2005/08/21 - 2005/09/10
41位(同エリア74件中)
けーすけさん
旅行7日目。
バックパックが手元を離れてしまった不安と、中東に足を踏み入れる不安で、気持ちが少し落ち込んでいた。
■シリアへ入国する際の所持品■
・ナップザック
・パスポート・現金・T/C・航空券
・デジカメ(充電器なし)
・地球の歩き方×2
トルコ版、シリア・ヨルダン・レバノン版。これから行くエジプト版が…。
・ミニタオル、セーム(スイマーご用達)
・うちわ
・目覚まし時計
・タバコ&ライター(現地の人に勧める用)
・英会話ブック
・虫除けスプレー
・ポケットティッシュ×2
・身に着けてる衣類
タンクトップ、ポロシャツ、短パン、下着、それぞれ一枚
書き出すと結構持ってるように錯覚するけど、実際のナップザックはスカスカだった。まぁ貴重品は全部手元にあったのが救い。
■8月28日出費■
夜飯 150SP
軽食・水 100SP
アレッポ城入場 10SP
公衆電話 4.8YTL
トイレ 0.5YTL
充電器 50$
メモリカード 20$
衣類 200SP
石鹸(お土産)1$
宿 225SP
合計 5.3YTL 71$ 685SP
換算 10,327円(1SP≒2.5円)
総計 84,393円
■宿情報■
宿:スプリングフラワーホステル
全体的にそこそこ綺麗。
トイレ少し流れにくい。
シャワー温水でた。
インターネット設備あり。
情報ノートあり。
共同トイレ・シャワーは一個しかない。(ルーフドミ用)
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目を覚ますと海沿いの道を走行していた。満席だったバスもいつの間にかまばらに。9時頃アンタクヤのオトガルへ到着。急いでオフィスへ駆け込んで荷物があるかどうかチェック!…はい、無い。別の会社のバスに積んでしまってたのかなぁ。それとも誰かが間違えて持っていったとか。事情を説明すると少し離れたバス車庫まで連れて行ってくれて、荷物が残ったままになっていないか確認させてくれた。でもやっぱり見当たらない。色々連絡を取ってくれてたみたいだけど、「どこにあるか分からない」だそうで。まぁ明らかに俺のせいだし文句も言えないわ。
ここで一つ決断を迫られる。荷物を諦めて次のバスでシリアに向かうか、アンタクヤに留まって荷物が見つかるのを待つか。失くした持ち物でこれがないと困るなぁってものは、エジプトガイドブックとデジカメ充電器。悩んだ末に、エジプトの情報は出会った人にメモらせてもらって、デジカメはケチケチ使おうと決定。見つかるかどうかも分からない物のために、時間を無駄に使うわけにはいかないもんね。イスタンブールの代理店には連絡を取って、もし見つかったら日本に送って下さいとだけ頼んで荷物は諦めることにした。
ってことでシリア突入!国境越えは乗務員さんがほとんど付いて周ってくれたから問題なく終了。 -
同じバスで入国した韓国人のクッキーさんと泊まる予定の宿が同じだったから、一緒に宿を探し歩いた。アレッポは車の交通量が多くて道を渡るのは至難の技だから、現地の人にくっついて渡るのがお勧め。
写真は宿の入り口。この宿は場所も入り口も分かりにくかった。 -
値段が安いルーフドミトリー。もちろんルーフに泊まる予定だったけど、クッキーさんに誘われてシングルをシェアすることにした。ディスカウントは絶対しないと言い張ってる従業員相手に、最終的に譲歩させた彼女はとても頼もしかった。
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チェックインを済ませた直後に宿へやって来たatsuuuさん(お気に入り参照)と3人で、アレッポの町を散策。
地元の人で賑っていたスーク。 -
ここのスークは今回の旅で一番のお気に入り。時間があればもっとゆっくりと滞在したかったなぁ。
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…腸?売っているのは牛、鶏、羊の肉だけかと思いきや、ラクダの肉も売っていた。
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これはピザで良いのかな。快く試食させてくれた。
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アレッポの名産品の石鹸。ユニークな形をしたものが多かった。
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これも石鹸。上の白い紙にアラビア数字で値段が書いてあって、これは60SP。数字だけ事前に覚えた方が役に立つよ。まぁ左の青い看板は解読不能なわけだけど。
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アレッポ城。観光料金は本来150SPなんだけど、学割が使えて10SPまで下がった。驚異的な割引。
