文章の長い旅行記なのに読んでくださってありがとうございます!
> さすがに気合の入った旅行記ですね。
うん、この旅行記書いたのは6〜7年前だったから元気良かった。。。
その後、写真撮ってなかった絵の写真も撮ってきたのですが旅行記UPに至っていません。
そうそう、この旅行記の旅行に行く前あたりに、NHK「世界の美術館」やテレビ東京「美の巨人たち」でギュスターヴ・モロー取り上げていたので美術館に行く気満々でしたよ〜
> 9月30日午後有給調整の休み入れてあったので、地下鉄ウォーキングしようかと思っていたのですが、
> それがちょうど大江戸線・汐留から再スタート。
> モローとルオー展の会場は汐留ミュージアム。しかも月曜なのに休館日でない!
> 好条件が重なって、もう見に行く運命だったのだわ。(笑)
そうだったのですか! 来週行ければ行きたいです。
水曜日が休館日でしたよね?
> 実物の迫力は、すごくって堪能してきました。
> 会場のビデオで、ギュスターヴ・モロー美術館見て素敵だなと思ったのですが、
> コクリコさんの、この旅行記を見て、ますます行きたくなりました。
> いつか好条件が重なって、行けるかな?
そうね〜パリに寄る事があったら他は行かないでギュスターヴ・モロー美術館に突進してくださいませ。
普通、画家個人名の美術館・・・例えばピカソ美術館とかロダン美術館、シャガール美術館・・って、その作品を特別好きでなくてもツアーに入ってたり、なんとなく行ったりするけれど、モロー美術館はモローの作品が好きな人しか行かないのよ。
だから、見学者お互いになんとなくモローが好きなんだな〜ってわかって雰囲気良いです(日本人同士も)。
オーディオガイドはないけれど各階にA4サイズ位の絵の解説用の白いパネルがあって日本語もあるからじっくり見学できます。
> 次は、ターナー展に行きます。
私は11月に行く予定です。
少し遠いけど八王子の富士美術館も、私のこの度の旅行記に関連する「水辺の印象派展」があるので行くつもりです♪
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- 旅するうさぎさん 2013/05/23 22:09:58
- こんばんは。
- コクリコさん、こんばんは。
ももんがあまんさんの旅行記の掲示板で
色々と教えて下さり、ありがとうございました。
ギュスターヴ・モロー美術館の旅行記を拝見しています。
私もこの美術館に16年くらい前に行ったことがあり、
大変素晴らしかったので、今でも時々、また行きたいなあ・・・と
思い出すことがあります。
この美術館に行く前は、日本の展覧会でモローを見て
すごく好きというわけではなかったのですが
(マティスの先生だけど、マティスとはぜんぜん違うんだなぁと思う程度)、
この美術館に行ったら、独特のモローの世界に魅せられました。
たぶんまた行ったら、1日中、この美術館に入り浸っていると思います。
なにか、魔力がある所ですよね(^^;)!
このコクリコさんの写真のように、デッサンをパタパタ開いて、
誰もが自由に見られるところも素敵でした。
美術を勉強している学生さんが、座ってデッサンを模写している姿は
日本では見たことのない光景だったので、素晴らしいと思いました。
コクリコさんの旅行記は、素敵なものばかりですね。
これからも少しづつ、拝見させていただきたいです。
ありがとうございました。
旅するうさぎ
- コクリコさん からの返信 2013/05/25 13:22:45
- RE: こんばんは。
- 旅するうさぎさん、
いらっしゃいませ♪
> ももんがあまんさんの旅行記の掲示板で
> 色々と教えて下さり、ありがとうございました。
いえいえ、とんでもないです、4トラに長くいるのに知ってることは少しだけなんですよ〜
> ギュスターヴ・モロー美術館の旅行記を拝見しています。
> 私もこの美術館に16年くらい前に行ったことがあり、
> 大変素晴らしかったので、今でも時々、また行きたいなあ・・・と
> 思い出すことがあります。
> この美術館に行く前は、日本の展覧会でモローを見て
> すごく好きというわけではなかったのですが
> (マティスの先生だけど、マティスとはぜんぜん違うんだなぁと思う程度)
16年前ですか!
