1986/01/01 - 1986/01/13
6623位(同エリア7013件中)
アーマさん
「さあ、いよいよローマです!」嬉しそうなガイド氏。ローマが好きで好きで、という感じ。市内に入ったら、道路が急に混み出した。
バチカン美術館入り口の近くでバスは止まった。市内観光には入ってないとかで、「矢印の通り進めば、迷わず出て来れます。」与えられた時間は1時間、それぞれが自由に美術品の詰まった部屋部屋を見て回る。圧巻はやはりミケランジェロの「最後の審判」、礼拝堂の壁面いっぱいに描かれていて、迫力がある。さすがにここには人が一杯。長椅子に腰を下ろして少し休んだ。
1時間後、バスはローマの中心街に入っていく。古い建物が並んでいるけど、パリとはずいぶん雰囲気が違う。古いもの、新しいものがごちゃごちゃと同居している感じ。
日本食レストランに案内される。「いらっしゃいませ」メニューは幕の内弁当。久しぶりのご飯、みんなお代わりをした。デザートは大きなぽんかん、葉っぱ1枚付き。「すみません、取り替えて下さい・・」こもちゃんのに、虫が入っていた。緑色の、地中海ミバエの幼虫か。こんなの、日本に持ち帰ったら大変。
バスにて、トレビの泉へ。雨もあがったみたい。コインを後ろ向きに投げ入れる。また来れますように・・。
サンタマリア・コスメディアン教会。「真実の口」に、みんなかわるがわる手を突っ込む。りん君のパパが、手を入れたとたんに「いてて、いてて・・・」と迫真の演技。りん君はびっくり。パパが慌てて、ほら、大丈夫だからといくらなだめても、ギャーギャー泣いて、とうとう入れようとしなかった。
ホテルにチェックイン、夕食は外のレストランに歩いて向かう。人がいっぱいのテルミニ駅。その構内を突っ切って、細い路地を入ったところにレストランはあった。
「ヴォナセラ」「コンバンワ」ウェイター達がにこにこと出迎える。今夜は久しぶりにフルコース・ディナー。まだあまり食べられないので、料理が半分以上残っている、私のお皿を片付けに来たウェイターが、ジロッと私を見て徳田さんに何か言った。「美味しくないのかって心配していますよ。」慌てて、次からはお皿を返す時ににっこりして、「ゴメンネ・・」
エスプレッソ・コーヒーを飲みながら、みんなでわいわいやってると、ウェイターの一人が、ツァーのメンバーの若い男の子が持っている腕時計に目を留めて、「オ〜、××!」と、羨ましそうに言った。
「え、これ?」彼が外して見せると、自分の腕につけて、大騒ぎ。「How much?」はじめ冗談だと思ってた値段の交渉、しまいには本気になっちゃって、持ち主の彼、苦笑しながら「こんなの、ほんとに欲しいの?安物ですよー、ただ、市販されてないことは確かなんだけど。」ステレオ買ったら、サービスに貰ったって。とうとう50ドルかそこらで決着。「すごいー、儲かったじゃないの!」徳田さんも加わって、「これ、どう?取替えっこしない?」みんな大笑い。K氏も立ち上がって、「僕も何かと思ったけど何もないので、うちの息子じゃだめですかぁ?」りん君がギャーっと泣いてパパにすがりついた。
「そろそろお開きにしましょう、Kさん、しめてくださいよ。」全員立ち上がってイヨーッ、チャッチャッチャッ、何事かと集まってきたウェイター達も一緒になって、もう一度。
ローマの夜は、賑やかに更けていく。明日は最後の日、一日フリー。
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