エーゲ海クルーズ写真集【13】ポポロ広場からスペイン広場に向かって歩く

2006/03/04 - 2006/03/04

2006年3月4日（土）

サン・ペトロ寺院の前から、巡回観光バスに乗った私が、最初の下車点に選んだのは、ポポロ広場だった。

始めてローマを訪れた1962年春、ポポロという響きの良さに惹かれて、ここを訪問した。
そのときは、うたごえ喫茶時代歌われた「アヴァンティ　ポポロ　…」（民衆よ進もう）という革命歌も、頭のどこかに残っていたのだろう。

ポポロ広場は、北からの旅人が、ローマに入る玄関口だった。
南の明るい陽光に憧れてやってきた、ゲーテやモーツァルトなどは、この門からローマに入ったのだろう。

この辺りは、温かい雰囲気の、商店街である。
それが私が今回、ローマの休日のスタート点に選んだゆえんだった。

私は、街の空気を楽しみながら、スペイン広場に向けて、ゆっくり歩を進める。

エリア ローマ(イタリア)

この辺には
置き引きが多いのだろうか

広くもない歩道に椅子を並べて
楽しそうに食事をしている

ガラス店では
美しい灯具が際立つ

裏町にも
古都の風格が漂う

こんな細い道にも
小さな車で入って来ている

石畳の道だが
屋上に緑が溢れる

裏町の石畳
緑と吸殻の共存

裏町の花屋さん

花屋の店先

いけばなに
レモンが並んでいる

新しい花を見つける

ちょっと座って見たくなる
カフェを見つける

このカフェの奥には
塑像が並んでいる
この店で売っているようだ

こんな塑像もある

カフェ店内のカウンター

カフェの直ぐ隣に
新聞屋が開店している

カフェに座っていると
ミニバスあ通って行く

目の前を人が通り過ぎる
壁も壁掛けの花もローマらしい

壁に壁掛けの影が美しい

隣にやって来た人

エスプレッソも
クロワッサンも
ただものではなかった

今度は観光馬車も通り過ぎて行く

こんな人も
やって来る

ミニバスが
次々に通り過ぎる

カウンターの男は
なかなかハンサムだ

ケーキも
なかなか
いけそうだ

店の前には
泉が湧いている