私は2004年に行ったのが初めてなので旅するうさぎさんの方がもっと前からモロー美術館のファンだったのですね。
> この美術館に行ったら、独特のモローの世界に魅せられました。
> たぶんまた行ったら、1日中、この美術館に入り浸っていると思います。
> なにか、魔力がある所ですよね(^^;)!
同感です。
私も日本でギュスターヴ・モロー展見た時はそれほどでもなかったのですが、あの美術館に入るとなんともいえない魅力的な空気に包まれます♪
> このコクリコさんの写真のように、デッサンをパタパタ開いて、
> 誰もが自由に見られるところも素敵でした。
> 美術を勉強している学生さんが、座ってデッサンを模写している姿は
> 日本では見たことのない光景だったので、素晴らしいと思いました。
なんだか私もいっぱしの美学生になったつもりでデッサンをパタパタ開いてみたりしました。
古い旅行記を見てくださってありがとうございました。
私も久しぶりに見たら懐かしかったです。
あの頃は真面目に旅行記書いてましたけど、最近は年のせいか旅行記UPする気力があまり湧かないのですよ(^^;)
そうそう、ももんがあまんさんの掲示板に時々いらしてるwizさんのモロー美術館の旅行記素晴らしいです。
wizさんのパリやウイーン(時々東京も)の美術館の旅行記は美術書を見ているような気になるのですよ。
興味がありましたらお時間のある時に覗いてみてくださいね。
- 旅するうさぎさん からの返信 2013/05/25 14:08:55
- RE: RE: こんばんは。
- コクリコさん
wizさんのモロー美術館の旅行記、
以前拝見したことがあります。
本当に素晴らしいですね!
旅するうさぎ
- コクリコさん からの返信 2013/05/26 18:19:09
- RE: RE: RE: こんばんは。
- > wizさんのモロー美術館の旅行記、
> 以前拝見したことがあります。
> 本当に素晴らしいですね!
まあ、既にご覧になっていたのですね!
モロー美術館ファン仲間が増えて嬉しいです。
今、クリュニー中世美術館の『貴婦人と一角獣』が日本に来ていますね。
もう国立新美術館に見に行きましたが、クリュニー美術館も大好きです♪
-
- yambonさん 2010/10/20 10:37:42
- わくわくします。
- はじめまして。
たまたま貴旅行記拝見しました。
難しいことは分りませんが、何かこの画家の絵にはひきつけられます。
派手と言うより豪華な衣装と背景それにどこを見ているのか大きく開かれた眼が印象的ですが、この旅行記では、各々の絵に分りやすい解説文がついていて”あーそういうことか”と納得しながら楽しませてもらいました。
2006年スイス旅行の帰りパリで1週間過ごしましたが、”わくわくしながら”こじんまりとして、訪れる人も少ないこの美術館を訪れモローを堪能した時の事を思い出し、改めてその時の写真を引っ張り出して感じ入ってます。
この後逐次貴旅行記”パリの美術館”編を楽しませて頂きます。
- コクリコさん からの返信 2010/10/21 21:25:38
- RE: 初めまして。
- yambonさん、初めまして。
私の2006年のギュスターヴ・モロー美術館の旅行記をご覧くださいまして、投票もいただきありがとうございました。
日本でモローの絵を観た時はあまり印象はなかったのですが、パリのモローv美術館で見た時、私もなぜかぐいぐい惹かれるものがありました。
とても神秘的に感じましたし、魅惑的でした。
ちょうどその頃、NHKでも民放でもギュスターヴ・モロー美術館の番組があり、その人生にも惹かれるものがありました。
そしてwizさんというトラベラーさんと掲示板でモロー美術館について楽しく話したことを思い出しました。
> 派手と言うより豪華な衣装と背景それにどこを見ているのか大きく開かれた眼が印象的ですが、この旅行記では、各々の絵に分りやすい解説文がついていて”あーそういうことか”と納得しながら楽しませてもらいました。
ありがとうございます。
今から4年前の旅行記ですが、今思えばがんばって詳しくコメント書いていたなぁと思います。
最近はさらに歳とったせいか、あのようなコメントを書く体力も気力もなくなってしまいました。
> 2006年スイス旅行の帰りパリで1週間過ごしましたが、”わくわくしながら”こじんまりとして、訪れる人も少ないこの美術館を訪れモローを堪能した時の事を思い出し、改めてその時の写真を引っ張り出して感じ入ってます。
> この後逐次貴旅行記”パリの美術館”編を楽しませて頂きます。
yambonさんも2006年にモロー美術館にいらしたのですね!
