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誤解を招かないよう、お伝えします。双方のホテルとも、今回の旅で泊まったわけではありません。泊まったのは、三ツ星のパディントンのホテル・・とここまで読んでくださった方には、お分かりかと思います。<br />1月に企画した旅は、本当は、フランスはヴェズレーとイギリスの近代化遺産を巡る、だけのはずでした。<br />でも直前の4月に「ART DECO the HOTEL」なる、稲葉なおとさんの本が出版され、巡りあってしまいました。資生堂がスポンサーとなって、稲葉さんが、世界中のアールデコのホテルを旅し続けるという写真集。その中には、これまで私が訪ねたホテルも多数、掲載されていました。<br />でも、ロンドンもパリも名前だけは知ってたけれど・・というホテルばかり。泊まることは叶わなくても、一時、その空気に身を置くことはできるなら、と。<br />今回の旅は、結果として、その目的の半分はアールデコへの旅、となったのでした。

ロンドン日記 04・・The Park Lane Hotel, Claridge\\\'s Hotel

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2006/04/30 - 2006/05/04

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14

プイイ フュイッセ

プイイ フュイッセさん

誤解を招かないよう、お伝えします。双方のホテルとも、今回の旅で泊まったわけではありません。泊まったのは、三ツ星のパディントンのホテル・・とここまで読んでくださった方には、お分かりかと思います。
1月に企画した旅は、本当は、フランスはヴェズレーとイギリスの近代化遺産を巡る、だけのはずでした。
でも直前の4月に「ART DECO the HOTEL」なる、稲葉なおとさんの本が出版され、巡りあってしまいました。資生堂がスポンサーとなって、稲葉さんが、世界中のアールデコのホテルを旅し続けるという写真集。その中には、これまで私が訪ねたホテルも多数、掲載されていました。
でも、ロンドンもパリも名前だけは知ってたけれど・・というホテルばかり。泊まることは叶わなくても、一時、その空気に身を置くことはできるなら、と。
今回の旅は、結果として、その目的の半分はアールデコへの旅、となったのでした。

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  • 表紙は、パークレーンホテルの宴会場エントランスの入り口のモザイク。<br />そして、この煌きこそ、ラウンジにあたる、パームコートの天井脇のステンドグラス。光とそれを受ける市松格子が絶妙です。

    表紙は、パークレーンホテルの宴会場エントランスの入り口のモザイク。
    そして、この煌きこそ、ラウンジにあたる、パームコートの天井脇のステンドグラス。光とそれを受ける市松格子が絶妙です。

  • 天井も、見上げるために作られたという風情を醸し出しています。

    天井も、見上げるために作られたという風情を醸し出しています。

  • バーカウンター側の時計を中心としたインテリア。午前中に訪れましたが、トマトジュース1杯£3.00で1時間強、この雰囲気を存分に体に染めました。<br />アフタヌーンティーはお決まりの15時〜18時と、メニューにはありました。 

    バーカウンター側の時計を中心としたインテリア。午前中に訪れましたが、トマトジュース1杯£3.00で1時間強、この雰囲気を存分に体に染めました。
    アフタヌーンティーはお決まりの15時〜18時と、メニューにはありました。 

  • こちらは宴会場ドア。ここを通り抜ける、というだけで、別世界へと踏み込むこと気配が皮膚に感じられます。

    こちらは宴会場ドア。ここを通り抜ける、というだけで、別世界へと踏み込むこと気配が皮膚に感じられます。

  • エントランス脇は、こんなにきれいなピンク。イギリスは、ロイヤルブルーもきれいですが、案外、ピンクをうまく使うお国柄なのでは?

    エントランス脇は、こんなにきれいなピンク。イギリスは、ロイヤルブルーもきれいですが、案外、ピンクをうまく使うお国柄なのでは?

  • 宴会場へと続くドア回りです。お昼前なので、人っ子一人いない空間なのですが、灯りと、そして鏡との競演が、夜のざわめきを予感させます。<br />

    宴会場へと続くドア回りです。お昼前なので、人っ子一人いない空間なのですが、灯りと、そして鏡との競演が、夜のざわめきを予感させます。

  • ロンドン最後の夜は、Lindsay Houseというモダン・ブリティッシュなるレストランを、旅立つ前にtoptableなる予約サイトから予約しました。http://www.toptable.co.uk/<br />その前にシャンパンでも、とクラリッジスを訪れました。写真は、すごく明るいですが、もう夕方の6時です。<br />

    ロンドン最後の夜は、Lindsay Houseというモダン・ブリティッシュなるレストランを、旅立つ前にtoptableなる予約サイトから予約しました。http://www.toptable.co.uk/
    その前にシャンパンでも、とクラリッジスを訪れました。写真は、すごく明るいですが、もう夕方の6時です。

  • エントランス入って正面に広いラウンジがあります。予約制の様子でしたが、アフタヌーンティーを終えた時刻だったせいか、すぐにテーブルに案内していただけました。メニューにあるシャンパンは、カクテルも数種。£13.50でした。<br />しばらくして、ベースとピアノの演奏が始まり、シャンパン1杯で3曲ほどジャズを楽しみました。東京のホテルでの値段を思えば、そう違わないのではないでしょうか。