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長い歴史の中であらゆる侵攻を耐え凌いできた、その壮大な城門は今も変わらない。
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城壁の中を散策。復旧作業している人が多かった。
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城門とは対照的に退廃してしまっている内部。町が見渡せる位置まで登ったところで一休憩。このとき丁度アザーンの時間になったようで、360度あらゆる方向から大音量で聞こえてきた。その異様な雰囲気に思わず笑ってしまう。
ちなみにアザーンは「アッラーは偉大なり」「礼拝へ来たれ」とかそんな内容で、礼拝を促すために一日5回モスクから流れてくる。トルコで初めて聞いたときは何だこれ!?って1人でキョドってた。 -
城から見たアレッポの町。何か味気ない。
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この部屋だけやたら保管状態が良かった。何の部屋だったんだろう。
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再びスークの中を通り大モスクへ。でも何故か今日は中に入れず…。大モスクの前にあったジュース屋。巨峰?木苺?原材料は良くわからなかったけど美味しかった。コップ一杯で15SP。
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今はもう使われていない学校があって、小さな博物館になっていた。入場は無料。「ここへ来た記念に書き込みしてくれ」って言われて名簿のようなものにサイン。あれ…日本人初の書き込み!係員の人と記念撮影。
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スークではたくさんの人に声を掛けられた。
「ジャッキーチェン!!」
日本人関係ないよねそれ。
「イートーマキマキ♪」(振り付けあり)
古いなおい。
「タンタンタヌキの金○は〜♪」
懐かしい童謡かと思いきや下ネタ。何教えてんだよ…。
写真は突然「撮ってくれー」って頼まれて撮影したもの。 -
宿近くの食堂で夕食。チキン丸々来ても食いきれないから。肉とポテトがやたらモサモサしてて喉が渇く…。
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ジュース屋さん。作りたてのミックスジュース滅茶苦茶うめー!
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カフェでデザートのゼリー。イチゴ味だと思って選んだんだけど、中にあるのはバナナっぽかった。
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ゼリー食べてると後ろの席に座っていた人が「俺を撮ってくれ!」って。皆写真好きだなぁ。撮った写真を見せてあげると、とても満足そうに笑ってくれた。
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シャツ1枚と短パン(部屋着兼水着)を買って宿へ戻る最中、ふとショーケースにデジカメが並んでいる店を見つけた。もしかしたら充電器あるかも…大して期待もせず入店。バッテリーを見せて、これに対応するものはあるかって聞いたら「もちろん」と即答。念には念を、一応充電できるか試しに借りてみる。ちなみにこの時『充電器を試したい』っていうためのtestの単語が全く出てこなかった。俺の英語力なんてそんなもん。5分ぐらい経ってバッテリー計測したら確かに充電されてる。うおっしゃーーーーー!!!嬉しくて一気にテンションあがった。あと失くしたCDRの代わりにメモリーカードも購入。クッションカバーがないとディスクを保管する自信がなかったから仕方なくね。高い出費だったけど、元気出たから良しとしよう。
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宿に戻ってロビーでくつろぎタイム。オーナーに日本のタバコあげたり、情報ノート読んだり、従業員の人に日本語を教えたり。数字を教えて欲しいと言われて「1、2、3」を教えたんだけど、どうも「ち」の発音が難しいみたいで「1」に苦戦していた。
深夜0時ぐらいに寝る準備。明日俺はatsuuuさんと一緒にバスでホムスへ。クッキーさんも早朝に電車で別の場所へ移動するらしい。お互い朝早いから無駄話を早々に切り上げて、目覚ましを6時にセットして就寝。初めて「Good night!」というフレーズを使った。
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