私の方こそyambonさんが古い旅行記をご覧下さったおかげで、私もまた懐かしく見直しました。
こちらこそありがとうございました。
yambonさんの旅行記を少し拝見しましたが、とても詳しく書かれていて今後旅行されるトラベラーさんにとってとても素晴らしい旅行記だと思います。
アッシジ14年前に行きました。
またゆっくりyambonさんの旅行記を訪問させていただきますね。
よろしくお願いします。
コクリコ
-
- 唐辛子婆さん 2010/02/25 16:49:29
- コクリコさんのおかげで
- モローが楽しくなっちゃった。
コクリコさん、かにちゃんの美術館めぐりからこちらにたどりつきました。
中学の時に教科書でこのサロメの絵をみて
モローってなんてきび悪い絵を描くひとなんだと思ったきり
遠ざかってた。
コクリコさんの解説でモローの絵の登場人物全員が息をふきかえしたよう。
観光客の帰った美術館の中は、さぞやにぎやかなことでせう。
嫉妬に狂った女神がゼウスを懲らしめたり、レダの白鳥までが肝臓をつついたり、あっちこっちで愛のささやきが聞こえてきたり。
いつでも開ける私の美術館。
解かりやすくて楽しくておちゃめな解説者がいて。
いい時代になったものだなあ。長生きはするもんじゃて。
〜唐辛子婆〜
- コクリコさん からの返信 2010/02/25 22:12:03
- RE: コクリコさんのおかげで
- 唐辛子婆さん、こんばんは。
今、唐辛子婆さんの掲示板に書き込んできたところよ。
> 中学の時に教科書でこのサロメの絵をみて
> モローってなんてきび悪い絵を描くひとなんだと思ったきり
> 遠ざかってた。
中学の教科書にモローが出てたなんて、珍しいわね!
普通はあの時代は印象派の絵画が主だし、日本でも、あまりモローは知られていなかったのに!
私も旅行記に書いたように若い頃はモローのような画風は苦手で。
日本で「ギュスターヴ・モロー展」があっても元気がでなかったです。
やはり、旅行記にも書きましたが、パリのモロー美術館でこそふさわしい絵のようです。
モロー美術館に入ったとたんに、うわーっと思っちゃった!
> コクリコさんの解説でモローの絵の登場人物全員が息をふきかえしたよう。
今旅行記を見返してみたら、随分ぎっしりコメントが書いてあるわね。
たった2年半前なのに、もうあんなに書く気力がないわ〜(^^;)
> 観光客の帰った美術館の中は、さぞやにぎやかなことでせう。
そうでしょ、ギメ美術館も、アジアの仏像たちが大騒ぎしていそうだし、人のいなくなった美術館って覗いてみたいわね!
> 嫉妬に狂った女神がゼウスを懲らしめたり、レダの白鳥までが肝臓をつついたり、あっちこっちで愛のささやきが聞こえてきたり。
ちゃう、ちゃう、プロメテウスの肝臓をつついているのは大鷲ですよ〜。
頭が白鳥に見えたかな?
> いつでも開ける私の美術館。
> 解かりやすくて楽しくておちゃめな解説者がいて。
ありがとうございます。
お褒めのことばが素晴らし過ぎて、恐縮してしまいますよ。
> いい時代になったものだなあ。長生きはするもんじゃて。
長生きといえば、唐辛子さん「きび悪い」って書いたでしょ。
懐かしかった。よく私の祖母や曾祖母が「きび悪い」って言っていました。
唐辛子婆さん、若いのによく昔の言葉覚えていて使っているわね。
私も忘れないうちに使わなくては!
投票もどうもありがとうございました!
