中東縦断　シリア編～気ままに寄り道～

2005/08/21 - 2005/09/10

旅行８日目。
ちょっと喉が痛い。車の排気ガスのせいかなー。


■８月２９日出費■
昼食　35SP
軽食・水　85SP
バス（アレッポ→ホムス）85SP
バス（ホムス→ハマ）20SP
バス（ハマ→ホムス）20SP
バス（ホムス→パルミラ）100SP
タクシー　1$
歯磨きセット　85SP
トイレ　10SP
宿　250SP

合計　690SP
換算　1,725円
総計　86,118円


■宿情報■
宿：サンホテル
かなり綺麗。
トイレ良く流れた。
シャワーのお湯出にくかった。
インターネット設備あり。
従業員がすごく親切。
国際電話可能。
パルミラ泊まるなら絶対ここがお勧め！

エリア ハマ(シリア)

６時起床で７時にチェックアウト。ロビーで寝ていた従業員を起こすのも悪いから、お金と置手紙を部屋に置いて退散。つーか声かけたけど起きる気配がなかった。売店で軽食を買ってバスに乗り込みホムスへ。２階建てバスで冷房も効いていたから快適。

２時間程で到着し、atsuuuさんとはここでお別れ。そして俺はパルミラへ乗り継ぎ…するはずだったけど、atsuuuさんの話を聞いてるうちにハマに行きたいなーなんて。まぁそんな気持ちになったら行くしかないよね。てことで３０分バスに揺られてハマへ。位置的にアレッポ、ハマ、ホムスと順に南下しているから、アレッポから直接ハマへ行くのが普通の方法。

ハマでは時計塔を拠点に町を散策。とりあえず有名な水車を目指して歩き出す。店の人がフレンドリーに話しかけてくれたり、小さい子がずっと後ろをついてきたり、シリア人ってすごく人懐っこい（男限定）。途中トラックの陰で休憩していたガテン系の兄ちゃん達に手招きされて、やかんに入っていたチャイをご馳走になった。チャイは旅行中に何度も飲んだけど、シリア・ヨルダンのチャイはめっっっっっちゃくちゃ甘くて初めて飲んだときは衝撃的だった。でも意外にそれが病みつきになったりする。

水車に向かう道中、俺と同い年で学校の先生をしているシリア人に出会った。道を尋ねただけなのに「今日は丁度学校が休みだから町を案内してあげるよ」とフレンドリーな対応をしてくれた。ガイド料という単語が頭をよぎったけど、話しかけたのは俺だしせっかくだから案内してもらった。

予想以上に大きな水車。近くに寄ると水しぶきが飛んできてちょっと涼しげ。結構見ごたえあると思うんだけど、観光客は誰１人いなかったなぁ。

水車の骨組みは点対称だけど、綺麗な対象性はないんだね。普通の人はそんなことどうでもいいのかもしれないけど、エセ理系学生としては気になるところ。

近辺を歩いてる途中に１０個ほど水車を見かけた。「風車といえばオランダ」と考える人は多くても、「水車といえばシリア」って考える人は少ないだろうな。実際俺もハマにくるまで知らなかったし。

アレッポ・ダマスカスと比較してハマはとてものんびりとした町だった。走る車も比較的少ないし、公園で気持ち良さそうに日向ぼっこする人も多かったし。ただそんな中気になったのは、男のカップルが非常に多いこと。宗教上の理由から女性があまり外出しないのは知ってるけど、なんで男はグループじゃなくてカップルなんだろう。気になる…。

見晴らしの良い公園から町を撮影（その１）。

見晴らしの良い公園から町を撮影（その２）。中東地域にしては珍しく緑が多い。

２人で１時間程散歩した後、安くて美味しい食堂教えて！という要望を出したら快く案内してくれた。

いつもこれ食べたい！って指差して注文してるから、当然のごとく料理名は不明。中にポテトとかトマトとか色々入ってて美味しかった。

お金の支払いを済ませてると、店員から「これやってみろ！」って言われて仕方なく（ノリノリで）肉を削ぎ落としてみた。いつの間にか人だかりができてたけど、皆楽しそうだったから何より。後ろの店員がちゃっかりポーズ取ってるとは露知らず。

水車を見て、親切な人に町を案内して貰って、美味しいもの食べて、３〜４時間ぐらいしかハマには滞在しなかったけど来て良かったと心から思った。

砂漠にある道を走ること数時間、パルミラに到着。しつこいタクシーの勧誘に負けてタクシーでサンホテルまで。だって疲れてたんだもん…。

写真はサンホテルのロビー。

シングル部屋利用。だってゆっくり休みたかったんだもん…。

水回りはこんな感じ。この旅で一番ここが綺麗だったかな。