スペイン５エル・エスコーリアル後

2006/01/02 - 2006/01/09

←◆『聖堂の地下王墓の入口♪』

カルロス?世の時に大航海時代を向え息子フェリペ二世に後を託して退位してサンタンの戦いでフランス軍に大勝利しフェリペ二世が最大勢力を誇りました！父カルロス一世の死後、その墓所としてエル・エスコーリアルが建立されました。その勝利の日の聖人ロレンツォの名から聖ロレンツォ・デ・エルエスコーリアルという風に命名された、という事ですね。幾つかの候補地から、マドリードに近いグアダラマ山脈の麓が選ばれたそうです。

＊＊＊「2006新年スペイン一人旅」＊＊＊

1/2月AF277 成田2155/パリ・ドゴール（翌3日）0435
1/3火AF1000 パリ・ドゴール0715/マドリッド0920
　　マドリードではロスロサスというアウトレットに(笑)
　　　　　　　マドリード泊　☆☆☆☆☆HUSA PRINSEESA　
1/4水2日目は早朝からエル・エスコーリアルへ電車移動
　　世界遺産観光後、電車でアビラに移動しアビラ観光
　　　　　　　　アビラ泊　☆☆☆☆パラドール・アビラ
1/5木３日目は早朝からマドリ経由コルドバへ電車移動
　　　コルドバ観光後、セビリアへ電車移動・・
　　　 　セビリア泊　☆☆☆☆LAS CASAS DE LA JUDERIA
1/6金4日目は朝から雨・・ホテルで寛いでバスでロンダへ
　　　　　　　　ロンダ泊　☆☆☆☆パラドール・ロンダ
1/7土AF2131 マラガ1605→パリＣＤＧ1835
　　5日目はバスでマラガに行き、カテドラルだけ観光
　　　　　 　　　Paris泊　☆☆☆イビス・ロワシー泊
1/8日AF272 パリ・ドゴール1035/成田（翌9日）0650

エリア その他の都市(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス

←◆『地下王墓は、入口から重厚でした♪』

この地下への通路は、かなり重厚でしたよ〜☆

しかも、思ったよりも狭い通路なんですが・・

沢山の観光客が・・ゾロゾロと登ってきました。

なので、彼等が行くまで、少しの間待ってから

この素晴らしい通路を占有して降りてみました。

←◆『王墓の正面にキリスト像がありました♪』

墓所に入ると・・茶褐色の大理石で覆われた
それほど大きくはない八角形になっています。

周囲の壁には・・4段に積まれた棺桶が並び
黄金もふんだんに使われた豪華なモノですが

・・空気は重苦しい、そんな感じがしました。

←◆『天井まで美しい模様が♪』

いや〜、思わず天井までじっくり見ちゃいます。

ここには金銀細工師や彫刻家からオルガン職人
まで、ありとあらゆる職人を1.500人も集めて

「たった21年」で完成されたんだそうですね？

このビッシリ並んだお棺に何が入ってるのか？


そ、それは・・考えないコトにしましょう(笑)

←◆『王墓入口を逆から見ると、こんな感じ♪』

あ・・いかん。私はアビラ行きの列車の関係で
ここでノンビリしているワケにも行かないので

名残惜しかったのですがそろそろ出る事にして

またまた上から、どこかの団体さんのドヤドヤ
降りて来る音を聞きながら・・上に登りました。

←◆『聖堂の地下の入口の横に肖像画が♪』

上まで上がると・・さっき気がつかなかったけど
入口のすぐ横に小さな肖像画が飾られていました。

ん？んん？？誰だろう？

上に戻って・・また順路に従って廻りましたが
この後、しばらくの間「棺桶部屋」が続きます。

大小色々でしたが、一部屋に多くて8つの棺桶が
ズラ〜っと2列になって並べられていました(^_^;

写真がない・・ビデオから落とすしかないか・・

←◆『白く大きなお墓♪』

この部屋は八割をこのケーキが占めてました(笑)

これって、デコレーションケーキに似てません？

これらは全て王族でも庶子らのモノだそーです。


この部屋は凄くインパクトがありましたね〜(^_^;