- 唐辛子婆さん からの返信 2010/02/28 00:56:29
- RE: コクリコさんのおかげで
- >ちゃう、ちゃう、プロメテウスの肝臓をつついているのは大鷲ですよ〜。
>頭が白鳥に見えたかな?
あ、いえ、大鷲のほかに白鳥までもが、というつもりでした。
もう、なんでもありの大騒ぎってカンジで(笑)
>長生きといえば、唐辛子さん「きび悪い」って書いたでしょ。
>懐かしかった。よく私の祖母や曾祖母が「きび悪い」って言っていました。
>唐辛子婆さん、若いのによく昔の言葉覚えていて使っているわね。
あはは、ほんとは私明治うまれなの、な〜〜んちって。
気味悪い、は私の中では、よりストロングで科学的
きび悪い、は、より感覚的でさぶいぼが立つカンジなんです。
不気味悪い、もよく使いますよ〜(笑)
そうそう、スキピオさんオススメの「3人の博士の物語」図書館から連絡が入ったので借りに行きます。ワクワク。
- コクリコさん からの返信 2010/02/28 10:08:15
- RE: おはようございます!
> あ、いえ、大鷲のほかに白鳥までもが、というつもりでした。
> もう、なんでもありの大騒ぎってカンジで(笑)
あっ、そうか!
人が去った後の美術館の主役たちの大騒ぎでのことですね!
真面目に解釈してしまった・・・まだ修行が足りんコクリコでした。
> 気味悪い、は私の中では、よりストロングで科学的
> きび悪い、は、より感覚的でさぶいぼが立つカンジなんです。
わかります!
祖母や曾祖母が「きび悪い」と発するたびに「気味悪い」と違うさぶいぼが立つカンジがしました。
若い頃ギュスターブ・モローの絵は苦手だったけれど「きび悪い」「気味悪い」と思うほどでもなかったです*(^^*)
子供の頃、挿絵が恐かった「雨月物語」の『吉備津の釜』や「四谷怪談」を恐がりながらも、そーーーっと見てたから。
> そうそう、スキピオさんオススメの「3人の博士の物語」図書館から連絡が入ったので借りに行きます。ワクワク。
少年向け(ジュニア版)の本なので、挿絵もあるので簡単に読めちゃいますよ〜読後「東方の三博士」の絵や彫刻見たら親しみを感じるようになりました(^-^)
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- スーポンドイツさん 2008/07/16 08:45:40
- こんにちは
- コクリコさん
スイスのマンホールから飛び込みでーす。
よくご存知ですねぇ。コミュは盛り上がって・・マンホールにこんな楽しみ方があるなんて想定外でした。
ここの展示方法に興味を持ちました。回転式家具、絵の引き出し、優れものです!
日本ではカメラはダメ、ちょっとでも絵に近づけば暇そうな学芸員が近づいてくる・・
文化が身近にあるって羨ましいですね。
スーポン
- コクリコさん からの返信 2008/07/17 19:47:32
- RE: こんにちは
- スーポンドイツさん、こんにちは。
「初めまして」じゃないような気がするのは、私の好きなトラベラーさんたちの掲示板でよくお見かけするからかしら?
書き込みと、そして投票までどうもありがとうございました。
> スイスのマンホールから飛び込みでーす。
> よくご存知ですねぇ。コミュは盛り上がって・・マンホールにこんな楽しみ方があるなんて想定外でした。
スイスには行ったことがないのに、聖ゲオルギウス柄のマンホールで、マンホールとは関係ないことまで書き込んでしまってすみませんでした(^^;)
それも、おなじみおでぶねこさんが投稿したマンホールだったし(^o^)/
フランスのマンホールに投稿した、セーヌ川のマリー橋のマンホールを写していた時、まさに「怪しい東洋人」でした。
ふふふ、さらに「怪しい東洋人」になるべくお互い精進いたしましょう!
> ここの展示方法に興味を持ちました。回転式家具、絵の引き出し、優れものです!
そうですね、美学生らしき人や、興味のある方たちが開いて真剣に勉強していました。
なかなか良い風景ですね。
どこの美術館でも、小学生や高校生たちが、賑やかにスケッチしたり、質問したりして美術館も親しみやすいですよね。
> 日本ではカメラはダメ、ちょっとでも絵に近づけば暇そうな学芸員が近づいてくる・・
私がちょっとメモしていたら、美術館の人がつかつかやってきて「この鉛筆を使ってください」と。私のシャーペンではいけないのかしら?
