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11月15日(金)<br /><br />ぐっすり眠ったので、早めに起きて片づけをしている。<br />旅行中はpapasanが使っていた小さなバッグは空にして、<br />使用済みと未使用のフィルムをわけた鉛の袋を2つ入れた。<br />空港でのチェックのために。<br /><br />今回はフィルムは17本しか使わなかった。バッグは整理するとフィルムバッグを入れてもひとつにおさまった。後は私のカメラバッグだけ。外気温は21度あるので、スウェーターもたたんでカメラバッグに入れた。コートはしょうがない、暑いけど着ていこう。<br /><br />朝食に下りていく。マダムが「疲れはとれたか」とたずねる。<br />大丈夫。ぐっすり眠ったからもう回復。<br /><br />空では今日も あの鳥の群れが模様を作っている。鳥たち、 これからご出勤なのかな。はて、いずこへ?<br />「あの鳥の名前はなんですか?」ときくと、<br />「イタリア語ではNuvole、英語ではClouds」と教えてくれた。<br />cloudsね。雲の複数ね、そんな鳥の名前あったかな。nuvoleを辞書を引くと、雲、とか大群。鳥の名としては載っていない。<br />あの群れの通称なのかもしれない。帰ったら、野鳥の会の人にきくとしよう。<br /><br />NIHONBASHIの宿泊料は1泊80ユーロ。Mammaのディナーが一人20ユーロ。ワインは別。ローマのナイトツアーは一人20ユーロ。居心地はよかったし、これはお勧めだとpapasanがさかんに言う。いままで二人のときは、B&amp;Bはあまり利用しなかったが、<br />というのは交通の便利なところに宿をとるので、必然的にB&amp;Bではなくなるが、これでpapasanも認識を改めたようだ。よかった、よかった。<br /><br />門までマダム ロレーナが送ってくれ、頬ずりをしてお別れ。<br />「ローマに来たら、またごやっかいになりますね」papasanがここに泊まってよかった・・・と思わず、日本語でしゃべったので<br />「Say in English.」と言うと、マダムは内容はわかったと答えた。<br /><br />フィウミチーノ空港まで送ってもらい、おまけにカウンターまで案内してもらった。Good flight! マオリッツオさんとは握手をしてお別れ。カウンターには日本人スタッフ。チェックインに来ているのも日本人ばかり。<br /><br />スタッフの日本人女性が、未使用のシチリアのエア・チケットを見て、「キャンセルして賢明でしたね」という。<br />噴火の影響はまだ残っているのだろうか。シチリアにはなんとも気の毒。座席は後部は団体が占めているので、翼の横、真上ではないから下はのぞけるが、そこしか窓際はないというのでそこでOK。 <br /><br />空港を飛び立つと海岸が見える。打ち寄せる波。Tは海辺に住んでいるというから、この辺りかもしれない。Arrivederci!<br />うっかりして住所も電話番号も控えてこなかったので、連絡できなかった。ごめんね!日本へ帰ったら手紙を出すよ。<br /><br />今度の飛行機は初めからマップを出してくれた。ローマからイタリアを横切ってアドリア海をぬけ、ワルシャワ、モスクワに向かう。それからウラルの下の方を飛んでオムスク、ゴビ砂漠を抜け、北京、朝鮮半島を横切って鳥取あたりから列島を横断し、<br />太平洋側にぬけ成田に帰るようだ。うん、うん、この空路は楽しみだ、なんて言っていたのだが、モスクワあたりから夜が来てしまった。<br /><br />点々と光が見える。あの大きな都市はタシケントかなァ。<br />papasanは運転しなければならないから、帰りはそんなに飲めない。ひたすら眠ることを心がけている。その心配のない私は外をのぞいている。<br /><br />夜明けは朝鮮半島あたりから、そして日本は完全に雲の下。つまんなーい。<br /><br />予定到着時間より10分ほど早く着いた。帰りも一番早く外に出る。ビューホテルのバスに待つことなく乗れた。いつもここに来ると、帰ってきたんだ。イヌネコが待っているだろうと里心がつく。<br />             <br />NB:今回は鉄道のパスを買わなかった。<br />イタリアは運賃は安い方なのだろう。確かにパスよりずっと安上がりだった。自動販売機でのチケットは買えなかったけど。<br />駅はいつも混んでいるからチケットは早めに買っておいたほうがいい。バスは鉄道よりもっと安い。バスのチケットはタバッキかバールで扱っていることが多い。船だって安い。それに比べたらタクシーは高い。<br /><br />

