2006/03/04 - 2006/03/04
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ソフィさん
エーゲ海クルーズ写真集【11】チヴィタヴェッキアからローマに往復する
2006年3月4日
チヴィタヴェッキア港は、ローマの外港である。
ローマから約100キロと離れているのは、ローマの近海はテヴェレ河の堆積で充分な水深が取れないからという。
港自体は古くからの歴史があり、現在も大型客船が入港し、サルディニア行きの連絡船が出ている。
港は堅固な城郭に囲まれているが、長年かかりながら、つくり上げられた。
現在のものは1557年、ミケランジェロによって完成されたものだ。
かつてここのフランス領事を務めたスタンダールは、暇に任せて「パルム僧院」などを書いたと言われる。
現在の人口5万人、静かでひなびた、愛すべき町と見た。
ここには、日本聖殉教者教会があると聞く。
1862年に建てられたが、第二次世界大戦の爆撃による被害から復活し、1951年から57年にかけて描かれた長谷川路可のフレスコ画がある。
次回この町に来る機会があれば、是非訪れたい。
ローマまでの道路は、立派に整備されている。
ローマ市内の混雑を考慮しても、90分見れば充分のようだ。
この日ローマを訪ねた船客はほぼ半数、残りは船内を楽しむか、チヴィタヴェッキアを歩いた。
私の乗ったローマ行きバスは、フランス語ガイド。
日本語ツアーは値段が高く、情報の質にも疑問があるので、避けたわけだ。
フランス語ガイドの、無駄なく要点をとらえた説明は、素晴らしかった。
説明後、乗客各人の席を回って、各人から個別の質問を受けた親切さにも驚いた。
このバスは、ローマで一日自由行動の客を乗せているので、各自それぞれの質問事項が多い。
バスガイドの質のよさは、どこから生まれるのだろうか。
一つは、客の要求する内容のレベルが高いこと。
一つは、客からの質問の多いこと。
一つは、ガイド同士の競争が烈しいこと。
その後の日本語ツアーも経験したが、ガイドの質は予想通り高くなかった。
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私のバスは16番
立っているのは バスの運転手さん
16番と書いた白いシャモジは ガイドさんの掲げる目印
日本では旗が使われている
その代わりと思えば良い -
バスの車内
立っているのは フランス語ガイドの イタリアお嬢さん
説明には隙がなくて 感心する
このバスの乗客は ローマを一日 フリーに歩こうとする人たちである
私は ローマの休日を楽しもうとしている -
バスの中から写した チヴィタヴェッキアの城門
この城門は海に面している -
この辺りは チヴィタヴェッキアの漁港らしい
遠くに私の乗っている「コスタフォーチュナ」号の煙突が見える
この港に大型船が着岸できるようになったのは 最近らしい -
チヴィタヴェッキアの 山側の城門
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一人一人に質問を聞いて歩く
親切なバスガイド -
ローマに入り
遠くにヴァチカンのサン・ピエトロ寺院の屋根が見えてきた -
サン・ピエトロ寺院のドームは
何時見ても堂々としている -
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もうヴァチカンの領内だろうか
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