傷つけるとでも思われたのか、疑われたようで気分が悪かったことがありました(^^;)
スーポンドイツさんの旅行記を拝見したら懐かしい場所をたくさん発見したので、遊びに行かせていただきますね。
どうぞよろしくお願いします。
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- 迷子さん 2007/02/12 00:57:27
- モローって。
- 不思議な画家さんなんどすなぁ〜。
絵画を教える先生だったてことは、、、色んな画材や技法は
詳しかったんどすな?
でも、自身が描く題材は殆どが
ギリシャ神話や聖書のエピソードが多いんどすな。
絵を制作すてる時は想像の世界にいたのかな?
何となく彼の描く女性ってギリシャの彫刻に似てる気がするっす。
(特に横顔のオデコ∼鼻の線が真っ直ぐ凹凸なしのところ)
実生活でも幻想的な方だったのどすかね〜?
- コクリコさん からの返信 2007/02/12 21:16:32
- RE: モローって。
- 迷子のプロさん、こんばんは。
モローって真面目な先生だったらしいですよ。
絵画の基本をきっちり教えて、生徒たちには尊敬されていたらしいです。
それに対しモローの描く絵は現実離れした宝石をちりばめたような堪能の世界ですものね。
良く見ると、細部まで細かく描かれています。
そうそう、本当に女性はギリシャ彫刻のような顔ですよね。ちょっと冷たそう(^^)
あの時代にあのような画家もいたのですね。生活はもともと裕福な家庭だったし美術学校の教授なので安定していたようですよ。
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- さすらいおじさんさん 2007/02/11 20:52:21
- ギュスターヴ・モロー
- コクリコさん
ギュスターヴ・モロー美術館は行けませんでした。カルト・ミュゼを持っていたのにしまった!と思っています。
>ギュスターヴ・モローの絵と言えば『サロメ』
耽美、倦怠、宿命の女・・・モローの全てがひとつになった作品。
ダマスカスのウマイヤド・モスクで見たヨハネの首の墓を思い出しました。
ヨハネの首の絵はすごいですね。
ウマイヤド・モスクの旅行記、よろしければ、下記ご参考ください。
http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10038445/
- コクリコさん からの返信 2007/02/11 21:50:29
- RE: 洗礼者ヨハネの首
- さすらいおじさんさん、コメントと投票ありがとうございます。
ギュスターヴ・モロー美術館は美術館全体、不思議な空間で胸がドキドキしました。
それにしても、びっくりです。
ヨハネの首については以前、迷子のプロさんとお話したのですよ。
以下、迷子のプロさんへの私の返事です。
>洗礼者ヨハネの頭蓋骨は、4トラのどなたのだったかなぁ、さすらいおじさんの旅行記だったかしら、トルコのイスタンブ−ルにもあるみたいです。
ものの本によると、最初はシリアのエメサにあって、次ぎにコンスタンチノープル(いまのインタンブールですがな)に、そして1204年にアミアンに移されたそうです。
東ローマ帝国ってイスラムとの度重なる戦争で貧窮化してたから、あの頃聖遺物をよくフランスやイタリアに高い値で売っていましたよね。
アミアンに売ったのが本物で、今イスタンブールにあるのが偽物なのか、偽物を売ったのかは不明どす。
いずれにしても「あの首をサロメが欲しがったのか」としみじみ見てしまいますた!
私が以前拝見したさすらいおじさんの旅行記はトルコでなくて、シリアだったのかな?