イタリア12

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2002/11/05 - 2002/11/16

6432位(同エリア6819件中)

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buchijoyce

buchijoyceさん

11月15日(金)

ぐっすり眠ったので、早めに起きて片づけをしている。
旅行中はpapasanが使っていた小さなバッグは空にして、
使用済みと未使用のフィルムをわけた鉛の袋を2つ入れた。
空港でのチェックのために。

今回はフィルムは17本しか使わなかった。バッグは整理するとフィルムバッグを入れてもひとつにおさまった。後は私のカメラバッグだけ。外気温は21度あるので、スウェーターもたたんでカメラバッグに入れた。コートはしょうがない、暑いけど着ていこう。

朝食に下りていく。マダムが「疲れはとれたか」とたずねる。
大丈夫。ぐっすり眠ったからもう回復。

空では今日も あの鳥の群れが模様を作っている。鳥たち、 これからご出勤なのかな。はて、いずこへ?
「あの鳥の名前はなんですか?」ときくと、
「イタリア語ではNuvole、英語ではClouds」と教えてくれた。
cloudsね。雲の複数ね、そんな鳥の名前あったかな。nuvoleを辞書を引くと、雲、とか大群。鳥の名としては載っていない。
あの群れの通称なのかもしれない。帰ったら、野鳥の会の人にきくとしよう。

NIHONBASHIの宿泊料は1泊80ユーロ。Mammaのディナーが一人20ユーロ。ワインは別。ローマのナイトツアーは一人20ユーロ。居心地はよかったし、これはお勧めだとpapasanがさかんに言う。いままで二人のときは、B&Bはあまり利用しなかったが、
というのは交通の便利なところに宿をとるので、必然的にB&Bではなくなるが、これでpapasanも認識を改めたようだ。よかった、よかった。

門までマダム ロレーナが送ってくれ、頬ずりをしてお別れ。
「ローマに来たら、またごやっかいになりますね」papasanがここに泊まってよかった・・・と思わず、日本語でしゃべったので
「Say in English.」と言うと、マダムは内容はわかったと答えた。

フィウミチーノ空港まで送ってもらい、おまけにカウンターまで案内してもらった。Good flight! マオリッツオさんとは握手をしてお別れ。カウンターには日本人スタッフ。チェックインに来ているのも日本人ばかり。

スタッフの日本人女性が、未使用のシチリアのエア・チケットを見て、「キャンセルして賢明でしたね」という。
噴火の影響はまだ残っているのだろうか。シチリアにはなんとも気の毒。座席は後部は団体が占めているので、翼の横、真上ではないから下はのぞけるが、そこしか窓際はないというのでそこでOK。

空港を飛び立つと海岸が見える。打ち寄せる波。Tは海辺に住んでいるというから、この辺りかもしれない。Arrivederci!
うっかりして住所も電話番号も控えてこなかったので、連絡できなかった。ごめんね!日本へ帰ったら手紙を出すよ。

今度の飛行機は初めからマップを出してくれた。ローマからイタリアを横切ってアドリア海をぬけ、ワルシャワ、モスクワに向かう。それからウラルの下の方を飛んでオムスク、ゴビ砂漠を抜け、北京、朝鮮半島を横切って鳥取あたりから列島を横断し、
太平洋側にぬけ成田に帰るようだ。うん、うん、この空路は楽しみだ、なんて言っていたのだが、モスクワあたりから夜が来てしまった。

点々と光が見える。あの大きな都市はタシケントかなァ。
papasanは運転しなければならないから、帰りはそんなに飲めない。ひたすら眠ることを心がけている。その心配のない私は外をのぞいている。

夜明けは朝鮮半島あたりから、そして日本は完全に雲の下。つまんなーい。

予定到着時間より10分ほど早く着いた。帰りも一番早く外に出る。ビューホテルのバスに待つことなく乗れた。いつもここに来ると、帰ってきたんだ。イヌネコが待っているだろうと里心がつく。
             
NB:今回は鉄道のパスを買わなかった。
イタリアは運賃は安い方なのだろう。確かにパスよりずっと安上がりだった。自動販売機でのチケットは買えなかったけど。
駅はいつも混んでいるからチケットは早めに買っておいたほうがいい。バスは鉄道よりもっと安い。バスのチケットはタバッキかバールで扱っていることが多い。船だって安い。それに比べたらタクシーは高い。

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