    エントランス入って正面に広いラウンジがあります。予約制の様子でしたが、アフタヌーンティーを終えた時刻だったせいか、すぐにテーブルに案内していただけました。メニューにあるシャンパンは、カクテルも数種。£13.50でした。
    しばらくして、ベースとピアノの演奏が始まり、シャンパン1杯で3曲ほどジャズを楽しみました。東京のホテルでの値段を思えば、そう違わないのではないでしょうか。

  • ロビー脇通路の天井にある照明。こうしたディテールの美をみつけるのが、何より楽しい、嬉しい。

    ロビー脇通路の天井にある照明。こうしたディテールの美をみつけるのが、何より楽しい、嬉しい。

  • こんなところに凝るんでしょうか? 凝るんですね、アールデコは。

    こんなところに凝るんでしょうか? 凝るんですね、アールデコは。

  • おまけです。<br />Lindsay Houseは、中華街の裏手にある一軒家のレストラン。農家出身のアイルランド人シェフ、リチャード・コリガンが、最高の旬の素材で作り出すモダン・ブリティッシュという触れ込みで行ってみました。前菜、スターター、メイン、デザートで£55.00は、お値打ちです。左写真は前菜。グラスの中はスープで、一口というのが嬉しい。お皿ではなく、漆器風というのが、日本っぽいですね。どれも一口サイズで、それぞれの味を楽しめました。<br /><br />

    おまけです。
    Lindsay Houseは、中華街の裏手にある一軒家のレストラン。農家出身のアイルランド人シェフ、リチャード・コリガンが、最高の旬の素材で作り出すモダン・ブリティッシュという触れ込みで行ってみました。前菜、スターター、メイン、デザートで£55.00は、お値打ちです。左写真は前菜。グラスの中はスープで、一口というのが嬉しい。お皿ではなく、漆器風というのが、日本っぽいですね。どれも一口サイズで、それぞれの味を楽しめました。

  • スターターは、Native scallopsを。この帆立は厚みも2cmはあるかという優れもので、スープの中で鎮座ましまししていました。

    スターターは、Native scallopsを。この帆立は厚みも2cmはあるかという優れもので、スープの中で鎮座ましまししていました。

  • メインはAssiet of lambを。ローズマリーオイルでという風味が活きてました。ほどよい量。ワインが回ってくると、写真もだいぶぼやけてきます。

    メインはAssiet of lambを。ローズマリーオイルでという風味が活きてました。ほどよい量。ワインが回ってくると、写真もだいぶぼやけてきます。

  • デザートも、あれこれ寄せ合わせが楽しいですね。お店は常連客が多いのか、外国人には会いませんでした。一人旅にも、心地よくサーブしてもらえました。

    デザートも、あれこれ寄せ合わせが楽しいですね。お店は常連客が多いのか、外国人には会いませんでした。一人旅にも、心地よくサーブしてもらえました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • すずかさん 2006/05/25 08:50:27
    パークレーンホテル素敵ですね。
    プイイ フュイッセさん、はじめまして。
    すずかといいます。

    パークレーンホテルの旅行記拝見しました。
    アールデコでいいですねぇ。
    私ホテル大好きなんです。
    すごく非日常な気分になれるんで。
    ここのアールデコのホテルもいいですね。
    すごく優雅な気分になれそうです。

    稲葉なおとさん!私も彼のWebでの『まだ見ぬホテルへ』の
    大ファンなんですー。
    ”ここに泊まるための旅があってもいい”
    のキャッチフレーズに、うなづきまくりです。
    次回のUKではパークレーンホテルに泊まりに行きたいなー。
    と思っています。

    では、また遊びに来まーす(^^/~~

    すずか

    プイイ フュイッセ

    プイイ フュイッセさん からの返信 2006/05/27 18:24:46
    RE: パークレーンホテルって・・・
    すずかさんへ

    書き込み、ありがとうございました。
    アールデコ、そして稲葉なおとさんの著書、どちらも仕事の疲れを
    消してくれますね。
    稲葉さんの「ART DECO The HOTEL」の出版後、日をおかず今回の
    パリ・ロンドン行きだったため、それぞれのホテルについて、よく
    調べていかなかったのですが、パークレーンホテルは只今は、シェラ
    トンの経営です(ときどき、ホテルってオーナーが変わったりします
    よね)。なので、starwoodのHPから料金を調べても、ホテルの雰囲気
    より割安って感じの部屋もありました。私も次回は是非と思っています。
    場所もいいところですし、次のUK行きで利用されて、またその感想を
    よかったら教えてください。

    すずかさんの「コンラッド東京」の旅行記も、ホテルをとても上手に
    利用されているなぁと、とても楽しいものでした。

    しばらく海外は無しですが、月1くらいで国内は神出鬼没の予定です。
    どうかまた、お立ち寄りください。

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