良く覚えていないので、もう一度じっくり読ませていただきます。
ところで、私は上記のようにフランスのアミアン大聖堂で洗礼者ヨハネの首を見ているのです。
写真まで撮ってきたのだから罰当たりです。
もしよろしかったらご覧くださいね。
http://4travel.jp/traveler/coquelicot/album/10050219/
です。
まだヨハネの首がダマスカスにあるとしら、コンスタンチノープルへ行ったのは偽物?そしてアミアンにはそれが? どちらが本物か今となってはわかりませんが、面白いことですね。
-
- Ted@CiscoTours comさん 2007/02/11 06:21:14
- モローつながり
- コクリコさん、こんにちは
訪問ありがとうございます。
Voodooさんの所から来ました。モロー繋がりです。
印象派の画家に影響を与えたと言うモローの絵、てんこ盛りですね。
コメントも「ウン、ウン」とうなずきながら読ませて頂きました。
久しくパリには行っていませんが、やはり良いですね。
またお邪魔します
Ted
- コクリコさん からの返信 2007/02/11 11:17:16
- RE: 初めまして。
- Tedさん、いらっしゃいませ。
昨日、Tedさんの所にこっそり遊びに行き「MoMA美術館」に投票したの見つかってしまいましたか(^^)。
出張で南米にも行かれて、アメリカでは『トスカ』も鑑賞できて羨ましい限りです。
お仕事の合間なので大変なこととは思いますが、時間を上手に使われているのですね。
「モロー美術館」の話題でvoodooさんと盛り上がりました。
神話や聖書の物語りもモローの手にかかると他の画家の絵よりももっと耽美の世界に連れ込まれてしまいます。特にモロー美術館で見るとあの空間にモローの絵ばかりですからね。
voodooさんと同じくとっぷり浸ってしまいます♪
↓のけーしちょーさんへの返事にも書きましたが今、上野で「オルセ−美術館展」が開催されていてモローの絵も来ているみたいです。
西洋博物館の常設展にもありましたよね・・・でも地味かな。
ではまた遊びに行かせていただきます。よろしくお願いします。
- Ted@CiscoTours comさん からの返信 2007/02/11 18:27:56
- RE: モローつながり
- コクリコさん、こんにちは、
けーしちょーさんは、他のトラベラー繋がりで(少し)存じ上げています(^^)
でも、印象派、ピアソラが好きだとはしらなかったなあ(^^;)
来週末から日本なので、Voodooさんよろしく成田から上野に直行しようかな?
これからも、絵画関連の薀蓄、よろしく。楽しみにしています。
Ted
- コクリコさん からの返信 2007/02/11 21:30:47
- RE: モローつながり
- Tedさん、日本からの書き込みではなかったのですか!
今、どちらでしょう?
けーしちょーさん、ご存知だったのですね。
では、けーしちょーさんが私のバーチャル長女だということもご存知でした?
私の娘にしては優秀すぎる娘でして(^^;)、いろんなことよーく知っているのですよ。もう負けてます。頭の中に面白い事や知的な事がいっぱいつまっているんじゃないかと常々思っております。
Tedさんも、voodooさんに負けずに成田から上野のお山の西洋美術館と東京都美術館に直行を試みてくださいまし。
是非その成果をお知らせくださいね。私にはできっこないですが。
- Ted@CiscoTours comさん からの返信 2007/02/12 00:51:27
- RE: モローつながり
- コクリコさん、こんにちは
けーしちょーさんは、コクリコさんの「長女」だったのですね!
とすると、コクリコさんのご主人は「めだまおやじ」?
すみません、つまんないじょうだんで_(vv)_
いまは社命によりサンフランシスコに生息しています
それでNYに仕事で時々行っています。
中南米も、地の利を生かして(笑)
これからも宜しくお願い致します。
Ted
(PC)ちなみに、いま朝です
- コクリコさん からの返信 2007/02/12 20:55:37
- 4トラは国際的ですね!
- Tedさんは、サンフランシスコから書き込んでくださったのですね。
パリに単身赴任のトラベラーさんからもコメントいただいたり、地球は狭くなりましたね。
遠すぎて一生行くことはないであろう中南米、探検ロマンですね!
あら、私のツレアイが目玉オヤジとすると〜鬼太郎って母親の死体から1人で這い出てきたのですよね、こわいよ(><)
今日映画を見に行ったら、4月28日に全国ロードショーの「ゲゲゲの鬼太郎」の予告編やっていました。前売り券を買うと数量限定で目玉オヤジのストラップがもらえるそうです。
-
- wiz さん 2007/02/09 20:32:01
- ほんとうに耽美の世界・空間でしたよね〜♥
- コクリコさん、こんばんは〜
さっそく遊びに来ました!