←◆『白く美しい、２間続きの総会室♪』

おお〜、この部屋も素晴らしかったですよ〜☆

とにかく「白くて美しい空間」だったんですが
天井に美しいフレスコ画が一面に書かれていて

他にも、ティントレットやエル・グレコの絵も
飾られていて・・実に豪華な部屋が続きます！

←◆『とにかく眩ゆかった総会室です♪』

いや〜、とにかく天井も凄いかったし・・

飾られた絵も素敵でしたし、圧倒されます。

ちょうど部屋の真中あたりに像がおかれて

それを見ないとどっちの部屋か解らないよ。

←◆『天井のフレスコ画♪』

ここの天井は・・不思議な凹凸がありました。

そしてその間に規則的に書き込まれた模様も

色のバランスも素晴らしく良く描かれていて

兎に角、重すぎず、軽すぎない感じがします。

いや、少し軽やかに感じますがとても素敵です

←◆『隣に続く部屋への入口です♪』

白く美しい部屋が隣にも続いてるのが

こうして見てみると良く解りますね？

でも・・ずぅ〜と上ばかり見ちゃうよ。

お陰で、段々とクラクラしちゃいます。

←◆『天井と絵画を両方撮りたかった♪』

さて・・この美しい部屋の写真を撮るのに

美しい天井と絵画を両方撮ろうと苦労して

あーでもない、こーでもないとヘンテコな

格好をしながら必死に取ったんですけど〜

←◆『石組みの屋根の部屋が♪』

白い部屋の先に行くと、今度は岩肌の部屋

しかも壁に直接書かれた絵がありました！

これは、これで・・「味」がありますが、

やはり「白い総会室」には勝てませんね？

←◆『大階段の素晴らしい天井画♪』

そろそろ最終コーナーだろうなと思っていたら・・

ひ、ひぇええーー！
なんぢゃ〜こりゃーーー！！

この大階段を見て叫んでしまったよー(￣◇￣;)

写真で見ていたが・・あまりの衝撃でした！
これだけでも、見る価値がありますって！！

ホントに上から後光が射しているかの様です♪
※フレスコ画はルカ・ジョルダーノの作品です

←◆『この大階段を登りたかった♪』

この角度で見ると「大階段」だと解りますね？

この上に昇って見たかったけど・・時間がナイ

無駄に時間を浪費したつもりもないのに・・
余りに広くて時間がかかるんですよね〜(汗)

だから上に昇る事は最初から諦めたんですが
ホントは上に行けたんだろうか・・不明です。

←◆『聖堂の入口には生誕のオブジェが♪』

最後の聖堂に向います。入口に「生誕のオブジェ」が飾られていて、大抵の教会や広場にもイエスの生誕にまつわる一場面を表現したオブジェが飾られています。

←◆『聖堂の入口には生誕のオブジェが♪』

この入口はスペースがあり大きなオブジェも置けますが、ここには小さなミニチュアセットが、村の風景のように作られていて、カタカタと動く部分もあって可愛かった

←◆『正面には壮大な祭壇が♪』

聖堂の正面を入ると・・
壮大な祭壇が見えました。

いや〜天井は高いし・・
とにかくメチャメチャ広いです！

ここはバチカンを模して作られたそうで
天井の天蓋は90ｍもあるらしいですよ〜

←◆『聖堂の入口には生誕のオブジェが♪』

入口を入って、すぐ後を振り返ると・・

今、私が入ってきた入口が見えるんですが、

その上の部分にも・・素晴らしい天井画が！

このフレスコ画もルカ・ジョルダーノ作とか


・・またまた、クラクラしてきちゃうよ(笑)

←◆『正面の祭壇に近づくと・・♪』

正面の祭壇は沢山の絵と、金箔の貼られた像が大理石の列柱に挟まれ「劇場風に見える絵」ですが、このエル・エスコーリアルの正式な名前にもなった

サン・ロレンツォの由来の聖人ラウレンティウスはローマ皇帝の迫害により火あぶりに処されたそうで、そのラウレンティウスを描いた祭壇画との事ですよ

←◆『正面の祭壇に近づくと・・♪』

おっ、こんな所にも・・

イエスの生誕を祝うオブジェ発見！

←◆『ルカ・ジョルダーノの天井画♪』

ではでは皆さん、ルカ・ジョルダーノの天井画を

じっくり、たっぷり堪能して下さいませ♪ませ♪

総会室の２間の白い部屋と大階段の天井画と

そしてここと・・この３つだけ見ただけでも充分

「入場料の元は取った」と思う位に素晴らしい！

←◆『エル・エスコーリアルの駅にて♪』

そして予定通り、３時間で見学を終了した私は
荷物置場から荷物を出し、ゴロゴロ転がしつつ
バスで再び駅に戻ると、アビラに向いました〜