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はじめに<br /><br />大学時代の仲間が集まったとき、ローマ在住の友人Tが言った。<br />「お互い60を超えたのだから、たびたび会いたいものだね」と。それに呼応して、友人Oが「じゃぁ、先ずは 夫婦連れ立って、Tのいるイタリアへ行こう」と提案。そんなことから3組の夫婦でシチリアへ足をのばそう、ということになった。<br /><br />私たち夫婦はイタリアへは過去2回訪問している。イタリアは食物、ワインも美味しいのが魅力だが、好みから言うと、どちらかというと、私は フランスの方が好きである。しかしシチリアにはまだ行っていない。O夫妻は海外旅行はよく出かけてはいるが、すべてツアー参加。時間のロスが好きじゃないから、個人旅行はしたことがないのだという。一方私たちは気ままな個人旅行ばかり。そこで、私が旅のスケジュールを立てることになった。<br /><br />Oの注文を聞くと、彼女の連れ合いが、ツアーだとゆっくり美術鑑賞が出来ないので、美術館めぐりをしたいといっている。彼女自身はポンペイには行っているけど、連れ合いは行っていないからそこも入れて欲しい。彼女個人としてはプリンテージに行きたい、と、かなり欲張った注文が来た。日程は?と聞くと、10日間にして欲しいと言う。<br /><br />これはかなりきつい移動になりそうだ。それでもほとんど要求を入れてスケジュールをつくり、彼女に送った。美術館めぐりはけっこう疲れるから1点豪華主義で行こう。Oさんのために私が選んだのはミラノは「最後の晩餐」「ロンダニーニのピエタ」「アテナイの学堂のデッサン」。ついでにアンプロジアーナ絵画館かプレラ美術館。フィレンツエはお決まりウッフィツイ美術館と「ダビデの像」、余裕があれば美術館には事欠かない。そしてバチカン美術館、お目当てはシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」だ。<br /><br />Oさんはワインとチーズが好きである。よし、美術を堪能したら、あとは思いっきり飲んでこよう。<br /><br />日程が決まって、ローマの友人に知らせると、彼女は都合で今回は一緒に行けないという。「どうしようか」と相談すると、「連れ合いが楽しみにしているから、私たちだけで行こうよ」とOが言う。私はブータン旅行から帰って、この旅行まで1週間ほどしかない。どちらかといえばきつい。でも、papasanも「ならイタリアで寝ていればいいから行こう」と誘う。<br /><br />とにかく、ブータンへ出かける前にすべて段取りしておかなければならない。航空券は、Oが値段より直行のほうがラクだというので、アリタリアにした。appleやHISのホテルをネットで探し、予約した。ミラノの「最後の晩餐」、フィレンツェのウフィッツィ美術館も予約できた。予約の時間が早いので、近くのホテルを取ったりもした<br /><br />すべて整って、出かけるばかりになって、こともあろうにOさんの娘が肺炎で入院。しかも状態は悪い方向に向かっている。どちらか片方が残って娘の面倒を見るというので、「心配しながら旅行をしたって楽しくないし、一緒に行く私たちだっていやだ。人生にハプニングはつきものだ。旅行は中止しなさい。チャンスはまたあるよ。」と提案した。Oはさかんにすまながった。そんなことで、一番どうでも良かった私たち夫婦だけが旅行をすることになった。<br /><br />初めの方はもうホテルのキャンセルがきかないので日程どおりに。その後のシチリア旅行はあっちに行ってから決めようということでエア・チケットはそのままにしておいた。気が向けば行ってもいいし、無駄にしてもいい。最後のナポリとローマの宿は生かしておいた。<br /><br />さて、こんなことから、多少の制約はあるものの、気楽な二人旅が始まることになる。<br /><br />

イタリア1

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2002/11/05 - 2002/11/16

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buchijoyce

buchijoyceさん

はじめに

大学時代の仲間が集まったとき、ローマ在住の友人Tが言った。
「お互い60を超えたのだから、たびたび会いたいものだね」と。それに呼応して、友人Oが「じゃぁ、先ずは 夫婦連れ立って、Tのいるイタリアへ行こう」と提案。そんなことから3組の夫婦でシチリアへ足をのばそう、ということになった。

私たち夫婦はイタリアへは過去2回訪問している。イタリアは食物、ワインも美味しいのが魅力だが、好みから言うと、どちらかというと、私は フランスの方が好きである。しかしシチリアにはまだ行っていない。O夫妻は海外旅行はよく出かけてはいるが、すべてツアー参加。時間のロスが好きじゃないから、個人旅行はしたことがないのだという。一方私たちは気ままな個人旅行ばかり。そこで、私が旅のスケジュールを立てることになった。

Oの注文を聞くと、彼女の連れ合いが、ツアーだとゆっくり美術鑑賞が出来ないので、美術館めぐりをしたいといっている。彼女自身はポンペイには行っているけど、連れ合いは行っていないからそこも入れて欲しい。彼女個人としてはプリンテージに行きたい、と、かなり欲張った注文が来た。日程は?と聞くと、10日間にして欲しいと言う。

これはかなりきつい移動になりそうだ。それでもほとんど要求を入れてスケジュールをつくり、彼女に送った。美術館めぐりはけっこう疲れるから1点豪華主義で行こう。Oさんのために私が選んだのはミラノは「最後の晩餐」「ロンダニーニのピエタ」「アテナイの学堂のデッサン」。ついでにアンプロジアーナ絵画館かプレラ美術館。フィレンツエはお決まりウッフィツイ美術館と「ダビデの像」、余裕があれば美術館には事欠かない。そしてバチカン美術館、お目当てはシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」だ。

Oさんはワインとチーズが好きである。よし、美術を堪能したら、あとは思いっきり飲んでこよう。

日程が決まって、ローマの友人に知らせると、彼女は都合で今回は一緒に行けないという。「どうしようか」と相談すると、「連れ合いが楽しみにしているから、私たちだけで行こうよ」とOが言う。私はブータン旅行から帰って、この旅行まで1週間ほどしかない。どちらかといえばきつい。でも、papasanも「ならイタリアで寝ていればいいから行こう」と誘う。

とにかく、ブータンへ出かける前にすべて段取りしておかなければならない。航空券は、Oが値段より直行のほうがラクだというので、アリタリアにした。appleやHISのホテルをネットで探し、予約した。ミラノの「最後の晩餐」、フィレンツェのウフィッツィ美術館も予約できた。予約の時間が早いので、近くのホテルを取ったりもした

すべて整って、出かけるばかりになって、こともあろうにOさんの娘が肺炎で入院。しかも状態は悪い方向に向かっている。どちらか片方が残って娘の面倒を見るというので、「心配しながら旅行をしたって楽しくないし、一緒に行く私たちだっていやだ。人生にハプニングはつきものだ。旅行は中止しなさい。チャンスはまたあるよ。」と提案した。Oはさかんにすまながった。そんなことで、一番どうでも良かった私たち夫婦だけが旅行をすることになった。

初めの方はもうホテルのキャンセルがきかないので日程どおりに。その後のシチリア旅行はあっちに行ってから決めようということでエア・チケットはそのままにしておいた。気が向けば行ってもいいし、無駄にしてもいい。最後のナポリとローマの宿は生かしておいた。

さて、こんなことから、多少の制約はあるものの、気楽な二人旅が始まることになる。

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