エーゲ海クルーズ写真集【15】懐かしいスペイン広場は工事中だった

2006/03/04 - 2006/03/04

2006年3月4日（土）

ポポロ広場から歩いて、スペイン広場にやって来た。
スペイン広場に来て見ると、急に観光客が多くなる。

ここまで目に付かなかった、日本人もいる。
中には、卒業旅行とおぼしき集団も、一つ二つ。

そういえば、たしか孫娘も二〜三日前に、ローマに来ているはずだ。
日本も、豊かになったものだ。

私が初めてローマに来たときには、苦労して二食付き2ドルの宿を探した。
安い代わりに、エレベーターは有料で、コインを入れなければ動かなかった。
イタリア旅行中、一度も日本人に出会わなかったと記憶する。

スペイン広場の名は、17世紀にスペイン大使館があったスペイン宮殿に由来する。
しかし映画「ローマの休日」（1953年）以来、とくに有名になったようだ。

この映画は、思い出に残る、素晴らしい映画だった。
オードリー・ヘップバーンの、初々しい笑顔が、今でも眼底に焼き付いている。
彼女は、私の一つ年上だった。

今広場は大改修中で、ピエトロ・ベルニーニが作ったと言われる「舟の噴水」（バルカッチャの泉）も、柵の中に入っている。

ピエトロ・ベルニーニは、バロック時代を代表する芸術家で、サン・ピエトロ大聖堂やその前の広場をデザインした。
フランスに招かれ、ルーヴル宮殿の改築にも関わった。

この噴水の水は、12キロ離れたところから引かれており、ローマで一番美味しいと言われている。
このウィルゴ水道が出来たのは、紀元前19年と記録されている。

エリア ローマ(イタリア)

工事中のスペイン広場

一袋2ユーロは多いので
1ユーロ分欲しいと言ったら
そのままの量で1ユーロに
まけてくれた

とても美味しかった

柵の間から写した
工事中の船の噴水

観光馬車も
客を待っている

客は少ないらしく
退屈気味である

近づきすぎて
馬を驚かせたらしい

この人も
一人でブラブラ歩いているようだ

スペイン階段は
まだ空いている

腰掛けているのは
旅行者たちらしい

一人一人が
さまざまな思いで
時間を過ごしている

スペイン広場の
花屋さん

手ブレをお許し下さい

小路の突き当りが
地下鉄「スペイン」駅である

少々分かりにくい

地下鉄駅前の
右側にある「タバコ屋」で
切符を買う

切符はタバコ屋で買うことを
お勧めする

自動販売機は壊れているようだ

地下鉄の駅前に机を置いて
この人は何をやっているのだろうか

駅名表示「ＥＳＰＡＧＮＡ」より
「ＢＡＲ」の字が大きいかも知れない

地下鉄の切符