1983/05/29 - 1983/06/07
2842位(同エリア2956件中)
アーマさん
6月4日
6時にモーニング・コール。昨日さすがに食べ過ぎで、コーヒーだけにする。バスは北を目指して出発。「実は、一人入院された方がいまして・・」佐々木さんの話。えーっ、誰だろう。「ニナ・リッチのサングラス買ってた人だって」「ああ、あの変った人?」仲間たちの会話。でも私にはどの人だったのか分からなかった。なんでも精神異常のためだとか。同室だった人は、旅行説明会で知り合った程度らしく、大変な目に遭ったようだ。女性添乗員が病院で付き添っているとのことだった。強制送還?
果てしなく広がる緑地帯。やがて、国境。入国の際、持ち込みの現金額のチェックがなかったので、現金没収される恐れあり。「一応、10万円以上お持ちの方は、隠してください。腹帯はだめです、日本人の腹帯は知られていますから。」みんな慌ててごそごそ。バスが止まった。「皆さん・・・隠しましたか?」何が始まるのか、身を乗り出して待った。でも、取調べはなかった。たまに実行される程度とか。ちょっと安心したような、がっかりしたような・・。
バスは走り出した。ここはベルギー。でも、景色はほとんど変らない田園地帯。やがてブリュッセル。美しい町、でもパリとは雰囲気が違う。古い町並み、教会、公園・・。バスは無常にもスピードを緩めない。肩すかしを食らったような気がした。えー、止めてくれないの?ようやく止まったのは有名な広場、グラン・パレス。太陽の光を浴びて輝く建物、広場の真ん中には花屋さん。わずかな自由時間の中、ベルギー・レースを見たくて、店を捜す。ショーウィンドウの中を覗いてため息。ふと民族衣装の可愛いい人形に目が留まる。ドルでも買えると聞いて、飛び上がって喜んだ。思いがけない、ベルギーの土産。
バスでお昼のレストランへ。メニューは白アスパラのスープ、スライス・ビーフのインゲン豆添え、マッシュポテトのコロッケ、アイスクリーム。飲み物代のお釣りにベルギー・フランのコインが返ってきたけど、今日はこれからオランダなので、絵葉書でも買うことにする。ベルギー、もうお別れ。本当はブルージェに行きたくて、このツァー選んだのに、直前でコースが変更になったのだ。残念。バスはブリュッセルを後にする。
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