いやいやコクリコさんの詳しい〜〜〜解説に脱帽です♪
それにしてもあの可動式家具の中の絵まで見るとなると
絶対に覚えきれない数の作品たちでしたよね〜
私もパリに行ったらまた行きたいと思いました!
ダンナさんがいいよーって言ってくれるなんてステキです
それに澁澤龍彦氏もモロー好きなんですねぇ〜
この方にも耽美という言葉がこれまたしっくりきますね^^;
ほんとうにモローの作品はここで見なくては!って同感です♬
アレキサンドリーヌの存在が分かって・・・、
お墓は向かい合わせっていうことが見たかったのにぃ〜
私が行った今冬は確かめられなかったけれど・・・
コクリコさんがお墓へ行かれたときは見れたのかもしれませんね・・・。。。
ほんと2・3枚のどこかの美術館のコレクションで見るのと、
ここの美術館でモロー絵画に囲まれて見るのとでは全然違いましたねp(^-^)q
- wiz さん からの返信 2007/02/09 20:52:07
- RE: トラックバック
- コクリコさん、
そういえばトラックバック、
変なサイトとか??で(苦笑)
勝手にトラックバックされても嫌なので
「承認後公開」設定していましたm(_ _)m
帰宅後、トラックバック受信はしていなかったのですが、
今、受信したので、万事OKで〜す(^-^)/~
- コクリコさん からの返信 2007/02/09 21:24:12
- RE: ほんとうに耽美の世界・空間でしたよね〜♥
- voodooさん、こんばんは。
書き込みと投票ありがとうございます!
美術館巡りが好きになったのはヨーロッパの美術館を見てからなのですが、
その美術館の中でもギュスターヴ・モロー美術館は居心地も良いし、面白いし、ウキウキワクワク美術館ですよね〜。
モローの絵が苦手な人(耽美、華麗、官能にウヘーの人)にはうんざりかもしれませんがねq(^^q)。
最初は私もそうだったんです。普通の美術館でモローの絵を2,3枚観ると浮き上がってますものね(^^;)。
今UPしている最中のギメ美術館も仏像好きの私にハマりました。
美術館巡りって、ワンダーランドみたいで面白いです。
voodooさんの所を今見てきました。無事トラックバックできたみたいで、ホッとしていますが、昼間送ったのは届いていないでしょう?良くみたら「/」が抜けていました。それでも管理ページにはしっかり送信済みにされているので、どなたかの旅行記に行ってしまったようです。
全然関係ない旅行記にいきなり耽美な「ギュスターヴ・モロー」がくっついてしまったらびっくりされるでしょうね(冷汗)。
削除してくださることを願うのみです。
- wiz さん からの返信 2007/02/09 21:51:21
- RE: ほんとうに耽美の世界・空間でしたよね〜♥
- コクリコさん・・・
多分、お昼送信のもの大丈夫・・・かも?
って無責任ですが^^;
実は、私もコクリコさんとの
オランジュリーのトラックバックで
はじめトラックバック用URLを貼り付けないで^^;
ふつうの旅行記のURL貼り付けたんですけど(知識ナシ(-_-メ)
それが私の送信箱にも入っています、
それはどうなったのか・・・
でもトラックバックURLが間違っていると反映されないですよね、多分?!
たしかに、耽美とか官能とか苦手な方だとダメかもですね〜(苦笑)
作成中のギメ美術館の表紙の写真が気になって先ほどクリック!
また作成後に見たいと思いまーす♪
仏像といえば、去年京都でやっと初めて三十三間堂に入り圧倒されました・・
- コクリコさん からの返信 2007/02/11 00:12:33
- RE: トラックバック
- voodooさん、
そうですか!行方不明のトラックバック大丈夫ですか、ホッ(^^)
奈良や京都に何回も行っていますが、教科書によく出てくるとはいえ三十三間堂は何回見ても圧倒されます。
上野の東博の常設展に三十三間堂から3体くらいはるばるいらしています。
いろんなことに興味のあるvoodooさん、仏像まで興味を持ったら身体がいくつあっても足りないですよ〜(*^^*)
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