光輝く南ドイツとロマンチック街道へ　その７　最終

2006/05/02 - 2006/05/11

曲がりなりにもロマンチック街道を北上して、最後は素直にフランクフルトにもどれば、いいものを、生来のひねくれた性格から、ローテンブルグを左にとり、古城街道の一角、ハイデルベルグへ向かいました。
ハイデルベルグを目指したのは、特に深い意味があったわけではなく、なんとなくフランクフルトで最後の夜を過ごすのは、ありきたりだな、と思ったのと、ハイデルベルグから、フランクフルト空港まで、わずか1時間の道のりだということがわかったからです。

エリア ハイデルベルク(ドイツ)

古城街道を右から左に走るバスの乗客は、ぼくら以外には、やたら咳が止まらない、若いアジア系の女性を含めてたった3人。それでかどうでか、バスのドライバーはテープを流すこともなく、ひたすらローテンブルグへ向けて走る、走る。

バスから見る、家のたたずまいも南と微妙に違う雰囲気。

古城街道沿いは、ロマンチック街道と違い、結構高速道路を走る。
また、川に沿って走るのが（すくなくともローテンブルグからは）特徴のようです。
ただロマンチック街道沿いのように、窓から眺めてるだけで、楽しい！とは感じない。

バスはどこにも立ち寄らず、到着予定21時を50分も早く、ハイデルベルグに着く。
「こんなのアリ！？」と聞きたくなるほどのせっかちぶり。

旧市街。
朝早くまだ人通りは少ない。
ゴミもまだ片付けられてないのは、東京の朝と大同小異。

市の中心地、マルクト広場。

ハイデルベルグといえば、ゲーテ。
ゲーテといえばハイデルベルグ城。
詩や、歴史に疎いぼくでもそれぐらいは知っている。

ハイデルベルグ城内。（のちほど
コメント予定）

ゲーテと人妻、マリアンネが愛の言葉を交わしたとされるベンチ。
この時ゲーテ65歳。2人はその後繁茂に往復書簡を繰り返すが、生涯に会った回数は3度ぐらいらしい。

クレヨンしんちゃん、
もとい、ジャリンコ、ちえ、かな？？

グラスとカップの合いの子。
考えますなぁ。

地元の酒屋さん。
ここで2本、日本？にワインをお土産に買って帰る。
1本、1000円ちょっとだから、安い。

ハイデルベルグともお別れです。
昨日に比べ今日は良い天気。

クラウンプラザホテルから、直通のルフトバスが空港まで走ってるそうですが、ジャーマンレイルパスをもっているぼくらは、マンハイムで乗り換えて空港へ。
それでも所要時間は1時間。
駅は、バックを乗せて運べる、ベルトコンベアのようなものがあるから、大きなバッグでもそう苦労はない。

フォームには、自分の乗る車両の位置が図解入りでわかるようになっていうｒ。

2等の座席です。
席は十分に広い。
但し、長距離を移動される人には、荷物置き場のスペースが限られるため、1等をおすすめします。

フランクフルト空港、ルフトハンザのカウンター。
驚いた。
ほとんどが無人のセルフ・チェックイン。
成田も第1の南が新しく、セルフ・チェックイン機をたくさん設置していますが、フランクのそれは、いままで人がいたカウンターを無人にして、代わりに機械を置いただけなので、ちょっとなにか、空虚なものをかんじます。

というわけで10日間の旅が終わりました。